中央病院の各部門を紹介します ACCトップへ
1消化器内科 2内視鏡部 3呼吸器内科 4血液・細胞療法部 5薬物療法部 6臨床検査部
7遺伝子病理診断部 8輸血部 9頭頸部外科 10胸部外科 11乳腺科 12消化器外科
13整形外科 14泌尿器科 15婦人科 16麻酔科 17放射線診断・IVR部 18放射線治療部
19外来部 20緩和ケア部 21看護部 22薬剤部 23形成外科

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 婦人科
 対象とする主な疾患
 当愛知県がんセンター中央病院婦人科では、女性生殖器に発生する悪性腫瘍(外陰がん、膣がん、子宮頚がん、子宮体がん(子宮内膜がん、子宮肉腫)、卵巣がん(卵管がん、腹膜がん)、絨毛がんの診断・治療を行っております。
 当科での1997年から2001年の5年間の治療実績は、疾患別では子宮頚がん(上皮内がんは除く)の患者さんが333例、子宮内膜がんが199例、卵巣がんが144例、子宮肉腫が6例、外陰がんが7例、膣がんが1例(すべて初回治療症例のみ)でした。またこれら患者さんの手術治療として、194例の患者さんに広汎子宮全摘術を、164例に準広汎子宮全摘術を施行いたしました。
 当科での手術は組織検査で診断されたがんの患者さんや、画像診断でがんの可能性が高い患者さんを優先させて頂いております。このため子宮筋腫や子宮内膜症等の良性疾患の手術は御希望にそえない場合があります。例えば長期間(半年以上の場合もあります)お待ち頂く、仕事の御都合等の御希望どおりにならない、等の場合があります。大変申し訳ありませんが、良性の疾患で手術を希望されて受診される際には御考慮御願いできましたら幸いです。

 スタッフ
 診療方針
1) IC(インフォームド・コンセント)
2) 治療法の選択
3) 相談受診について
4) 臨床試験・研究へのご協力のお願い
  スタッフ
部長 : 中西 透
医長 : 伊藤 則雄
医長 : 水野 美香
医長 : 吉田 憲生

人手不足の為、レジデントで来ていただける先生がみえましたら御連絡下さい。大歓迎いたします。


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  診療方針


1)IC(インフォームド・コンセント)
 当科ではIC(インフォームド・コンセント)の精神に基づき、当科で治療を受けられる全てのがんの患者さんについて、御本人に「がんの告知」を行っております。告知を行う以上、当科では患者さん御本人や御家族にがんの診断や治療・予後についての多くの情報を御提供し、御相談し納得して頂いた上で治療方針を決めております。このため、患者さんにすぐに御提供できるよう多くの情報を準備し、その中でも患者さん御本人の御希望に沿うような、がんの診断や治療に関するお話しができるよう努力しております。



2)治療法の選択
 当科では、治療法を選択する際には治療効果と共に副作用や合併症(有害事象)にも十分配慮しております。一般に「がん治療の柱」といえば手術、放射線治療、抗がん剤による化学療法ですが、がんの種類により各治療法の効果には違いがあり、また各治療法や投与する抗がん剤により副作用・合併症(有害事象)にも大きな違いがあります。例えば子宮頚がんを治療する場合には手術か放射線治療を選択することになるのですが、手術では排尿障害や下肢の浮腫(むくみ)等、放射線治療では血尿や血便・下痢(放射線性膀胱・直腸障害)等、治療法により生じる合併症に違いがあります。また卵巣がんに対する化学療法は、投与する抗がん剤により吐気・脱毛・末梢神経障害(しびれ)等の副作用が異なります。当科では、患者さん御本人の御希望を伺った上で、その患者さんに最も適した治療法が選択できるよう努力しております。



3)相談受診について
 当科では相談のみの受診についても歓迎しております。よく受診されるのは、他の病院でがんの診断を受けられた場合、がんの治療を受けた後再発された場合、診断や説明に納得がいかない場合、治療方針について不安がある場合、等です。がんの診断についてはがん専門医として意見をお話しさせて頂きますし、治療についてはがんの種類や進行度によって病院により治療方針が異なる場合もありますので、当科での治療に関する考え方から方針までお話しさせて頂きます。
 相談受診される場合には、診断された病院の紹介状や画像写真・標本等をお持ちいただければ幸いです。受診される時間をできるだけ有意義にするためには、可能な限り多くの情報がある方がさせて頂きます御説明の内容も具体的になりますし、病気の一般的な内容も少なくなります。なお相談受診される時は診察時間が長くなる場合が多いため、診察をお待ち頂く時間が長くなることがありますので、予め御了承下さい。



4)臨床試験・研究への御協力の御願い
 当科では治療を受けられる患者さんに、臨床試験への御参加や、研究へ血液やがん組織他の検体の御提供を御願いする場合があります。臨床試験は新しいより効果のある治療法を開発する目的で行われ、多くは抗がん剤について多く行われておりますが、その治療方法の至適投与量を決める第1相試験、治療法の直接の抗腫瘍効果をみる第2相試験、その治療法による予後の改善をみる第3相試験があります。また研究のために血液やがん組織の御提供をお願いする場合には、がんの原因究明や新たな検査法や治療法の開発に、貴重な資料として使わせて頂いております。これらの臨床試験や検体を使った研究は、がん治療の進歩には必要であるため、患者さんに御協力をお願いしております。
 ちなみに当科では、昨年度はお願いしても半数以上の患者さんには臨床試験へ御協力頂けませんでした。御協力頂かなくても当院での診療行為等について、患者さんにはなんら不利益はありません。


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平成21年5月改訂