特区が推進する事業

ボーイング787等量産事業

ボーイング787

©Boeing

ボーイング787における日本の製造分担図(製造割合35%)

出典:一般社団法人日本航空宇宙工業会「航空宇宙産業データベース」を基に作成

ボーイング787をはじめとする国際共同開発航空機の生産に対応できる体制の整備

ボーイング787をはじめとする国際共同開発航空機の生産に対応できる体制を整備する取組(工場の新増設、機械設備の導入等)に対し、以下の支援を措置しています。

支援措置 (1)緑地規制の緩和
(2)課税の特例
(3)利子補給金
現在までの受注数 1542機
納入機数 1027機

(2022年11月末現在) 出典:一般財団法人 日本航空機開発機構協会HPより 

ボーイング777X開発・量産事業

ボーイング777X

©Boeing

ボーイング777X製造分担図(製造割合21%)

©Boeing

ボーイング777Xの開発・量産に対応できる体制の整備

ボーイング777Xの開発・量産に対応できる体制を整備する取組(工場の新増設、機械設備の導入等)に対し、以下の支援を措置しています。

支援措置 (1)課税の特例
(2)利子補給金
■ボーイング777Xをめぐる最近の動き(2022年11月末現在)
現在までの受注数 312機
2015年7月 777Xの開発・製造について
ボーイング社と三菱重工業株式会社等、5社が正式契約
2017年 生産開始
2025年 初号機納入(予定)

出典:一般財団法人 日本航空機開発機構協会HP等より

宇宙機器開発・供給事業

ロケット

画像提供:JAXA

基幹ロケットをはじめとする宇宙機器の開発・供給に対応できる体制の整備

国の宇宙基本計画に基づく衛星打上げ数の増加等により事業規模の拡大が見込まれる 基幹ロケットをはじめとする宇宙機器の開発・供給に対応できる体制を整備する取組 (工場の新増設、機械設備の導入等)に対し、以下の支援を措置しています。

支援措置 (1)利子補給金
                                      
■宇宙機器をめぐる最近の動き(2023年3月末現在)
H-ⅡAロケット2023年1月にH-ⅡAロケット46号機打上げ成功
新型基幹ロケット
(H3ロケット)
試験機打上げに向けて開発中
イプシロンロケット H3ロケットとのシナジー対応開発計画に基づいて、国際競争力向上を目指し、開発のための試験及び実証機製作を進めて、2023年度又は2024年度の実証機打上げを目指す
準天頂衛星 7機体制構築に向け、H3ロケットの開発状況を踏まえて、2023年度から2024年度にかけて順次準天頂衛星を打上げ、着実に開発・整備を進める
技術試験衛星 5G・IoT 等の地上システムと連携する、次世代静止通信衛星の実現に向けて、フルデジタル通信ペイロード、固定ビーム及び可変ビームを搭載した技術試験衛星9号機の維持設計を継続する
スペースデブリ対策 政府衛星のデブリ化を抑制するために必要な措置や、国際的なルール作りの主導、先進的取組みによる貢献の発信に取り組む

出典:内閣府宇宙開発戦略推進事務局「宇宙基本計画工程表(令和4年度改訂)」(2022年12月)等を基に作成

関連中小企業の効率的な生産・供給体制構築事業

産業構造変化への対応イメージ図

出典:一般社団法人中部経済連合会機関誌『中経連』2015年12月号を基に作成

機体メーカーを支える中小企業の集団化・共同化による部品の一貫生産・供給体制の構築

航空宇宙関連の中小企業が共同で、あるいは、航空宇宙関連の事業協同組合が、 航空機部品のユニット型受注に適応した情報システムなどの一貫受注システムを構築・導入する取組をはじめ、 材料調達・管理の共同化や工場アパートの整備などを行う取組に対し、以下の支援を措置しています。

支援措置 (1)課税の特例
(2)利子補給金