
豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業について、本年の環境調査において、事業区域内及びその周辺で希少なサギ類である「ミゾゴイ」の営巣を確認しましたので、猛禽類の営巣状況とともにお知らせします。
ミゾゴイの営巣を確認したことから、引き続き来年も、猛禽類とともに、ミゾゴイの調査を実施します。
また、本年4月に設置した自然環境保全技術検討会(座長:芹沢俊介 愛知教育大学教授)の第2回検討会を10月7日に開催しますので、併せてお知らせします。
その検討会には、ミゾゴイの生態に詳しい専門家(独立行政法人森林総合研究所 川上和人主任研究員)に加わっていただき、ミゾゴイの保全対策についての検討も行っていきます。
ア 調査期間
本年4月から8月まで
イ 調査範囲
事業区域内及びその周辺の約2,000ha(別添図参照)
ウ 営巣状況
確認されたミゾゴイの営巣状況は、次表のとおりです。(別添写真参照)
| 種 名 | 事業区域内 | 事業区域外 |
|---|---|---|
| ミゾゴイ | 2箇所 | 1箇所 |
※ 具体的な営巣地点については、希少種保護の観点から示していません。
このうち、事業区域内の1箇所については、幼鳥3羽の巣立ちを確認しましたが、事業区域内の1箇所では繁殖途中で営巣放棄し、事業区域外の1箇所では大雨により落巣しました。
ア 調査期間
本年2月から8月まで
イ 調査範囲
事業区域内及びその周辺の約7,000ha(別添図参照)
ウ 営巣状況
希少な猛禽類であるサシバ、ハチクマ及びオオタカの営巣状況は、次表のとおりです。
| 種 名 | 事業区域内 | 事業区域外 |
|---|---|---|
| サ シ バ | 3箇所 | 15箇所 |
| ハチクマ | なし | 8箇所 |
| オオタカ | なし | 3箇所 |
種 名 | 平成19年 | 平成20年 | ||
|---|---|---|---|---|
事業区域内 | 事業区域外 | 事業区域内 | 事業区域外 | |
サ シ バ | 3箇所 | 1箇所 | 2箇所 | 11箇所 |
ハチクマ | なし | 6つがい程度 | 1箇所 | 6箇所 |
オオタカ | なし | 1箇所 | なし | 2箇所 |
本年においては、ミゾゴイ及びサシバ等猛禽類の営巣場所を中心にして、引き続き営巣環境や餌場環境などの調査を実施しながら、その繁殖状況を解析していきます。
また、来年においても引き続き調査を実施していく予定です。
なお、サシバ等猛禽類の保全対策については、本年4月17日に設置した「自然環境保全技術検討会」の中で検討しているところですが、ミゾゴイの営巣を確認したことから、同検討会にミゾゴイの生態に詳しい独立行政法人森林総合研究所の川上和人主任研究員に加わっていただき、ミゾゴイの保全対策も検討していきます。
(1) 日時
平成21年10月7日(水) 午後1時30分から午後4時まで
(2) 場所
愛知県産業労働センター ウインクあいち 10階 1003会議室
(名古屋市中村区名駅4丁目4番38号)
(3) 検討会の構成員
| 氏 名 | 所属等 | 備 考 |
|---|---|---|
| 川上 和人 | 独立行政法人森林総合研究所主任研究員 | 第2回から参加 |
| 洲崎 燈子 | 豊田市矢作川研究所主任研究員 | |
| 鷲見 哲也 | 大同大学准教授 | |
| 芹沢 俊介 | 愛知教育大学教授 | 座長 |
| 谷口 義則 | 名城大学准教授 | |
| 林 冨造 | 豊田森林組合常務理事 | |
| 柳澤 紀夫 | 財団法人日本鳥類保護連盟理事 |
※ 氏名は五十音順
(4) その他
ア 会議は希少種に関する情報等もあることから非公開としますが、内容は後日、会議録として取りまとめ、公開させていただきます。
イ 会議の冒頭に頭撮りの時間を設けさせていただきます。なお、新委員ご紹介後にご退席をお願いします。
ウ 会議終了後、芹沢座長が以下のとおり、ブリーフィングを行います。
(ア) 時間
午後4時30分から(検討会の終了が予定時刻より遅れた場合、検討会終了の約30分後から開始します。)
(イ) 場所
愛知県産業労働センター ウインクあいち 10階 1006会議室
(名古屋市中村区名駅4丁目4番38号)
資料
(参考)ミゾゴイ及び猛禽類の生態等(出典:「レッドデータブックあいち2009」など)
ミゾゴイの営巣状況の写真です
ミゾゴイ及び猛禽類の調査範囲図です。
Copyright © 2007-2012, Aichi Prefecture. All rights reserved.