伊勢湾台風の記録

昭和34年9月26日、超大型の台風15号が東海地方を襲いました。夜9時ごろから猛烈な雨と風が荒れ狂い、翌朝目に入るものは一面の泥の海でした。海岸、河川の堤防が各所で決壊し、名古屋市港区、南区、海部郡を中心とする広い範囲が浸水し、犠牲者は3,168名の多数にのぼり、浸水面積は350km2に及びました。
この台風は伊勢湾台風と命名されました。あれから、すでに40年の長い月日が過ぎ、私たちはこの悲しい災害の記録を永く語り継がねばなりません。
津島街道を舟で行く老夫婦

津島街道を船で行く老夫婦