知事の記者会見
メインメニュー
知事のマニフェスト 知事の発言・寄稿 知事記者会見 県議会知事提案説明 知事からのメッセージ 知事交際費の執行状況 プロフィール トップページ 写真で見る主な活動


平成17年2月21日(月) 午前11時
1.

中部国際空港、県営名古屋空港の開港について

【記者】  中部国際空港と県営名古屋空港が開港したが、それぞれの来場者の違いや混雑の状況なども含めて、どう感じているか。
【知事】  セントレアの開港からのスタートは、本当にいい形で船出、船出じゃないか飛行機だから。いい形でスタートできたと思って、心から喜んでおります。
 報道などでもありましたけれども、初日が9万数千ですか、昨日あたりの日曜日は10万人を超したということで、これはおそらく、この数字そのものは開港前にちょっと予想してなかったですね。
 これだけの方がたくさん空港に足を運んでいただくという場合に、何だろうなということを考えてみると、とにかく20年間準備してきましたよね。それから、私ね、空港というのはやっぱり夢のある施設だと思うんですよ。国の内外へ飛び立っていくという。特に閉塞感がずっと日本にはありましたので、その中で、夢のある仕事が完成してスタートできたということに対する、県民の皆様方を中心とする多くの方々の期待だとか、そんなものが大勢ターミナルビルに押しかけていただくということにつながったんではないかと思うんですね。大変これはありがたいことでありますし、望外の今の状況だと思っております。ありがたいことだと思っております。
 それから、同じ日に開港しました県営名古屋空港ですが、セントレアと比べると、ビルの中も閑散としていますし、比べるのは大体ちょっとね、無理なのかなと思いますね。
 当日は式典なども行いましたけれども、セントレアに比べれば静かな出発だったと思いますが、しかし、1地域、1都市2空港時代、そういう新しい空の時代の中で、その夜明けをもたらす、静かな中でも力強さが私はあったと思いますし、それから、関係者の多くの方、式典にも来ていただきましたけれども、やはりこの県営名古屋空港に寄せる期待だとか、そんなものも強く感じました。
 県営空港としては、おそらく日本で最大のものであると思いますね。世界中をみても、県営というレベルでみれば、これはトップレベルのものになると思います。これからこれを育てていくのは私どもの務めでもありますし、ご利用いただく多くの方々のお力添えもいただかなければなりません。セントレアと県営名古屋空港が、大きさは違いますけれども、役割分担をきちんと果たし、機能分担の上に立って、どちらも21世紀の空の時代を担えるように頑張ってやっていきたいと思います。
 いずれにいたしましても、スタートして、これからまだ県営名古屋空港の方はセントレアと違って、実はこれから、小型機専用空港としての整備が始まるわけでしてね、16日まで空港として機能しておりましたから、向こうへ移って、これからコンコースなど、工事を鋭意進めていかなければなりませんので、これからだなと思っております。
2.

