知事の記者会見
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平成17年4月18日(月) 午前11時
1.

名古屋市長選挙について

【記者】  名古屋市長選挙について、知事としてはどんな点が争点だというふうに思われているか。
 また、市長選挙を初めとして地方選挙全体的に投票率が低調という中で、県選管を預かる県として、投票率向上のために何かできることがあるか。
【知事】  名古屋市長選の争点につきましては、両候補、告示前にマニュフェストを出しておられて、それぞれの主張を詳細に展開しておられます。したがって選挙民の方は、それぞれ関心の置きどころによって違うと思いますけれども、そうしたものも投票行動の参考にしておられると思いますね。
 これはあくまでも私の認識、見方なんですが、愛知県もそうでありますし、それから名古屋市もそうでありますけれども、やはり、二大プロジェクト、空港と博覧会というのは大きな目標であり、課題であったと思います。特に名古屋市の場合は、この両事業の母都市という立場でいろいろとかかわり、また、事業の推進役を担ってきていただきました。この博覧会、空港というものが一つの成果を見た後、これからどういう方向へこの地域として進んでいくのか、あるいは何を目標として置くのか、それからこの二大事業の成果をどう生かしていくのか。私自身はそういうところにやはり関心がありますし、そういう見方をしていただく選挙民の方も多いのではないかなと思いますね。もちろん、それぞれいろんな選挙に対する見方、考え方がありますので、あまり選挙に制約的な発言をしては、私の立場ではまずいかと思いますけれども、私はそんなふうに見ています。
 それから、低投票率のことですが、本当にこれは、頭の痛い、なかなか決め手になる打開策がない、難しい問題ですね。このところ、どの選挙をとりましても、総じて低投票率で推移をしていて、飛躍的に投票率を伸ばすという決め手がなかなか見つからない。もちろん、いろんな原因は言われておりますけれども、いざ個別の選挙戦になりふたをあけてみると、低い投票率でこのところずっと来ているというのが現実の姿であります。
 特に今回の選挙は、博覧会が開幕して間もないときに選挙戦の火ぶたが切られました。春の行楽やらイベントやら、さまざま地域の皆さま方がほかに目が向く行事が多いときだけに、非常に投票率の低下を心配しております。博覧会だけではなく、市内においてもいろんなお祭りやらイベントが目白押しでありまして、そちらの方へ関心が向くあまり、棄権というようなことにつながることを大変心配しているところでございます。
 県の立場でとしては、選挙戦の半ばにきており、これから具体的にということはとりたててありませんけれども、ただ、県の職員も名古屋市民がかなりおりますので、棄権防止、それから期日前の投票の呼びかけ、あるいは関係団体やらいろんなところに対して、ぜひとも投票所に足を運んでいただくようにという、そういう呼びかけをこれから後半に向けて、県としてもできるだけ行っていこうということで、今日、部長会議でも、できるだけそういう県民に対する呼びかけをしてくださいということはお願いしたところであります。私もいろんなところでそういう呼びかけを自ら行っていきたいと思っております。
2.

