知事の記者会見
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平成17年5月16日(月) 午前11時
1.

BSE検査について

【記者】  内閣府の食品安全委員会で、牛のBSE全頭検査について、20カ月以下の牛は除外するという、全頭検査を緩和する国の方針が出て、今後、省令を改正する作業が進められると思うが、愛知県の検査に関する対応はどうか。
【知事】  国の検査基準の見直しが行われましても、愛知県としてはこれまでどおり、全頭検査の基本はこれからも維持をして、県民の皆様方に食肉に対する安全・安心というものを確保していきたいと思っております。
 BSEが最初に国内で発見されたのは、もう3年、4年前になるんでしょうか。平成13年でしたか、あのときは大変な騒ぎになって、一時期パニック状態に近い状態になりましたね。牛肉を扱うお店などに大きな打撃があったり、それから、小売業者も含めて大変な事態があったわけであります。
 それから3年4年、大分食肉に対する国民の認識も落ちついてきましたね。それはやっぱり、きちんとした検査が行われているということに対する安心感があったと思うんですね。まだまだちょっと心配する国民、県民の声、気持ち、そういうものが残っていると思いますので、県としては、国のそうした基準が、検査対象が変わろうとも、これまでどおり引き継いで検査は続けたいと思っております。
2.

愛知万博の来場者数について

【記者】  愛知万博について、ゴールデンウィークの来場者の状況を見ての知事の感想、考えは。また、今日が小中学校の見学者が最多日であるが、それらもあわせて、今後の来場者の見込みについてはどうか。
【知事】  お話のとおり、ゴールデンウィークの後半は、我々が期待したよりはちょっと入場者数が伸びなかったなと思っております。前半は大変多かったですね。もう15万人に達するかというような多くの方が足を運んでいただいた日もありました。全体として見ればまあまあだったのかなと、ゴールデンウィークの期間中ですね、そんなふうに思いますけれども、繰り返しになりますが、後半はちょっと残念でした。
 しかし、ゴールデンウィークが終わってちょうど1週間が経過して、入場者の数字を見てみますとね、すごく安定的に10万人ぐらいの平均入場者を記録していましてね、これも、とてもその後順調にきてるなと思っております。
 私どもも、日々のそういう入場者数など数字のデータを見ながら思いますのは、今、情報社会で、お客様方もいろんな情報を敏感にキャッチされましてね。したがって、博覧会へ来られる計画を立てたりするのも、その情報というものを本当にキャッチされるのが大変うまくなっておられるなということが一つ。
 それから、例えば博覧会へ初めて来ていただいた方が、いや、これはとても全部回れないし、パビリオンにいろいろ楽しみがたくさんあるということで、2度3度来るという、いわゆるリピーターが本当に多くなっている。これは、私も現場へ行っていろんな県民の方から声をかけられるんですけれども、「もう、知事さん、今回で5回目ですよ」「10回目ですよ」なんていう声が多くの方から聞かされております。したがって、私は、大変いい傾向で、また、お客様にとっても、この博覧会をじっくり、ゆっくり楽しんで体験していただいているということで、その点ではありがたいことだと思っております。
 今日で2カ月近く経過するわけですが、天気によっても、さまざまな状況によって、日によって多い少ないがもちろんあるわけですけれども、全体のトレンドが右肩上がりでずっと来てますよね。ゴールデンウィークが終わった後もそういうふうに安定的に右肩上がりで来ているということでありますので、これまでの2カ月弱の入場者の様子を眺めるにつけ、まあまあ順調に来てるんだろうと、そんなふうに思っているところでございます。
 もちろん、これからまた梅雨時だとか、それから大変気温が上がって酷暑のシーズンも迎えていくわけでありますので、多い少ないということがありますけれども、今のこの好調さをできるだけ維持できるように、博覧会協会ともども協力をしていきたいと思っております。
 それから、小中学校の見学やら遠足が今日が一番多いというお話ですが、私ども入場料補助をして、義務教育のお子さん方にもぜひともこの世紀の祭典を直接体験してもらいたいということで、予算の措置もしてきたわけでありますが、やっぱりもう見学されたお子さん方の声を聞くとですね、驚きやら楽しさ、あるいは博覧会というものの雰囲気、本当に感動した、楽しかったという声を聞きます。
 私、小学校やら中学校ぐらいの年齢のときにいろんな国々の異文化だとかあるいは新しい科学の展示やら仕掛け、そういうものに接するというのは、恐らく一生残る記憶になると思いますね。ですから、この遠足やら見学を通じて、情操の上でも、あるいはいろいろな学科を学ぶ上でもプラスになっていただけるように期待をしておりますし、また、大いに期待しております。
 それからまた、もちろん遠足だけでは十分見られない部分は、今度はお父さんお母さん、あるいは御家族、地域、いろんなグループ、団体でまた来ていただく機会があると思いますのでね、何回か足を運んでいただいて、いい思い出づくりをしてもらいたいなと思っているところでございます。
【記者】  小中学校の見学者が、入場者数が堅調に来ているということの下支えになっている部分はあるか。
【知事】  それは当然、子供たちが各学校から見学、遠足で来てもらうというのは、もちろん下支えになっているとは思いますけれども、私は、先ほど申し上げたとおり、今回の博覧会は、2度3度行ってみたいという、そういう気持ちになっていただける博覧会だと思っていますし、現にそういう傾向が出ておりますので、まあまあ堅調にいい数字が出ておりますのは、2度3度行こうというリピーターも下支えになっていると思います。
 それから、博覧会に対するPRだとか認知が本当に全国的に広がってきましたね。遠くからもたくさんの方に来ていただいておりますし、先週、私、仕事で上京いたしましたけれども、そこでお会いしました方々も、当然のことながら、ほとんど私の顔をごらんになると、もう最初に博覧会の話題を出していただいて、ひとしきり万博談議に花を咲かせるような、そんな雰囲気でございましたし、これから夏に向けてですね、こうした機運をもっともっと高めたいなと思っているところでございます。
3.

