知事の記者会見
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平成24年3月27日(火) 午後1時
1.

知事発言

(1)

東日本大震災の災害廃棄物広域処理について

【知事】  定例記者会見をさせていただきます。
 まず、災害廃棄物の視察について、先日、東海市の鈴木市長が、姉妹都市の釜石市を訪問すると、そして災害廃棄物、がれきに含まれる放射性物質の調査を行うといったような報道がございました。この間の日曜日、一昨日の日曜日ですね、東海市の太田川の駅の鉄道高架ができた、そのまち開きに行きまして、そこでちゃんと調べてきてね、(というような)話をしたら、是非、是非、という話になって、そこで東海市長は、4月4日の水曜日から6日の金曜日まで釜石を現地視察するということだったので、その際、これはいい機会でありますから、うちの県の職員も同行させるということにいたしました。県の環境部の資源循環推進課の職員を2名、管理職1名と担当1名を、2名を同行させるということを決定いたしました。私ども愛知県は、がれきの受け入れ、震災がれきの受け入れを検討といいますか、受け入れるということを、私自身決めて、その方向で今、検討しているところでございますが、ちょうど一昨日も釜石の副市長さんと議長さんもおみえでして、私も、是非、是非、よろしくお願いしますというふうに頼まれましたが、受け入れに当たりましては、市町村との連携が不可欠でありまして、今回、東海市の鈴木市長さんが姉妹都市釜石へという機会がありますので環境部の職員2名を同行させ、東海市さんと一緒になって災害廃棄物の処理状況、広域処理を希望する廃棄物の種類、安全性などなど、しっかり確認するように、というふうに指示をしたところでございます。現地は釜石だけではなくて、南の大船渡とか、陸前高田とか、大槌町とか、あの辺全部、広域のごみ処理のそういう広域の何か事務組合、そういう体制になっているようでございますが、今回は釜石を訪問して調査に当たるということですので、2名を同行させることといたしました。何とぞよろしくお願いいたします。
  
(2)

愛知県知事特別秘書任用選考の実施について

【知事】  愛知県知事特別秘書の任用選考を行います。
 これは議会でも、私、申し上げておりましたが、この特別秘書につきましては、政策を中心にやっていただくということで、公募で行いたいということを申し上げてまいりました。2月県議会で御議決をいただきましたので、この特別秘書の条例自体は、今日付けで施行になっておりますので、早速、明日の3月28日から募集を開始したいというふうに思っております。
 その要綱などなどにつきましては、お手元にお配りをしている資料(
http://www.pref.aichi.jp/jinjika/image/jyukenannai_syuuryou.pdf)のとおりでございます。受付期間は3月28日から4月の17日、それから第1次選考、第2次選考を行いまして、最終選考を5月末、結果発表が6月の頭、そして7月1日以降の採用ということで、任用期限は私の任期いっぱいということにいたしました。主な職務内容でございますが、私が政策判断を行う際に必要な情報の収集、分析、助言を行うこと。また、中央省庁とか各政党、経済界の方々と政策関係について意見交換する際の連絡調整などなどを行っていただくということでございます。次のページですが、受験資格につきましては、愛知の発展のために熱意のある人、そして政策面に精通し、行動力、調整力を有している方。年齢、学歴、行政経験などは問いませんということで、奮って御応募いただけたらありがたいなというふうに思います。なお、選考方法につきましては、これからの「愛知の進むべき道」といった論文を書いていただいて、その書類審査、それから第2次選考で面接といったことで、最終的に私が最終面接を行い選考することといたしております。是非、よろしくお願いを申し上げたいというふうに思っております。
  
(3)

