知事の記者会見
メインメニュー
知事のマニフェスト 知事の発言・寄稿 知事記者会見 県議会知事提案説明 知事からのメッセージ 知事交際費の執行状況 プロフィール トップページ 写真で見る主な活動


平成23年5月24日(火) 午前10時10分
1.

知事発言

(1)

愛知県地震対策有識者懇談会の開催について

【知事】  おはようございます。
私からは4点ほどお話をさせていただきます。お手元に資料(http://www.pref.aichi.jp/saigaijoho/pdf/20110524-chiji.pdf)をお配りさせていただいております。
一つは、かねてから申し上げておりました地震対策の第2次地震対策アクションプラン、これは第1次を平成14年からつくっておりますが、これを見直して2次をやっておりますけれども、その地震防災対策を、今回の東日本大震災を踏まえて検証し、見直し、強化するということを申し上げておりました。それにつきまして、有識者懇談会をつくると、つくって意見を聞いてということを申し上げてまいりました。日時等々、人選も決定いたしましたので、御報告をさせていただきます。
お手元(http://www.pref.aichi.jp/0000042046.html)にありますように、6月6日月曜日、午後2時45分から県議会議事堂の1階ラウンジというところでやります。会議は公開で、私も出席させていただきます。メンバーは、3枚目に有識者懇談会の委員の名簿ということで載せさせていただいております。それぞれの御専門の方にお願いをさせていただいております。
  
(2)

愛知県被災者支援センターの設置について

【知事】  続きまして二つ目、愛知県被災者支援センターの設置ということでございまして、これは東日本大震災によりまして愛知県に避難された被災者の皆様のニーズに対応いたしまして、県民の皆様や企業からの支援の声をボランティア活動など具体的な活動につなげるために、愛知県の東大手庁舎1階に「愛知県被災者支援センター」を設置することといたしました。この被災者支援センターの運営を、災害支援活動などの実績があるNPOにお任せしたいと思っておりまして、今日24日から企画コンペ、どういうふうな形でどういうふうな活動をするかということを、委託金上限が3,000万円で企画コンペを行いたいと思っております。
お手元の資料にありますように、委託事業の内容は、市町村が行う被災者支援のバックアップ、それから公益的なニーズへの対応、それから県民、企業からのこういった支援希望への対応などなどでございまして、そういったことを今日から6月2日まで企画を出していただきましてやっていきたいと思っております。開設は6月中旬から来年3月までを予定いたしておりまして、ボランティアの希望者の活動の場の提供を始め、交流事業とか支援物資の円滑な供給、さまざまな支援活動、NPOの皆さんのまさにノウハウをお借りいたしまして、実のあるものにしていきたいと思っております。
  
(3)

海水の放射能測定について(http://www.pref.aichi.jp/0000042056.html)

【知事】  三つ目でございます。海水の放射能測定について行いたいと思います。
愛知県では、早いところで6月19日、多くは7月1日に海開きになります。夏に向けて、海水浴など県民の方々が海と触れ合う機会が増えるということで、海水浴場の水質調査を行っておりますが、5月30日から、県内にあります全ての海水浴場22地点と伊勢湾、三河湾の沖合5地点で海水の放射能測定をいたします。測定結果につきましては、まとまり次第御報告をさせていただきます。実施期間は、5月30日月曜日から6月10日の金曜日までということでございまして、ポイントは、資料に地図(http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000042/42056/bessi.pdf)が出ておりますので、ここの地域でやるということでございます。
  
(4)

サポート資金(震災復興)の創設について

【知事】  そして4点目は、これはもう既に5月23日、昨日からスタートいたしておりますが、東日本大震災を踏まえ、愛知県といたしましては、4月26日に「あいちガンバロー資金」(融資枠)1,000億円、それから昨日、議会で議決をいただきまして、さらに1,000億円(を追加)ということで(融資枠合計)2,000億円の(原則)無担保の5,000万円のつなぎ資金を創設し、既に御利用いただいているわけでございますが、そうした中で、これは(融資期間)3年ということでございまして、(融資限度額)5,000万円ということでございます。これにさらに「サポート資金(震災復興)」ということで、融資限度枠2億8,000万円、運転資金、設備資金も合わせ、そして無担保保証枠8,000万円でございますが、保証料率は0.72%の一律。通常であれば1.数パーセントぐらいが平均でございますから、これでも相当安いということでございますが、融資期間が、お手元の資料(http://www.pref.aichi.jp/saigaijoho/pdf/20110519-hukkoushikin.pdf)にありますように、今回は3年、5年、7年、10年ということで長くなっております。そういう意味で、これを2本柱で中小企業の皆さんの資金繰り支援をしていきたいと思っております。そうしたことを進めていきたいと思います。
2.

