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立春から数えて88日目を八十八夜(5月2日頃)と言い、昔から茶摘みの最盛期にあたり、この時期から新茶が出回り始めます。この時期のお茶は”一番茶”とよばれ、秋から春にかけて蓄えられた栄養が十分に含まれており、最も香味(こうみ)豊かなお茶とされています。
お茶には、煎茶(せんちゃ)、深蒸(ふかむ)し煎茶、かぶせ茶、玉露(ぎょくろ)など様々な種類がありますが、聞き慣れないお茶に「碾茶(てんちゃ)」があります。このお茶は石臼で挽かれて抹茶(まっちゃ)へと変わります。意外かもしれませんが、愛知は日本有数のてん茶産地です。
5月も10日を過ぎると、西尾市北部の稲荷山(いなりやま)周辺では、茶つみがピークを迎えますが、てん茶は独特な栽培方法で作られます。
茶つみの20日ほど前から茶園を特殊な布でおおって光をさえぎると、茶の芽はつややかな濃い緑へと変化していきます。この芽をていねいにつみ取り、深い香りと味わい豊かなてん茶へと仕上げていくのです。
どのお茶にも、カテキンやタンニンを始めとする体に良いとされる様々な成分が含まれていますが、まっ茶はこれらの成分を効果的に摂取(せっしゅ)できます。普通のお茶は、その葉を直接口にすることはしませんが、まっ茶は粉になった葉を飲みます。だから、水に溶けにくいビタミン類まで摂取できます。
飲むだけでなく、料理やお菓子作りにもまっ茶を使ってみませんか。 |
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| てん茶の生産量 |
480t(全国2位、シェア33%) |
| 茶全体の生産量 |
929t(荒茶) |
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| * 荒茶とは摘み取った生葉を蒸熱、揉み作業、乾燥等の加工処理を経て製造されたもので仕上げ加工される前の茶です。 |
| (出典:てん茶の生産量 : H22年度全国茶生産団体連合会調査、茶全体の生産量 : H22年度農林統計 ) |
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