知事の記者会見
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平成19年1月4日(月) 午前11時
1.

新年にあたっての抱負について

【記者】 今年最初の会見ですので、新年に当たっての抱負をお聞かせください。
【知事】 明けましておめでとうございます。旧年中は、記者クラブの皆様方にも大変ご厄介になり、いろいろとご支援、ご理解、ご協力をいただきましたこと、改めてお礼を申し上げます。新しい年を迎えたわけでございますが、今年も格別お世話になります。どうぞ、よろしくお願いを申し上げます。
 新しい年を迎えて、今思いますのは、あと1ヶ月余りもいたしますと、セントレアの開港2年目を迎えるわけですね。それから、3月を迎えますと愛知万博の2年前の開幕を迎えるわけでございまして、はや2年が経過するのかなと、大変感慨深く思っております。この間、昨年は本当にこの愛知は元気な1年でありましたし、活力に富んだ年であったと思います。今年も、専門家の意見なども様々発表されておりますけれども、この地域は引き続き、活力を維持しながら発展するであろうというお話を聞くにつけ、大変うれしく思うとともに、責任の重さを感じております。ただ、景気については、いろいろな不確定要素もございますので、決して楽観することなく、慎重に見極めながら県政運営を進めてまいりたいと思っているところでございます。
 先ほど、私は仕事始め式で職員に新年のあいさつをいたしました。この記者会見場にも今掲げておりますような字を職員に示して、1年のあいさつをしたわけでありますけれども、繰り返しになりますが、「今を越える」この愛知をこれから実現していくためには、やはり心の持ち様、それから、県政を進める上での姿勢、あるいはスタンスが大切になってくると思いまして、詩の一節から今回は引用するような格好で、「静かな眼」という言葉を職員に示したところであります。
 先ほどもお話をして、繰り返しになりますけれども、三好達治という、私が若い頃から大変好きな詩人で、「一点鐘」という詩集がございますが、その中の「冬の日」。三好達治は元々、韓国、朝鮮に関わりの深い方でございますけれども、慶州の仏国寺を再訪して詠った詩だと聞いております。一節だけでございますけれども、その中からこの1字を取ったところでございます。これは、私は本当に以前から好きで好きで、よく口ずさんだ詩の一節であります。
 「前触れもなくそれが汝の前に来て かかる時 ささやく言葉に信をおけ 静かな眼 平和な心 その外に何の宝が世にあらう」
 「静かな眼、平和な心」、これが大きく阻害される昨今であります。先ほど、仕事始め式で申し上げたとおりでございまして、やはり、そうした謙虚な目、冷静な目をきちんと持ちながら、県政を進めていかなければならないと思っているところでございまして、思いやりの心ということを言い換えることができるかもわかりませんけれども、そんな気持ちで職員一丸となって、オール県庁で様々な課題に取り組んでいきたいと思っております。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
 なお、行政分野は大変広うございまして、安心・安全、産業、あるいは人づくり、環境、交流、地域経営と、本当に多分野に及んでおります。個々の課題については、昨年末に、この記者会見でもいろいろ申し上げましたので、ここで繰り返しはいたしませんけれども、全体が総合力として高まるように、努力をしていかなければならないと思っております。職員が力を合わせて頑張ってやっていきたいと思いますので、記者クラブの皆様方のなお一層のご支援とご協力を、どうかよろしくお願い申し上げます。
【記者】 その書初めは、いつ、どこで行われたのですか。
【知事】 年の初めの書初めというのは、本当は正月の2日にやるのが本来の姿のようでございますが、昨年も今年も、元旦の日に自宅で書きました。慣れておりませんので、これ1枚を仕上げるのに20枚ぐらい書きまして、大分苦労し、七転八倒し、墨だらけになって書きました。
2.

