知事の記者会見
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平成18年10月16日(月) 午前11時
1.

定例知事記者会見のスタイル変更について

【記者】 素朴な質問ですが、なぜこの時期に、このタイミングで、演台を使い、立って会見を行う形にされたのですか。
【知事】 今年4月から、ご承知のとおり、本庁の組織改革を行いまして、知事政策局という組織を立ち上げました。知事政策局の中には、政策調整、企画、そして広報広聴の部門を統合して、より戦略的な広報の必要性を痛感しながら、広報あるいは広聴のプランづくりに、年度初めから取り組んでいるところでございます。
 このプランづくりの中で、現在の広報広聴のチェック、検討をいろいろしておりまして、例えば、インターネットがこれだけ進展していますので、それの活用を、これからさらにどう充実させていくのかとか、あるいは従来の広報媒体が現状のままで良いのか、様々な検討を、今、内部でしているわけでございます。やはり、メディアは大変重要な分野でございますので、定例記者会見につきましても、従来よりも見直す方向で内部で検討してまいりました。その戦略プランは、まだ出来上がってはいないわけですけれども、できるものはどんどんやっていこう。できるだけスピーディに実現していこうということで、今日、こういう形で記者会見を行うことになりました。
 ご覧いただくとおわかりだと思いますが、本県の県産材を使いまして、関係の方にご無理を言って、こういう演台も作りました。従来とは若干違った雰囲気であろうと思いますけれども、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
 そのような経過でございますけれども、ちょっと個人的な思いを少し言いますと、今年に入りまして、治安回復ということで県民にメッセージを発信したり、それから交通事故死を少しでも抑止したいということでメッセージを発信したりしたことがございました。記者クラブの皆様方からいろいろご質問を受けるだけではなく、やはり、県から県民にお願いする機会というのが、おそらくこれから多くなるのではないだろうか。そういうメッセージを発信する際に、従来のように、お願いする立場で座ったままというのもどうかという感じが私の中にございましたので、ちょうど良い機会かなという気持ちでございます。
 そんな経過やら思いの中で、このような形をとらさせていただきました。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
【記者】 特に知事選を意識して、この時期に変えたというわけではないのですか。
【知事】 特別そういうものを意識して、このような形にしたわけではありませんけれども、いつのときにおいても、広報で県民の方々にきちんと情報を提供するというのは重要なことでございますので、改善は速やかにやった方が良いと、そういう判断であります。
【記者】 過去を振り返ると、知事応接室の円卓で会見をやった期間が長く、知事の脇に両副知事や部長が居並ぶという形が長く続いていましたが、演台にされたのは、やはり、知事のリーダーシップというのを明確に見える形で示されたのではないかなと思うのですが、この辺りはいかがでしょうか。
【知事】 そういう見方も、あるいはできるのかもわかりませんね。というよりも、プレスの皆さん方、メディアの皆さん方を通じて、県民の皆様方に県の情報、県の動き、そうしたものをきちんとお伝えするという広報の重要性は痛感しておりますので、その一環として認識しております。従来、部局の職員も含め両副知事など、この記者会見には立ち会うわけでございます。これからもそういう形で同席はさせていただきますが、考えてみれば、ほとんど私1人でお話をしたり、ご説明することが多いわけでございますので、同席はこれからもさせますけれども、それほど私自身の中で大きく変えるという意識はございません。ただ、こういう形で立って皆様方に直接お話しできるというのは、従来の座ったままよりも、より直接的に物事が伝えやすいのかなと、そんな気持ちは持っております。良い形で、これが記者会見の形として定着することを望んでいます。
【記者】 この会見の様子を、将来的にはインターネットで流したいという意向はあるのですか。それについては、やはり、質問者がありますので検討が必要だと思うのですが、これはお願いですが、一方的に決めないでいただけますか。
