愛知県防災DVD「あっ!どうする?そうなる前の防災対策」をご覧になって、地震や地震防災に関して理解を深められたことでしょう。
 しかし、疑問に思った事やもっと深く知ってみたい事がいろいろとあったかと思います。
 このページでは、そんな内容について、Q&Aとしてまとめました。役に立つホームページも紹介していますので、参考にしてみてください。


第1章

Q1

東海・東南海地震が起こったら愛知県にどれくらいの規模の被害が発生する?

A1

東海地震が起こると、死者が約270人、建物の倒壊は約12000棟という被害が想定されています。また、東海地震と東南海地震が同時に発生した場合は、死者約2400人、建物倒壊98000棟が想定されています。 これは、愛知県が平成14~15年度に実施した「愛知県東海地震・東南海地震等被害予測調査」による数値です。次のリンク先に同調査の概要版を掲載していますので、ご覧ください。

「愛知県東海地震・東南海地震等被害予測調査」のページへ

第2章

Q2

DVDに出てきた「家屋の耐震補強の効果を検証する実験」はどこで行われている?

A2

独立行政法人防災科学技術研究所の兵庫耐震工学研究センター(兵庫県三木市)です。DVDでは、実物の木造住宅の振動台実験をご覧いただきましたが、防災科学技術研究所のWebページでは、他にも鉄筋コンクリートの建築物の振動台実験等を見る事ができます。

防災科学技術研究所ホームページへ

Q3

無料耐震診断ってどんなもの? また、診断を希望したい場合、どこに相談すれば良い?

A3

お住まいの各市町村が主体となって、昭和56年5月以前に建てられた木造住宅等に対し、無料で専門家を派遣し耐震診断を行うものです。詳しくは、次のリンク先「市町村による専門家耐震診断の概要(愛知県建築指導課Webページ内)」をご覧ください。

また、同ページに、お問合せ先として「お住まいの市町村建築担当課」のリンクがありますので、無料耐震診断を希望される方は、そちらへご相談ください。

「市町村による専門家耐震診断の概要(愛知県建築指導課Webページ内)」のページへ

Q4

耐震改修補助について知りたい。

A4

耐震改修には、平均170万円の費用がかかると言われていますが、愛知県内のほとんどの市町村で、補助()を受けることができます。

要件を満たした改修のみ 最大60万円の補助

詳細は、Q3にありますリンク先ページの「お住まいの市町村建築担当課」へお問合せください。

また、公的な支援の制度として所得税や固定資産税の減免などがあります。

所得税:最大20万円を所得控除(税額20万円の減免ではありません)  固定資産税:最大3年間、家屋に係る固定資産税の税額を2分の1に減免(居住部分のみ最大120㎡まで)

適用の要件や制度の詳細につきましては、所得税はお近くの税務署へ、固定資産税はお住まいの市町村の税務課や固定資産税課等へお問い合わせください。

第4章

Q5

備蓄品や非常持出し品を用意しておきたいがどうすれば良い?

Q5

DVDの中で、たくさんの備蓄品・非常持出し品を紹介しましたが、皆さんが簡単に最低限の備えができるよう、愛知県では「備蓄品・非常持出し品チェックリスト」を用意しました。プリントアウトして、チェックしながら、災害時に備えましょう。

「備蓄品・非常持出し品チェックリスト」へ

Q6-1

災害用伝言ダイヤル171について知りたい。利用可能な電話機は?

A6-1

一般電話、公衆電話、携帯電話、PHSから利用することができます。

Q6-2

メッセージの録音方法は?

A6-2

171をコールすると、ガイダンスが流れます。ガイダンスに従って「1」を押してから、またガイダンスに従い、伝言を保存する電話番号(被災地の方はご自宅の電話番号、被災地以外の方は被災地の方の電話番号)を市外局番からダイヤルし、メッセージを録音します。

なお、1伝言は30秒まで録音できます。

Q6-3

メッセージの再生方法は?

A6-3

録音の場合と同様に、171をコールし、ガイダンスに従って「2」を押します。ガイダンスに従い、メッセージが保存されている電話番号を市外局番からダイヤルすると、メッセージが再生されます。

伝言ダイヤル方法

Q6-4

メッセージはどれだけの間、保存されますか?

A6-4

48時間(2日間)保存され、その後は自動消去されます。

第5章

Q7

地震が発生した時の行動について、おさらいをしたい。

A7

愛知県防災局のWebサイト内にまとめたページがありますので、参考にしてください。

愛知県防災局Webページ「家庭でできる地震対策 地震!その時は?」へ

Q8

緊急地震速報について、詳しく知りたい。

A8

緊急地震速報は、最大震度5弱以上と推定した地震の際に、強い揺れになる地域(震度4以上)の名前を、揺れが来る数秒~数十秒前にお知らせすることを目指す情報です。緊急地震速報を見聞きした場合はあわてず落ち着いて行動することが基本となります。

家庭内:大きな家具から離れ、丈夫な机の下などに隠れる。
集客施設:あわてて出口や階段に殺到しない。

ただし、震源に近い地域では、緊急地震速報が強い揺れに間に合わないことがあることも覚えておいてください。

緊急地震速報に関する情報は、気象庁のWebサイトに数多くありますので、アクセスしてみてください。

気象庁Webページ「緊急地震速報について」へ

第6章

Q9

地域での防災の取り組みについて、何か参考になるものは?

A9

内閣府防災担当のWebページ「みんなで防災のページ」には、防災に関する様々な情報がデータベース化して掲載されています。その中のメニュー「防災まちづくり」のコーナーでは、全国の自主防災会等の取組が数多く紹介されていますので、参考にしてください。

「みんなで防災のページ(内閣府防災担当)」へ

その他

Q10

防災についてもっと勉強したいけど、何か参考になる資料はない?

A10

愛知県防災局では、防災に関して全般的に学習できるパンフレット「防災・減災お役立ちガイド」を作成しています。

下のアイコンをクリックすると、パンフレット(PDF版)をダウンロードできるページに移動しますので、ご利用ください。

第6章防災・減災お役立ちガイド