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緩和ケアセンター(Palliative Care Center)

緩和ケアセンター


はじめに

 本院では、緩和ケアを患者さまに迅速に提供するために、緩和ケアチームや緩和ケア外来等の専門的な緩和ケアの質の向上と提供体制の整備を行ってきました。そして、2014年4月1日に緩和ケアセンターが設立されました。これは、当院が満たすべき、都道府県がん診療連携拠点病院の指定要件の一つでもあります(図1)。


最新情報

図1

【図1 厚労省の考える緩和ケアセンターの機能】

図2

【図2 ACC緩和ケアセンターの役割】



外来患者さんには

  1. 外来緩和ケアへのアクセスの改善を目指します(がん看護外来や緩和ケア・疼痛看護外来、緩和ケア外来など)。
  2. がんサロンなど幅広いサポートを提供します。
  3. 治療・療養に関する意思決定支援を続けます。
  4. 患者さんの苦痛のスクリーニングを実施することにより、より多くの患者さんにより早く緩和ケアを提供できるようにします。
  5. 現在、受診頂ける緩和ケアの外来は以下の通りです。
    @緩和ケア科:主にからだのつらさについてのケアを行います。下山理史医師担当(火木午前のみ)
    A精神腫瘍科:こころのつらさについてのケアを行います。小森康永医師担当(平日午前予約のみ)
    Bペインクリニック:疼痛コントロールを主に麻酔科的技術(神経ブロックなど)を用いて行います。木村智政医師担当(水午後)
    C緩和ケア科(セカンドオピニオン外来):主にからだのつらさについて他院受診中の患者さんから相談を受けています。藤井恭子医師担当(火午前のみ)

入院患者さんには

  1. 緩和ケアチームへのアクセスを改善します(だれからでも依頼できる体制を確保)。
  2. がん治療と並行した、より早期からの質の高い緩和医療を提供します。
  3. 治療・療養に関する意思決定支援を続けます。
  4. 入院患者さんの身体的苦痛や精神心理的苦痛、社会的苦痛等のスクリーニングを実施して、ケアの提供を円滑にします。
  5. 入院患者ご家族の生活の質の維持・向上を支援します。
  6. がん疼痛や症状悪化時などに対応できる体制を整備します(かかりつけ患者や連携協力リストを作成した在宅療養支援診療所などからの紹介患者を対象として緊急緩和ケア病床の確保)。
  7. 緩和ケアに係る診療や相談支援の件数及び内容、医療用麻薬の処方量、苦痛のスクリーニング結果など、院内の緩和ケアに係る情報を把握・分析し、評価を行います。

院内連携として

  1. 緩和ケアチームとして情報提供、診療サポートを続けます。
  2. がん診療に携わる診療従事者に対して定期的な緩和ケアに関する院内研修会などを開催し、修了者を把握する等、研修の運営体制を構築します。
  3. 院内合同カンファレンスへ緩和ケア医と精神腫瘍医が参加できるようになります。
  4. 地域医療機関との合同カンファレンスを実施します。
  5. 薬剤師(緩和薬物療法認定薬剤師)・歯科医師・臨床心理士・理学療法士・管理栄養士・歯科衛生士などとの協働を進めます。

地域の医療機関の方々には

  1. 地域の病院や在宅療養支援診療所、ホスピス・緩和ケア病棟などとの地域性に配慮した強固な緩和ケア診療体制を構築します。
  2. 医療圏内における緩和ケア診療の実態把握(緩和ケア提供体制の把握など)を行います。
  3. 在宅患者の急変時(症状増悪時など)へ対応できるようにします(緊急緩和ケア病床を含む)。
  4. 緩和ケアに関する情報の集約とわかりやすい広報を行います。
  5. 在宅医療機関との情報共有・診療連携を強化します(地域におけるカンファレンスなども含む)。
  6. 療養に関する意思決定支援を続けます。

スタッフ一覧

氏名 役割 職種 業務/所属 資格
下山 理史 身体症状担当医師、緊急緩和ケア病床担当医師、センター長 緩和ケア医 緩和ケア部 日本外科学会専門医、JSPM暫定指導医、JPOSコミュニケーション技術研修会認定ファシリテーター
小森 康永 精神症状担当医師 精神腫瘍医 精神腫瘍科部 JPOS認定登録精神腫瘍医、精神科専門医、精神保健指定医、臨床心理士
向井 未年子 ジェネラルマネージャー 専門看護師 看護部 がん看護専門看護師
岩井 美世子 緩和ケアセンター専従看護師 専門看護師 看護部 がん看護専門看護師
美濃屋 亜矢子 緩和ケアチーム専従看護師 認定看護師 看護部 緩和ケア認定看護師
船ア 初美 社会的・経済的問題解決への支援 ソーシャルワーカー 地域医療連携・相談支援センター 精神保健福祉士
松崎 雅英 薬剤業務の相談支援 薬剤師 薬剤部 緩和薬物療法認定薬剤師
徳永 素子 薬剤業務の相談支援 薬剤師 薬剤部 緩和薬物療法認定薬剤師

緩和ケア勉強会・連携カンファレンス

がんの家族教室

講義用資料 【2015】

【第1回 なぜ家族はがんについて勉強するのか?(2015.4.16)】 【第2回 がんとは何か? 症状、治療、経過を中心に(2015.5.7)】 【第3回 緩和ケアには何が出来るのか?(2015.5.21)】 【第4回 生活と仕事(2015.6.4)】 【第5回 がんを子どもにいかに伝えるか?(2015.6.18)】 【第6回 ホスピス・在宅ケアについて何を知っておくべきか?(2015.7.2)】

関連企画/業績一覧

  • 看護師
  • 薬剤師
  • ソーシャルワーカー
  • 理学療法士
  • 栄養士

リンク

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