愛知県政策顧問の委嘱について

【知事】  政策顧問の委嘱につきまして御報告をいたします。
 愛知県の政策顧問はこれまで、経済産業分野、エネルギー環境を中心に細川政策顧問、それから環境分野を中心に小島政策顧問、そこから福祉の分野を中心に山本政策顧問、お三方にお願いをしておりましたが、新たにですね、この4月1日から慶応大学の教授であります上山信一先生に委嘱をいたします。
 上山先生は、マッキンゼー、そしてジョージタウン大学の研究教授を経て、現在は慶応の総合政策学部で教べんをとっておられます。国土交通省の政策評価会の座長始め、新潟市の都市研究所長、それから大阪府・大阪市の特別顧問を務められておられます。上山さんは、元々マッキンゼーで経営コンサルトが一番の主な仕事でしたということなので、都市経営とか都市政策、行政改革とか、そういったことをずっと大阪、御出身が大阪なので大阪市、大阪府でずっとやってこられたということでございます。上山先生には愛知県政の地方行政全般にわたり、また当然のことでありますが、中京都構想の推進に向けても大いにアドバイス、そして、また御指導いただけたらありがたいというふうに思っております。
  
(4)

「基幹的広域防災拠点候補地調査」の結果について

【知事】  基幹的広域防災拠点の候補地調査の結果について御報告をいたします。
 基幹的広域防災拠点につきましては、昨年の4月以来、国におきまして拠点整備のための調査費を予算化するよう要請をしてまいりました。その要請活動の過程におきまして、地元としての具体的な形というか、概要というか、提案というのをしてほしいということもありましたので、去年の6月県議会に県独自の調査費を出して提案をして、これを議論、研究をしてきたわけでございます。
 その概要につきましては、これはお手元にその資料(http://www.pref.aichi.jp/0000049693.html)もありますが、まず一つは、空港機能を活用した分散ネットワーク型の拠点整備ということにするということでございます。複数県にわたる広域の被災に対する統括指揮機能が発揮できる、また、沿岸部は津波といったところが危惧されますので内陸部へ整備する。それから、被災当初の段階ではヘリコプターなど大量の航空機が運用できると、また発達した陸海空の交通網を生かすことができる。それが県内の複数拠点とか、近隣県の防災拠点との連携を図ることもできるということでございます。それから、平常時における活用が重要でございますので、産学官が連携して大規模災害への対応戦略の研究を行うこと、近隣県、自衛隊などの防災関係機関との合同訓練を行うこと、それから防災に関する意識の向上を図るための教育啓発施設として活用するということが必要だということでございます。
 次に、分散ネットワーク型拠点の候補地でありますが、指令塔を、調整機能を持つコア拠点としては、このコア拠点としては、内陸部で航空機が活用できる県営名古屋空港か、国や県などの行政機関が集中し地盤も良好な、この三の丸地区のどちらかをコア拠点としたいというふうに思っております。また、サブ拠点といたしましては、広い土地を有し、高規格幹線道路が活用できる愛・地球博記念公園、岡崎中央総合公園、新城総合公園、また船舶の活用ができる名古屋港といったところ、さらに近隣県の防災拠点も含めるということにしたいと思います。
 今後、本県といたしましては、国に対し、この調査結果に基づいた構想を示し、国として、この基幹的広域防災拠点、東京首都圏と大阪には整備するわけでございますから、是非、この中京地区にも整備をしていただくように強く働きかけをしていきたいというふうに思っております。
  
(5)

