HOME > 概要

概要

▼メニューリストへ移動▼

ご挨拶

研究所長 高橋 隆
愛知県がんセンター
副総長
高橋 隆

 現在のがん医療は、がん研究の進展と密接に関連しており、もはや融合しているといっても過言ではありません。今やヒトゲノムの塩基配列はすべて解読されており、さまざまな技術革新と相まって、がんの発生・増悪に関わる遺伝子とその機能異常の全体像の把握が可能となりました。一方、網羅的解析技術の進歩は、従前型の研究アプローチでは解析しきれない膨大なデータを産み出し、ゲノム編集技術の開発は、動物を用いた個体レベルの解析手法に大きな変化をもたらしました。これらの事実は、がん研究の在り方に変革を迫っています。
 愛知県がんセンターは、国立がん研究センターとほぼ同時期の1964年に設立されて以来、癌研究会、国立がん研究センターと並ぶ日本の3大がんセンターの一つとして、輝かしい歴史を築いてきました。私たちは、その伝統に安住することなく積極的な攻めの姿勢で、がんに関わる研究と医療の双方の専門家が集結したcomprehensive cancer center(総合がんセンター)としての強みを産・学・官間の連携を強化しつつ最大化して、近年のがん研究の驚異的な進歩を追い風として捉えたがんの予防・診断・治療への還元を実現して参ります。そのために平成30年度から、研究所の研究体制を8部1室から12分野1室+バイオバンクに再編し、がんゲノム医療に関わる病院の体制強化に呼応した研究部門の設置、がんに罹患する方の減少を目指す研究部門の拡充、診断・治療への研究成果の還元を志向したトランスレーショナル研究部門の大幅な強化など、多岐に渡る改革を進めています。
 私たち愛知県がんセンター研究所は、次の時代の総合がんセンターが果たすべき役割を強く認識しつつ、がんの予防・診断・治療の革新の基盤となる新たなエビデンスを世界に向けて発信すべく、病院と一体感を持って邁進いたします。最後になりましたが、皆様の増々の暖かいご理解とご支援をお願い申し上げまして、ご挨拶に代えさせていただきます。

がんの克服の実現には当研究所の働きが欠かせません

がんの克服の実現には当研究所の働きが欠かせません

このページのトップへ