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プロジェクトストーリーPROJECT STORY

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イベントの裏側で輝く、主人公たち

「揺れる大地‐われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活」をテーマに県内各所で行われた「あいちトリエンナーレ2013」。79日にも渡った会期中は、作家たちの生み出すユニークな視点に彩られ、街中がアーティスティックな雰囲気に包まれました。

このコーナーでは、そんな愛知県の大イベントを裏で支えた県民生活部文化芸術課国際芸術祭推進室のメンバー3名にプロジェクトを通して見たこと感じたことをざっくばらんにお話していただきます。
年齢も勤続年数も経験も全く違う3名がそれぞれの視点で見た愛知県職員としての仕事の流儀とは…?“働くリアル”がここにあります!

小柳津彰啓

小柳津彰啓Akihiro Oyaizu
(平成4年度採用・22年目)
おっとりとした芸術家肌でスポーツマン。予算・助成金関連、岡崎の展示会場の確保、舞台公演の運営を担当。

川北直樹

川北直樹Naoki Kawakita
(平成16年度採用・10年目)
勢いの良さが自慢の体育会系ムードメーカー。広報担当としてメディア対応、印刷物の作成を行う。

朝岡千晶

朝岡千晶Chiaki Asaoka
(平成20年度採用・6年目)
紡ぐ言葉にアートを感じさせる知性派。キッズトリエンナーレ等子ども向けプログラムの実施を担当。

あいちの一大プロジェクトに関わりたい!<船出編>

小柳津

「トリエンナーレの担当部署に行きたいと希望を出しました」(小柳津)

川北
あいちトリエンナーレは「県民生活部文化芸術課国際芸術祭推進室」が管理・運営していますが、みなさんはここに配属される前、どこでどんな仕事をされていましたか?

小柳津
前は産業労働部にいて海外との経済交流の仕事をしていました。もっと以前にはこの芸術文化センターで仕事をしていたことがあって、そういう経験を買われてここにきたのかな、と思っていますが…実際はどうなんでしょう(笑)。
川北
 
へぇ~芸文センターにいらっしゃったんですね。知らなかった(笑)。
 
小柳津
そう。芸術文化センターの中に文化情報センターという組織があって、そこに6年所属していました。入庁4年目に独立行政法人である東京の「国際交流基金」に派遣されて、日本の舞台芸術を海外に紹介するという仕事を主にしていました。その後、文化情報センターに帰ってきてからは、ダンスとか現代音楽とか実験的なものをやる部署にいて、広報誌の編集をしたり、劇場間の国際交流や国際会議の開催準備を行ったり。もともと美術は好きだったので、トリエンナーレの開催を知り担当部署に行きたいと希望は出していたんです。
朝岡
私は職員になって6年目なんですけど、最初にしたのは交通安全の仕事。入庁4年目に、小柳津さんと同じ「国際交流基金」へ派遣されました。そこは、ヴェネチアビエンナーレ日本館に出展していたり、かつては横浜トリエンナーレを行っていた機関だったので、その経験を受けて今回配属をされたのかなと思います。

川北

「アートに興味?…なかったです」(川北)

川北
私の場合は、やりたい仕事に自分から手を挙げることができる「公募制度」で面接を受け、採用していただいたんです。

朝岡
 
アートに興味があったんですか?
 
川北
実は、なかったです(笑)。ただ新しいことがやりたいという気持ちがあって。きっかけは、以前あおなみ線という鉄道会社に派遣で行っていたことがあって、マナカというIC乗車券をあおなみ線に導入する、という仕事を3年間やっていたんです。すごく新しいこと、企画が求められる仕事だったので、非常にやりがいがあって面白かったという思いがありました。もちろん内部管理的な仕事をしていた時期もあったんですが、私としては、あおなみ線での仕事のように「新しいことにチャレンジしたい」という気持ちが常にありました。
入庁する前から「地域振興に関わりたい」とずっと言っていたものの、具体的に何ができるかまでは描けていなかったんですが、トリエンナーレというのは、愛知の魅力づくりということで行っている大きな事業なので、やりがいがあるんだろうなと。…芸術は全然わからなかったんですが(笑)。

朝岡

「トリエンナーレは感覚の扉が
開かれる感じ」(朝岡)

朝岡
実は、私も芸術には興味なくて(笑)。でも、実際に開幕してみるとトリエンナーレは普段美術館に来ないような一般の方々、おもに子連れの方がたくさん来ていて、テーマにもある「街に広がるアート」そのままに、アートに触れるきっかけを街が創っているんだなと感じました。私自身は、トリエンナーレで「感覚の扉が開かれる」感じがありました。
川北
 
ええっ感覚の扉!…それはすごい(笑)。
 
朝岡
イヤイヤ…それ、アーティストさんが言ってたんで(笑)。今まで実は抽象画を見ても意味を考えてしまって、すごく難しいなと思っていたんですよ。どちらかというと美術の鑑賞っていうのに物怖じしていたんですが、現代アートは構えなくても感覚から入っていけるんですよね。どの作品にも新鮮な発見でピカッ!て感じる瞬間があるなと思いました。使っている素材も絵具や粘土だけではなくて、日常にあるようなものや形ですらない、言葉だったりとか、いろんな入り方があるので、いろんなことに興味を持つ方がいろんな方向から入り込んでいけるのが現代美術の良さだなと実感しました。

掲載内容は、平成25年度現在のものです。所属についても当時のものとなっています。

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