県産品アンテナショップ「ピピッと!あいち」の事業受託者による自主運営への移行について

【知事】  県産品アンテナショップ「ピピっと!あいち」の事業受託者による自主運営への移行についてということでございます。
 栄の中日ビル地下1階にあります、県産品アンテナショップ「ピピっと!あいち」は、平成21年9月の開店以降、県産品の販売、観光情報の発信、それから東北復興支援、観光物産フェア、地酒フェアなどなど、さまざまな催事を行ってまいりました。私もたびたびお伺いし、河村さんとも一緒に東北復興支援のイベントもやらせていただきました。「このピピっと!あいち」事業は、国の「ふるさと雇用再生特別基金事業」を活用しておりまして、これは3年前に、私が厚労副大臣のときに補正予算でつくったやつでございまして、21、22、23年の3か年の事業なので、これで終わるということでございます。開店以降、累計37万人以上の方に御来店をいただくなど好評だということでございまして、これまで委託先との間で、来年度以降の店舗継続について調整してきましたところ、委託先から4月以降も、現在13名雇っているのを7人に減らしますが、引き続き、自主事業として運営していくという合意ができました。大変ありがたいことだというふうに思っております。店舗は4月5日に、私、ちょっとこの日はいないものですから、小川副知事のもとでリニューアルオープンセレモニーをやります。私もできるだけ早い機会に訪問したいというふうに思っておりますので、何卒よろしくお願いをいたします。
  
(6)

不育症に関する相談窓口の開設について

【知事】  不育症に係る相談窓口の開設についてということでございます。
 愛知県が名古屋大学医学部附属病院に委託して設置しております、愛知県不妊専門相談センターの名称を、この4月2日から、4月1日と言ってもいいけど、新年度から、1日が日曜日なので、「愛知県不妊・不育専門相談センター」に変更し、不妊症に加え、不育症で悩む方からの相談もお受けをするということにいたします。
 不育症は学会の定義はありませんが、厚生労働省の研究班では、2回以上の流産などの既往がある場合というふうにしております。不育症で悩む方の精神的な負担は極めて重く、大きく、さらには、その負担が次の妊娠、出産にも悪影響を及ぼすと指摘をされております。こうした方々の精神的な負担を軽減するため、昨年の11月県議会におきまして私自身、私の方から24年度の早い時期に相談窓口を整備していきたいということを御答弁申し上げました。この愛知県不妊・不育専門相談センターを通じまして、不育症で悩む方の精神的なストレスを少しでも解消していただいて、安心して妊娠期を過ごすことができるよう強く願っているところでございます。
 こういったセンターを、不育症のセンターをつくるのは、うちが初めてか。不育症は、県としては初めて。不妊症はもちろん全国あるもんな。ということでございまして、これは名古屋大学の医学部附属病院さんで、そういった不妊相談センターをずっとやっておりまして、県の委託事業としてね、そういう中で、やはり不育症で悩む方の相談もある、またいろいろな御指摘もあるといったことから、今回その窓口を広げて御相談に応じるということにさせていただく。こういった形で改めて名前を付けて、そういった相談窓口を作るということを申し上げれば、そういった方が、一人で悩んでいた方が相談に訪れていただける機会も増えてくると思います。是非、そういった方が増えて、そうした方々の負担の軽減とか、次なる妊娠、出産に結びついていければというふうに思っております。
  
(7)

歩道橋のネーミングライツパートナーの募集について

【知事】  歩道橋のネーミングライツパートナーの募集についてということでございます。
 本県では、新たな財源を確保し施設管理の一助とするため、県有施設にネーミングライツを導入することとしております。その第1弾として、県が管理する歩道橋のネーミングライツパートナーを、明日28日から募集をいたします。対象は県内60か所の歩道橋で、1か所当たり年間20万円以上、契約期間3年以上という条件で公募を行いたいと思います。ネーミングライツパートナーになっていただくと、歩道橋の橋げた部分に企業名、商品名を入れた歩道橋の愛称を標示することができるということでございます。今回のネーミングライツによって得られた収入は、道路施設の維持管理に役立てられることになりますので、ネーミングライツパートナーになっていただくことは地域貢献、社会貢献に結びつくものでありますので、積極的な応募を期待するものでございます。
 なお、愛知県が管理する歩道橋というのは、名古屋市内は、名古屋市が管理しておりますので、県内に約400か所、396か所ありまして、今回の公募では、施工または塗装してから5年以内の比較的きれいな歩道橋を募集対象としたということでございます。また、既に愛称のある歩道橋とか、標示スペースのない歩道橋は除くということでございまして、この収入は歩道橋の塗りかえ費用などの道路施設の管理費に使用したいというふうに思っております。あと、契約期間3年以上というのは、余りぱらぱらかわるとよろしくない、塗りかえないかんでね。まあ少なくとも3年以上ということで話を、こういうことで試行的試みでやっていければというふうに思っております。
2.