質疑応答

(1)

「都構想」首長会議に期待すること

【記者】  都構想の首長会議が7月に開催されるということですが、知事として何を期待されますか。
【知事】  これは橋下さんから連絡がありましてね。連休明けに連絡があって。新潟の方もそういった構想の検討準備会を開催したということで、先々週の後半、終りぐらいに連絡がありまして、是非、大阪と愛知と新潟でやりたいと。ひいては第1回は名古屋でやりたいというお話をいただいて、それは非常にありがたいと、是非詰めてやりましょうということでもう事務方におろしてありまして。
それはそれとして別に、愛知と大阪でリニア新幹線も通りますので、それに向けて首都機能のバックアップを、分散・バックアップということで、とにかく愛知と大阪でそれを強くアピールして具体化しようということで、その連携会議をやろうというふうに言っておりまして、もう事務方におろしてありますので、事務的な打ち合わせもやっている中でこういう3府県が集まろうという話になりましたので、あわせてやっていきたいと思っています。それぞれの形がいろいろあると思います、やり方ということも。いずれにしても、それぞれの実情を踏まえ、大いにそういった形でのアピールをしていきたい。さらに、大都市制度をこの際、それぞれの地域に合った大都市制度をつくっていくという方向を是非それぞれの地域で考え、方向性がまとまったら国に制度改正を働きかけていく、そういう一つの大きな流れをつくっていく場にしていきたいと思います。
(2)

長良川河口堰開門調査について

【記者】  長良川河口堰開門調査のプロジェクトチームを立ち上げるという報道がありましたが、そのことについてのお考えを伺います。
【知事】  かねてから長良川河口堰の開門調査を私、マニフェスト入れておりますから、いずれにしても、そのことはそのことといたしまして、専門家の皆さん、多くの方々から御意見を聞く場をつくりたいということを申し上げておりましたので、それは鋭意検討をさせていただいております。中身が固まりましたら御報告をさせていただきたいと思います。まだ固まっておりません。だから、プロジェクトチームという形には多分ならないと思います。
(3)

給与削減について

【記者】  6月県議会に、知事ご自身の給与、ボーナスを3割削減する条例案を提出させるという報道がありましたが、このことについてのお考えを伺います。
【知事】  私はかねてから、これもマニフェストに書いてありますので、知事給与削減というのをできるだけ早くやる、6月議会には出したいということを申し上げております。そういう意味で、そのことについて今、鋭意検討しているところでございます。固まったという事実はありません。
今回の報道も取材を受けておりませんし、事務方にも取材はないと聞いておりますから、取材なく書かれるのは、報道の自由でありますから御自由だと思いますけれども、それは私が明日辞めるということを書いても皆さん自由ですから、それと同じ類かなというふうに思っております。
【記者】  県議会議員の報酬について、どのようにお考えでしょうか。
【知事】  それも私のマニフェストにも掲げさせていただいておりますが、それは議会の議決が必要でありますから、それは議会の中で十分お考えいただきたいと思います。いずれそれは私も関係の皆さんには考えは示していきたいと思っておりますが、今の段階ではお示しするものはありません。
【記者】  6月県議会に向けて、議員の報酬に関する知事の考えを示すということですか。
【知事】  それも含めて今後御相談ということだと思います。今、現時点ではお示しするものはありません。
【記者】  今回検討されている腹案の中に、退職金を含めての腹案があるのか伺います。
【知事】  6月議会に向けて給与削減のことを検討して、提案をしたいと言っておりますから、それ以上のことは今、申し上げるものはありません。
(4)

