平成16年度騒音・振動調査結果について

 愛知県及び名古屋市他5市(豊橋市、岡崎市、一宮市、春日井市及び豊田市)が騒音規制法第18条第1項に基づき実施した自動車騒音の常時監視結果を取りまとめましたので、同法19条に基づき公表します。
 また、本県及び関係市町が実施した、環境基準等が定められている新幹線鉄道騒音・振動及び航空機騒音、並びに要請限度が定められている自動車騒音及び道路交通振動の調査結果をまとめましたので併せて公表します。

調査結果の概要(詳細な内容)

1 自動車騒音調査
(1)環境基準※1の達成状況
 県内の主要幹線道路沿いの119区間で面的評価を行い、評価区間内の全戸数57,323戸中37,783戸で環境基準を達成し、環境基準達成率は65.9%でした。

(2)要請限度※2の達成状況

 219地点中186地点で要請限度を達成し、要請限度達成率は84.9%でした。

2 道路交通振動調査

 83地点の全調査地点で要請限度を達成しておりました。

3 新幹線鉄道騒音・振動調査

(1)騒音に係る環境基準の達成状況
 78地点中33地点で環境基準を達成し、環境基準達成率は42.3%でした。

(2)振動に係る振動指針値※3の達成状況

 30地点中28地点で振動指針値を達成し、振動指針値達成率は93.3%でした。

4 航空機騒音調査 [名古屋空港(平成17年2月17日以降は県営名古屋空港)]
(1)常時調査(1年間)による環境基準の達成状況

 5地点で調査を行い、全調査地点で環境基準を達成できませんでした。

(2)短期調査(1週間)による環境基準の達成状況

 19地点中10地点で環境基準を達成し、環境基準達成率は52.6%でした。
 


<参考>
※1 環境基準
 環境上の条件について生活環境を保全し、人の健康の保護に資する上で、維持されることが望ましい基準
※2 要請限度
 道路周辺の生活環境が著しく損なわれると認められるとき、市町村長が関係機関に措置をとるよう要請する際の基準(評価は点的評価)
※3 振動指針値
 昭和51年3月に環境庁長官から運輸大臣に対し勧告された「環境保全上緊急を要する新幹線鉄道振動対策について」において振動対策を講じることとされた値。

資料 騒音・振動に関する調査結果(詳細なデータを掲載)(PDF 158kB)


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