大府市石ヶ瀬自主防災会は、平成24年度防災貢献団体として表彰を受けました。


−石ヶ瀬自主防災会が結成された経緯を教えてください。


 平成12年度の東海豪雨の教訓を生かし、救助・救援(物資配給等を含む)体制充実のため、平成16年4月に石ヶ瀬自治区が設立され、新しい組織づくりの中で自主防災会を結成しました。


−活動されている地域にはどのような特徴がありますか。

 鞍流瀬川と石ヶ瀬川に包まれるような地形の中に、区画整理により新しい世帯がなだらかな丘陵地域に居住し、前住民と一体となって防災・福祉・防犯に取組んでいます。


−石ヶ瀬自主防災会の主な活動内容を教えてください。

●防災訓練
 ・大府市出前講座「防災教室」
 ・地震体験車による地震体験
 ・ジャッキ、バールを使った倒壊家屋からの救出方法
 ・救急蘇生法講習
 ・AEDの使い方
 ・初期消火訓練
 ・防災食品の試食


●防災倉庫の見学
 地域内の防災倉庫の備蓄品や資材等の確認を行っています。


●防災センター研修
 他市町の防災センターの見学を行っています。


−活動をするにあたり、課題や問題点はありますか。

 平成12年の東海豪雨の被害を受けた、又は目の当たりにした方々が多いということもあり、比較的防災意識は高いと思いますが、防災意識や知識、情報量にばらつきがあるため、できるだけ多くの方に地域の行事に参加いただき、ふれあいながら、つながりあって防災意識や知識、情報を得てほしいと考えています。

−今後、どのような活動を行っていく予定ですか。

 防災訓練や防災啓発事業を継続しながら、役員用防災行動マニュアルの作成と配布、避難経路の確認、避難所運営の活動に取り組んでいきたいと思っています。

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