愛知万博の暑さ対策について

【記者】  愛知万博について、民主党県議団が知事あてに、暑さ対策を求める要望書を出したが、愛知県として、博覧会協会に暑さ対策を求める上で、知事のお考え、具体案があるか。
【知事】  これは、議会からそういう御要望をいただきました。これはもっともな御要望でしてね、私どもも、これから本当に気温が上がって暑さの厳しい季節、シーズンを迎えると、お客様の体調やら事故やら怪我やら、いろんなものにつながりますので、かねてから心配しておりました。事あるごとにいろんな会合では、博覧会協会にその対策をお願いしてまいりました。で、博覧会協会の方もその点についていろいろと検討、準備をされまして、もう既に協会として記者発表されておりますように、暑さ対策のための新たな日よけの新設やら改良、あるいはグローバル・ループなどで、あれはドライミストというんですか、霧状の、そういう発生装置を設置するとか、いろいろ対策をとっておられます。
 雨対策も含めてですけれども、そういう対策をとっておられて、少しずつ改善が進んでおりますので、我々も安堵しておりますけれども、もちろん、これから実際にその季節が近づいてくれば、まだあれもやった方がいい、これもやった方がいいというような、いろんなことが出てこようかと思います。そういうものをできるだけ、我々も県民の意見をこちらの方できちんと酌み取ってですね、協会の方へ求めていったり、協会と相談し合ったり、改善をしていきたいと思っているところです
 