全国知事会の会長選挙について

【記者】  全国知事会で初めての会長選挙が行われ、福岡県の麻生知事が選出されたが、新会長のお人柄についてどうお考えか。また、新会長に何を望んでいるか。
【知事】  今度の選挙はもちろん、知事会として選挙で会長を選ぶという過去になかったことが実際に行われたわけでありますので、従来の知事会と大分様相が変わってきたなということを国民の皆様方にもご理解いただく、いいきっかけになったと思いますね。
 その中で福岡県知事の麻生さんが会長になられました。何を期待するかということですが、実はですね、私自身のことを申し上げますと、道中もプレスの皆さん方からどちらに投票するか、いろいろ折に触れお尋ねいただきました。途中で私の気持ちを明らかにしましたけれども、それまでの間、本当に悩みました。と申しますのは、何べんも申し上げてきたとおりでありますが、私、もちろん増田さんもよく存じ上げておりますし、麻生さんもよく知っている方でありますし、それから、どちらも3期目で実績もありますしね。今の分権改革についても大変お2人とも情熱を持っておられます。したがって、2人から1人を選ぶということは本当に難しい選択だったと思います。増田さんに入れても、麻生さんに入れても、どちらを決めても迷うという状況でしたね。どちらか1人に絞らなきゃなりませんので。白票を投じない限り。そのときに自分の中であったのは、今まで研究会などで比較的麻生さんとのつながり、交流がありました。そういうことで選びましたけれども、くどいようですけれども、迷ったということは正直な気持ちです。
 お2人のタイプは、大分違いますね。目指すところは一緒ですし、理念やら哲学も共通のものが多いと思いますけれども、タイプといいましょうか、手法というのかな、これはちょっと違うところがあると思います。
 増田さんは、いろいろこれまでもさまざまな活動を通じて積極的に前面に出ていろんな活動をされた方ですから、私は、これからもそういう活動を担っていただくことを期待しております。ですから、心の中に少しありましたのは、ともすれば、会長というのは調整役やら、まとめ役に徹しなければならない場面も多いと思うんですね。麻生さんが今度会長になられるわけでありますけれども、そういう調整役などに会長としての職責を果たしていただく場面が当然多くなるとすれば、増田さんには、やはり会長とは違った立場で、また分権改革などに向けて積極的に行動をしていただくことを期待したいし、また、私の立場では、もちろん会長もきちんとアシストしていかなければなりませんし、増田さんなどとも、いろいろと連携をとっていく必要もあるかなと思っております。
 それから、会長に期待することとして、それとの関連でありますけれども、今回の三位一体改革を見ていましてね、先送りされたところと、骨格、フレームが大分見えてきたところとがあります。先送りされたところは、例えば義務教なんかそうですね。それから、生活保護などの補助率の引き下げなんかの議論もちょっと先送りされております。こういうものについては、やはりこれまで同様徹底的に議論し、言うべきことは言っていかなければならないと思います。
 しかし、いよいよ税源移譲の本格的な導入が行われるということになっていくと、都道府県と市町村の問題、それから都道府県間での財政調整の問題、つまり、6団体での条件、環境が違うものをどう調整をとってコンセンサスを得ていくのか、かなり難しい場面がこれから出てくるのではないかと思います。
 特に、都道府県なんかの場合は、大都市圏と地方圏というようなところで税収構造が随分違いますから、同じ税源移譲と言いましても、そういうもののバランスをこれからどうとっていくのか、これは見方によってはこれまで以上に難しい局面を迎えるか分かりませんね。したがって、麻生会長にはそういう点でも汗を流していただかなければならない場面が出てくると思いますので、会長としてこれから大変な局面を迎えることも予想されますので、大いに頑張っていただきたいと思います。
 麻生さんと話したときも、開口一番申し上げたのは、梶原さん、梶原会長が、三位一体の議論が大詰めを迎え、昨年、特に新潟の全国知事会以降、秋から年末に向けて、時期によっては東京にいるときの方が本当に多かったくらい、そのくらいハードな会長職を担っておられたんですね。麻生さんに会ったとき、開口一番、おそらくかなり時間的にも大変な状況に置かれる中で会長職を務めていただかなければなりませんので、本当に心からご苦労さまと、そんな気持ちを伝えました。おそらく現実にも、また時期が来ればそういう場面を迎えると思いますね。
 いずれにしても、一時期、こういう知事会が真っ二つに割れて選挙をやって、しこりが残るんじゃないかというご心配の声もありましたけれども、それは絶対ないと思いますね。私自身もそんなことをこれっぽっちも思っておりませんし、どの知事もそこら辺は割り切っていると思います。割り切っているからこそ、私も含めて、どちらを支持するかということを明確にしました。それはやっぱり、責任ある一票を投ずる上で自分の立場をはっきりさせた方がいいと思ったから明確にしたんですけれども、しかし、だからといって、今度の選挙の結果で引きずられたり、どうのこうのということは、私はないと思っておりますし、皆さんも同じ気持ちではないかなと思います。
3.

