中央病院の各部門を紹介します ACCトップへ
1消化器内科 2内視鏡部 3呼吸器内科 4血液・細胞療法部 5薬物療法部 6臨床検査部
7遺伝子病理診断部 8輸血部 9頭頸部外科 10胸部外科 11乳腺科 12消化器外科
13整形外科 14泌尿器科 15婦人科 16麻酔科 17放射線診断・IVR部 18放射線治療部
19外来部 20緩和ケア部 21看護部 22薬剤部 23形成外科

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 臨床検査部は、部長1名、室長1名、科長2名、検査技師23名で構成されており、「迅速」かつ「正確」な検査データを提供し、診療に役立つ臨床検査をモットーに業務を遂行しています。
 部内は、「生理・化学検査科」と「遺伝子病理検査科」の二つの科に分かれています。「生理・化学検査科」には、血液、生化学・血清・一般、生理機能の3検査部門、「遺伝子病理検査科」には、遺伝子病理、細胞診、細菌の3検査部門があります。
 私たち検査部職員は、がんセンターの基本理念に基づき、最良の心あるがん医療の一翼を担う診療支援を目指しています。
 それでは、私たち臨床検査部の各検査部門を紹介します。
カット(チューリップ・左)
生理・化学検査科
血液
生化学・血清・一般
生理機能
カット(チューリップ・右)
遺伝子病理検査科
遺伝子病理、細胞診
細菌
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 血液検査では、貧血や炎症の指標となる赤血球、白血球などの血球数の算定(血算)、血球の分類、血液の固まり具合を調べる凝固検査、骨髄中の細胞を調べる検査などを行っています。
 白血病や悪性リンパ腫では、血液中に異常な細胞が出現し、その細胞はそれぞれに特有の形を示しています。
 通常それらの異常細胞は顕微鏡検査で検出されますが、当センターではさらにフローサイトメトリーという新技術を用いて悪性細胞の検出を行っており、この検査は当地域では当センターが中心となっています。
 骨髄移植や最先端医療である末梢血幹細胞移植のための検査もこの部門の重要な仕事です。
 また、診察前検査に対応して、外来患者様の血算結果は30分以内に各診療科に報告する迅速検査体制をとっています。
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 生化学検査では、血液、尿、穿刺液、分泌液などに含まれる物質を化学的に分析して、診断、治療、経過観察などに役立てています。即ち、酵素(AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH、CK、アミラーゼなど)、脂質(コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール)、蛋白質(総蛋白、アルブミンなど)、及び蛋白の老廃物(クレアチニン、尿素窒素、尿酸)などを定量分析することにより、肝臓・胆道、腎臓、膵臓、心臓などの疾患や機能の状態が分かります。これらの測定には自動分析装置や各種解析装置を使用しています。また、診察前検査に対応した迅速検査体制をとって、採血後1時間以内に各診療科に結果を報告しています。

 血清検査では、腫瘍マーカーと呼ばれる主に癌などで産生される特殊な物質(蛋白、酵素、ホルモン)を最新の自動分析装置を用いて測定しています。通常、腫瘍マーカーの検査は2〜3種類の腫瘍マーカー項目を測定することが多く、癌の補助診断、癌の種類の鑑別、進行度、治療効果の判定などに用いられます。その他、感染症検査として肝炎ウイルスの抗原・抗体、梅毒、HIVなどの測定、さらには、急性・慢性炎症に対する蛋白関連検査を行っています。腫瘍マーカーの主な項目と感染症、急性炎症検査については、診察前検査として採血後1〜1.5時間で結果を報告する迅速検査体制をとっています。

 一般検査では、尿を材料として、蛋白(腎臓、尿路系の疾患)、糖(糖尿病)、潜血反応(腎臓・尿路系の炎症・腫瘍・外傷)、ウロビリノーゲン(肝障害・黄疸)などを調べる尿一般検査、ベンスジョーンズ蛋白、妊娠反応の腫瘍関連検査及び泌尿器疾患の重要な診断の一つである尿中の細胞(赤血球、白血球、上皮細胞、異型細胞などの判読)、細菌(尿路感染)、結晶(結石、通風など)を顕微鏡で調べる尿沈渣を行っています。また、便の潜血反応(潰瘍・ポリープ・腫瘍)や穿刺液などの検査を行っています。尿一般検査と尿沈渣は診察前検査として30分以内に結果を外来診療科へ報告しています。
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 生理機能検査では、主として手術予定患者様の心肺機能評価を行っています。検査には、心電図及び長時間記録できるホルタ−心電図、麻酔等で心臓への負担がかかった場合に耐えることが出来るかどうかチェックするためのトレッドミル運動負荷試験があります。さらに、心臓の弁の動き、心筋の厚さ、血行動態を観察するための心臓超音波検査を実施し、心臓の機能を詳しく調べています。
 また、肺の機能を調べるために肺活量、努力性肺活量、残気量・残気率、肺内ガス分布、肺拡散能、クロ−ジングボリュ−ムなどの検査を実施しています。
 その他に視力・視野検査、聴力検査、ピロリ菌呼気検査、骨塩定量検査、乳腺超音波検査などを行っています。
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 遺伝子病理検査では、内視鏡検査や針穿刺などにより採取した生検組織や、手術で摘出した腫瘍臓器の病理標本を作製しています。手術中の迅速病理診断にも対応し、がんの診断から術中・術後の治療方針の決定に重要な役割を果たしています。腫瘍組織は免疫・遺伝学的検査の進歩に対応できる処理や保存を実施して、原発不明がんや転移性がん、悪性リンパ腫に対する免疫組織学的鑑別、がん関連遺伝子産物やがん関連ウイルス等の検索システムを構築しています。

 細胞診検査では、喀痰や尿など体内から排出された検体のほか、子宮膣部や内膜、気管支などの組織からブラシなどで擦過して得られた検体、さらに乳腺や甲状腺、内視鏡下での膵臓などから針で穿刺吸引して得られた検体を対象として、それらの標本から悪性細胞の有無を顕微鏡下で検査しています。また、手術時の胸腔、腹腔洗浄迅速診断、内視鏡下での穿刺吸引迅速診断など「迅速」な診療支援も行っています。
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 細菌検査では、主に細菌感染症の起因菌の同定と薬剤感受性検査を行っています。
 抗癌剤投与や移植などにより免疫機能が低下した患者様は、感染症に罹患しやすく、早期に治療が必要となるため、血液による迅速感染症検査や、最近、胃炎、潰瘍、胃癌との関連について注目されているヘリコバクター・ピロリ菌の培養検査を行っています。
 また、院内感染対策チームの一員として院内感染防止に努めています。