【知事】 インターネットの活用は、今、膨大な県のホームページなどございまして、アクセスが本当にしやすいかどうか、わかりやすい表記になっているのか、あるいはビジュアル的にはどうだろうか、そのようなことも含めて、インターネットについては、改善やより中身の充実を、今、考えておりますけれども、記者クラブの皆さん方との関わりのあることについては、これは当然のことながら、事前にご相談をしたり、ご報告をしたり、そういう手順が必要になると思いますから、今、ご指摘いただきましたことはしっかり受けとめさせていただきます。
【記者】 この演台で立ってやるというのは、どなたが提案されたのか。また、今日初めて立たれて、今まで座られていたのと気分的にどう違いますか。
【知事】 この演台のアイデアを出してくれたのは職員からです。私が直接指示したものではございません。
 ただ、先ほど申し上げたとおり、私自身も、皆様方から質問を受けて答えるという形式、それはそれで、もちろん大切なこととして、それに加えて、こちらからお願いすることなどもこれまでございました。それは先ほど申し上げたとおりですが、座ったまま県民の皆さん方に、いろいろお願いのメッセージを送るというのはどうかという気持ち、引っ掛かりや違和感がありましたので、ちょうど良い機会かなと思って、今回、このような形を取り入れることにいたしました。
 それから、実際にここへ立ってみてどうかということですが、随分違いますね。今まで座って、ちょうどこのクラブの皆さん方とこれまでは目線が全く一緒で、そういう意味では、質問に対して答えやすい部分も、もちろんありましたけれども、やはり、背筋を伸ばして直接いろいろご説明したり、あるいは考え方をお示しするというのは非常に新鮮で、県民の皆様方にお話をしているというような、そんな感じも従来よりは強く思いますね。
【記者】 立って行う形の会見は、他見では先行例はあるのでしょうか。
【知事】 正確にお答えはできないのですが、東京都の石原知事はいつも立ってやっておられますね。それ以外、どこでやっているかは、私自身は詳細をつかんでおりません。担当の者は知っているかもわかりません。
 これもメディアのニュースなどで知っている範囲ですけれども、この近隣ではないのではないでしょうか。三重県や岐阜県さんも、それから名古屋市さんも座った形ではないかと思います。全国47都道府県を当たってみれば、あるのかもわかりません。
 それから、国も、内閣総理大臣や官房長官が記者会見に応じるものは立ってやっておられますが、各大臣の閣議後の記者会見的なものは座ってやっているのが多いですね。例外はあるかわかりません。
 ですから、多いか少ないかということになれば、まだ少ない方なのかもわかりませんね。申しわけありません。
【記者】 新鮮な感じを持たれるということですけれども、演台に変えたことは、若さのアピールですか。また、広報は非常に重要であるという認識を示されたので、今後、会見の頻度を増やすという考えはあるのでしょうか。
【知事】 演台が若さのアピールになるのかどうかは、ちょっとよくわかりませんけれども、そういうことを取り立てて意識してのことではないというのは、先ほど申し上げたとおりです。ただ、30〜40分立ってお話しするというのは、座ってやる方が楽なのかもわかりませんけれども、先ほど申し上げたとおり、姿勢を正し、背筋を伸ばしてお話しした方が心地良い緊張感がありますので、それはそれで、私はこういう形式、今日はまだ初めてですけれども、良いことだなと自分では思っております。
 それから、会見の回数を増やすかどうかですが、これも今お聞きいただいたばかりで、特に検討しておりません。増やすのが良いのかどうなのか、こういう形で皆様方とともに今までやってまいりまして、特にこちらの方から、こういう定例という形ではあまり不便を感じたことはありません。もちろん、適宜広報広聴の関係で充実を図っていく上で、私からの場合もありましょうし、職員からの場合もありましょうけれども、積極的に発表する機会は作っていかなければならないと思っておりますが、定例という形で増やすのが良いのかどうか、申し訳ありませんけれども、今、突然お尋ねいただきましたが、現在のところ、特に考えて検討しておりません。
【記者】 演台の間伐材の使用については、これも職員のアイデアですか。それとも、知事の強いご意向があったのですか。
【知事】 この演台を作るに当たって、こういうデザインで、こういう用材を使い、どこに頼むかというようなことは、職員に任せております。
 かねてから、できるだけいろいろなものに間伐材を、地元の三河材、間伐材を積極的に利用するようにということは、強く要請をしておりましたけれども、この演台については、今、申し上げたような経緯でございます。
2.

