悪性リンパ腫とは


悪性リンパ腫の種類と特徴
悪性リンパ腫とはリンパ節・リンパ組織の腫瘍ですが、血液、リンパ液にのって容易に全身に進展する一方で、早期にはリンパ節やリンパ組織を中心に大きくなります。大きくホジキン病(HD)と非ホジキンリンパ腫(NHL)に分類されます。


悪性リンパ腫の発生しやすい部位

悪性リンパ腫の発生しやすい部位を図解しています

悪性リンパ腫の分類


1.非ホジキンリンパ腫
この病型は悪性リンパ腫の80〜90%に見られます。病理学的に代表的なものは次の2種類です。
1-1.ろ胞性リンパ腫 1-2.びまん性リンパ腫
 さらに中細胞型、混合型、大細胞型と分けることがあります。一般的には、進行が年単位でゆっくりです。従来の化学療法では治癒することが難しい場合が多い病気ですが、最近、新しい有効な治療薬(CD20モノクローナル抗体)が開発されました。  進行は月単位のことが多く、さらに小細胞型、中細胞型、混合型、多形細胞型、リンパ芽球型、バーキット型などに分けられています。
 標準的治療は、抗がん剤を組み合わせたCHOP療法(治療法の図)で、およそ半数の患者さんは治ります。
クリックして拡大できます

ろ胞性リンパ腫
クリックして拡大できます

びまん性リンパ腫

2.ホジキン病
 この病型は日本における悪性リンパ腫の約10%に見られます。一般的には、ホジキン病は悪性度が低く、治療が予定どおりできれば治ることが多い(およそ65〜80%)病気です。病期の進んだ場合を除き、強い治療が必要なことは少なく、がんとしての性格はおとなしいと言えます。


治療方針


悪性リンパ腫の治療方針

この項の目次へ戻ります