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麻酔科部では週5日、休日、時間外の緊急手術への対応も含め1日平均9−12件の手術麻酔管理を行っています。麻酔科医は、術者には最高の手術環境の提供、患者様には手術侵襲の防御と、安全な周術期の提供を心がけています。現在は意識消失、鎮痛、筋弛緩、有害反射の除去という麻酔の4大要素を、異なる薬剤を組み合わせて調節するバランス麻酔が主流です。バランス麻酔では手術終了とほぼ同時に、痛みのない大変穏やかな麻酔覚醒が実現できます。手術室のベッド上で我々スタッフにお礼を言ってくださる方もいます。バランス麻酔の中心となる硬膜外鎮痛法は、手術による痛み信号を視床に入力される前に遮断し、自律神経の過剰反応を抑えます。そのため呼吸循環、内分泌代謝、免疫反応への影響を少なくし、身体の恒常状態を保つように作用します。またディスポーザブル持続注入ポンプを接続し、数日間にわたり術後の痛みをとることで術後合併症の減少、早期離床、早期退院を実現しています。手術が決まった患者様には必ず麻酔科医が訪問します。病歴、既往歴、合併症についても十分に把握して、安全な麻酔方法を立案します。麻酔に関する質問は何でもおっしゃっていただき、安心して手術を受けていただくことを願っています。 |
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スタッフ紹介 |
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細田 蓮子
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| (ほそだ れんこ) |
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部長 |
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麻酔科部では、当がんセンターで行われる手術の全身麻酔をすべて担当しています。スタッフを始めベテランの非常勤麻酔科医、外科系レジデント、研修医がフル稼働して、安心安全そして痛みのない麻酔覚醒の実現を目指しています。
各種医療機器の充実により、緊急時、出血時の対応、挿管困難患者さんへの対応もしっかり行っています。
私たちは手術、周術期をしっかりサポートし、患者さんの術後の速やかな回復と、社会復帰を願って頑張っています。 |
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| 日本麻酔科学会代議員、日本麻酔科学会指導医、日本ペインクリニック学会専門医 |
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伊藤 直哉
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| (いとう なおや) |
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医長 |
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安全を最優先に考え、一人一人に最適な麻酔を選んで行っています。
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| 日本麻酔科学会専門医 |
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伊藤 立志
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| (いとう たつし) |
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医長 |
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手術室内の患者さん御本人を頑張らせない麻酔科医でありたいと思っています。
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| 日本麻酔科学会専門医 |
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西良 雅夫
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| (にしら まさお) |
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医長 |
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全身麻酔中の安全管理に注意し、術後の合併症の発生を抑えるよう配慮しています。
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| 日本麻酔科学会専門医 |
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仲田 純也
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| (なかだ じゅんや) |
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医長 |
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主に外科系の先生方と共に協力し、患者さんがなるべく痛みの少ない治療を安心して受けられるよう、チーム医療に取り組んでいます。
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| 日本麻酔科学会専門医 |
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診療内容 |
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手術の間、意識が無く痛みを感じない状態にします。患者さんにとっては眠っている間に手術が終わるという方法です。全身麻酔の間は、筋肉が動かないように薬を使いますので、のどに管を入れて人工呼吸をします。
麻酔器から酸素と麻酔ガスが吸入され、点滴から麻酔薬が投与されて麻酔は維持されます。手術が無事終了し、麻酔ガスや麻酔薬の投与を中止することで麻酔から覚醒します。のどの管を取り、ご自分の力で十分な呼吸ができ、ご返事ができるようになりましたら回復室に移ります。
回復室では酸素投与、吸入、痛みのコントロール、体温の保持を行い、呼吸、循環が安定し回復基準を評価した後に、病棟に帰ることになります。手術の内容や状況により、集中治療室に入室し、術後を管理する場合もあります。当麻酔科ではオピオイドを用いたバランス麻酔により、麻酔からの痛みのない、さわやかな覚醒を目ざしています。 |
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背骨の間から針を進めて、カテーテルを脊髄の近くにある硬膜外腔という場所に留置します。そこに局所麻酔薬を投与して痛みを和らげる方法です。手術が終わって全身麻酔が覚めたあともカテーテルを通して局所麻酔薬を持続投与することができます。術後の創痛を除く効果的な方法です。背骨の病気、皮膚の病気、血液の状態など場合によっては施行できないこともあります。 |
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背骨の間から針を進めて、脊髄の近くにあるクモ膜下腔という場所に局所麻酔薬を投与します。下腹部、下半身の短時間の手術に用います。硬膜外麻酔同様患者さんの状態によっては施行できない場合もあります。麻酔の後は頭痛を予防するために安静が必要です。 |
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外来診療 |
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診療実績 |
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H13 |
H14 |
H15 |
H16 |
H17 |
H18 |
H19 |
H20 |
H21 |
| 総手術患者数 |
1889 |
2027 |
1912 |
2158 |
2234 |
2494 |
2632 |
2761 |
2663 |
| 全身麻酔件数 |
1635 |
1767 |
1641 |
1832 |
1896 |
2084 |
2256 |
2320 |
2194 |
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研究・学会活動 |
麻酔方法がレミフェンタニルという超短時間作用型のオピオイドを中心とした鎮痛主体の管理にシフトしているため、術中覚醒に配慮し、BISmonitor(脳の催眠レベルを測定する装置)を導入した。
また、スガマデックスという筋弛緩剤拮抗薬の発売に伴い、手術後の覚醒が安全かつ確実にできるように導入した。
【研究課題】
「挿管補助手技による挿管難易度の改善に関する検討」
人工呼吸の管を気管に入れることを挿管と言います。ビデオ喉頭鏡を用いて、どのように挿管を補助するのが効果的か、のどの画像を録画して検討しています。具体的には、のどを押さえたり、あごを持ち上げたり、上半身を起こし気味にしたりするなど、いろんな手技が論文や教科書で示されていますが、それらの組み合わせや改良を検討しています。より安全で、よりスムーズに挿管できることを目指しています。 |
| 学会活動(国内9件、国外2件)、論文(英文1件、和文2件) |
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治験・臨床試験 |
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