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生態と防除目次

<モモ>

モモ灰星病
1 病原菌
 学名 Monilinia fructicola (Winter) Honey (糸状菌 子のう菌類)
 
2 被害の様子
モモ灰星病 成熟果に、収穫の2〜3週間前から発生する。はじめ淡褐色、水浸状、円形の病斑を生ずる。少しへこんで、表皮がもろくなる。病斑は早ければ2、3日で果実全面に及び、灰色の粉(胞子)をふく。胞子は平面的にできるのでなく、径1mmたらずの小さな球が無数に集まっている。収穫後1〜2日の輸送期間中に発病することも多い。枝では発病果のついている果梗の付け根を中心に褐色のややへこんだ病斑になる。急に広がると、病斑が枝を取り巻きそこから上を枯らす。急に広がらない場合は、病斑からヤニをふいたりしてゆっくり広がる。果実の発病に先立ち、花に発病する。花は、花弁が褐色になって腐る(花腐れ)。

3 病原菌の生態
4 発生しやすい条件        
・花腐れの発生が多いと多発する。
・花腐れの発生は開花期間中の降雨に影響される。
・収穫期前20日間の気温が15〜27℃の範囲で、降水量、降雨日数が多いと多発する。

5 防除対策
<その年最初の伝染源を少なくするために>
・前年の発病果を畑周辺に放置しない。
・前年収穫中に、発病果の成っていた病枝をもとから切り取って処分する。
<収穫期近くになってからの二次感染を少なくするために>
・病果を見つけたら直ちに処分する。
・病果をさわった手のまま、発病していない果実をさわらない。