昭和51年に愛知県で我が国の初発生を確認したアメリカ合衆国からの侵入害虫で、我が国で見つかっている個体はすべて雌である。これは、カリフォルニアあたりに生息する単為生殖系統が侵入したためと考えられている。本県では基本的には年1回の発生であるが、一部年2世代経過することもある。
卵は半透明のソーセージ型で、長径が約0.8oで、幼虫は細長い乳白色で、背面に6対の鍵状の突起があり、この突起をイネの根に差し込んで呼吸している。幼虫は根を加害しながら移動し、食する根がなくなると体をねじりながら土中を移動し、他の株へ移ることもできる。土中のイネの根にくっついた土繭を作ってその中で蛹化する。8月以降に羽化した成虫はイネやイネ科雑草の葉を食害した後、飛翔や歩行によって越冬場所に移動する。