知事の記者会見
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平成23年10月31日(月) 午前10時30分
1.

知事発言

(1)

キソガワフユユスリカについて

【知事】  おはようございます。定例記者会見を始めさせていただきます。
先週、これも報道されておりますが、木曽川大堰の弾力的な試験運用につきまして、これは、冬にキソガワフユユスリカというのが、こんなちっちゃな虫で刺さないんですけど、3ミリか4ミリみたいなやつが、ばっーと大群になって発生して、車とか洗濯物とかに付くというのがありまして、私、実家は碧南でも下流のほうで矢作川の河口ですが、確かあの虫、矢作川にもおるんですよ。歩いていると口の中とか目に入ってくるんですね。
これがやっぱり、今年の夏に濃尾花火に行ったとき、一宮市の谷市長から、これをどうにかしてくださいというのを大分言われたんで、そのとき報道もちょうどありましたんで、ちょっと県の事務方に言って、やっぱり木曽川大堰が昭和52年にできてその何年か後なんですよ、大量発生するようになったのは。だから絶対にそれだということなので、その堰の運用をどうにかせいという話を大分強く言いまして、先週、中部地方整備局と水資源機構の方から発表あったと思いますが、木曽川大堰の弾力的な試験運用ということで、明日、11月1日からそれが実行されるということでございます。
一宮市から稲沢市ですね、稲沢市でも旧祖父江町ですね、地元では祖父江虫と呼ばれているらしいですけれども、でございますので、そういった現状を思いますと、これから要は冬に発生しますから、今ちょうど地中に卵、サナギを入れてて、秋が終わると出てくると。だから、堰を今は、水が増えると上をオーバーフローしているのを、下をあけてアンダーフローを増やすということで、今の3.5倍に増やすというふうに聞いておりまして、そうやりますと全体の6割ぐらいが、運用期間の6割がアンダーフローになるんで、そうすると下にいる幼虫とかサナギを全部流しちゃうということになるんじゃないかと期待されますので、是非、これは注目をしていきたいと思いますし、県としても最大限協力をしていきたいと思います。引き続き、国と水資源機構の運用をしっかり注視し、後押しをしていきたいと思っております。
  
(2)

技能五輪全国大会・全国アビリンピックの大会スローガン、ロゴマーク、イメージソングの作成について

【知事】  技能五輪全国大会、そして全国アビリンピックの大会のスローガン、ロゴマーク、イメージソングができましたので発表させていただきます。
スローガンは「競え!ワザ、つながれ!ココロ、愛・チカラ。」でございます。全国から集まった技能者たちが技を競い合いながら、心はつながり、愛という大きな力となると、それが愛知県から始まるということをかけまして、「愛・チカラ」というふうに表現をいたしました。
ロゴマークは、「技」という文字に、心と愛をあらわすハートマークを組み合わせることで、このスローガンをマーク化しております。これですね、このつなぎに付いているやつということでございます。
それから、大会イメージソングは、「ドラゴンズ朝市」を歌っている弥富又八さんに作詞、作曲、歌唱をしていただきました。誰もが思わず口ずさむ元気が出る歌でございまして、CDを配付してありますので、是非、お聞きいただきたいと思います。今後、チラシ、ポスターなどを始めとして、PRイベントなどで大いに盛り上げていきたいというふうに思っております。
なお、このイメージソングは今日から4日、金曜日まで、庁内放送を通じて来庁者に周知を行いたいと思います。これ、いつ流すんだ、昼か。(交互に)昼朝、昼朝。今日は昼流すそうですから、是非、うざいと言わずに、聞いたっていただきたいというふうに思います。
  
(3)

