ホームに戻る
生態と防除目次

<ブドウ>

ブドウ黒とう病
1 病原菌:Elsinoë ampelina (de Bary) Shear(糸状菌 子のう菌類)

ブドウ黒とう病葉

2 被害の様子
 発病部位:新梢、果実、葉、巻ひげなどの若い組織は侵されやすい。最初、黒褐色円形の小斑点を生じ、後に拡大して中央部が灰白色に、周辺部が鮮紅色〜紫黒色の陥没した病斑となる。 
3 病原菌の生態
越冬場所:結果母枝や巻ひげなどの病斑組織内部で菌糸の形態で越冬する。

生活史:
ブドウ黒とう病果
発育適温:25〜30℃
胞子形成・発芽適温:20〜25℃
4 発生しやすい条件
・萌芽期から梅雨明けまでの感染期に降雨が多いと多発する。4月から5月の連続降雨は発病を著しく助長する。
・組織が軟弱・徒長気味は発病多い。
・品種による耐病性の差は大きく、欧州種やその交雑種は弱く、米国種は強い。
5 防除対策
・第一伝染源である罹病結果母枝や巻きひげを除去する。
・発芽直前および展葉2〜3葉期から梅雨期に薬剤散布する。
・風通しをよくする。