あいちの環境
里山保全活動マニュアル

 6.市民参加による里山保全の技術



 6-1里山保全の目標づくり
 

  対象とする里山を保全する目的とは何か、最初の段階ではそれははっきりと絞れず、様々な保全及び活用のイメージの断片であるかもしれません。ひとつの目的に向かってというより、保全管理作業そのものがレクリェーション複合的になるかもしれません。もしそんな混沌とした状況の中であっても、調査及び保全管理作業のスムーズな進行のために当面の目標はあった方がよいでしょう。そこに関わる人々によって里山保全の目標をじっくり語り合うのも現代的里山活用の大事な一場面ではないでしょうか。

相生山オアシスの森  魅力アップメニューより抜粋
 
 

表題 キーワード 要点
雑木林を管理する 雑木林における有林を目的とした値生管理 薪炭林としての機能を失い放棄されて久しい雑木林を、市民の憩いの場としてふさわしい魅力ある森となるように植生管理を行う。
雑木林のもつ多様な樹林空間を保全、創出する植生管理を目指す。
竹林を管理する タケ群落の管理 竹林の他群落への拡大を抑制し、雑木林の多様性を維持する。又、密生化が著しい竹林を明るく親しみのある空間とし、散策やふれあいの場として活用する。
シンボルツリーをつくる 大木・景観木の育成 林内に点在ずる大径木や特徴的な樹木を保全、育成し、景観にアクセントをつけるシンボル化する。また、エリアの特徴を活用して活動拠点や休憩場所として利用する。
柴刈り大会を開催してみんなで森を育てる ワークショップによる雑木林の植生管理 公園づくりに市民参加の芽が生まれつつある中でワークショップ形式で柴刈り体験会開催し、利用者が自分達の手で植生管理を実践する。
雑木林ファンクラブをつくる ボランティアグループの形成とリーダーの育成 雑木林での多様な活動をする組織を形成し、人と雑木林の関わりを深める。また、その活動をリードするインストラクタ一を育成し活動を活性化する。雑木林の維持とそこでの活動に不可欠な市民の力を引き出し、組織化を目指す。

 
 
 
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