知事の記者会見
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平成23年10月12日(水) 午前10時30分
1.

知事発言

(1)

第66回国民体育大会について

【知事】  おはようございます。定例記者会見をさせていただければというふうに思っております。
 昨日で第66回国民体育大会が終わりまして、男女総合の天皇杯が昨年の6位から今年3位ということになったということでございます。優勝が地元の山口県でございますから、3位というのは立派なものかなというふうに思っております。
 また、11月かな、結果報告会といいますか、結団式が台風15号で流れてしまいましたので、解団式といいますか、結果報告会というか、そういったことをやりたいと思いますが、大変、選手の皆さん頑張っていただいたということで、これは大いに激励をし、ねぎらいを申し上げたいと思います。
 それから、来年は、いよいよ「ゆめリンク愛知国体」ということで、冬季国体を初めてやる、これは1月にあります。アイスホッケーとショートトラックとフィギュアスケートでございまして、この成功に向けまして、しっかりと頑張っていきたいというふうに思っております。
 来年は、ぎふ清流国体でございますから、冬も夏もですね。一部、ヨットとかは岐阜ではやれませんので、蒲郡でやるとか、そのお手伝いはいたしますので、是非、大成功に終わってもらいたいなと。
 ちょっと別な話で、先ほど岐阜県の古田知事ともちょっと話しましたが、ぎふ清流国体、愛知県も露払いか太刀持ちで応援しますが、頑張りましょうねという話をちょっとさせていただきました。是非、大成功に終わってほしいなというふうに思っております。
2.

質疑応答

(1)

冬の節電対策について

【記者】  中部電力が、県民、利用者、自治体などに、冬の節電の要請をしているようですが、節電に対する県の考え方や対策を教えてください。
【知事】  先週、中部電力の専務がお越しになりまして、この冬の電力の需給見通しについて説明をお伺いいたしました。ちょうど記者発表したその日に説明に来られました。
 その説明によりますと、この冬の供給予備率は、安定供給の目安である8〜10%からちょっと下回ります7%ということでありまして、十分な余裕があるということではないということでございますので、生活や生産活動に支障のない範囲での節電を呼びかけるということでございました。
 操業日のシフトは求めないということでありましたが、我々は引き続き、それはそれといたしまして、省エネルギー、節電の取り組みは継続的に行っていく必要があるというふうに思っております。
 県庁の取り組みとしても、県民の皆様への省エネの呼びかけ、それから「愛知県庁の環境保全のための行動計画」というのを策定いたしておりまして、これまで取り組んできた省エネ、節電対策を引き続き徹底していきたいというふうに思います。
 具体的には、庁舎の空調は、冷房は28℃まで、暖房は19℃までということでやっておりまして、これは徹底したい。それから毎月1日、本庁舎、西庁舎、自治センターなどのエレベーターを1基停止すると。それから、昼の休憩時間中は消灯するといったようなことを、これは徹底をしていきたいというふうに思っております。
 なお、国が10月24日の週に、この冬の電力需給を想定した上で、当面の対策を具体化したエネルギー需給安定行動計画を、国がつくると聞いておりますので、それを踏まえながら、国の状況を見ながら、県民生活や産業活動への影響を最小限にする観点から、必要に応じて県民の皆様に呼びかけをしていきたい。
 いずれにしても、省エネと節電は引き続きこの冬もやるということを県民の皆様にはしっかりと訴えをしていきたいというふうに思っております。
(2)

