あいちの環境
里山保全活動マニュアル

6-7 保全管理及ぴ活用計画

地形の傾斜によって里山林の活用方法が異なります。大まかには、急傾斜地(15度以上)は、緩衝緑地型及び眺望型の保全林、緩傾斜地(15度以下)は、林間利用型のレクリエーション林、として利用可能とされます。
急傾斜地では、事故や土壌流亡の危険性があり、現状のままにしておくか、観察路を通す場合は木製のデッキ等の歩道を設置したりします。近年、土木機械の性能向上のために、急傾斜地の開発が容易に行われるようになりましたが、急傾斜地の林地を残すことで、地肌の露出や景観を損なう人工物を隠すという景観保全の効果が再度見直されています。

緩傾斜地では、散策路やレクリエーション広場としても活用できる場所も多くなります。その際には、林床に密集した低木類を刈り取り、高木や中木の間伐も適切に行い、明るく開放された林内空間を確保しましょう。広場の周辺や散策路では、除伐や下枝を落とすことによって見通しを良くし、森林の広がりを感じさせるようにしたいものです。
また文学で出てくる雑木林のイメージや日本画のような里山風景を目指すのも一つの方法だと思います。
 
 

全体計画例  相生山緑地オアシスの森より

整備のイメージ例
 

見通しの良い散策路

竹林の整備


 菱田春草「落葉」より



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