愛知万博の来場者数について

【記者】  愛知万博の瀬戸会場と長久手会場それぞれの愛知県館の来場者数をみての知事の感想と、瀬戸会場の方が長久手会場よりも来場者数がかなり少ないという現状があるが、瀬戸愛知県館が瀬戸会場の来場者を増やすために何ができるか。
【知事】  二つに会場が分かれるという、博覧会の会場の設営としてはちょっと特異な形になりました。そのいきさつは皆様方御承知のとおりでありまして、瀬戸会場はもともとこの博覧会のいわば原点。したがって、開発だとか、大きな施設だとかをたくさんそこへ立地してお客様にたくさん来ていただくというよりも、じっくりと自然だとか環境だとか考えていただいたり体験していただこうという、そういう愛知万博の原点の場所として私どもは位置づけております。
 そういう経過の中で、御承知のとおり会場の面積も長久手会場のおよそ10分の1、それからパビリオン数だとかあるいは駐車、ゲートの数なども、その規模に応じて10分の1に近い、そういう規模になっております。したがって、どうしても長久手会場の方に多くのお客様がお出かけになるということは、これはもともとの計画の中でも想定をしていたことではあります。
 ただ、このところの現象は、そういう規模の違いもさることながら、例えば長久手会場の中でも、一部の人気の企業パビリオンだとかあるいはマンモスラボだとか、ちょっと偏った傾向がこれまであったような気がいたします。
 私どもとしても、できるだけその偏りを少しでも解消したい。魅力的なさまざまな企画やら展示やら、パビリオンがたくさんありますので、例えば長久手会場の中でも満遍なくお客様に楽しんでいただきたい。そのためには、やっぱりもっと、よく知られていないあるいはまだ認知されていない、そういう見どころというものを積極的にPRしていかなければならないと思いますね。したがって、瀬戸会場の方の愛知県館の展示もそうですし、それから瀬戸の日本館、こちらも御覧になった方からは大変評価高いですし、私は大変魅力的なパビリオンだと思っておりますので、そういうものをもっともっとPRしたいと思います。
 もともと愛知県館は御承知のとおり、県内の小中学生から廃材などを使った昆虫の工作などをずっと展示しております。これから小中学校の課外授業や遠足や社会見学がありますので、できるだけそういうものを御覧いただけるように、PRに努めていきたいと思います。特に、オランダのライデンの博物館から来ておりますニホンオオカミの貴重な、ああいう剥製などはこういう機会でしか見られないものでありますので、特に子供たちの環境学習やら自然学習というものの教材としても、私はすばらしいものだと思っておりますから、子供たちや学校関係を中心にPRにより努めていきたいと思います。
 いずれにしても、外国館、外国パビリオンもそうですし、まだまだ穴場といいましょうか、大変魅力的でぜひとも見てほしいというものがたくさんありますから、できるだけ満遍なく博覧会を楽しんでいただくような、そういうPRにこれからもっと力を入れたいと思います。
【記者】  瀬戸会場のコンセプトから考えると、むしろたくさん来てもらうというよりは、じっくり自然なり環境なりということを考えてもらおうという考えが基本的にあるものの、学校関係を中心にPRに努めて、来場者は増やしていきたいという意向であるのか。
【知事】  もともとたくさん来てもらう場所じゃないというふうに断言するのはおかしいので、そうではなくて、スケールやらパビリオンの立地からいってもですね、本当に10分の1ぐらいの規模ですから、多くの方に来ていただくということはなかなか、物理的にも難しいところでもございます。
 しかし、せっかくいいものがありますので、これはたくさんの方に見ていただきたい、また体験していただきたいというのは、我々の心からなる願いです。まだそういう魅力が十分知られてないところもありますので、その点についてはこれからPRをしていきたいということです。
 ちょっと手前みそになりますけれども、瀬戸の愛知県館はですね、例えば映像なんかでもかなり評価が高く、多くの方からお褒めの言葉もいただく中身になっております。それから、先ほど申し上げたとおり、瀬戸の日本館の方もですね、「群読」というのがありますね。あれは本当にすばらしいものだと思いますし、実際に高い評価をいただいております。ですから、そういうものはまだ御覧になったり経験していない方もたくさんいらっしゃると思いますから、どんどん我々もPRに努力していきたいと、そのように思っております。
 そういうことを前提にした上で、これまでの経過の中ではいささか一部のパビリオンにちょっと集中しがちでございました。人気があるのは仕方ありません。どんどんそういう、見たいというパビリオンには足を運んでいただきたいと思いますけれども、まだほかにもすばらしいものや見どころはたくさんありますよという、そういう意味では、協会とともにもっともっとPRしなければいけないでしょうね。
 それで、改めて数字だけ拾ってみると、これは愛知県館の比較ですが、長久手愛知県館がこれまで累計27万弱の入館者。それから、瀬戸の愛知県館が7万4,000弱。もっとも、長久手愛知県館はおまつり広場があって、毎日のようにいろんな団体が参加して、あそこでにぎわいの場所としてイベントをやっておりますので、シアターの入館者は8万7,000弱。ですから、やっぱりパビリオンとして見た場合の入館者ということからいけば、瀬戸愛知県館の方もかなりの方が来ていただいているんではないかなとは思いますね。しかし、これで決して満足しているわけではなく、大勢の方に来ていただけるようにしたいと思います。
 長久手愛知県館は、前に、ちょっと場所もわかりづらいし、表示もなくて、どこにあるかよくわからないという、そんな御指摘もいただきました。御承知のとおり、今は、大きな表示、壁一面の表示を出しました。あれでわかりやすくなったという声も聞いております。やっぱりできるだけ御指摘いただいたものについては改善しながら、使い勝手よく、あるいは来ていただきやすい、そういうパビリオンとしてこれからも運営していきたいと思います。
3.