質疑応答

(1)

東日本大震災で発生したがれきの処理について

【記者】  県の定める独自の安全基準について、東海市長からも早く設定してほしいと言われていますが、今後、いつ頃を目途に安全基準を設定する予定かのかお伺いします。
【知事】  というか、それはできるだけ早く。もうやると決めた以上は、できるだけ早く受け入れをしたいということで進めているわけですから、それに支障がない範囲で決めていくということになるんだというだけですよね、そこはね。いつがどうのこうのって言ったって、そりゃ早きゃ早い方がいいんでしょ。だけど、いろんな方の意見を聞いて、情報、データを集め、さまざまな御意見もお聞きしながらやっていくということですから、別に今日、明日決めなきゃいけないというものじゃないですわね。だから、そんなに、その決める期限に意味があるとは思いませんけど。だから、支障がないように決めていくということでしょう。だから物事は、現地の状況とか、データを聞くということなんですが、それをやった上で、まずはこちらへ持ってきて試験焼却をしてどうするかとか、こういう話からやっていくんでしょ。だから、そういったことをやりながら、試験焼却するときに別にまだ数字が要るということでもないでしょうからね、試験的なことだから。だから、そういったこともやりながら、本格的に受け入れるまでに決めるということだと思っております。
 そのためには、やっぱり受け入れる、試験焼却をやる、さらに。ですから、私、この間申し上げたように、最終処分場にちょっと時間がかかるということであれば、仮置き場、ストックヤードは早く造って、それができれば、どんどん受け入れすることができるので、それもどんどん進めていきながら、ということだというふうに思っております。ですから、まずは受け入れ態勢をどう作っていくかということが一番の大きなポイントではないかと思います。
【記者】  広域処理と安全性について、東海市長の現地視察に県の職員も同行し調査をするということですが、 具体的な調査内容を教えてください。
【知事】  今回、震災がれきの状況だとか、そこのいわゆる放射性物質の数値だとか、そのがれきのもの、生のもの、それから焼却した後の焼却灰のもの、そういった通常の調査をしてくるということだろうと思っています。東海市は市長さん始め、部長さん、清掃センターの方、生活環境課長さんなどなどが行かれると聞いておりますから、うちの方から環境部からも、そういった廃棄物行政の専門家を行かせて、情報を共有していくということだと思っています。
 ですから、今、釜石市さん、現地の方で持っておられるデータ、情報は基本的にはすべていただいてといいますか、共有して。というか、どちらがどちらかというか、これは共同作業なので、今、現地で持っている情報は、基本的には共有させていただいてやっていくということだというふうに思っております。4、5、6日の3日間ということでありますから、是非、しっかりと情報をいただいて、そして現地の状況をつぶさに見てきていただいて、また報告を受けたいというふうに思っております。
【記者】  試験焼却という話がありましたが、実際に受け入れる前に、そういった過程を踏んでから実施するお考えですか。
【知事】   そりゃそうです、やっぱり。だって、いきなりドカンなんて話ないので、実際に現地で調べたデータをあれしてお示しする。実際に物を持ってきて、実際にやってみてということですよね。どこでやるかは、それは地元のやっぱり住民の方々とか、皆さんに御理解いただくように、そういったものを情報も含めオープンにしながら、御理解を賜りながらやっていくということになるのは当然だというふうに思っています。だから、とにかくそれらをきちっきちっと手順を踏んでやっていくということになると思います。
(2)