京都議定書の発効を受け、県としてどう取り組んでいくか

【記者】  愛知県は温室効果ガスの排出量が全国有数となっている。産業部門が比較的努力はされているが、民生・家庭部門の排出量が大幅に増加している中で、京都議定書の発効を受け、環境先進県をめざす愛知県として、どう取り組んでいくのか。また、環境をテーマとする愛知万博を迎えるにあたり、どのようにリーダーシップを発揮していくのか。
【知事】  京都議定書がやっと発効しました。97年の京都会議でしたので、本当に長い曲折があったと思いますけれども、いよいよ発効でありますので、気持ちを本当に新たにして取り組んでいかなければならないと思っております。
 そこで、愛知の温室効果ガスというものの排出量が大変多いというのはご指摘のとおりでございまして、2001年ですからちょっと古い資料ですけれども、8,395万トンですか、この数字だけから言えば、本当に全国のトップクラスになっております。
 その原因はいろいろありますけれども、やっぱりこの愛知県がモノづくりが大変盛んで、しかも、現在大変活況を示しているということのあるいは裏返しなのかもわかりません。ですから、温室効果ガスの排出量を削減するというのは、こうした産業の進展といわば、コインの裏表になるわけでありますので、なかなかそう容易なことではないと思います。
 けれども、今お話がありましたとおり、産業部門、この産業部門が温室効果ガスの発生量、やっぱり圧倒的に多いんですけどね、半分以上を占めていますから。53%か54%ぐらい占めているはずですから、圧倒的にその比重が多いわけですが、さまざまな企業努力もしていただいたり、私どもも企業の方と一緒になってこれまで取り組んでまいりまして、大分実績が、この点は上がってきていると思います。
 これも1つの指標として分かりやすいのかもわかりませんが、例えば、製造品出荷額が全国のシェアで12%なわけでありますけれども、温室効果ガスの愛知県における全国シェアは6.4%。したがって、モノやら産業のスケール、大きさから見れば、産業界も本当にこうしたガスの発生についていろいろとご努力をいただいている1つの表れではないかなと思っているところでございます。しかし、先ほど申し上げたとおり、産業部門においてもこれからもガスを減らす方向で努力していかなければ、社会でやっぱり理解を得られないと思いますので、引き続きこの点についての努力はしていきたいと思います。
 それから、お話のありましたとおり、実は増えているのは、産業部門に比べて全体の比重は小さいものの、増えておりますのは家庭部門ですね。それから、業務部門、運輸部門、こういったところが大きな増加になっております。いろいろこれも理由があると思いますけれども、産業部門は減っているにもかかわらず、家庭部門やら業務部門、あるいは運輸部門が増えております。私ども、こういう現実はもちろん以前から承知いたしておりましたので、何とかそういう部門も横ばいあるいは減少と、こういうふうに転じられるように、この1月にご承知のとおり、あいち地球温暖化防止戦略というものを策定したところでございます。
 これをこれから実施に移していかなければならないわけでありますけれども、特に家庭部門は、やはり県民の皆様方に省エネなどを徹底して行っていただくというさまざまな啓発活動をしていかなければならないと思っておりますし、例えば太陽光発電、これは愛知県は全国でトップクラスの状況でありますけれども、こういう太陽光発電などをさらに活用を図っていくということを頭に置いて、家庭部門のこれからの削減に努めていきたいと思います。
 それから、業務部門でありますけれども、この地球温暖化防止戦略の中では、大型店やら量販店が増えたことによる業務部門の増がかなり大きな比重を占めている原因になっていると思われますので、例えばコンビニなどのチェーン店の全体を省エネ化するというような横の広がりによる効果的な対応、あるいはESCO(エスコ)、これは民間のさまざまな知恵やらをお借りして削減を図るという事業手法でありますけれども、こうしたESCO事業の普及などを図って、業務部門の削減に、特に、これから努めていきたいと思います。
 それから、運輸部門でありますけれども、これは数年前から、自動車環境戦略ということで、もう取組を進めておりますけれども、さらに一層エコカーの大量普及など図っていく必要があると思います。この自動車環境戦略の中では300万台の普及ということを目標に掲げておりますけれども、これをもう何としてでも実現する、そんなことを考えておりますし、加えて新年度予算の中にも盛り込んでおります。それから、これからより事業を拡大していかなければならないものの1つは、やっぱりパーク・アンド・ライドですね。公共交通機関にできるだけ転換をしていただいて、マイカー通勤だとかマイカーでの移動というものをできるだけ抑えるということも努力をしていかなければならないと思っているところでございます。
 いずれにしても、博覧会を開催する愛知県としては、環境先進県になることを大きな目標に掲げておりますけれども、地球温暖化はその中でも重要な柱になることは間違いありませんので、こうしたさまざまな戦略に基づく事業を積極的に展開することによって、その環境先進県としての愛知県の役割を果たしていきたいと思っております。
 もちろん、地球温暖化という大きな課題は、これをやれば劇的にすぐ効果があらわれるとか、ドラスティックに数字が改善するとかいうことはなかなかなくて、幅広にいろんな施策やら事業を、地道に着実に取り組んでいくことが必要だと思いますので、中長期的にもこれからよりそうしたものを拡大充実していきたい、そういうことを考えているところでございます。
 以上、いろいろ申し上げましたけれども、大分成果は少しずつ上がりつつはありますけれども、総量としてはまだ全国のトップクラスの排出量だということは、少しでも減らして、何とかその地位を明け渡すことができるように努力をしていきたいと思います。
【記者】  例えばキャンペーンを行うとか、何か考えはあるか。
【知事】  適宜適切に、例えば省エネだとかさまざまな事業について県民に啓発活動を展開するのは当然のことです。それはもう積極的にやります。
 それから、博覧会といういい機会でありますので、環境を学んでいただき、いろいろと体験していただく絶好の機会だと心得て、これも十分活用していきたいと思います。
 それからもう1つは、やはり行政、事業者、県民、NPO、こうしたものが1つになって地球温暖化に取り組んでいく必要があると思います。したがって、私どもは地域協議会という組織を立ち上げまして、県民の皆様方とともに一緒になれるような、そうした活動を幅広にやっていきたいと思っております。それから、地球温暖化防止活動推進センター、こうしたセンターとそれから推進員というものによって人的な資源を最大限に生かした上で、きめ細やかな取組にも当たっていきたいと思います。したがって、PR活動やら啓発活動やらを、そういう組織なんかも活用して、県内くまなく行っていきたいと思っております。
 