電力・エネルギー対策について

【記者】  節電について、ピークカットに絡んでのお話がありましたが、ピーク時でない部分についてのお考えを伺います。
【知事】  全般的にやっぱり今年の夏は、7月の梅雨明け半ばから9月前半まで2カ月、これは今までにない踏み込んだ省エネ、節電はやらなきゃいけないと思いますから、それを全部局に積み上げてくれということを申し上げております。それを固めたら、県庁はこうするから県内全市町村もやってくれ、それから県内の全民間の事業所も是非、それかもしくはそれ以上のことをやってくれというお願いをしようと思っております。そういう中で、特に、特にそれを平日の月、火、水の13時から16時のピークについてはですね、これは、今までなかったようなことまで踏み込んで、これはやらなきゃいけないと思っておりますので、その13時から16時だけじゃなくて、とにかくまずは全体の省エネ、節電をここまでやります。それから、特にピークの13時から16時はこうやりたいという形で、まとめてお示しができればと思います。
【記者】  経済活動とのバランスを考えて、ピーク時以外でも、積極的に節電をすべきとお考えですか。
【知事】  というか、省エネ、節電というのは、これは有限なものを大事に使うという、これは当然のことだと思いますから、それは、これまでにないものをこの夏場は是非お願いしたいということは、お願いしたいと思っております。
ただ、それ以上の、何ていうか自分自身で手足を縛るような数値目標を決めて縛っていくようなそういうことは、私は必要ないというふうに思っております。それはそれぞれの御判断で、それぞれの企業さんとかそういうところは目標を決めてやるんだって、それはそれで結構だと思いますが、私としてはそれはする気はありません。
【記者】  節電にむけて具体的に、県としてどのようなことから取り組んでいくのか、どのように訴えていくのかお聞かせ下さい。
【知事】  それは、もう既に各部局には指示してありますから、一生懸命積み上げていると思いますが、本当にいろいろきめ細かく、こういうことをしましょう、こういうことをしましょうっていうものを積み上げてもらって、それを指示したいと思います。その一例として、例えば廊下の電気は全部消すとか、部屋の電気も半分ぐらい消すとか、エレベーター一つだけにするとか、いろいろなことがあるでしょうということなので、そういったことをだーっと並べて、これを是非やってくれということをお願いしていきたいと思っております。そういうのを積み上げていくということかなと思いますけれども。ですから、それをどういう形で訴えていくかは、これから並行して考えたいなと思います。
【記者】  具体的に、いつ頃までに、どういった形にしてほしいという提案はないのでしょうか。
【知事】  いつまでというか、できるだけ速やかにということでしょうね。そんな、1カ月も先ってことにはなりませんけどね、できるだけ早く積み上げてお示ししたいと思います。
【記者】  新エネルギーについて、県として、今後、原子力発電に頼らず、新エネルギーで賄っていくという方向を目指すということでしょうか。
【知事】  私は、原発に頼らずにとかそういうことの、そこがスタートラインじゃ私はありませんでね。原発については好き嫌いとか是非とかいろいろあるけれども、それは置いておいて、それについては、コメントはしません。
しませんが、それはそれとして、先ほど部長会議で申し上げましたが、私もこれまで国会議員としてエネルギー政策とか産業政策やってきましたが、21世紀の産業に環境関係、それから新たなエネルギー産業というのは大きな21世紀の、これは日本だけでなくて世界の潮流、トレンドでございます。有限な石油資源とかそういった環境問題を考えれば、クリーンでサスティナブルな、持続可能なエネルギーをどう求めていくのか。それも、今までの発電所をどんとつくって、それを送電線でバァーッと供給していくのではなくて、地域分散的な電源、熱供給も含めたコジェネ、そういったことを含めた分散電源がこれからの地域のトレンドであり、そういったものをやっていく。それが燃料電池であり、車だけではなくて、家庭用の燃料電池とかいろんなことが、これから新たな産業として出てくるということでやってきました、私自身も取り組んできました。ですから、是非改めて、今こういう電力・エネルギー問題が非常に取りざたされる今だからこそ、原発を云々ということではなくて、新たな21世紀の、言葉は悪いですが飯の種として、新たな産業、自動車産業を。自動車産業だって、燃料電池車がこれからの21世紀の自動車産業の一つの死命を決するような重要なところだと思いますけれども、それもあるので、この愛知県でそういった新たな、電池も含めた、燃料電池だけではなくて、電池産業とかいろんなそういったエネルギー産業を起こしていければ、そんな思いで今日のプロジェクトはやっていきたいと思います。
だから愛知県と名古屋市で一緒にやる。それぞれの節電とか省エネみたいなやつは、それは名古屋市さんは名古屋市でしっかりやっていただくことだし、我々もしっかりやっていきたいと思いますし、共同できることは共同できるということだと思いますが、今日は、まさに新エネルギー、新たなエネルギーのプロジェクトをどんどんつくっていくという意味でやっていきたいというふうに思っています。
【記者】  橋下大阪府知事のように、明確に脱原発というスタンスではないということでしょうか。
【知事】  そうです。それは言うつもりはありません。
【記者】  中部電力への電力融通について、関西電力に直談判する予定はありますか。
【知事】  ありません。だって私が行くのは変でしょ。国が責任を持つと言っているわけですから、総理と経産大臣が責任を持つと、関西電力にも話をしましたと、了解もらっていますとまで私に言ったんですから、それは責任を果たしてもらわないと。私が行く必要もさらさらないんじゃないでしょうか。早く言ったことを実現してくれということだけです。
(5)