愛知県政策顧問の委嘱について

【記者】  政策顧問について、上山氏を招いた経緯をお伺いします。
【知事】  上山さんは、前から私、前からというか、この1年ぐらい存じ上げておりまして、いろいろ打ち合わせなり、いろんな連絡なり、また意見交換、情報交換などなども、度々とやらせていただいておりますので、改めて今回、地方行政全般ということでありますが、やはり中京都構想、それから大都市の自立・独立、それから道州制、私が進めていこうとしているものについて、的確なアドバイス、そしてまたいろんな情報をいただく、そういったことを期待したいというふうに思っております。
(3)

新年度に向けた県の取り組みについて

【記者】  議会も閉会しまして、議案も可決されましたが、改めて、新年度に向けて、その取組についての決意をお伺いします。
【知事】  本格的な新年度の抱負というのは、来週、月曜日が4月2日なので、そこでも同じようなことを申し上げるということになるかと思いますが、今日の時点で私申し上げさせていただきますと、先週の金曜日23日に、2月県議会が終わりまして、すべての議案を議決をいただいたと、大変ありがたく思っております。何といっても我々は、行政の仕事というのは年度年度で予算をつくり条例をつくり、そして県民、市民の皆さんの最大幸福を実現できるように頑張るということでございますから、議決いただいたこの予算、条例をしっかり使って、県内の市町村の皆さんと一緒になって、愛知県民、市民の幸福のために頑張っていきたいというふうに思っております。
 その中でも、昨日、人事で申し上げましたよね、新たな組織をつくるとか。一つは東三河県庁ですね、やっぱり作っていくということは、愛知県政の大きな大きな柱の一つになろうかというふうに思っております。これは何としても定着をさせ成功させていきたいというふうに思っております。
 それから、中京都構想。これはいよいよ24年度、本当は23年度、もっともっと詰めたかったんですけれども、残念ながらこの段取りが大分遅れたというのもありますから、24年度にしっかりと本格化をしていきたいというふうに思っております。そして大いに盛り上げていきたい。これは結局、運動なので、こういう大都市の自立・独立、それから道州制も含めて、これは我々の運動なので、是非これを実現させていくように。その運動の行く末に、この愛知の発展があるということですので、それでしっかりとやっていきたいというふうに思っております。
 それから、予算を議決いただきました。この予算は全ての部局に、優劣というか、どれが大事でどれが大事でない、そんな事業ありません、みんな大事な事業で、仕事であります。みんな愛知県民の皆さんの幸福のために頑張るということでありますが、その中でも、今回の予算の時にも私申し上げましたが、一つは何といっても産業対策。経済産業の振興、産業空洞化対策を全力を挙げてやっていきたいというふうに思っております。我が愛知の特色、得意技は、何といっても日本一の産業県でありますから、これをさらに高みに持っていくということを進めていきたい。愛知の産業が元気になれば、日本の経済産業は回っていくということでございますので、自動車産業の振興、それから航空宇宙産業の振興、日本最先端のエネルギー産業の振興などなどを柱にしっかりやっていきたいと思います。それから環境施策につきましてもトップランナーであり続けていきたいというふうに思っております。それから、安心・安全という意味で防災対策、それから医療・福祉対策ということも、全力で取り組んでいきたいというふうに思っております。
 そういったことを、さらに進めていく中で、日本一元気な愛知・名古屋をつくっていくべく頑張っていきたいというふうに思っております。予算も議決になって、新年度を迎えるに当たりまして、予算と人事もそろったので、これで新年度。我々の仕事に切れ目というのはないんですが、一つの節目ですから、4月1日以降、まさにスタートダッシュでやっていきたいというふうに思います。スタートダッシュはロケットスタートだな、ロケットスタートをやっていきたい。今週末からは、3月30日からはプロ野球も開幕するようでございますが、最初の3連戦、中日もロケットスタートをやってもらいたいなと思いますが、我々愛知も、4月からロケットスタートで大いに日本を引っ張っていきたいというふうに思っております。
(4)