全国知事会の会長選挙について

【記者】  全国知事会の会長選で、福岡県の麻生知事を選んだ背景に、政令市がある大きな県とか、比較的愛知県と似たような事情があるという考えはあったか。
【知事】  今度の選択には、政令市を抱えているとか、それから県の規模ということは意識しません。
 先ほど私が申し上げたのは、例えば、岩手の知事であれ、福岡の知事であれ、どちらがなっても、各論では、これから三位一体やら分権改革を進めていくと、どうしても例えば税収が偏っていたり、それから、例えば人口比によって割り振りが行われる税もあるわけですし、そういうさまざまなことになってくると、地方交付税というのがこれまでそうした財源調整機能を果たしてきたわけですね。地方交付税でそういう機能を果たしてきたわけですが、その地方交付税そのものも、今回いろいろ見直そうというのが三位一体なわけでしょ。私ども地方は、そういう調整機能やら、もう1つの機能は保障機能ですけれども、よりむしろ充実してほしいということを言っているわけですが、国に対しては。これからの地方交付税のありようを議論していく中で、あるいは具体的な税の議論をしていく中で、やはり配分というようなことやら、実際の税の調整ということはどうしてもこれから全く避けて議論は進めない局面があると思います。
 そういう意味で、誰がなってもそこら辺は、6団体あるいは知事会全体として統一的な考え方、方向を出す上では、かなり調整にご努力をいただかなければならないのかなという感じがします。
4.