平成23年度上半期における公共事業の施行状況について

【知事】  平成23年度上半期における公共事業施行状況について御報告をいたします。
これはですね、3月の東日本大震災に対する景気対策ということで、4月の20日に、あいちガンバロー資金を1,000億円専決処分いたしましたが、そのときに、あいちガンバロー資金、つなぎ資金の1,000億円とあわせて、公共事業の上半期前倒し発注ということを発表いたしました。85%を目標とするということでございましたが、結果といたしまして契約額は1,317億円となりまして、率にして81.6%ということでございます。この契約額の実績は、前年を159億円上回っております。もちろん、契約しても、実際の仕事はこの年度でやるということでございますが、先に発注すると、やっぱり契約、それだけで安心感が出ますから、とにかく景気の下支えになるということで、前倒し発注というのをやるんですね。ですから、そういう意味では、去年より159億円実績で契約額が上回ったということは、私は下支えの効果はあったと思います。
なお、何で85%にいかんかったかというと、これは予定価格に対して落札額が低くなる、いわゆる不落というのが当然公共事業にありますので、ということでございまして、こうした執行残を契約額に含めた場合には、契約率は85.4%ということでございまして、目標、要は85%を超える事業は入札にかけたということでございまして、実際、不落がちょっと出たのでいかなかったけれども、そこまでは、私は事務方は一生懸命やったというふうに思っております。
なお、今後につきまして、6月、9月の補正予算でさらに公共事業447億円を追加いたしましたので、これもできる限り早く発注して、とにかく切れ目なく景気の下支えをしていければというふうに思っております。
  
(4)

愛知県名誉県民顕彰式の挙行について

【知事】  愛知県名誉県民顕彰式の挙行につきまして御報告をいたします。
先の9月定例県議会におきまして選定のための議案を提出し、4名全員について議会の御同意をいただきました。名誉県民に選定させていただきました海部俊樹様、鈴木禮治様、豊田章一郎様、野依良治様におかれましては、12月3日の午後2時から県庁2階の講堂におきまして顕彰式を挙行することといたしました。愛知県名誉県民の顕彰式は、今回、お越しいただきます鈴木禮治様が知事でありました昭和62年に挙行されて以来、24年ぶりの開催ということでございます。当日は4名の方全員に御出席をいただける予定でございますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
  
(5)

「あいち中小企業応援ファンド」に特別枠を設置し、モノづくり中小企業の支援を拡充することについて

【知事】  あいち中小企業応援ファンドでございます。
これは県内金融機関、それから中小企業整備機構と一緒に100億円のファンドをつくっております。20年度からその運用益で地域産業資源を活用した中小企業の事業展開をやっておりますが、来年度から新たに特別枠といたしまして、モノづくり応援ファンド及び農商工連携応援ファンドを設けまして助成対象を拡大することになりました。これはマニフェストに盛り込んだものに沿ったものということでございますが、モノづくり応援ファンドでは、次世代自動車とか航空宇宙、環境・エネルギーといった分野や地場産業分野において新たな事業展開を支援したいと思います。また、農商工連携の応援ファンドでは、中小企業の皆さんが、産業技術研究所や農業総合試験場と連携して行う農林水産物を活用した新商品開発の取り組みを応援したいと思います。これらのファンドでは、これまでの事業に限定せず幅広く支援することといたしまして、助成限度額も200万加算して500万というふうにしたいと思います。できるだけ幅広くPRをし、来年1月から公募を開始したいと思いますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
2.

質疑応答

(1)

県議会議員の海外調査について

【記者】  県議会議員の海外調査について、各自治体も財政が厳しい中で、多額の費用をかけて海外調査を行うことについては、一部で批判もあるところですが、知事のお考えを聞かせてください。
【知事】  私はですね、海外視察そのものがいけないというふうには思っておりませんで、私は、県民の代表である選挙を経て選ばれた103人の方々、県民の代表の皆さんですから、大いに視察をして見聞を広めていただいて、今後の県政の活動に、議会活動に役立てていただくということは、私はあっていい、あるべき姿だと思います。
問題はコストパフォーマンス。それだけの費用をかけて、それに見合う効果といいますか、実績があったかどうか、これは問われると思います。ですからコストパフォーマンス、ですからしっかりと、費用をかけて行っていただく方には、今後の県政活動、議会活動にしっかり役立てていただくということが、これは必須だと思います。
それともう一つは、アカウンタビリティということで説明責任。県民の皆様に、こういった形で視察をし、そしてこういった形で県政活動、議会活動に反映をした、役立ったということをしっかり説明をしていただくことが必要だと思います。私は、その上で是非、やはり県民の代表である県議会の皆さんには、私は、私は、是非大いに、国内外を問わず、大いに見聞を広めていただいて、活発に議会で御発言いただく、それから県庁の県当局の皆さんとも十分議論していただいて県政を前に向けていただくということを、これは是非、私からも要望したいなというふうに思います。
(2)