第2回中京独立戦略本部会議に向けて

【記者】  今週、金曜日に、中京独立戦略本部会議の第2回目が開かれますが、どのように臨まれるのかお伺いします。
【知事】  その前に、昨日、私が記者会見できなかったんで、同時に河村さんの方でも発表していただきましたが、女性ということでございまして、愛知県岡崎市出身で東京ガールズコレクションの立ち上げからチーフプロデューサーとして活躍をされました、現在、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属されておられる、永谷亜矢子さんを女性メンバーということで加えるということにいたしました。私も、去年夏に会っておりまして、それは何かというと、東京ガールズコレクション、去年は2月にやったんだね、今年は秋にやると聞いておりますが、そういったことを大いに盛り上げていきたいということなので、是非、是非、是非と、こういったのをどんどんやっていくというのは、大変元気になるのでということで、私からもよろしくお願いします、ということを申し上げた永谷さんということでございますので、是非、大いに期待をしたいというふうに思っております。
 なお、3月30日には、たたき台のたたき台というか、これまで申し上げてきたことをしっかり言っていくということだと思っております。前回、いろんな御意見をいただいた論点整理ペーパーは出しますが、併せまして、1年前に公約で約束をさせていただいた、愛知県と名古屋市の合体、強力で唯一の司令塔、そして二重行政の徹底排除、そうしたことを踏まえ、日本一元気な愛知・名古屋をつくっていくんだということのあり方をですね、骨子という形、そういったもの、今まで私が申し上げてきたものを、つなぎ合わせたものをお出しをして、いろんな御意見をいただくということになろうか、というふうに思っております。
 そういう意味では、今度は、この間、名古屋市役所でやりましたので、今度は、県庁の本庁舎の講堂。いろんな場所、どこかと言ったんですけど、人数がある程度、多くなることもあるかなと思ったので講堂でやるということでございまして、しっかりとやっていきたいというふうに思っています。
【記者】  河村名古屋市長が、先日の会見で尾張名古屋共和国構想が中京都構想になる、中京都イコール尾張名古屋共和国と考えられる旨の発言もありましたが、これについて知事はどのようにお考えでしょうか。また、たたき台は、名古屋市と県が別々に出すのでしょうか。
【知事】  中京都構想というのはですね、去年の選挙で共同マニフェストで掲げて、そして大阪の維新の会の皆さん、橋下さんの方とも連携をして合意をしてやってきたものでございますので、まず、たたき台が二つ出るということはありません。合意をしたものしか出ていかない。事の性格上当たり前のことであります。
 中京独立戦略本部は、時事放談会とか漫談会ではありませんので、要は個人の意見が出ていくということもありません。あくまでも共同で合意をしたものが出ていくということでございます。それが1点。従って、3月30日の会合で、河村さんがいろいろ個人の御発言することは自由でありますけれども、いろいろ言われておられる尾張名古屋共和国構想が、中京都構想という形で出ていくということはありません、それはありません。
 というのは、私、何度も申し上げておりますが、尾張名古屋共和国構想を河村さんが唱え、周辺の市町村の皆さんと連携して、いろんなことをやっていきたいというのは、それを大いに結構なことなので、どんどんやっていただきたいと。そうやって愛知県と名古屋市が、合体して一つになるということをお約束しているわけですから、そういった形で名古屋市さんが頑張って求心力を持っていかれるということは、大変結構なことなので、これは大いに歓迎をしたいということを申し上げておりますが、それがどういう形になるのかということを、私自身も、これは制度論を申し上げているので、形とか制度論ということなので、それはどういう形になるのかを、何を目指しておられるのか、というのは私はまだ聞いておりませんので、それがポンと出ていくということは、それはありません。ですから、そういった性格のものではないということを申し上げたいというふうに思っております。
 ですから、私が言っているのは、例えば全部、名古屋市が、周辺市町村全部合併をしてやっていくということなら制度論としてはわかるんですが、広域連携が制度ということにはならないんではないのかなというふうに思います。現実に周辺の市長さん、町長さんに「ちゃんと合併するのかね」と聞いたら、全員が「そんなこと考えておりません」と言われるので、そこはどういうふうにこれからやっていかれるのか。それは何度も申し上げますが、地域ごとに、ブロックごとに市町村の皆さんが広域連携して、いろんなことをやっていかれるというのは、大変結構なことだというふうに思っております。
 例えば、今日の知多市の5市5町の広域の消防指令センター、これだって、今まで5市5町で消防本部六つあって、それが24時間6か所で救急車の手配とかやっていたわけですね。それは5市5町が一つになる、ちょっと設備投資は要りますが、一つになるということは、かかる人数が半分以下に減らせるということなんですね。だから、そういったことを、どんどん、どんどんやっていただく、こういうことは、私は大変結構なことだと思いますが、中京都構想とそれがどうかと言われても、それはちょっと私は具体的なことを河村さんから聞いているわけではありませんので、市町はどんどんやっていただいていいんですが、あくまでも中京都構想というのは、愛知県と名古屋市を合体して一つにするということですから、そこのところの話を、もっとお聞かせいただければありがたいかなと思います。あくまでも本部においては合意をしたものしか出ていきませんので、そこでいろんな議論が出るのはあれですけれども、我々からこういうアイデアですということで出ていくことはありません。
【記者】  知事の中京都構想についての腹案については、出されないのでしょうか。
【知事】  だからそれは、あくまでも協議して合意したものでなければ出ていかないという性格のものですから、私自身の腹案はありますし、そういったことの話もしていかないかんと思っておりますが、そういう意味では、これからじっくりと24年度、新年度やっていきたいというふうに思っています。 
(5)