中国のデモ拡大について

【記者】  中国のデモ拡大について、県としても江蘇省と友好提携を結んでいたり、上海に産業情報センターがあったりと非常に関係は深いと思うが、県として、中国の動きに対して何か対応しているか。また、現状、何か被害が出たのか。今後の対応について指示されたことがあるか。知事として今回のデモの原因とか背景をどう見ているのか。
 町村外相が外相会談に臨む際に、小泉首相が、愛知万博に合わせて温家宝首相に日本に来てほしい、来日してほしいというようなことを伝達してくれということを町村外相に指示していたようだが、開催地の知事としてどうか。
【知事】  中国の最近の出来事やら現象は非常に心配しております。
 考え方やら物の見方、とらえ方については、日本と中国との間に大きな食い違いがあるのかもわかりませんが、どういう経過、背景があろうとも、例えば投石に及ぶだとか店舗の破壊に及ぶだとか、あるいは日本人の身体に危害を及ぼすだとか、こういうことはあってはならないことでありまして、大変私はその点では遺憾と思っております。一日も早くこういうことがなくなるように、これはもう中国にもお願いをしたいと思います。
 それはそれとしてですね、今回のことは、これまで培ってきた日中、中日の信頼関係などが、このまま推移すれば、大きく傷つくことになっていきますので、やはり早期に解決する必要がありますね。ですから、私は日本政府にも速やかな解決に向けての努力をお願いしたいと思います。
 私どももちろん、地方の立場で、江蘇省と姉妹提携を結んで25年、あるいは県だけではなく、市民レベルでも、民間レベルでもさまざまな交流をしておられます。そういうものは、今回の事件にかかわらず、やはりきちんと友好関係を維持するための努力は必要だろうと思いますね。
 博覧会のことについて言えば、幸いに、江蘇省ウィークも成功裏に終わったと私は思っておりますし、いい形でこのウィークが行われました。ぜひとも今後もそういう草の根の交流も続いていくようにしたいと思っております。また、博覧会場の中の中国館もとりたてて混乱なく、多くのお客様方に楽しんでいただいているというふうに聞いておりますので、この点でも安堵しております。
 それから、総理の今の発言で、外相にということですが、私ども直接聞いておりませんので、ちょっとそれはコメントのしようがありません。
 ただ、いずれにしても、中国のナショナルデーも、あれは5月でしたか。私ども当然、ナショナルデーがありますから、中国からもそれなりの要人がいらっしゃるんではないかと、もちろん思っております。どなたになるのかというようなこととの絡みもあるいはあるのかわかりませんが、いずれにしても、政府から具体的なお話はまだ我々に対してございません。
 それから、県の対応ですけれども、情報収集がまず重要でありますので、上海にあります産業情報センターを通じて、向こうの様子などは逐次報告を受けるようにしております。
 これまでのところ、現地駐在の職員からの連絡では、上海の方へ出ている企業なども、特別これはといった仕事の上での支障は出てないということでありますが、しかし、長引けばまた別の局面が出てくるのかわかりませんが、今のところ、とりたてて被害だとか事態だとかにはなってないということで、ほっとしているところであります。
 今後も、いろんな情報の手段、パイプを通じて現地の様子などを掌握していきたいと思っております。中国のことについては、今、そんな段階でございます。
【記者】  次は上海で万博が開催されるが、愛知万博についての情報交換を中国としたりするなかで、万博自体が相互理解につながっていくような考えはあるか。
【知事】  もともと博覧会はですね、今回の中国の事案に限らず、あらゆる国の方々との交流を通じて相互理解を深めていくという大きなテーマがあるんですね。ですから、私どももこれまでのナショナルデーやらいろんなものを通じて、この地域や、国と国との交流が本当に深まっているなという実感を、もう今現在受けております。したがって、中国も同じことが言えようと思いますが、特に、今おっしゃるとおり中国は次の博覧会の開催地でもありますので、我々のこの愛知万博とは、おそらくこの博覧会が終わった後もいろんな交流やらつながりが出てこようかと思います。
 それだけに、今回の案件は残念でありますし、繰り返しになりますけれども、長期化したり混乱が大きくなるということは、国際社会の中においての中国というだけではなく、こういった将来の博覧会などにも全く影響ないとは言えないと思いますね。長期化したり拡大したりした場合ですけれども。ですから、そういうことのないようにお願いをしたいと思います。
 私は、これから両政府の努力やら関係者の皆さん方の御尽力で、早晩鎮静化に向かうのではないかと期待しております。
 