県農業協同組合中央会会長からのTPPに関する要望について

【記者】  今朝、県農業協同組合中央会の会長がTPPに関する要請書を知事に手渡されましたが、知事の所感と改めて知事がTPPに関して、どのようなお考えなのか伺います。
【知事】  先ほどですね、あれは9時半前か、だったかね。JA愛知中央の倉内会長始め皆さん、TPPに対して慎重に対応して欲しいということを国に働きかけて欲しいという、そういう御要請にお越しになりました。
その際、私も申し上げましたが、農協さんの立場、スタンスは、私は理解をいたしますということを申し上げながらですね、私は、かねてから申し上げておりますように、日本は産業立国、貿易立国として、やはり自由貿易が必要だということ、そして、日本一国では生きていけないわけですから、世界と広く経済交流をして、特に今、躍進するアジアの活力を取り込んでいくというためには、私は、こういった環太平洋の自由貿易の協定、交渉には、積極的に協議に参加すべきだというふうな立場でございます。それは前から申し上げております。
その上で、その上で、しかしですね、それぞれの国には事情があるわけですから、日本だって、そりゃコメを中心とするいろんな農業の問題、それだけではなくてね、医療だとか金融の問題、いろいろなサービス貿易の分野の問題も、解決しなきゃならない課題はたくさんあると思います。そういったものを協議の場で日本の主張を堂々と主張してまとめていくということが、経済大国の日本の果たすべき役割だというふうに思います。特に、特にアメリカ、世界一の経済大国であるアメリカとそれから日本、去年、日本が抜かれましたが躍進する中国を含め、そういったところの間をとって協議をまとめていく、そういう責任が日本にあるんではないか、そして、そういったことをまとめることが、日本経済、産業にとって大きなメリットがあるというふうに思います。ですから、それはやはり、協議に参加をして主張すべきことをしっかり主張して、そして前に向けていくべきだと思います。
その上で農業関係につきましては、日本に必要なものは、しっかりとこれは守っていく。コメを始め日本にとって重要な農産物は守っていく、そのことを協議の中で主張すればいいというふうに思います。ですから、そのことを今日は、皆さんの前でも申し上げましたけれども、引き続き、それは申し上げていきたいというふうに思っております。
あと、もう一つ言いますと、愛知県の農業は、さっきも申し上げましたが愛知は園芸王国ですから、そういう意味で私は、関税とかそういったものがあろうがなかろうが、高品質なものをつくり、消費者ニーズに合ったものをつくっていけば、私は愛知の農業は、日本でも一番強いんじゃないかというふうに思っておりますけどね。ですから、そういう意味で、そういったことをもっともっと、愛知の農業の強さ、良さを前に出していくような政策、これは我々県がやって行かなきゃいけない仕事の一つだと思いますから、それはしっかりと取り組んでいきたいと思います。
(3)