愛・地球博記念公園の第2期開園について(知事より発表)

【知事】 それでは、引き続き、新春ということで、少しは明るい話題を提供したいということで、愛・地球博記念公園、いわゆる「モリコロパークの第2期開園」と「イデアのひろば」について、この場をお借りして、ご披露をしたいと思います。模型などがございますけれども、これを活用しながら説明をさせていただきます。
 まず1点目は、愛・地球博記念公園の第2期開園についてでございます。
 ご高承のとおり、昨年の7月に第1期の開園を行いまして、以来約半年間でおよそ50万人の方にご利用をいただき、楽しんでいただいております。このたび、さらに広い区域を第2期オープンしまして、広く県民の皆様方にご利用いただきたいと思っております。
 それでは、開園区域のパネルをご覧いただきたいと思います。
 まず、開園日時でございますが、今年の3月25日、これは2年前に愛知万博が開幕した日でございますけれども、3月25日がちょうど日曜日になっておりまして、午後1時を予定をしております。
 今回開園をいたします区域でございますが、図面の中で赤色で表示した区域、これは約64ヘクタールの面積がございますけれども、この区域を第2期開園として県民の皆様方にご利用いただこうと思っております。今回、この開園に伴いまして、新たに西入り口からの入園が可能となります。従来は、リニモ側からでございましたけれども、第2期開園に伴いまして、この西入り口を開門することにいたしました。
 このたび開園する主な施設でございますけれども、愛・地球博記念館やアイススケート場、温水プール、それから四季折々の自然を楽しんでいただけます林床花園、あるいはフィールドセンターなどがございまして、日本庭園の方も全面オープンして、茶室が利用できるようになります。
 これらの施設を簡単にご説明申し上げたいと思います。
 まず、愛・地球博記念館でございます。これは、博覧会の貴重な資料や記録などを展示する施設でございまして、博覧会の開幕時には迎賓館とレセプションホールとして活用したものを再利用するものでございます。内部を改造、一部増築をして、この第2期開園に備えております。
 主な展示品でございますけれども、中央の写真でございますが、これは博覧会の開会式で、皇太子殿下に奏でていただきましたオルゴールでございます。また、左上の写真でございますけれども、長久手愛知県館に展示されておりました唐子指南車でございまして、これはご承知のとおり、九代目玉屋庄兵衛さんのご協力によって展示できることになったものでございます。目の前にありますのが、その3分の1のスケールのレプリカでございます。他にも、会場を訪れた方々の思い出として残っております様々な品々、約500点を入れ換えをしながら展示をする計画でございます。また、博覧会当時の映像がご覧いただけるシアターもこの中には設置をしております。あの2年前の感動を映像で味わっていただきたいと思っております。
 なお、今申し上げました常設展示のほかに、定期的に企画展なども行ってまいりたいと考えておりまして、来年度は、博覧会のマスコットキャラクターとして、今もなお人気のあるモリゾー・キッコロの企画展示や、あるいは博覧会の思い出の品々を、県民の皆様方に持ち寄ってもらい展示をするという「『わたしの思い出、愛・地球博』展」などを予定いたしているところでございます。さらには、世界の博覧会に関する展示も行えるように、資料収集などもこれから努めていきたいと思っております。
 なお、開園に先立ち、開園当日の午前中に、愛・地球博記念館の場所におきまして、開園式典、あるいは記念館の内覧会も執り行う予定でございます。また、記者クラブの皆様方にも大変ご協力をいただくわけでございますが、よろしくお願いを申し上げます。
 続きまして、「イデアのひろば」について説明を申し上げます。
 このパネルのうちで、青色の破線で示された部分が「イデアのひろば」でございます。この計画につきましては、昨年、「愛・地球博理念継承エリア検討委員会」で提案をいただいたものをもとにいたしまして、県において取りまとめたものでございます。今回は、そのイメージをより理解をしていただくために、模型、あるいはイメージ図を作製しましたので、ご紹介を申し上げたいと思います。
