中央病院の各部門を紹介します ACCトップへ
1消化器内科 2内視鏡部 3呼吸器内科 4血液・細胞療法部 5薬物療法部 6臨床検査部
7遺伝子病理診断部 8輸血部 9頭頸部外科 10呼吸器外科 11乳腺科 12消化器外科
13整形外科 14泌尿器科 15婦人科 16麻酔科 17放射線診断・IVR部 18放射線治療部
19外来部 20緩和ケア部 21看護部 22薬剤部 23形成外科 24循環器科

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 泌尿器科紹介
 スタッフ紹介
 診療内容
 外来診療
 診療実績
 研究・学会活動
 治験・臨床試験
 泌尿器科紹介
 泌尿器科は、前立腺がん、膀胱がん、腎がん、精巣がん、腎盂尿管がんなど尿路性器悪性腫瘍の診断と治療を行う科です。科の理念・方針は、IC(インフォームド・コンセント)に基づいて、治療を受けられるすべての患者さん、御本人に「がんの告知」を行っております。患者さんの利益を第一に考え、がんの診断、治療、予後、合併症などについて十分な説明を行い、情報を提供し、十分相談し納得していただいた上で治療方針を決定させていただいております。また根治性が高く、かつ合併症の少ない治療法を目指しております。
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  スタッフ紹介
林 宣男
林 宣男
(はやし のりお)
部長
 私達は、患者さんに診断結果・治療方法について納得いただけるまで説明し、御理解をいただいたうえで、根治をめざす心あるがん医療を提供します。共に、最適な治療法を考えていきたいと思っています。
【学会専門医・役員等】
日本泌尿器科学会専門医および指導医、日本がん治療認定医機構暫定教育医
【所属学会】
日本泌尿器科学会、日本癌治療学会、日本癌学会


曽我倫久人
曽我 倫久人
(そが のりひと)
医長
 患者様の状態に合わせた治療法を十分な相談の上決定していきたいと思います。特に、尿路系がんに対する低侵襲手術(腹腔鏡手術、ミニマム創手術)を専門としておりますので、手術に伴う負担を軽減する低侵襲と、根治を目指す拡大手術の両面を有した最善の治療を提供できるよう努力してまいります。
【学会専門医・役員等】
日本泌尿器科学会専門医および指導医、日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本泌尿器内視鏡学会泌尿器腹腔鏡技術認定医、内視鏡外科学会泌尿器腹腔鏡技術認定医、日本ミニマム創泌尿器内視鏡外科学会施設基準医、日本ミニマム創泌尿器内視鏡外科学会幹事ガイドライン作成委員
【所属学会】
日本泌尿器科学会、日本癌治療学会、日本泌尿器内視鏡学会、日本ミニマム創泌尿器内視鏡外科学会、日本老年泌尿器科学会、米国泌尿器科学会


小倉 友二
小倉 友二
(おぐら ゆうじ)
医長
 前立腺癌の治療法は手術・放射線治療(密封小線源治療、放射線外照射)・ホルモン治療・監視療法など多岐に渡ります。十分ご理解していただき、治療選択していただき、安全で質の高い治療を提供できるように努めています。
【学会専門医・役員等】
日本泌尿器科学会専門医および指導医、日本がん治療認定医機構、がん治療認定医
【所属学会】
日本泌尿器科学会、日本癌治療学会、日本癌学会
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  診療内容
 前立腺がんでは、前立腺特異抗原(PSA)という腫瘍マーカーにより、血液検査でがんの早期発見が可能となっており、手術を中心にした根治的治療の頻度が増加しております。また、当院では放射線治療部との協力で、前立腺がんに対する根治的な放射線治療{小線源治療や強度変調放射線治療(IMRT))もおこなっております。
 膀胱がんでは、早期がんでは経尿道的に内視鏡的切除を行ないますが、進行がんの場合は回腸を利用した尿路変更法をおこなっております。
 腎がんにおいては、近年CTおよびエコー検査による検診で見つかる3cm以下の早期がんが増えており、適応を考慮したうえで腎機能の温存を目的として部分切除術も行なっております。
 精巣がんは主に30歳前後の若い患者さんの病気です。抗がん剤治療と手術治療によりほとんどのがんは治癒しますが、難治性腫瘍に対しては、薬物療法部に化学療法を依頼しております。また、これらの治療をする前に、精液を保存して将来起こりうる化学療法や手術治療に伴う不妊にも対応できるよう準備しております。
 このように泌尿器がんの患者さんは、高齢者から若年者まで、多くの臓器にわたりそれぞれ独特の治療法があり、それぞれの患者さんにおいて最適な生活の質を損ねない最善の治療ができるよう努力しております。
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  外来診療
 他の病院で、すでに診断や治療を受けられた患者さんは、紹介状、写真、標本などの持参をお願いします。前医での検査結果や治療経過などは、当院の診療にたいへん役立ちます。
 また、セカンドオピニオン外来を行っております。がんの種類や進行度によって施設による治療方針が異なる場合もありますので、当科における診断・治療に関する考え方、治療方針について説明させていただきます。また、セカンドオピニオン外来は予約制です。セカンドオピニオンのページをご参照ください。
※ 診療日・診療時間は診療案内をご覧下さい。

