
高齢化が進むと、介護を必要とする人も増えてきます。社会保障制度の充実を図るなど、国も対策を進めていますが、まだまだ家族に介護の負担が積み重なることが多く、その結果、高齢者を虐待するという問題が起きています。
殴る、蹴る、縛るなどの肉体的な暴力を加えるばかりではなく、言葉や態度で精神的な苦痛を与えたり、食事を与えない、世話をしないなどの虐待が起きています。
また、家族が無断で不動産や貯金の名義を変えたり、財産をだましとるなどの問題も起きています。
「老い」に対して「暗い」「きたない」などというイメージをもっていないでしょうか?そのような意識が、高齢者に対する差別を生む原因になります。高齢者が安心して生きていける社会は、すべての人たちにとっても幸せな社会なのです。
日本は、平均寿命の伸びや、少子化の傾向にともない、高齢化が急速に進んでいます。子育てが終わったり、仕事をやめたあとも長生きする人が増えて、いかに生きがいをもって暮らしていくかが課題となっています。
豊かな気持ちで幸せになりたいのは、年齢に関係なくだれもが抱く気持ちです。しかし、、「いい年をして」「もう年なんだから引退したら」といった、年齢だけを理由に社会参加を妨げることは、人権侵害になります。若いころに比べるとからだの機能も衰え、不可能なことも出てきますが、社会貢献をしたい、働きたいという高齢者はたくさんいます。高齢者も社会を構成するメンバーです。それぞれの個性や能力が尊重され、高齢者が自立して生きることができる社会を実現することが求められています。
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