 「イデアのひろば」でございますけれども、簡単に言えば、二つの大きなゾーンに分けることができると思います。一つは博覧会開催を記念する記念ゾーン、もう一つは交流と環境をテーマにしたテーマゾーンの二つのゾーニングでございます。先ほど、私は愛・地球博記念館のご説明を簡単に申し上げましたけれども、これは記念ゾーンの一角にあります。ここでは、テーマゾーンの方を中心に説明を申し上げたいと思います。
 このテーマゾーンでございますが、市民参加と交流の拠点となります地球市民交流センターとフレンドシップ広場が主たる施設でございます。
 まず、地球市民交流センターでございますが、この地球市民交流センターは、リニモでいらっしゃった方には、駅舎のところからデッキで大屋根の部分に来て、直接階段やエレベーターなどを使って入ることができる構造のものでございます。この地球市民交流センターは、現地の地形と調和したシンプルで、しかもダイナミックなデザインの大屋根で覆われております。その内部でございますが、体育館などのスポーツ施設とともに、NPOやボランティアの方々が様々な活動を行える多目的室を複数設けております。また、センターの中心部にあります広場では、およそ1,000人規模でのお祭りやコンサート、あるいは展示会、フリーマーケットなどが開催できる、楽しく交流できる空間でございます。また、その付近では、環境技術の展示や環境と交流をテーマとしたアート作品の展示、あるいはモリゾー・キッコロコーナーなどが設けられておりまして、万博のときのように、賑やかで楽しい時間を過ごすことができる空間にしていきたいと思っているところでございます。
 次に、フレンドシップ広場でございます。ここでは、博覧会の草の根の交流の象徴でございました「一市町村一国フレンドシップ事業」の理念と成果を引き継ぎまして、県民の皆様方と一緒になり、県民協働で創り上げてまいりたいと考えております。
 その協働で創り上げてまいりたいと考えております一環でございますが、樹木、雑木林の造林、造成についてご紹介を申し上げたいと思います。目の前にポット苗がございます。これは、ペットボトルの廃物を利用して作ったものでございます。来年度から、県民の皆様方の参加を得て、この公園内のドングリを集めまして、このようなポット苗などで約半年間育ててもらいます。これを公園内の苗床などでさらに約2年間大きく育てることによりまして、最終的にはこのフレンドシップ広場に植樹をしていただこうという計画でございます。博覧会のテーマであります、環境、緑、自然、これを県民の皆様方と一緒に苗から、ドングリから育てていこうという試みでございまして、多くの皆様方にご参加をいただきたいと考えております。
 さて、この「イデアのひろば」でございますけれども、この整備計画は、来年度設計を進めまして、平成20年度から工事に着手をし、今申し上げました「イデアのひろば」の全体像が現れてまいりますのは、平成22年度を目指しております。これは上海万博が開催される年でございます。何とかその時期に、博覧会の理念と成果を継承する「イデアのひろば」を完成させたいと考えているところでございます。また、この場所では毎年記念イベントを実施いたしましたり、あるいはコンサートや各種のイベントを誘致したいと思っております。これから積極的に県民の皆様方に働きかけをし、あるいは誘致、PRなどもしまして、賑わいの広場として、この公園を生まれ変わるようにしてまいりたいと思っているところでございます。
 なお、大広場に隣接した東側の斜面には、コスモスやポピーなどでお花畑を整備して、各所に花の見どころを造りまして、花の豊かな公園に仕立て上げていきたいと思っているところでございます。
 早口で申し上げて、分かりづらい点もあったかと思いますが、後ほど、公園担当の者からもう少し細かくご説明申し上げ、また、皆様方のご質問にも答えていきたいと思っております。模型も用意いたしまして、大分姿がはっきりしてきたと思います。まだ造るのには時間がかかるわけでございますけれども、当面、今年の3月には第2期オープンということで、すぐご利用いただける部分も拡大いたしますので、多くの皆様方に公園へ足を運んでいただき、博覧会の感動を呼び起こすだけではなく、家族で、あるいは友人とで楽しい時間を、この場所で過ごしていただきたいと考えております。
 私からの説明は以上といたします。後ほど、担当の方から詳しくご説明申し上げますので、引き続きよろしくお願いを申し上げます。