タイ王国渡航の抱負について

【記者】 10月30日からタイへ渡航されて、チェンマイの国際園芸博に出席されるということですけれども、どのような成果をあげられるつもりか、お伺いします。
【知事】 10月30日から11月3日の朝、早朝戻ってまいります。タイのチェンマイで、国際花博、花の博覧会が開催されます。今回は、タイ政府から、その開会式へのご招待をいただきましたので、それから、ここへは日本政府も出展参加いたしまして、それのオープニングに参加すること、それから、愛知県も県として、業界団体の皆様方と一緒になって出展をいたしますので、その関係行事に出ること、主としてそのような目的で渡航するものでございます。
 今回のチェンマイで行われます花博は、博覧会の規模としては「A1」に属するもので、日本の過去博でいうと大阪の花博に匹敵する、花の博覧会としては最大規模のものでございます。参加国も30か国を超えると聞いております。
 私どもは、昨年愛知万博を開催いたしまして、もちろんタイからも参加をいただき、博覧会を大きく盛り上げていただきました。それから、花き産業、花の産業は、ご承知のことでございますけれども、本県は長年にわたって、断トツで日本一の産出額を誇っておりまして、花き産業は本県の重要産業の一つである、そういう位置づけのものでございます。加えて、タイは特に自動車産業などを中心として、かねてから本県に関わりの深い企業もたくさん進出し、向こうで活躍しておられる、そういうお国でありますので、この花の博覧会を機会にタイへ訪問したい、そういうことで、大変強行軍でございますけれども、今、申し上げたような様々な事業に参加してこようと思っているところでございます。
 タイも大変発展著しい国でありますので、これから日本とタイ、それから私どものこの地域とタイというのは、どんどん、さらに交流が深まっていくだろうと思っております。今回の渡航が、少しでもそういうものに貢献できればと思っているところでございます。
【記者】 タイの訪問ですが、これはやはり愛知の花とか、下山のシンビジウムだとか、そういうのを輸出するということは、頭の中で考えてみえるのですか。
【知事】 タイとの花きの取引が、すぐ簡単に実現するとは思っていません。ただ、今、アジアでも、例えば中国は、経済発展ということもありましょうし、様々なニーズもあることもございまして、日本の花きに対して、大変関心が高まっておりますし、実績も出つつあります。願わくば、将来は、中国も含めたアジア、あるいはアジア以外にも、花き産業が貿易の対象として発展してくれることを心から望んでいます。
 今回、タイで愛知県が出展するのは、愛知県が大変得意分野にしております、例えば菊とか、ランとか、シクラメンとか、観葉植物とか、そういう全国1位の実績を誇っているものが中心であります。それから、一部盆栽なども、これは稲沢市を中心として、本県で大変盛んなものでございます。そういうものを展示して、愛知の花き産業というものに対して、少しでも理解、認識が深まるようにしたいと思っています。
 ですから、すぐタイとの貿易に、これがつながるというようなことは、やはり、一定の時間、今後の我々の努力、あるいは業界の努力が必要になってくると思います。
3.

