
平成21年5月29日(金曜日)発表
現代美術作品の展示や舞台芸術の公演によって、世界の最先端の動向を紹介するあいちトリエンナーレ2010(開催期間:平成22年8月21日(土)~10月31日(日))に参加するアーティスト等を追加発表します。
次の5組のアーティストの参加が追加決定しました。現在12組の決定です。
なお、最終的なアーティストは70人程度を目標とし、トリエンナーレ開催1年前となる今年の8月に全体の50%、今年度末には全てのアーティストを決定する予定です。蔡國強(Cai Guo Qiang)
1957年中華人民共和国福建省泉州市生まれ。ニューヨーク在住。彼は一貫して火薬を用いた作品制作(火薬の爆発による絵画制作やパフォーマンス)を行うほか、中国文化に由来する物を使ったインスタレーションを多く手がけている。1986年から1995年まで日本に滞在し、名古屋も含めた全国各地で展覧会を行う。2007年に第7回ヒロシマ賞を受賞。 2008年北京オリンピックのビジュアル・ディレクター(芸術監督)として開幕式のスペクタクルな花火の演出を手がけたことでも有名。なお、今回のトリエンナーレでは、巨大な和紙を使用した「火薬絵画」を発表する予定。

【写真】
Wind Shadow
2006
Courtesy of Cai Studio
三沢厚彦+豊嶋秀樹(Atushiko Misawa + Hideki Toyoshima)
三沢厚彦は1961年京都生まれ。楠の丸太から削り出された実物大の動物「ANIMALS」のシリーズを発表。弱冠40 歳で第20回平櫛田中賞を受賞する。一方の豊嶋秀樹は1971年大阪生まれ。高校卒業後、1991年サンフランシスコ・アート・インスティテュート卒業。2001年チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン修了。その後、生活空間のデザインを手がける「グラフ」を設立。グラフの運営するギャラリースペースgraf media gmの企画運営担当を担当する。奈良美智+グラフのプロジェクトA to Zの中心人物だったことで広く知られる。

【写真】
愛知芸術文化センターでの展示
2009
Cerith Wyn Evans(ケリス・ウィン・エヴァンス)
1958年イギリス生まれ、ロンドンに在住。セントマーチンズ美術大学とロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学んだあと、デレク・ジャーマンのアシスタントを務め1980年代の彼の実験的映像作品を手がけた。ヴェネツィア・ビエンナーレ(1995年、2003年)を始め、第9回イスタンブール・ビエンナーレ(2005年)、ドクメンタ11(2002年)などに参加し、高い評価を得ている。光と文字、しばしば音を用いたエレガントな作品を発表する。

【写真】
299792458 m/s
2004
Courtesy of Cerith Wyn Evans and Jay Jopling / White Cube, London
Tom Friedman(トム・フリードマン)
1965年 アメリカ、ミズーリ州セントルイス生まれ、マサチューセッツ州在住。グッゲンハイム美術館をはじめ、欧米の主要美術館で個展を開催している。
バブルガム、トイレットペーパー、つまようじ、ストロー…これらの日常のありふれたモノを、フリードマンは予想もできなかったような、美しい作品に変身させて、新しい彫刻を作り出した作家の一人。

【写真】
Green Demon
2008 Courtesy of Tomio Koyama Gallery Kyoto
Gelitin(ジェラティン)
オーストリア、ウィーンで活動するアーティスト集団。4人の作家(アリ・ヤンカ、フローリアン・ライター、トビアス・ウルバン、ウォルフガング・ガントナー)から成るユニット。1978年に参加したサマーキャンプで初めて出会い、共同で作品を制作。1993年から、美術史に基づきつつも奇想天外な作品を発表して、常に話題を提供し続けるユニット。

【写真】
Klunck buddism
2009
Courtesy of Tomio Koyama Gallery Kyoto
| アーティスト名 | 活動拠点 |
|---|---|
| 草間彌生 | 日本 |
| 渡辺英司 | 日本 |
| 西野 達 | ドイツ |
| 島袋道浩 | ドイツ |
| ヤン・フードン | 中国 |
| ホアン・スー・チェ | アメリカ |
| ダビデ・リヴァルタ | イタリア |
指揮者が決定しました。また、予定していた演出の金森穣がスケジュールの都合に
より粟國淳に変更になりました。公演日 | 平成22年9月18日(土)、20日(月・祝) 〔2公演〕 |
|---|---|
演目等 | オッフェンバック作曲「ホフマン物語」(全5幕、仏語、1881年初演) 指揮:アッシャー・フィッシュ 演出:粟國 淳 |
会 場 | 愛知県芸術劇場大ホール |
<指揮者紹介>
世界の主要オペラハウスで活躍するオペラ指揮者。作曲家オッフェンバックには造詣も深く、「ホフマン物語」の日本での上演に強い意欲を見せている。アッシャー・フィッシュ(Asher Fisch)
1958年イスラエル生まれ。イスラエル・オペラの音楽監督、シアトル・オペラ首席客演指揮者。ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フォルクスオーパー、ベルリン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、メトロポリタン歌劇場など世界の主要オペラハウスを始め、各国のオペラハウスで指揮。そのレパートリーは多岐にわたるが、特にワーグナーに定評があり、「ニーベルングの指環」を高品質で録音したCDも高い評価を受けている。ウィーン・フォルクスオーパーでは、2000年まで音楽監督を務め、オペラ指揮者としてゆるぎない評価を受ける。現在音楽監督を務めているイスラエル・オペラでは新作の上演にも力を注いでいる。バレンボイムの愛弟子で、優れたピアニストでもある。

<演出家紹介>
国内外で活躍するイタリア育ちの若手オペラ演出家。作品の文化的背景を理解したうえでの斬新な演出が高く評価されている。
粟國 淳(あぐに じゅん)
1967年東京生まれ。70年に父・粟國安彦のオペラ研鑽に同行するためローマに渡る。サンタ・チェチーリア音楽院でヴァイオリンと指揮法を修める。94年愛知県文化振興事業団が単独招聘したローマ歌劇場公演に日本側スタッフとして参加したのを機に、イタリア各地でキャリアを開始。97年「愛の妙薬」で演出デビュー。以後、新国立劇場、愛知県文化振興事業団、東京二期会など国内主要ホール・団体のオペラを演出。2003年にはヴェルディ歌劇場「アンドレア・シェニエ」でイタリア演出デビュー。国内での主な作品として、2001年「イル・カンピエッロ」、02年「セヴィリアの理髪師」03年・06年「ラ・ボエーム」、04年「外套」、05年「おさん」、07年「仮面舞踏会」、09年「オルランド」「トゥーランドット」。作品の解釈において評価が高く、日本の若手オペラ演出家の筆頭としてその活躍を広げている。

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