愛知万博の来場者数について

【記者】  万博会場全体の来場者についての知事の評価はいかがか。
【知事】  先月の25日にスタートして、金、土、日、ここらあたりは、私もちょっと頭に、自分なりに描いておりました数字よりも低かったですね。雪が降ったり、雨が降ったり、寒かったり、いろんな原因がありましょうし、それから、18、19あたりの内覧会のときにいろいろな不手際やらいささか混乱があったことも、お客様方の出だしを少し遅らせることになったのではなかろうかと思います。
 しかし、やっぱり大分暖かくなってきたり、それから博覧会についてのいろんなメディアを通じての報道などで、多くのお客様方が博覧会に足を運んでいただけるようになって、8万を超え、9万を超えというような数字が出てまいりました。
 私はこれからだと思いますね。過去の博覧会もいろんなケースがあるんですけれども、大阪万博なんかもですね、やっぱり出だしがなかなか思うような数字が出なかったんですが、ゴールデンウィーク前後から大きく伸びてきたというようなことも聞き及んでおりますし、半年間の長い行事ですので、これからだろうと思います。
 その意味で、私ども愛知県としては、今月の23日から愛知県ウィーク・パート1という形で、県内を挙げての大きな事業を博覧会会場の中で展開する予定になっております。そういうところで愛知県民の方々にもたくさんお呼びかけをしてですね、大いに楽しんでいただこうと思っております。
 従来からお話ししておりますとおり、地元伝統のからくり山車など、100台総ぞろいするなんていうのは空前絶後のことでもございますし、そのほか、伝統、文化、芸能、さまざまなものが博覧会の中で繰り広げられますので、そういうものでできるだけ地元としても盛り上げに協力していきたいと思っているところでございます。
4.

輸血用血液不足について

【記者】  全国的に輸血用の血液材料が減少している。愛知県では献血推進緊急対策本部を設置したがどのような解消策があるか。
【知事】  ひところ、本当に危機的な状況になりました。緊急・臨時的に県庁でも献血を行いまして職員にも協力をしてもらい、少しその危機的な状況を一時的に脱したところです。けれども、大体、担当の者に聞きますと、このゴールデンウィーク明けなんかも毎年かなり厳しい状況が予想されるということでありますので、血液は命にかかわることだけに、これから献血の呼びかけはかなり力を入れてやっていきたい。
 その一つの姿として、先ほどお話しのとおり対策本部もつくって、健康福祉部長を中心に、これはもう幅広く県民に対する呼びかけをしていきたいと思っております。
 このことはやはり県民の協力なくしてできませんので、かなりきめ細やかに行う必要があります。当然市町村も巻き込んで、それから各企業、団体の皆様方も巻き込んでいく必要があろうと思っております。そんなことをきめ細かに、しかも組織的にやっていかなければならないと思っているところでございます。
 私自身もできるだけ近い時期に献血の場所に走っていこうと、今思っているところでございます。
5.