円高対策について

【記者】  先程、政府、日本銀行が、円売りドル買いの市場介入をしたということですが、これについて、知事のご意見をお伺いします。
【知事】  そうですか。今、初めてお聞きしましたが、それは政府・日銀の英断だというふうに思います。是非、必要なときには、果断に決断し対応するんだというふうに野田総理も安住財務大臣も言われておりましたので、是非、それをきちっとやっていただきたいというふうに思います。結果は、マーケットのことなので、これ以上は申し上げるのは控えたほうがいいと思います。十分注視したいと思います。
【記者】  円の相場が、75円台前半ということですが、改めて、愛知県の経済に与える影響は、どのようだとお考えですか。
【知事】  先週28日に、金曜日、東京で全国知事会の円高プロジェクトチームの代表として、さらなる円高対策を緊急要請という形で発表し、財務省にも要請をさせていただきました。
今の超円高、そして国内産業の空洞化が加速していく、そんな恐れがある。そういう状況からすればですね、この75円台というのはとても容認できる水準ではないというふうに思います。ですからこれはとにかく、こういった介入をやっていただくことはもちろんなんですが、五十嵐財務副大臣とも話をしましたが、やはりこれももちろん大事なんですが、枠組みとして、構造として、国際金融のあり方を改めて、大きな枠組みの中で議論していただきたいと思います。
欧州危機はなかなかなかなか目途が、まだまだかかるんじゃないかと思いますが、それだからといってほっておくんじゃなくて、ヨーロッパ、EUもそうだし、EUとアメリカと日本と中国も組み込んだような形の大きな国際金融の枠組み、あり方、ヘッジファンドが、毎日、毎日動かせるお金が1,000兆円を超えるようなときに、特定の弱いところをどんどん狙っていって潰していってですね、そのさやを抜いていくようなことは、放置するというのは、私はいかがなものかと思いますから、是非、そういった大きなグランドデザインを描けるような政治のリーダーシップをもって、この国際為替、通貨の話をやっぱり取り組んでいただきたいと思います。
【記者】  愛知県でも、独自の円高対策を行っていますが、さらに新たな対策はお考えでしょうか。
【知事】  我々は、28日にも申し上げましたが、国際的な為替とか通貨とか、そういったものは国が国家の威信をかけてやっていただかなきゃいけないというふうに思いますが、経済、産業、雇用、そうしたものは、我々の大きな役割だというふうに思います。ですから、愛知県の経済、産業、雇用を守るために空洞化をこれ以上進めないために、空洞化を進めないどころか、もっともっとこの愛知に企業、産業が集積していくために、やっぱり必要な施策は果断にやっていきたい。
さらに踏み込んだ、円高対策というよりも、国内産業空洞化を阻止し、企業、産業をもっと集積させていく、そういう対策、施策はやっていかなきゃいけないと思います。来年度の予算編成とかそういったことも含め、これから国もやっていきますが、我々も、もう議論を始めておりますから、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
【記者】  円高対策ということで、当初予算で予算措置をされるということでしょうか。
【知事】  というか、それはこれからですけどね。これからですが、そういったのを念頭に置いて施策づくりをやっていかなきゃいけないというふうに思います。
あと、第3次補正予算に5,000億円規模の、産業空洞化防止のための立地補助金というのが盛り込まれておりますが、そういったことも含めて、やっぱり活用できるものはしっかり活用していくという、そういうスタンスで取り組んでいきたいと思います。
(4)