「基幹的広域防災拠点候補地調査」の結果について

【記者】  基幹的広域防災拠点について、分散ネットワーク型拠点の整備ということですが、リスク分散も兼ねているのでしょうか。
【知事】  そういうことですね。防災、やっぱり大規模災害があった時は、やっぱり1か所に集中していると、そこがポンとやられちゃったら対応できないということになりますから、できるだけリスク分散をしながら。そういう中で、やはり今回我々の調査の中でポイントになったのは、一つはやはり初動の時は、やっぱりヘリコプターや飛行機とか、そういった機動力がどうしても物を言ってくるということなので、やっぱりそういう航空機能が集積をしている県営名古屋空港のところを一つの拠点にするというのは合理的だろう。
 それとやはり、今回の東日本、東北の大震災でもありましたが、やはりそれぞれの県庁に、私、宮城県庁も岩手県庁も行ってきましたが、そこに自衛隊だとか各地の応援の方がぼんと来て、講堂とか部屋が足らないんですね。やっぱりそこの拠点となるところの行政機能のところに集まってくるので、そういう意味では、この三の丸地区も行政機能が集積しているということなので、こことここを、県営名古屋空港とこの三の丸地区をやはり拠点としながら、あとは物資の備蓄とか、いろんな連絡とか連携も含めれば、そういった万博、モリコロパーク、それから岡崎の総合運動公園、それから新城、それから名古屋港、そういった所のネットワークをしていく。
 それから、拠点をつくれば、あとは隣県、岐阜県さん、三重県さん、それから静岡県さん、そういったところともしっかりやっていけるということだと思いますので、そういう意味でのリスク分散ということだ、という意味ではリスク分散をし、ネットワークをしていくということが非常に合理的だというふうに思っています。
(6)

