あいちの環境
 
 

●自然環境関係

愛知県自然環境保全地域
(13)海上の森自然環境保全地域[瀬戸市]

 海上の森は瀬戸市南東部に位置する都市近郊の里山であり、この地方特有の貧栄養湿地が点在しています。この海上の森のうち西部の127.85haを自然環境保全地域として指定しています。
植生
●全体としては、尾根部にアカマツ林、山腹部にはコナラ林が分布しており、県内における二次林の典型的な植生となっています。地質的には、花崗岩の上に砂礫層が堆積した地質で、谷部には地下水の湧出による貧栄養湿地が多く点在し、トウカイコモウセンゴケ、シデコブシなどの東海丘陵要素植物群と呼ばれる植物やミミカキグサなどの湿地性植物が生育しています。
 また、県内では稀な樹高の高いサクラバハンノキの群落や、生育地がきわめて限られているビワコエビラフジやスミレサイシンが生育し、また、エンシュウムヨウランの群落なども見られます。
野生動物
●河川やその流域に沿った湿地には、カワバタモロコやホトケドジョウなどの魚類、ハッチョウトンボやヒメタイコウチ、ナベブタムシなどの昆虫類が生息しています。

写真:貧栄養湿地
写真:シデコブシ


 


戻る あいちの環境