外来担当一覧表(泌尿器科)を参照ください。
セカンドオピニオン外来一覧を参照ください。

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  診療実績
@平成21年の入院外来患者数、手術件数
 入院患者数は508名、外来患者数は8584名でした。手術件数は187件で、根治的腎摘除術が11件、腎尿管摘除術が7件、腎部分切除術が1件、副腎除術が1件、尿管鏡検査が7件。膀胱の手術では、膀胱全摘除術が6件(回腸導管が5件、尿管皮膚瘻が1件)経尿道的膀胱腫瘍切除術.が46件でした。前立腺の手術では、前立腺全摘除術が50件、小線源治療が22件でした。精巣の手術では、高位精巣摘除術が4件、除睾術が1件でした。



A治療方法と治療成績
前立腺がん

治療方法
 前立腺がんの根治療法として、手術と放射線治療があります。放射線治療も、外照射法と組織内照射法があり、前者としては最新治療法である強度変調放射線治療が、後者では小線源治療があります。当院では、これらの治療を全て行うことができます。転移のある前立腺がんは、内分泌治療や化学療法による治療となります。

治療成績
@ 根治的前立腺全摘術
5年非再発率
ステージB(T2a, T2b) : 84.4%
ステージC(T3a, T3b, T4) : 42.2%
リンパ節転移が陽性の場合は42.9%
全体の5年生存率は98.7%

A 三次元原体放射線治療
5年非再発率
ステージB(T1c, T2a, T2b) : 76.6%
ステージC(T3a, T3b, T4) : 75.1%


膀胱がん

治療方法
 膀胱がんの基本的手術としては、早期がんである表在性膀胱がんに対しては、経尿道的膀胱腫瘍切除術が、浸潤性膀胱がんに対しては根治的膀胱全摘術が行なわれています。表在性膀胱がんとは、癌が粘膜内に留まるものです。浸潤性膀胱がんとは、癌が粘膜を越え筋層に達したり、膀胱壁外に及ぶものです。ともにも転移の無い場合です。転移のある膀胱がんは、化学療法や放射線治療による治療となります。

治療成績
@根治的膀胱全摘術
5年生存率
pT1は97.%
pT2は66.4%
pT3は47.6%
pT4は25.4%
リンパ節転移が陽性の場合は42.4%

A経尿道的膀胱腫瘍切除術
5年生存率 96.6%
5年非再発率 56.6%


腎がん

治療方法
 腎がんは、基本的には抗がん剤による化学療法や放射線療法は効果がありません。転移がなければ、根治的腎摘除術行ないます。また、転移があっても腎摘除術を行なって、インターフェロンや分子標的薬で治療する場合もあります。

治療成績
根治的腎摘除術
5年生存率
pT1aは91.7%
pT1bは94.4%
pT2 は88.2%
pT3a は72.3%
pT3b は66.7%


腎盂尿管がん

治療方法
 腎盂尿管がんの治療は、転位がなければ腎尿管摘出術を行ないます。一側の尿路を摘除します。その際には、膀胱も部分切除術します。転移のある腎盂尿管がんは、化学療法や放射線治療による治療となります。

治療成績
腎尿管摘出術
5年生存率
pTa-pT1は100%
pT2は80%
pT3は64%
リンパ節転移が陰性の場合は81.4%
リンパ節転移が陽性の場合は25%

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  研究・学会活動


【最近4年間の業績】
2006年度 学会発表12件 論文(英文1編、和文1編)
2007年度 学会発表8件 論文(英文1編、和文1編)
2008年度 学会発表7件 論文(英文2編、和文2編)
2009年度 学会発表9件 論文(英文2編、和文1編)


【基礎研究(文部科学省科学研究費)】
1.平成16〜17年度、文部科学省科研費、基盤研究(C)
    泌尿生殖器における間質移植による上皮細胞の形質転換

2.平成15〜16年度、文部科学省科研費、基盤研究(C)
    胸腺の操作による異種臓器移植のための基礎研究

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  治験・臨床試験

臨床試験
@リュープリンSR注射用キット11.25 mg 特定使用成績調査 
          「前立腺癌:長期使用(96週)」
Aカソデックス錠80mg単独使用に関する特定使用成績調査


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平成23年9月改訂