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白地に赤い縁取りの花で品質の優れたスプレーカーネーション「カーネ愛知3号」を開発しました

[2007年12月19日]
平成19年12月18日(火)記者発表

白地に赤い縁取りの花で品質の優れたスプレーカーネーション「カーネ愛知3号」を開発しました 

新品種でカーネーション産地の活性化をめざします

 カーネーションは、母の日のプレゼントやフラワーアレンジメントの素材として、なくてはならない代表的な切り花です。
 しかし、近年はコロンビアや中国など、生産コストの安い国々からの輸入が増加し、市場価格は低迷しています。一方で、消費者からは、花の色や形など多様なニーズが生産者に寄せられています。
 このたび、県農業総合試験場は、花色が美しく、切り花秀品率※も高いスプレーカーネーションの新品種「カーネ愛知3号」を開発しました。
 消費者に好まれる新品種として、県内産地への普及が期待されます。

 ※切り花秀品率とは、収穫される切り花のうち、茎に曲がりがなく、1茎あたりの輪数も5輪以上ある、優れた品質の切り花の割合です。

開発の経緯
 農業総合試験場では、花の色や形に特色があり、生産性の高い品種を開発するため、平成13年に125の組み合わせによる交配を行いました。翌年から4回の選抜を繰り返し、産地での試験栽培を経て平成19年3月開発を完了しました。
    なお、本品種は、本日(12月18日)付けで、種苗法に基づく品種登録申請を行いました。
新品種の特徴
  1. 花色は、消費者に好まれ普及性の高い、白地に赤の縁取りです。
  2. 切り花の本数は従来品種と比べほぼ同等ですが、茎には十分な強度があり、伸びが良いため、切り花秀品率が90%以上と従来品種(70~80%)に比べ高く、農家の所得向上が期待できます。
関連説明
  1.  スプレーカーネーションとは、1茎に5~6輪の花を咲かせるタイプのカーネーションです。フラワーアレンジメント、贈答用の花束等によく利用されます。
  2.  本県のカーネーション生産は、年間出荷本数6,450万本、産出額27億8千万円で、そのうち約50%がスプレーカーネーションです。平成18年度の産出額は全国第2位で、主な産地は、一色町、吉良町、知多市、田原市などです。
  3.  本品種は、県花き温室園芸組合連合会カーネーション部会・育種クラブの協力を得て、産地での試験栽培を行いました。

 

 開発したスプレーカーネーション新品種「カーネ愛知3号」の全体

開発したスプレーカーネーション新品種「カーネ愛知3号」の全体

「カーネ愛知3号」の花部

「カーネ愛知3号」の花部

お問い合わせ

愛知県農業総合試験場
園芸研究部花きグループ
担当 二村・大石
電話 0561-62-0085(内線541)


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