愛知学園の暴行事件について

【記者】 先日、愛知学園で、職員が入所している女子入所者から暴行を受けたという事件がありましたが、こうした入所施設に対する県のこれからの取組みや方針について、改めて伺えますか。
【知事】 4年前になりますけれども、愛知学園の職員が命をなくするという事件があって、またこういう大きな事件を引き起こしてしまったということに関しては、関係者はもちろんのことでありますけれども、県施設でありますので、県民に対しても本当に申し訳ない、本当に申し訳ない気持ちで一杯だという状況でございます。
 今、なぜこうなったのか、どんな経緯と背景がこういう事件を引き起こしたのか、それから体制はどうだったのか、個々具体的に何が問題になったのかなど、関係者に徹底検証させております。もちろん、いろいろ複雑な事情があって、一つ二つだけの要因ではないと思います。いろいろな原因があると思います。しかし、徹底的に検証するように指示をいたしておりまして、まだ、今、その途上にあります。まだ途上でありますので、中途半端なことは言わない方が良いと思いますけれども、ただ、おぼろげながら、現時点で、私自身がいろいろな報告などを聞いて推測いたしますのは、一口で言えば、ちょっとコミュニケーション不足があったのではないかと、そのように思います。そのコミュニケーションというのは、例えば、職員間の連絡、連携、それから子供たちと職員との連携、そんな両面について、やはり、徹底的に解明する必要があるのではないだろうかと思います。
 それから、今、こういう時代になりまして、入所されるお子さん方も、例えば、中には学習障害を持っておられたり、いろいろな心の病を持っておられる方が多くなってきて、もちろん、そのような方ばかりではありませんけれども、なかなか対話が難しい状況も生み出されております。そのようなことをこれからどうしていくのかということも、あるいは一つの課題であろうと思っております。
 女子の入所者全員がこういう行動に移ったということは、おそらく職員も予測していなかったことだろうと思います。それだけに、できるだけ子供たちのやることですから、予測を十分にして、想像をたくましくして、日常の指導、活動をしなければならないわけでございますので、今、検証しておりますが、それがある程度解明が進んだ段階では、外部の方にも入っていただき検討委員会を設けて、これからの愛知学園のあり方、それから実際の指導の方法、運営の仕方を見直していきたいと、そのように思っているところでございます。
【記者】 警察へ引き渡したというのは、知事としても、また弁護士としてもどうお考えですか。
【知事】 引き渡したというよりも、被害届を出したことは事実です。間違えれば大変な事態にもなりかねない今回の事案でありますので、事を曖昧なまま対処することはできませんし、それから、やはり事の重大性とか自らの責任とか、そういうものも自覚をしていただく必要もあろうと思います。したがって、今回のことについては警察に被害届を出しました。
 警察はその後いろいろ調査して、一部のお子さんについては逮捕ということになりました。逮捕になったこと自体は、大変残念なことで辛いことではございますけれども、今回、被害届を学園として出すに当たっては、私はやむを得ないことだなと、そのように認識をしております。
【記者】 愛知学園の体制などを見直す方向でいきたいということですが、それは年度内とか、もっと近いスパンで考えてみえるのか。
【知事】  基本は、できるだけ速やかにやりたいと思っています。いつまでというような時限を決めているわけではありませんが、できるだけ速やかにと思っております。
 先ほど申し上げたとおり、現在、検証の作業に掛かっておりますので、やはり、事実関係がいろいろ見えてこないといけないと思います。それから、お子さんも逮捕された方や自宅の方へ帰っておられる方や、いろいろな方がいらっしゃいますので、この検証作業がどのくらい掛かるのか、それ次第だと思います。
 いずれにしても、外部の方に入ってもらい、専門家にも入ってもらって検討委員会を作り、そこで議論を進めて、良い形に少しでも近づけたいと思っております。
 申し訳ありませんが、時期はいつまでというように限定的に考えておりませんが、冒頭申し上げたとおり、できるだけ速やかにやりたいなと思っております。
4.

被爆者への対応について

【記者】 10月3日から被爆者行脚が始まりまして、10月5日には愛知県に対し要請行動が行われたわけですけれども、そのやりとりの中で、健康福祉部から、知事がこれまで知事会で被爆者からの声について発言をなさったり、情報交換をほかの知事さんとなさった経緯があるというような回答があったのですが、いつごろの知事会で、どのような発言をなさってきたのか、お教えいただけたらと思います。
【知事】 今、初めて耳にしたことですから、正確を期すことはなかなかできないのですが、全国知事会の中では、会議の時などは、様々な分野のことが議論の対象になりまして、当然、福祉、医療といった分野は、私は社会文教委員長をやっていますので、折に触れ、いろいろな報告を受けたり、あるいは話題になることはありますけれども、知事会のところで、被爆者のことについて特別どういう発言をしたのか、ちょっと記憶が定かではありません。申し訳ないです。
5.

非核自治体宣言について

【記者】 非核自治体宣言について、愛知県では、たぶん24の市町村がしているかと思うのですが、愛知県として、そのような宣言をするといったようなことに対しては、どのように思っておられますか。
【知事】 宣言そのものを良いとか悪いとか言うこと以前に、非核とか、あるいは平和とか、何をやるかという実際の行動、あるいは施策、事業、そういうものが大切だろうと私自身は思っておりまして、従来、できるだけそういう平和とか、あるいは非核とかいうことについて、きちんとした対応ができるようにとの姿勢でまいりました。
 今、直ちに、ここで非核宣言をやるのか、やらないのかと言われても、にわかにお答えはできませんけれども、実の上がることは必要だろうと思いますね。
6.

