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平成20年8月末豪雨

ページID:0155708 掲載日:2017年3月21日更新 印刷ページ表示

平成20年8月末豪雨の被害状況と浸水対策

気象概要・降雨の概要

8月28日から30日にかけての大雨は、日本列島を縦断する形で停滞していた前線の影響により、南からの湿った空気が愛知県の全域に流れ込み、次々と至る所で雷雲を発生させ、県内各地で時間雨量100mmを超過し、特に岡崎市にいたっては、29日未明には時間雨量146.5mm(気象庁岡崎観測所)と観測史上最大の猛烈な雨を記録し、各地で河川氾濫や内水などによる甚大な浸水被害をもたらしました。

平成20年8月出水時の降雨ハイエイトグラフ

被害状況

  • 伊賀川流域

伊賀川においては、越水、内水氾濫による多数の浸水被害が発生し、特に中橋下流では堤外家屋が5棟全壊しました。また、愛宕橋上流左岸、準用河川小呂川合流点付近でも越水・内水による浸水被害が発生しました。

瀧見橋(1k300)上流の出水状況

瀧見橋(1k300)上流の出水状況

梅平橋(2k400付近)右岸付近の浸水状況

伊賀川梅平橋(2k400付近)右岸付近の浸水状況

瀧見橋(1k300)上流の出水状況

堤外家屋の被災状況(伊賀川中橋下流)

  • 広田川流域

砂川流域の福岡・玉川地区および占部川流域の六名地区では、内水等により住宅等で床上浸水被害が発生しました。また、広田川上流部の幸田町菱池地内では、広田川の堤防決壊により水田を中心に甚大な被害を受けました。

福岡・玉川地区の浸水状況

福岡・玉川地区の浸水状況

破堤地点と菱池地区の浸水状況

破堤地点と菱池地区の浸水状況

  • 鹿乗川流域

鹿乗川ではJR東海道本線上流地区(筒針町、東牧内町)で、内水等により住宅等が深刻な被害を受けました。

鹿乗川・JR東海道線上流の浸水状況

鹿乗川・JR東海道線上流の浸水状況

平成20年8月豪雨対策の全体メニュー

平成20年8月末豪雨による床上浸水被害を解消するため、下記の対策を実施します。

○床上浸水対策特別緊急事業を始めとする河川改修及び遊水地等の整備

○流域における対策

多自然川づくりアドバイザー

短期間に大規模な河川整備を行うため、より環境に配慮した川づくりとするべく、国の多自然川づくりアドバイザー制度を利用して、専門家による助言を頂きました。それにより、瀬・淵等の維持形成による水生生物環境の保全・再生、周辺環境と調和した河川景観の維持・形成を目指した河川整備を行っていきます。

伊賀川桜並木の保全

現在、伊賀川の愛宕橋~東名高速下流には桜並木が堤防沿いに連続して植樹されています。床上浸水対策特別緊急事業整備後も、治水安全上可能な範囲で桜並木の保全・整備に努めてまいります。

・現在(平成25年4月)の桜保全計画図を作成しました。

 

一級河川伊賀川における桜保全計画マップ

           一級河川伊賀川における桜保全計画マップ

問合せ

愛知県 西三河建設事務所
住所: 〒444-0860 岡崎市明大寺本町1-4(西三河総合庁舎6階)
電話: 0564-27-2751
FAX: 0564-23-4619
E-mail: nishimikawa-kensetsu@pref.aichi.lg.jp