知事の記者会見
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平成24年8月13日(月) 午前10時
1.

知事発言

(1)

ロンドンオリンピックでの愛知県関係選手の活躍について

【知事】  ロンドンオリンピックが終わりました。ロンドンオリンピックの愛知県関係の選手一覧と結果を用意いたしましたので、またいろいろな御参考にしていただければというふうに思っております。
 日本全体では、御案内のようにメダルは金銀銅合わせて38個で、アテネの37個を抜いて過去最多ということでございました。いろいろありますけど、本当に連日連日、日本選手は頑張っていただいたと思います。愛知県の関係の選手一覧もお手元にお配りをしてございますが、20名でございますが。これは活動の拠点というか出身というか、そういったことで選びましたのでこういうことでございますが、その結果はお手元に配付している資料のとおりでございます。
 吉田沙保里選手の金メダルを筆頭に、銅をとられた方が4名、これは素晴しい成績だなというふうに思います。陸上のハンマー投げの室伏選手、それから、水泳では加藤ゆか選手が女子400メートルメドレーで銅ですね。それから、堀畑選手が個人メドレーで6位入賞ということでございました。それから、バレーボールでは28年ぶりの銅メダル、井上選手。それから女子体操、寺本明日香選手を先頭に8位の入賞。それから、柔道の中井選手は5位入賞、惜しくも銅メダルに届かなかったけども、5位入賞。カヌーの羽根田卓也選手は7位の入賞。それから、アーチェリーの蟹江選手は銅メダルということでございます。
 それから、レスリングは吉田選手1人ということになっておりますが、女子レスリングで3人金メダルをとった伊調馨選手、小原日登美選手、この吉田沙保里選手、全員至学館大学というか旧中京女子大で、栄監督の教え子ということでございまして、そういう意味では栄さんってすごい人だなと改めて思いますね。私も昔からよく存知上げているので、大変酒好きの楽しいおとっつあんでございますが、皆さん胸張って帰ってこられると思いますので、是非、激励というかねぎらいをしたいと思います。
 なお、愛知県のスポーツ顕彰規程というのがございまして、オリンピックでは8位以上の入賞した選手に愛知県スポーツ功労賞を贈ることといたしております。それから、金メダルをとった選手は愛知県スポーツ栄誉大賞ということでございまして、そういった形でいずれ、帰ってきて皆さんまだいろいろなあれがおありでしょうから、落ちついたところで日程を調整して、このオリンピックの選手の皆さんを顕彰したいというふうに思っております。皆さんお忙しいので、全員がなかなか顔をそろえるというのはあれだと思いますが、また、県公館か講堂か、どっかのところに是非お越しをいただいて顕彰させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 それから、併せまして夏の甲子園大会で、愛工大名電が愛知県大会優勝ということで出場いたしました。金曜日、3日目に試合がありました。濱田投手を擁し、優勝候補の一角にも数えられたわけでございますが、健闘、善戦いたしましたけれども、残念ながら惜敗ということでございました。ただ、選手の皆さんは全力で頑張っていただきましたので、健闘をたたえたいというふうに思います。これからも是非頑張っていただきたいというふうに思っております。
  
(2)