名古屋高速道路の料金値下げについて

【記者】  名古屋高速道路の100円値下げは、全日は困難で時間限定という報道がありましたが、その検討はどうなっていますか、値下げは断念なのでしょうか。
【知事】  いやいや、その報道というかそういうのは私知らないのでコメントしようがありませんけど、この間2月に言ったのは、100円値下げを社会実験としてこの秋をめどにやるようにということで、名古屋高速の道路公社さんに私と河村さんで指示をいたしました。今鋭意詰めていただいているというふうに思っています。今はその段階です。
【記者】  100円値下げを社会実験として行うことは、当初から全日で値下げを実施するということではなかったのか。
【知事】  いやいや、もともとというか、要は、2月に私そういうふうに申し上げましたよね、社会実験として100円値下げを秋をめどにやるようにということで指示をいたしました。その中身を今、鋭意詰めているということですから、その段階だということです。それ以上申し上げることはありません。
【記者】  報道にあったように、時間的に限定ということは事実でしょうか。
【知事】  わかりません。今の段階でお話しすることはありません。
(6)

県民税の減税について

【記者】  5月臨時議会で就任された岩村新議長が、減税に関しては、今、実施する段階ではないと発言されていますが、それについて知事はどのようにお考えでしょうか。
【知事】  具体的な中身というか、具体的なものを見ない段階でしゃべるということ、しゃべるのは自由ですけれども、責任ある立場、一議員ではなくて議長さんということですから、立場をわきまえて発言するようにしないといけないなというふうに思います。ちょっと立場わきまえて話しせんといかんぞと、軽々しく言うなということは友人として言おうと思っております。
【記者】  県議会では、議長以外にも県民税の減税は、難しいという意見も相次いでいますが、そのことについてはどのようにお考えでしょうか。 
【知事】  あの人たちは、集まるとそうやって言うだよね。私には一言もありません。
(7)

知事就任から100日経ってのマニフェストの進捗状況について

【記者】  間もなく、知事就任から100日が経ちますが、200項目を超えるマニフェストを掲げている中で、どの程度、目標に達しているとお考えでしょうか。
【知事】  途中段階ではちょっと難しいでしょうね。やっぱり私、最初の半年、秋をめどに、だいたいどういうふうにやるかを工程表つくって示して、それを残りの期間で進行管理をして一つずつ実現をしていきたいと言っておりますから、その段階でトータルでお示しができればと思っておりますが、今、現段階では、やれるものは一つずつ手をつけてやってきたということだと思っておりまして、どのレベルか、何割か、それはちょっと今の段階では難しいかなというふうに思います。
それと、3カ月とか100日とかに、特にそれに意味があるとあまり思っておりませんが、正直言って、最初の鳥インフルエンザ、これは県庁の関係の皆さん、地元の関係の皆さんによくやっていただいて押さえ込むことができた。2月議会にも直ちに補償の予算も上げれたということで、やれたと思っておりますし、その後2月議会、それから昨日の臨時会などなどずっと順調に来たと思いますが、ただ、何と言っても、これは皆さんも一緒だと思いますが、これまでも3月11日の東日本大震災で、私の仕事自身の実際の8割以上が震災対策、景気対策含めて言えば8割以上はこの震災対応ということになりましたから、そういう意味では、マニフェストはもちろん一つずつ手をつけて、手をつけて検討していないものは一つもありませんので全部やっているということだと思いますが、そういう意味でも、やっぱりこの東日本大震災への対応ということで3月11日以降走り続けてきましたし、まだこれからもですね、福島原発の問題はもちろんありますが、それは抜きにしてもですね、まだこの夏をどう乗り切るか、それからさらに夏から秋、年末にかけて、年内どういうふうにやっていくか。
とにかく私の頭の中には、日本を支えていくためには、この東日本だけじゃなくて東北、そして日本を支えていくためには、とにかく愛知の産業と経済が元気でないと日本は支えられない。どうやってこの愛知の産業と経済を元気にしていくか。そのことをこれからも全力で取り組んでいきたいと思っています。