あいちの環境
里山保全活動マニュアル

7-2 管理作業の運営

 里山管理の手順は次章で述べる通りですが、作業は一斉に、一括でやってしまうわけではありませんから、四季折々に適した、計画的な内容を考えなくてはなりません。
そのうえ、広く市民参加を得て行うために、以下の様なポイントに注意を払う必要があります。

(1) 管理作業の主旨説明を徹底する
 当日行なえる管理作業はたとえば、前回は除伐などの伐採、玉切りでのこぎりを使う作業なのに、今回は熊手で落ち葉かきなどという風に部分的で、作業内容もその前後と大きく異なります。
そのため、管理作業の全ぼうをつかみ、個々の作業の意義を理解できる説明が必要となります。
事前の募集チラシで案内するのもよいし、当日、プリントか口頭で説明します。

(2) 道具の使い方と注意を毎回くりかえす
 道具の使い方は、現物でポイントを伝えることがコッです。
安全上の基本的な動作はくり返しの注意が必要ですが、目に余るクセや危険を予知できそうな行為については、実際に作業中に誤りを指摘された方が判りやすいようです。

(3) 作業は楽しみながら、食や遊びをおろそかにしないこと
 管理作業は計画的に行うため、その日の作業の目標は当然決まっていますが、決してそれをノルマにしてはいけません。
やれることを気楽な気分で行う。作業を押しつけたり、強要するようなことがあってはいけませんし、時間にも余裕を持ちましょう。
特に食事時間や遊び・ゲームなどは工夫を盛り込み、時間も充分に取りましょう。
 

 管理作業はフィールドになる里山の様子や作業に取り組むグループによって様々に異なりますが、ここでは、都立桜ヶ丘公園の雑木林ボランティアの1年間の活動メニューを紹介します。約20名が、公園内の「こならの丘」で毎月2回の割で活動を行っています。

<雑木林ボランティア活動記録(平成9年度)>




  ○平成9年度桜ケ丘公園雑林ポランティア活動内容
 

日   程  内 容
4月12日(土) ボランティア顔合わせ・桜ヶ丘按公園の見学・草刈りほか
4月26日(土) イベント準備/研修「雑木林とボランティア」
5月10日(土) 「長沼」の雑木林見学
5月24日(土) 苗床づくりほか/運営会議
6月14日(土) 芋苗の値付/「こならの丘」の測量
6月28日 (土) 笹紙づくりと下草刈り
7月12日 (土) 図書の整理/研修「雑木林の植物調査方法」
7月26日(土) 下草刈り・畑の除草/懇親会
8月 9日(土) 夏休み(活動休止、活力充電)
8月23日 (土) 「熊ヵ谷」見学会
9月13日(土) 午前休み/畑の手入れ/夜は「光に集まる虫たち」
9月27日(土) 下草刈りほか
10月11日(土) 目籠細工とイベント準備
10月25日(土) 目籠細工
11月 8日 (土) 下草刈りほか
11月22日 (土) 「どんぐり祭」の準備
12月13日 (土) 「どんくり祭」の開催
12月27日(土) 年末休み
1月10日(土) 雑木林の仕事始め 雑木林の更新作業
1月24日(土) 雑木林の更新作業・炭焼き準備
2月14日(土) 「炭焼き」の実演 ドラムカン式と移動式 同時実施 草木染め
2月28日(土) 炭出し等/来年度ボランティア説明会
3月14日(土) 研修「雑木林の野鳥観察/シイタケのコマ打ち」
3月28日(土) シイタケのコマ打ち/反省会
番外編 平成9年5月3日〜5日 ガーデンシティ多麿へ参加
平成9年10月19日 多摩市の環境行事(イベント)参加
平成9年10月25日〜26日 公園フェステバル97へ参加

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