野生動植物を人為的に絶滅させないためには、絶滅のおそれのある種を的確に把握し、県民の皆さまへの理解を広める必要があります。野生動植物を取り巻く環境は、開発等による土地の改変、外来種の侵入、シカの食害などの様々な要因により変化していることから、絶滅のおそれのある野生生物の状況を的確に把握するために、定期的にレッドリストの見直しを行う必要があります。
レッドリストとは、絶滅のおそれのある野生生物の種のリストのことであり、レッドリストのランクをもとに、種ごとに形態や分布状況等の解説を加え、体系的に取りまとめたものがレッドデータブックです。
愛知県では、平成12〜13年度に第一次リスト、平成19年度に第二次リストを公表しており、今回、第三次レッドリストとして「レッドリストあいち2015」を作成しました。