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常滑焼を使用したLED照明のコンペティションを実施します

[2011年12月13日]
 平成23年12月13日(火曜日) 常滑市政クラブ同時発表

常滑焼を使用したLED照明のコンペティションを実施します

 愛知県産業技術研究所常滑窯業技術センターは、常滑焼*1の新たな用途開拓のため、地元企業と「LED*2を用いた焼物照明製品化研究会」を立ち上げ、LEDを組み込んだ常滑焼照明について研究開発を行ってきました。
 このたび、研究会メンバーが製作した作品の展示と優秀作品を決定するコンペティションを、常滑市陶磁器会館小ギャラリーにて行います。
 会期は、平成23年12月15日(木)から20日(火)までです。当センターからは、独自に開発した透光性素地*3や薄型テレビの廃ガラス*4を原料とした素地を用いたキャラクター照明などを展示します。皆様のご来場をお待ちしております。

1 取組の背景

 常滑焼は朱泥*5を用いた急須や湯呑などの茶器製品で有名ですが、この他にも壺や花器、植木鉢や盆栽鉢、工業用タイルなど多種多様な製品があります。
 しかし、近年は、景気の低迷、安い外国製品、ペットボトルのお茶の普及による茶器離れなどから販売が低迷していることから、需要を喚起するような新たな製品が求められています。
 こうした背景から、常滑焼の新たな用途を開拓するため、常滑窯業技術センター、地元製陶業者及び陶芸作家らによる「LEDを用いた焼物照明製品化研究会」を立ち上げ活動してきました。
 このたび、常滑焼を使用したLED照明を新たに製品化することを目的に、「常滑焼LED照明コンペティション」を開催し、研究会メンバーが製作した作品を展示するとともに、優秀作品を決定します。

2 イベント概要

(1)イベント名
  常滑焼LED照明コンペティション
(2)会期
  平成23年12月15日(木)から12月20日(火)まで
(3)会場
  常滑市陶磁器会館 小ギャラリー
  常滑市栄町3丁目8番地  TEL0569-35-4309
(4)入場料 
  無料
(5)内容
  常滑市内の製陶業者及び陶芸作家等13名によるLEDを用いた焼物照明の展示、及びコンペティション。
(6)審査方法
  展示期間中の観覧者による投票
(7)主催
  愛知県産業技術研究所常滑窯業技術センター
  とこなめ焼技術協議会

3 常滑窯業技術センターの作品

 当センターからは、デザイン性を高めたLED組み込み照明器具や、常滑焼の焼成条件に合わせた温度で焼くことができる透光性素地、及び薄型テレビの廃ガラスを用いた素地による開発成果品を展示します。
香と組み合わせた焼物照明

 香と組み合わせた焼物照明

透光性素地を用いた焼物照明

 透光性素地を用いた焼物照明

薄型テレビの廃ガラスを素地に用いた焼物照明

 薄型テレビの廃ガラスを素地に用いた焼物照明

4 問合せ先

 愛知県産業技術研究所 常滑窯業技術センター
  担 当 濱口、山田
  所在地 常滑市大曽町4-50
  電 話 0569-35-5151
  FAX 0569-34-8196

【用語解説】

*1 常滑焼
  常滑市を中心とし、その周辺を含む知多半島内で焼かれる陶器。平安時代の一大窯業生産地であった猿投窯の北部が瀬戸地域、南部が常滑地域の焼き物の元になったと考えられている。平安時代末期に産地が形成され、大型の甕(かめ)や壺が焼かれた。江戸末期には土管や茶器も生産されるようになり、朱泥急須も作られたとされる。

*2 LED(Light Emitting Diode)
  LEDは、電気を通すことで光を放つ半導体のことを指す。日本語では「発光ダイオード」と表現される。白熱電球・蛍光灯と比べて消費電力が少なく、寿命が長いという特徴がある。

*3 透光性素地
  光が透過する性質のある陶磁器素地(うわぐすりを除く、本体の部分)。陶器やせっ器(陶器と磁器の中間的性質を持つ焼き物)には透光性はなく、磁器には透光性がある。今回使用した透光性素地は、常滑窯業技術センターで開発したもので、せっ器の焼成温度(磁器よりも低い)で焼成することができる。

*4 薄型テレビの廃ガラス
  廃棄された薄型テレビに使われているパネルガラス。構造が複雑なため、ガラスのみを分離することが難しく、薄型テレビにリサイクル利用することが難しい。

*5 朱(しゅ)泥(でい)
  水田の耕作土下層に形成された青みがかった粘土を主とし、丘陵部に形成された鉄分を多く含んだ赤土を二割ほど混ぜて精製した土。愛知県常滑市、三重県四日市市などで産する。赤褐色のせっ器質の焼き物として、無釉(むゆう)の急須などに使用される。

 

お問い合わせ

愛知県産業技術研究所 常滑窯業技術センター
 担当 材料開発室 濱口、山田
 電話 0569-35-5151
 FAX 0569-34-8196
愛知県産業労働部地域産業課 技術振興・調整グループ
 担当 津本、加藤(久)
 内線 3360、3361
 ダイヤルイン 052-954-6340


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