愛知万博の来場者数について

【記者】  愛知万博への小中学生の遠足が盛んであるが、近県で、愛知県と同じようにやっていく動きはあるか。
【国際博
推進局長】
 岐阜あたりが、東濃の方で少しそういう動きが出ています。
私ども聞いておるところで、確たる数字があるわけでございませんけれども、愛知県と同じ制度というんじゃなくて、東濃の方で団体の小中学生がこちらへおみえになっているという話は伺っております。
【知事】  東海環状自動車道で、特に東濃は本当に近くなりましたね。便利になって、実際、遠足など以外でも、岐阜県からもたくさんお客様に来ていただいております。
 バスなんかのナンバープレートを見ますとね、本当にいろんな県のものがたくさんありますし、それから、結構遠くからも、関東、関西、あるいは関西よりもさらに西の方からもバスでたくさん来ていただいておりまして、そういう意味でも、大分博覧会に対する関心が全国に大きく波及しているなと思っております。
 

BSE検査について

【記者】  BSE検査について、都道府県が自主的に行う検査については国で最長3年間は補助をすると示されているが、愛知県が全頭検査を継続するという対応はこの国の補助があってのことなのか。
【知事】  そういうことではなくて、国の補助は大変、継続してもらえるのはありがたいと思っておりますが、実際問題、まずはBSEに対する県民の不安というものがまだ残っていると思うんですね。したがって、国が見直しで基準が変わったとはいえ、やはり県としてはそういう県民の不安やら心配が根強くある以上は継続すべきだという、その補助金とは別の判断です。
 当然、継続する以上は、国に対してもそういう検査の費用などについてはみてほしいということは、地方の声として国の方へ伝えてありますけれども、国の方はそれを、当面3年ということをおっしゃってますよね。したがって、我々、今後、牛肉に対する、県民やら生産者、消費者のさまざまな意見を十分見ながら、それをいつまで続けるのか、今後どうしていくのかを見きわめたいと思っておりますが、いずれにしても検査は、国の見直しにかかわらず続けていきたいと思っています。
4.

中部国際空港及び県営名古屋空港開港3カ月について

【記者】  明日で中部国際空港及び県営名古屋空港が開港して3カ月となるが、この3カ月を振り返ってどう考えるか。
【知事】  セントレアについては、十分順調だと言って差し支えないんじゃないでしょうか。旅客利用者が前の名古屋空港よりもはるかに増えたというだけではなく、ターミナルビルについての多くの皆さん方の関心があそこのにぎわいを今も維持しておりますし、それから、何よりも物流ですね。この地域の物づくりを支える荷物、貨物、そういう面でも新たな航空便の就航を含めて飛躍的に便利になり、利用数も増えていると。ですから、順調だと、その一言で表現できるのではないかと思います。
 それから、県営名古屋空港の方ですけれども、こちらの方も、御承知のとおりコミューターが中心、小型機が中心の県営空港なわけですが、これも、ジェイエアの乗客実績など見ると、まあまあ安定的に従来よりも伸びているということで、県営名古屋空港の方も比較的安定的に推移していると、そんなふうに思っているところでございます。
 私もつい数日前に現地を見てまいりました。今、取り壊し工事やらいろんなものが進んでおりますし、それから、これから秋に向けては新たな工事もいろいろ予定をしております。そういうものをきちんとやって、小型機用空港としての拠点にふさわしい物理的な陣容をこれから整えていきたいと思っております。したがって、博覧会が終わった後もですね、安定的に御利用いただけるように努めていきたいと思います。
 それから、ビジネス機の関係ですが、外国からのビジネス機も、この博覧会の関係でしょうか、少しずつ来ていただいております。これは一挙に伸びるものではございませんけれども、御利用いただいた方に、ああやっぱり使い勝手がいいな、そういう認識をこれから持っていただいて、そういう声が広がっていくようにしたいと思っておりまして、世界のビジネス機のいろんな会議なども予定されておりますので、積極的にそういう機会なども利用して、県営名古屋空港のPRに努めていきたいと思っております。
 3カ月というところで、まあまあこれまで両空港とも順調だろうと思っておりますが、特に県営名古屋空港については、しかし、これからまだまだ努力をしていかなければならないと、そんなふうに思っているところでございます。