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更年期障害

ページID:0030081 掲載日:2010年2月22日更新 印刷ページ表示

更年期障害

更年期障害とは

 更年期とは、卵巣のはたらきが衰え、停止するまでの期間のことをいい、閉経をはさんだ前後の約10年間のことを指します。

 卵巣の働きは、閉経の5年くらい前から低下し始め、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が減少します。こうした急激なホルモンバランスの変化により、身体的あるいは精神的に様々な症状があらわれます。

 このような症状には個人差があり、何も感じない人もいれば、生活に支障がでるほどひどい症状があらわれる人もいます。

 また、更年期といわれる時期には、子どもの受験、親の介護など、社会的・家庭的環境の変化なども訪れ、様々なストレスにより、症状に影響を及ぼすことがあります。

主な症状

 更年期障害は個人差も大きく、症状も時間とともに変化することが多いですが、主な症状しては、ほてり、のぼせ、動悸、発汗、しびれ、頭痛、腰痛、肩こり、めまいなどがあげられます。

主な治療方法

 更年期障害の主な治療としては、ホルモン補充療法があります。これは、体に不足しているホルモンを直接補い、更年期障害を原因から治療する方法です。

 他には、あらわれた症状を押さえるための薬を用いたり、自立神経薬や漢方薬等を用い症状を和らげたりします。

 また、更年期の女性は、社会的・家庭的環境の変化により悩みやストレスを抱えがちであり、症状に悪影響を及ぼすことがあります。こうした心因的要因に対して、カウンセリングなどの心理療法を行うことにより、症状が改善する人もいます。