県外視察研修に出かけました

　平成27年6月30日（火）から1泊2日の日程で、作物専攻2年生8名と果樹専攻2年生13名は、神奈川県農業技術センター（神奈川県平塚市）と生物系特定産業技術研究支援センター（埼玉県さいたま市）を視察研修しました。

　神奈川県農業技術センターでは、ナシを主とする落葉果樹の整枝方法である「ジョイント仕立て」について学習しました。ジョイント仕立ては、木を一列に植え、それをL字型に曲げ、接ぎ木して連結することで、苗の定植から収穫までの期間を短縮できる特許技術です。さらに、樹の生育も揃い、枝の方向が整うことから作業性も向上する等のメリットもあります。

　一方、生物系特定産業技術研究支援センターでは、最新の農業機械の技術開発状況の説明を受けた後、実際の最新農業機械への乗車体験や昔の農機具を見学することで、新旧の比較を学習することができました。学生は、両視察先の職員からの話に興味深く耳を傾け、積極的に質問をしていました。（遠藤　征馬）