愛知万博と日常公務について

【記者】  愛知万博のナショナルデーで知事が万博会場へ行くことがかなり多いと思うが、日常の公務に影響はないか。
【知事】  御承知のとおり、土・日を除いて、大体この期間中ナショナルデーが開かれるわけでありますが、もちろん、私1人で全部それをこなすことは到底できませんから、副知事やら出納長やら菅沼顧問やら、役割分担いたします。
 ただ、これまでのさまざまないきさつやら、それから、おいでになるVIPやら、交流の度合いやら、いろんな要素があります。たまたま先週、そして今週は私の出番が結構多うございます。しかし、今日も長谷川副知事が現地へ行っておりますとおり、役割分担しながら、日常業務に支障ないようにしたいと思っております。私の当番は、先週、今週がピークではないかと思います。
 それから、ナショナルデーだけではなく、都道府県の日だとか、それから市町村の日だとか、それから愛知県ウィーク、あるいはこれからビクトリアウィーク、県に深くかかわる現場での行事もたくさんありますので、そういうものにもできるだけ手分けしながら参加したい。ホスト県として、しかし、仕事に差し支えない範囲でできるだけ現地へ顔を出して、遠来のお客様やら今まで御協力をいただいた皆様方にお礼申し上げたりねぎらいの言葉をかけたり、そういうことをしていかなければいけないなと思っているところでございます。
 

中国のデモ拡大について

【記者】  中国のデモ拡大に関し、県の事務所とかに撤退指示等はだしていないか。
【知事】  そういう指示を出す状況ではありませんし、現に出しておりません。
【記者】  知事の方から、あるいは知事会等地方の団体などで政府に対し改善を求めていく動きとかはあるか。
【知事】  具体的な行動やら活動というものは、まだ頭の中に思い描いておりませんし、そういうことを前提に先ほど申し上げたわけではないんですが、いずれにしてもですね、今回の問題は非常に根が深く、しかも重いものだと思いますね。それから、考え方やら認識に大きな違いもあるようです。
 我々地方の立場では、やはりこれまでも信頼関係や、あるいはさまざまな交流の密度を高めるためのいろんな活動をしてまいりました。それはそれで、これからもいろんな形でやっていけばいいと思いますし、やっていかなければいけないと思いますね。
 やっぱり政府間での対応というのは重要だと思いますね。具体的に政府が何をすべきか、あるいは何をしたらいいのかということは、具体的なアイデアを私自身が持っているわけでもありませんし、また、私が申し上げるべきことでもないのかもわかりませんが、いずれにしても、長期化したり、あるいはそれがさらに大きく拡大していくということは、大変、私、心配もしておりますし、危機感を持っておりますので、しかるべき対応を当然政府も考えていらっしゃるでしょうし、また、それなりの役割を果たしてほしいと、そのような願いを持っております。
 

輸血用血液不足について

【記者】  血液不足に関して、英国へ1日でも行った人は献血ができないということになっているわけだが、これについての知事の考えは。
【知事】  英国だけではなくて、ほかにも拡大の何か動きがあるようにも聞いております。いろいろな国際間の交流やら行き来が頻繁になってくると、疫病だとか疾病に対するいろんな防御が必要になってきますから、これはこれで、当然大切な血液の安全管理に相応の対応をするのは、これはもうやむを得ないことだと思っております。
 ただ、それが献血をすることの大きなブレーキにならないようにしなければなりませんので、もし誤解があったり、あるいは説明不足があったりということであれば、そこら辺の解消もしていかなければいけないでしょうね。
 ちょっと前にエイズなんかが大きく騒がれたときに、献血が一挙に減って危機的な状況になるというようなこともありました。やはり正しい安全管理、それから正しい認識、それの情報提供、こういうものは、血液という命にかかわるものを扱うだけに、より正確に、的確にやっていかなければいけないと思います。日赤はそういうことを心得てやっていただいていると思います。
 当面、私どもはできるだけ、必要量を確保するための御協力はしていかなければならないと思っておりますので、これからゴールデンウィークに向けてより力を入れていきたいと思います。