消費税増税について

【記者】  藤村官房長官が、消費税の増税関連法案を30日に閣議決定する意向を示しましたが、政府が意見集約を急いで、国会論戦に持ち込むという状況になりつつありますが、このことに対する知事の所感をお伺いします。 
【知事】  私は、前からも度々申し上げておりますが、これはむしろあれじゃないでしょうか。今の政府、民主党政権さんが自ら言っておられることとも一緒かもしれませんが、国民に御負担をお願いすると、消費税という形でお願いをするということであれば、その前提条件であることをやっていかないといけないということを言われていますよね。それは私は、一つは行政改革であるし、もう一つは、やっぱり国会議員のリストラだというふうに思っております。まあ一つ、最近、経済条項とか言って、経済成長がこのぐらいなきゃいけないというふうなことも、そこが何か焦点みたいな話になっておりますが、確かに三つぐらいの論点だろうというふうに思います。
 ただ、私、経済条項とか経済成長の話は、やっぱりデフレを脱却して、経済成長を2%、3%せないかんのは当ったり前のことだもんね、これ。やらないなんて話にならないでしょ、政権担っておいて。だから、私はこれはやるに決まっとるというふうに思いますから、やっぱり前提条件は、大きなものは、やっぱり行政改革と国会の改革、議員定数削減じゃないでしょうか。一つはね、やっぱり中央政府の大リストラをやってもらうということだと思いますよ。だから、私が申し上げている、我々も大阪の橋下さんも申し上げているのは、完全な地方分権、大都市の自立・独立、道州制。要は、我々地方政府をつくらせてもらって、地方政府に全部内政を任せてもらう。国の霞が関は半分以上リストラしてこっちに来てもらうということが、私は、まずやっぱり大前提だろうというふうに思います。
 ですから、何か今日のニュースで流れておりましたが、国家公務員の新規採用6割削減するなんてこと出ておりましたけど、これ人件費の削減になりますか、これ。天下の愚策じゃないこれ。狂っているんじゃないかと思うよ、これ。だって、そんなの若い人を減らしといて、50代とか60代近い人をそのまま温存するわけでしょ。人件費なんか減らんがね、増えるがね逆に。逆に、今、就職氷河期で大変だ言っとる若い人たちの就職の機会をだ、国が自ら切るんだよ6割も。こんなこと絶対許せんと思うね。うちはだから計画的にやっとるけど、愛知県は採用減らしませんよ。きちっと確保しますよ。24年度もそうだし来年度も。そんなことおかしい、何考えとるんだと思いますよ、これ。そんなくだらんことをやる暇があったら、中央省庁のもっと組織の改編からね、リストラからもっとしっかりやれと。地方分権進めて、国の出先機関をもっと整理していきゃね、こっちに仕事くれりゃ、財源くれりゃあそしたら人だって受けたげるよ。そういうこともやらんといて、新規採用の6割減なんて、狂ったかと思うよ。若い人怒らないかんよ、若い人が。反乱起さないかん若い人、次の選挙で。こういうばかなことをやる政権、竹やりのように、やりや鉄砲というわけにいけへんもんで、一票一揆か何かでこれは、絶対こんなやつらにね痛い目遭わせんといかんというふうに思います。
 それと国会議員の定数削減ね。どこにいっちゃったんですかね、あの80削減というのは。0増5減でお茶を濁すっていうんですかね。0増5減を勝手にさせたんじゃなくて、80削減。ほっかむりしてですよ、違法状態ですよね、定数是正のやつね、今ね。それをほっかむりしてね、それでもって期間が来たからというのは、私はね、それはちょっと待てという話に必ずなると思いますよ。だから、閣議決定するのは年末、民主党の中で手続しちゃっとるんでしょ。だったら閣議決定出てくるんでしょうけど、あと本当にどうするんですかね、採決ね。国会は何か知らんけどいろんな噂が出て、大幅延長するんじゃないかとか、何とかという話がまことしやかに流れてきますけど、そういう意味では本当の勝負時っていうのは、まあちょっと後なんでしょうなきっと。
 いずれにしても、今、私申し上げた中央省庁の国の大リストラをね、これは地方分権とセットでなきゃできませんよ。それをちゃんとやるのかどうか。それが国会議員の定数削減を、僕は80じゃ足らんと思うけど、約束したぐらいのことはやれよと。それなくて、ただ単に法案出すというのじゃ、そりゃ通らんと思いますがね、私。私の意見は以上です。これからもそれは言っていきます。