市町村合併について

【記者】  市町村合併について、昨日の十四山村の件や南セントレア市の名前をめぐる南知多町と美浜町の状況などについて、どう考えているか。
 また、県として何か適切なアドバイスを考えているか。
【知事】  新しい市の名前の方、南セントレア市のことですが、市の名前をどうするかというのは、これまでの合併論議を通じて、やはりその地域の住民にとっては大きなことですね。
 かつて、本県において平成の合併の第1号になった田原市の時も、そうした新しくできる都市名をどうするかということでかなり議論があって、ああいう結果になったことはご承知のとおりであります。それに加えて、今回は新しい空港の愛称を新市の名前に活用しようという動きに対して、地域住民だけではなく、いろんなそれに対する評価も行われました。
 私は、住民の皆さん方がやはりこれから末永くその地域の、我が街の名前として自信と誇りを持っていただくためには、やはり地域の皆さん方が受け入れやすい、ご理解されやすい名前を選んでいただく必要があるわけで、今回の場合は、法定協議会の中であのような名前に一旦決めたのを撤回されて、確か今月の27日でしたか、今度の日曜日になりますかね、住民投票の際にアンケートもとって、その市名についても地域の皆さんの声を聞いて、それに基づいて決めるというふうにお決めになったようでありますので、私は、それは市の決め方として一番収まりのいい形かなと。願わくば、次、どういうものが選ばれるか、ちょっと私には今の段階で想像がつきませんけれども、先ほど申し上げたとおり、地域の皆様方にとって自信と誇りを持てるような、そういう新たな市名が決まることを心から期待しております。
 それからもう1つの、七宝町が離脱するという形でしたか、十四山村でしたか。十四山村の合併から議会の解散ということは、こういう形の解散そのものは過去にあったか・・・。初めてですね。ですから、それだけ大変地域にとっては重い意味があることですね。議会の解散まで至ったということであります。つまり、合併するのかどうか、合併がどういう枠組みがいいのかどうかというのは、地域にとってそのくらい重い意味があるということだろうと思います。今回の議会の解散になることを私も見て、改めてその重みというものを認識しました。これは、解散ということになった以上は、スケジュールに従って選挙が行われるわけですね。議員さんの選挙で、もちろん、合併推進派と反対派というようなことで真意を問うことになるんでしょうけれども、どういう結果が出るのか、これは私どもも大変関心を持ちながら、しかし、今、これからは静観するしかないなと思っております。
 いずれにしても、合併というのはよりよいまちづくり、地域づくりをするための1つの手法でありますので、こういうさまざまな試練やらハードルをやっぱり地元としては乗り切っていただいて、結果として、いろんなことがあったけれども、最終的にはいい形になったなという結末を望みたいと思います。
 合併の是非やら選挙にかかわることについては、直接的には、私の立場ではコメントを控えさせていただいた方がいいのかなと思っているところでございます。
 今日、朝、本県の取組におきましても、合併推進のための本部会議を開きまして、現状など、担当の方から報告してもらったわけですけれども、去年から今年に入って、かなりの合併のための準備は整ってまいりました。あと一月ちょっと経って新年度へ入るときには、四つの地域で新しい市が誕生するわけですし、それから、来年度合併がほぼ間違いないところも幾つかございます。したがって、今日も本部員に言ったことですが、ここ1年ぐらいで愛知県の市町村の枠組みもガラッと変わります。そういう大きく変わるときの県と市町村のかかわり方、これは仕事もそうですし、それから地方機関のあり方もそうですし、いろんなことにこれから影響してくると思いますが、ここ1〜2年というのは本当に大きく、愛知県においても市町村の枠組みが変動する時期になるなと思っているところでございます。
5.

中部国際空港について

【記者】  セントレアが非常に混雑した状況や案内看板が分かりにくいなどの問題が出ていることについて、管理は空港会社だが、県知事の立場から何か要望があるか。
【知事】  13日の記念式典があったときに、やはりちょっとそんな意見が出ていました。外国語表示が場所によってはちょっと少ないところもあるなと。それから、ああいう乗り物、飛行機のフライト時間なんか注意しなければいけない場所だけど、ちょっと時計が少ないんじゃないかとか、2、3そんな意見をおっしゃるのを私も聞きました。空港会社の方もいらっしゃいましたので、おそらくそういうことについては、今、現場は大混乱しておりますから、落ち着いたらしかるべき対応は徐々にしていくと思います。
 それから、嬉しい悲鳴で、たくさんの方が来ていただいて、逆に、飛行機をご利用なさる乗客の方々がなかなかゆっくりお茶も飲めないし、食事もとれないというようなご意見が出ているようであります。これは一面嬉しい悲鳴なわけでありますけれども、今、開港して、これだけ多くの方々がいわば観光スポットのように来ていただいておりますが、そういつまでもこういう状態が続くこともないとは思います。したがって、徐々に落ち着いてくるとは思いますけれども、できるだけ気持ちよくターミナルビルに来ていただけるように、あらゆることに少しずつ見直しやら変更やら改良やらしていかなければならないことでしょうね。
 現に、いろんな対応も空港側でもしていてくださいますが、鉄道も時間帯によって増便、電車の方もしてくださったり、中での待合場所の整理だとか、いろいろなことをやってくれているようですけれども、しかし、1日10万人からいらっしゃると、おそらく限界を超しているのかもわかりませんね。少しずつこれから落ち着いていくでしょうけれども、そういう中でお互いに気付いた点、私どもも空港会社の方にはお願いをしたり意見具申をしたりして、いい形で運営できるように努めていきたいと思います。
 ただ、そうは言っても、あと1カ月も経つと、今度は博覧会が始まりますから、また違った意味での賑わいが、いわゆる観光客、博覧会にいらっしゃる国の内外のお客様も増えてくるだろうと思いますので、そういう方々も気持ちよくお出迎えできるような態勢づくりをしていかなければいけないと思いますね。
 あまり具体的な話になっていませんけれども、そんなふうに思っています。