北朝鮮の地下核実験について

【記者】 北朝鮮の地下核実験の関連でお伺いしたいのですが、週末に国連の安保理が制裁を決議しました。週末から国内の輸入禁止措置なども始まっているのですけれども、この地域への影響というのは、何か懸念されていることなどありますでしょうか。
【知事】 影響ということについては、なかなかお答えをしづらい問題ですが、国連であのような決議に至ったということは大変歓迎しておりますし、良いことだと思います。
 やはり、国際社会がどういう対応をとれるかということが問われていると思うのですね。個々の関係ではなく、国際社会がきちんとした対応ができることが重要だろうと。その意味では、今回の決議は、私は良かったと思っております。
 北朝鮮の問題が、この地域にどのような影響があるかということですが、なかなか見えないところがあります。と申しますのは、核実験の前に、ミサイルの問題もありましたよね。ですから、北東アジアの状況について、大変緊張感が高まって、県民の皆様方もいろいろな心配をしていることは間違いないと思うのですよ。そういう不安が根底にあることが、これからのいろいろな社会活動、あるいは経済活動にどのような影響を及ぼしていくのか、これは何も北朝鮮と日本の関係だけではなく、中国や韓国との関係など、様々な中での話になってきます。なかなかその辺り、私も見通す力がありませんので、ここで明確に、影響を、具体的な中身を申し上げることができませんけれども、願わくば、国連の安保理決議が、少しでもそのような不安を、これから解消する方向に物事が進展することを、大いに期待し望んでおります。
7.

裏金問題について

【記者】 犬山市長の石田さんが、自分が県議時代に、愛知県にも裏金があったのではないかということを発言されていまして、海外視察の時に餞別をもらっていたということをお話しされていたのですけれども、実際に、県議が海外に視察するときに、県の方から餞別を渡すというような制度があったのでしょうか。もし、あったのだとすると、その財源はどこから出ていたのかということと、また、それは今でもあるのか。もし、無いのであれば、いつごろまで、そういったことがあったのでしょうか。
【知事】 詳細について、私ではわからない部分がございますし、石田さんがそれをどういう内容としてお伝えになったのかわかりません。少なくとも、私が知事になってから餞別を届けたことは一度たりともございませんし、私がもらったこともありません。
 10年前、15年前がどうだったのかは、詳細、申し訳ありませんけれども、今、ここでお答えするだけの事実関係を持っておりません。ただ、先ほど申し上げたとおり、少なくとも私が就任してから、そういうことを見聞きしたことは私にはありません。もちろん私自身も含めて、見聞きしたこともありません。
【記者】 現在は、そういったお金については無いということを、繰り返し会見の場でもおっしゃられていると思うのですが、過去にそういった裏金のようなものが、もしあったとするならば、過去のいつごろまで、こういうもので、このぐらいあったということも含めて情報公開するべきだというようなことも、その方はおっしゃってみえました。
 裏金は現在はないということですけれども、過去に、もしあったのだとすれば、それはどういったものだったのかということを明らかにする調査をするお考えはありますでしょうか。
【知事】 石田さんはもらったと言うのですか。
【記者】 おっしゃっていました。
【知事】 そうですか。誰にもらったと。
【記者】 海外視察のときに、県の職員が餞別を持ってきたと。でも、それは一体どこから出ているお金なのかということはわからなかったと。自腹を切って持ってくるとは思えないというようなことをおっしゃっていたのですけれども、そういったことを含めて調べられるお考えとかはありますでしょうか。
【知事】 10年以上前のことで、個別の事案が私にはわかりませんので、それをどこまで、どういう形で調べ得るのか、調べることが可能なのか、それは私には、今、ここでにわかに即答しかねることですね。
 餞別のことは初めてお聞きすることですが、いろいろお金の問題に関しては、本県も過去に、例えば食糧費の問題とか、あるいはタクシーの問題とか、いろいろなことがあって、これはもちろんもう10年以上前のことだと思いますけれども、住民訴訟も起こされ、訴訟で指摘されたり、あるいはいろいろなところで問題になったりして、それを改善し、そういうことが無いようにということで、改めて現在に至っているわけです。ですから、私はそれを、10年前なのか20年前なのか知りませんけれども、どこまで、どういう形で遡るのかというようなことは、今ここで言われても、はいそうですか、というように言える問題ではないですね。