名古屋港水族館のシャチ受け入れについて

【記者】  一部の報道で、名古屋港水族館が鴨川シーワールドからシャチの親子3頭を受け入れるという話がありますが、名古屋港管理組合の管理者という立場で、この話の事実関係をお聞かせ下さい。
【知事】  今日、朝、一部で報道されておりますが、確としたことはあれでございますが、要は鴨川シーワールドさんの役員会で、今日決めるというふうに、取締役会でですね、というふうにお聞きをいたしておりまして、正式にはですね。その後、鴨川シーワールドさんのほうから私のほうに、いずれ近いうちに私のほうにも御挨拶にお越しになるやにもお聞きいたしておりますが、いずれにしても、そういう方向で今やっております。
 ですから、メスのステラというシャチが妊娠したと。2頭が一遍に妊娠をしたので、とてもそちらの鴨川シーワールドでは出産というか飼育ができないということだもんですから、急遽、そういったことができる施設は、おかげさまでといいますか、名港管理組合の名古屋港水族館しかないというふうにも評価をいただいておりまして、そういう意味で、先月末ぐらいに打診をいただいて、ありがたいお話なので、我々としては、是非、お受けさせていただいて、しっかりと無事な出産と飼育をできればと思っておりますし、また、多くの県民、市民の皆さんにも喜んでいただけるんではないかと思います。
 ただ、それで1頭かと思ったら、やっぱり出産にいろいろなことが、きちっと出産できるようにということで、あんまり環境が変わっちゃいかんということだそうでございまして、つがいということで、オスのビンゴと娘さんも連れてくると、一家そろってお越しになるということでございますので、喜んでお受けしたいと思います。でもって、無事に出産できれば一家4頭ということでございますので、大変いい話だなというふうに思っております。
 正式には、その後また、今日、どっかで鴨川シーワールドさんが、取締役会が終わったら発表されるんではないかと思いますが。
 そういう意味で、今年1月でしたっけ、シャチのナミちゃんが亡くなりましたので、大変、悲しい出来事があったわけでありますけれども、それを乗り越えて、今回3頭引き受けることができるということなので、大変、喜ばしいことだというふうに思っております。
(3)

減税条例案について

【記者】  名古屋市会で減税条例案が継続審議になることが確定していますが、そのことについて知事のお考えを伺います。
【知事】  名古屋市会の件でありますから、私がコメントするというのは、どうかなというふうに思いますが、その上で個人的な見解を申し上げますと、名古屋市の場合は、22年度に減税をやったという実績があり、今年2月の選挙で河村さんが圧倒的な支持、信託を受けたということからすれば、私は、名古屋市は既に実績があると、減税をやったということでもありますし、そういう意味では、何らかの議決がされて方向づけができたらよかったかなというふうに思いますが、何にせよ、それは名古屋市会の中で議論をして、そういう方向づけになったということでありますから、それはそれとして受けとめなければならないと思いますが、私としては、そういう意味ではちょっと、これまでの経過等々を含めれば、ちょっと残念かなというふうに思います。
【記者】  知事は、県民税減税について、次の議会に条例案を提出するとおっしゃっていますが、名古屋市会では、財政難で見通しが立たないなどの理由で減税条例案が継続審議となった状況を踏まえて、県としては、県議会にどのように働きかけていくお考えなのか伺います。
【知事】  これは、前から申し上げておりますように、庁内のプロジェクトチーム、2月に直ちにつくっておりますが、そこで縦横斜めいろいろな側面から検討を加えておりまして、これは12月県議会に提案をするということで、今、詰めているということを申し上げております。その状況は変わっておりません。引き続き、中身を詰めていきたいというふうに思っております。
【記者】  県議会に、どういった部分で減税の効果があるということを説明していくお考えでしょうか。
【知事】  今、中身を詰めているところでありますから、その状況ができ上がった段階で関係者に説明をして、理解を得たいというふうに思っています。
【記者】  名古屋市会での減税についての紛糾は、県へ悪い影響があるとお考えでしょうか。
【知事】  名古屋市会の議論は名古屋市会の議論だと思っておりますから、私のところで今、検討しているものは、成案が出た段階で御説明をして理解を得たいというふうに思っております。それはそれ、これはこれだと思っております。
(4)

中京都構想について

【記者】  中京都構想が、動き出す予定は具体的にないのでしょうか。
【知事】  名古屋市会のほうで、昨日、名古屋市会の議員運営委員会の、これは理事会なのかな、中京独立戦略本部の会合を開いていいという方向の議論がなされたと。議論というか、意見聴取というか意見交換がなされたと聞いておりますので、そういう形でやっていけるというふうに、私は思っておりますが、これはまだ、河村市長と、この時点で、この件については、まだ昨日今日と話しておりませんので、名古屋市議会は今日でしたっけ、最終日はたしか。それが終わった段階で、またじっくり話をして、至急、日程等々調整していきたいというふうに思っております。
 いずれにしても、最初の7月19日にやると言って段取りしたやつが流れてしまいましたので、あれから3ヶ月近く経ちますので、できるだけ早く日程を調整してやっていきたいというふうに思っております。