愛知県庁本庁舎公開イベントについて

【記者】  11月3日に、県庁本庁舎の一般公開がありますが、知事として、県民の皆様に、どんなところを見て欲しいとお考えですか。また、名古屋市役所と共に重要文化財の指定を目指しているとのことですが、知事としての意気込みをお聞かせ下さい。
【知事】  今度、あれ3日ですかね、県庁と市役所を見ていただく。もちろん来られる方、自由に入っていただいて、自由に見ていただければいいんですけれども、こういう機会に改めて、昭和初期の帝冠様式という建物が二つ並んでいるというのは、もう日本ではここだけでございますから。
名古屋市役所が昭和8年、愛知県庁は昭和13年ということでございましてね、鉄筋コンクリートの上に、こういう和風のものを載せるというのが帝冠様式というんですが、当時、やっぱり「国威発揚」という意味で、流行ったと聞いておりますが、それが空襲にもかいくぐって燃え残ったわけですから、是非、これを、我々愛知、名古屋の資産、遺産として、これは絶対引き継いでいかなきゃいかんというふうに思っておりまして、そういう意味では、できるだけそれを残していくためにも重要文化財の指定というのは大事だと思いますから、今、文化庁さんと御相談に入っておりますけど、そりゃ1年やそこらでできるとは思いませんが、やっぱりそのためには、これをこうしろああしろと直すところも出てきますので、ちょっとお金もかかるかもしれませんが、それはちょっと皆さんに、県民の皆さんに御相談しながらやっていきたいと思います。
県庁でいえば、一つは外壁の全体の景観から、あと、中の内装はお世辞にもあまり綺麗とは言えないかもしれませんが、こういったところで日常仕事をしているというのを見ていただいて、是非、身近に感じていただきたいなというふうに思います。
ちなみに、こういう県庁の建物、名古屋市役所の建物が二つ並んで残っているのは、中国にあるんです一つ。長春(ちょうしゅん)。私、インターネットでそれを送ってくれた人がいまして、その写真を見たら、本当にそっくりだなと思ってね。皆さん、中国の長春、吉林省の省都ですけどね、トヨタが第一汽車と合弁してこっちからもたくさん行っていると思いますが。是非、私もまだ行ったことないんであれですけど、行く機会があったら見てきたいなと思いますが、あれ昔、戦前、満州国の首都で新京と言っとったんですな。名古屋市役所は当時何だったかといったら、満州国政府だったそうです。愛知県庁は何だったといったら、関東軍の司令部だったそうでございますけれども、それが今も残っていて、どっちかが吉林省の政府で、どっちかが吉林省の共産党の建物だというふうに聞いておりますが、そういう貴重な建物ですので、是非、これはまたPRをしていければと思います。何かプラモデルを作っていただいた人もいるらしい、会社もありますので、大いにPRができればと思います。
(5)

名古屋版「おかげ横丁」について

【記者】  建設の構想が持ち上がっている、名古屋版の「おかげ横丁」ですが、これについて、知事として期待するところと、愛知県としての今後の取組をお聞かせ下さい。
【知事】  これは、河村さん(名古屋市長)が前から言っていた話だと思います。言ってて、私もようお聞きしておりましたし、9月に名古屋市会でもそういう議論があったと聞いておりまして、大変、結構な話だと思います。
私、時々あの辺を朝ジョギングしてるんですけど、行けば行くだけ、やっぱりここは、名古屋城の正門の真ん前で2万4,000平米ありますからね、なかなかの広がりもあるし、これはいい場所だなといって、行くたびにそう思っておりましてね、是非、それは現実のものにしていければなというふうに思います。
ただ、あそこ、現に農政局と水資源機構と、あと、名古屋市のシェルターがあるわけですから、そういったものを、ある日突然出ていけと、あとは知らんというわけにはいきませんので、やっぱり県として、そういった意味で移転先も含めて御協力できることがあれば、それはしっかりと協力をしていきたいと思っております。具体的には、例えば愛知県の産業貿易館本館、西館が順次、もう本館は空いていて、これから県警が庁舎の耐震をやるようで来年度から入りますけど、その後は決まっていないと。西館も、もうウインクあいちのほうに半分ぐらい行っておりますので、そういう意味では順次空いていくということもありますので、その活用も含め、愛知県として協力できることはしっかりと協力、支援をしていきたいというふうに思っております。ということでございまして、応援していきたいと。
【記者】  関係団体で協議会を設置して、今後、話を進めていくということでしょうか。
【知事】  名古屋市が、あれは名古屋市の公園の区域で、あそこはちょっと史跡からは外れているみたいなんですが、名古屋市の公園区域なんで、名古屋市さんが事務局といいますかね、中心になって、国の機関、そして私どもと一緒になってそういう場をつくっていくということになるんじゃないかと思いますが、是非、そういった場でしっかりと議論、協議して、前に向けて進めていければと思います。