中央病院の各部門を紹介します ACCトップへ
1消化器内科 2内視鏡部 3呼吸器内科 4血液・細胞療法部 5薬物療法部 6臨床検査部
7遺伝子病理診断部 8輸血部 9頭頸部外科 10胸部外科 11乳腺科 12消化器外科
13整形外科 14泌尿器科 15婦人科 16麻酔科 17放射線診断・IVR部 18放射線治療部
19外来部 20緩和ケア部 21看護部 22薬剤部 23形成外科

 血液のがん(造血器腫瘍)の患者さんを主として抗がん剤により治療している診療科です。この治療法をがんの化学療法と言い、最新の知識と豊富な経験に基づき実施しています。さらに、造血幹細胞移植(骨髄移植や自家末梢血幹細胞移植)や新しい抗がん剤、免疫療法などの臨床試験に力を入れるなど、患者さんの治癒を目指して、先進的な診断と治療法の開発を進めています。がん専門病院として、他科(放射線部門、外科部門、病理部門)と緊密な連絡をとり、総合的な医療が提供できることも特色の一つです。
 ご本人の意向を尊重して、できる限りすべてをお話して、その時点で最新の知識に基づいて、最も効果の期待できる治療法を行います。また、患者さんの病状に応じて“生活の質”quality of life(QOL)を重視した診療を心がけています。セカンドオピニオン(他の医師の意見)をお聞きになりたい患者さん・ご家族も受診して下さい。


医師
 
血液・細胞療法部
 森島 泰雄(部長、副院長を兼務)
 山本 一仁(医長)
 田地 浩史(医長)
 大木 康弘(医長)
 井根 省二
 千原 大
 小野田 浩


入院・治療・成績など
血液・細胞療法部
★ モノクローナル抗体や遺伝子検査等も含めた新しい検査法を利用して、造血器腫瘍の診断を行っています。
★ 白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器腫瘍の入院患者数は年間延べ約500人でその3分の2が悪性リンパ腫、3分の1が白血病です。化学療法により約半数の造血器腫瘍の患者さんが治癒しています。
★ 抗体療法や新薬が有効と思われる病型があり、臨床試験としてその有効性を確かめています。特に、モノクローナル抗体の効果は著しく、その治療法の開発に取り組んでいます。
★ 全国的な白血病・悪性リンパ腫の治療グループに参加して安全で抗腫瘍効果の高い標準的ながんの化学療法の確立を行うとともに、治癒の可能性のある症例には積極的に造血幹細胞移植を行うなど、この分野で指導的な役割を担っています。
★ 造血細胞移植(骨髄移植や末梢血幹細胞移植)の適応のある患者さんに対し年間20ー30例の造血細胞移植を実施しています。
 難治・再発の悪性リンパ腫では化学療法と自家末梢血幹細胞移植を一体として治療することにより、また白血病ではHLA適合ドナーや骨髄バンクドナーからの同種移植を行い、約3分の2の患者さんが長期生存(治癒)しています。
★ 白血病や悪性リンパ腫の中にはきわめて予後不良な特殊な病型があることがわれわれの研究で明らかになり、このような症例は診断を確定して、造血幹細胞移植など適切な治療法を行っています。


医療設備
   完全無菌室2床、準無菌室4床、造血幹細胞分離装置など。


外来診療
 月〜金の毎日、午前中、専門外来を開いています。紹介状は原則として持参されることをお勧めします。


問い合わせ
診療・病状についてのお問い合わせは、上記医師まで受診ください。
クリックして元へ戻ります クリックして元へ戻ります
臨床試験
 血液・細胞療法部では以下のような臨床試験を開始しています

「同定済みマイナー組織適合抗原ペプチドを用いた、同種造血細胞移植後に再発した造血器腫瘍に対する免疫療法」

対象となる患者さまは、造血器腫瘍に対して同種造血幹細胞移植を受けられた方の中で再発の可能性が高かったり、再発の兆候が見られる方で、他に適当な治療がない場合です。現在この免疫療法は特定のHLA型をお持ちで、ドナー様と標的となるマイナー組織適合抗原が不適合のある方だけが対象となります。 

→詳しくは免疫療法のページをご覧下さい。

平成21年4月改訂