20Wの蛍光灯を毎日1時間消せば、1年間で約3kg、100Wのテレビを1時間消せば、1年で約15kgのCO2削減になります。(電気代は約160円と約800円)
炊飯ジャーの保温も平均約30Wの電気代を使いますので、毎日8時間保温を止めれば1年間で約37kgのCO2削減になります。(電気代は約1,900円)
出典:環境省「身近な地球温暖化対策」
電力量=ワット数×時間です。ワット数が小さくても、時間が長いとたくさんの電気を使い、電気代もかさみます。リモコン型の家電製品や給湯器などは、微弱ですが常に電気が流れています。この待機電力は、ワット数は小さくても通電時間が長いので、家庭の電力使用の7%を占めると言われています。(平均1年間に約308kWh)
使っていない家電製品のコンセントを抜いたり、スイッチ付きタップで通電を切ったりして、待機電力を半分にすれば、1年間で約65kgのCO2削減になります。(電気代は約3,400円)
出典:環境省「省エネルギー家電ファクトシート」
白熱電球は、電気のほとんどが熱になってしまい、照明としては効率が良くありません。電球型蛍光ランプなら同じ明るさで電力は約4~5分の1。寿命も約6~10倍ありますので、CO2の削減になることはもちろん、コスト面でもお得です。(ただし、調光機能のついた灯具には使えませんのでご注意ください。)
また、最近は、さらに省エネ性の優れたLED電球も販売されています。
ちなみに、家電製品の中で、最も電気を使っているのはエアコン(約25%)ですが、照明器具(約16%)も、冷蔵庫(約16%)と並んで、大きな比重を占めています。
出典:環境省「省エネルギー家電ファクトシート」
日本人はお風呂が大好き。でもお風呂を沸かすことは大量のエネルギーを消費します。初めに沸かすのは止むを得ないとして、途中4.5℃の追い焚きを毎日すると、1年間で都市ガスが40m3弱必要で、約80kgのCO2を出してしまいます。お風呂は間を置かずに入りましょう。(ガス代は約5,700円)
出典:財団法人省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」
シャワーは気持ち良いけれど大量のお湯を沸かすためにエネルギーを使います。1分間シャワーを流しっぱなしにすると12Lのお湯を無駄にし、ガスと水とで約77gのCO2を出すことになります。(ガス代と水道代で約6.5円)家族3人が毎日1分ずつシャワーを短縮すれば、1年間で約85kgのCO2削減になります。(ガス代と水道代で約9,000円)
出典:財団法人省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」
雨水や風呂の残り湯で毎日50L節水したとすると、1年間で約18m3になり、約7kgのCO2削減になります。(水道代は約4,000円)
それに水はなくてはならぬもの。地球温暖化で雨の降り方も変わってきています。水そのものとして大切にしましょう。
出典:環境省「身近な地球温暖化対策」
家電製品やガス・石油製品などは、近年、トップランナー基準による目標設定やメーカーの努力で、エネルギー消費効率の改善が急速に進んでいます。例えば、エアコンでは最近10年で3~4割の省エネ化が進んでいます。省エネ性能が高いものは、買うときの値段は少々高くても、地球温暖化を防ぎ、長い目で見れば経済的にもお得。
個別の商品の省エネ性能を見分けるためには、省エネ性マークが参考になります。これは、省エネ基準の達成率によって100%以上を緑色のマークで、100%未満をオレンジ色のマークで表しています。中でも、エアコン、冷蔵庫、テレビ、電気便座については、星のマークで、市場に出回っている商品の中でどのレベルにあるかを表示する制度が作られています。家電製品を買うときは、店頭やカタログでこうした表示を確認して選ぶようにしましょう。詳しくは、省エネルギーセンターのウェブサイトをご覧ください。
給湯は、家庭から出るCO2の約14%を占めており、自動車を除けば、暖房とともに大量のCO2を出しています。給湯のエネルギー効率の向上は大きな効果が期待できます。
エコキュートは、空気の熱を吸収するヒートポンプ技術を使った給湯器で、使った電気の3~4倍の熱エネルギーでお湯を沸かすことができます。エコウィルは、ガスエンジンで発電しながら、その排熱で給湯するもので、電気と給湯の合計でエネルギー効率を高めることができます。エコジョーズは、ガス給湯器の排熱からもう一度熱を吸収することでエネルギー効率を80%から95%に高めた給湯器です。
また、都市ガス、LPガスなどの燃料から水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させて発電するエネファーム(家庭用燃料電池)は、発電時に発熱する熱で給湯ができます。
これらの機器には、国や市町村からの補助がある場合もありますので、家の改築・新築の場合などには是非ご検討ください。