災害廃棄物の試験焼却の実施に関するアンケート調査結果について

【知事】  災害廃棄物の試験焼却の実施に関するアンケートの調査結果についてでございます。
 これは、実際のところは5月の半ばから後半にかけて、県内の全ての市町村長の皆さんに私から電話で、できるだけ県内広くでこの試験焼却という形で復興支援を分かち合っていただきたいということを電話でお願いをさせていただきました。その上で具体的なやり方、それから受入れの基準などなどにつきましては、6月半ばをめどに作って、そして一斉に説明会をし、御依頼をしたいということを申し上げさせていただきました。それが6月15日に県内の市町村、一部事務組合の皆さんにお集まりをしていただいて、正式に依頼をさせていただいたわけでございます。
 当初、7月の半ば、7月13日までということでアンケートといいますか、依頼、意向の調査をさせていただきましたが、関係の補正予算の成立が遅れたということなどなどから、実際7月の半ばに、7月14日ですか、臨時議会ということになりましたので、回答期限を8月10日に延長しておりました。先週の金曜日でございます。今回そうした回答が全て出そろいましたので、発表させていただきたいと思います。
 これまでの間、先ほど申し上げましたように5月の半ばから私が直接電話をさせていただいてお話をし、その間、市町村の皆さんには、試験焼却につきまして被災地の苦労を愛知県全体で広く分かち合う必要性などなどについて、本当に真剣にお考えいただいて、私どもが投げかけたこの趣旨などを踏まえて真剣に御検討いただいたということでございました。これはもう心から感謝を申し上げたいというふうに思っております。
 そういう中で回答いただいた内容につきましては、県内の市町村などなどにおきまして、現段階で試験焼却を引き受ける自治体はなかったということでございます。その理由といたしましては、6月29日や8月7日の環境省の通知にもあるように、被災地での可燃物の処理が進み、概ね処理のめどが立ってきたといったこと、また、焼却灰の保管場所、受入れ先がないなどということでございました。
 なお、一部の自治体からは、風評被害対策などを始め、地元住民の皆さんに説明を行って地元の同意を得るといったこと、また、その安全性、安心といったことについて広く県民の皆さんの信頼、理解を得るといったこと、それから、焼却灰の処分場を県が確保するといったことなどなど、そうした条件ができたという前提があれば再度検討するといったところも、そういった趣旨のところも複数ありました。そういったところも含め、市町村の皆様には真剣に検討していただいたということに、心から感謝を申し上げたいというふうに思っております。
 そして、改めて引き続き東北地方、被災地の復興支援に全力で御支援、御協力をお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
 ということで、今申し上げましたが、私は5月の半ばから1週間ぐらいかけて、電話もしくは直接お会いした方もおりますので、市町村長の皆さんに全員に電話なり直接会ってお話もさせていただきました。そのときは感触的には大体3分の2ぐらいの市町村長さんが、これはやっぱり日本人として、国民としてこれはやらなきゃいけない、前向きに検討させていただきますと言った方が多かったわけでございますが、率直に言って、その後、状況が大分変化をしてきたということがあったかと思います。
 5月21日だったかね、環境省のあの数字の見直しというのがあって、がれきの、最初400万トン以上の広域処理の必要性のものが247万トンですか、そういった形に減ったというのが5月21日だったかな。
 その後、可燃物のめどが立ってきたというのが6月の終わり、8月の頭ということでございます。今、引き続きまだ不燃物の調整ということではありますけれども、そういった状況が変化をしてきたということもあったかと思います。
 そういう中で真剣に、本当に真剣に議論し検討していただいたということに、心から感謝を申し上げたいというふうに思っております。ということで、引き続きこういった形での復興支援、御支援、御協力をお願い申し上げたいというふうに思っております。
  
(3)

「民間事業者による有料道路事業の運営に関する検討会」の開催について

【知事】  民間事業者による有料道路事業の運営に関する検討会の開催、スタートということについて御報告をいたします。
 本県では今年2月に国の「構造改革特区」制度に基づく規制の特例措置として「民間事業者による有料道路事業の運営の実現」を提案し、5月に国土交通省さんから「提案の実現に向けて検討を進める」との回答が示されました。そして先般、国を入れての研究会を作っていきたいと申し上げましたが、提案の実現に向けて事業スキーム、その枠組みを取りまとめるため、有識者から成る検討会を開催する運びとなりました。
 検討会では幅広い観点から御議論をいただく必要があると考えまして、委員の皆さんにつきましては、公共経営、経済、法律など、様々な分野の専門家9名の方にお願いをさせていただきました。また、国土交通省さんですね、総合政策局、道路局、内閣官房、これは地域活性化統合事務局という特区を担当しているところですけれども、オブザーバーとして参加をいただけることとなりました。
 第1回の検討会は来週の火曜日、8月21日、メンバーは東京の方が多いものですから、東京の都道府県会館におきまして開催することといたしております。第1回は私も参加をしたいと思っております。
 今後の検討の進め方も含めまして、整理すべき項目、課題について御議論をいただく予定でございます。これは全国初のケースでありまして、検討すべき事柄も多岐にわたると思いますが、しっかりと議論していただいて、その具体の方向性を示していただければというふうに思っております。
 なお、その資料(http://www.pref.aichi.jp/0000053648.html)がございます。日時、場所、趣旨ということでございます。それから、そのメンバーでございますので、御覧をいただければと思っております。座長を社会システムデザイン株式会社社長、東京大学名誉教授の宮田秀明先生にお願いをいたしまして、座長代理が愛知県の政策顧問、元国土交通省の政策参与の植村さんにお願いをし、こういうメンバーでやっていければというふうに思います。
 なお、オブザーバーとして、こういった形で国土交通省の関係者及び内閣官房、日本政策投資銀行の皆さんにもお入りをいただくということでございます。
 ということでございまして、道路局の皆さんも、国交省の皆さんも本気で、前向きにこれをやっていこうということで、こういった形で参加していただけるのは大変ありがたいというふうに思っておりまして、しっかりとやっていきたいと思います。
 なお、これは法律改正が要りますので、こういう形のものに、枠組みにすると言って提案して決めて、来年の通常国会に法律改正を出さないけませんので、そうなりますと、その枠組みはやっぱり年内には決めないかんと。年内ということは、大体政策というのは12月の予算編成の時に決めますので、粗々の枠組み、スキームというのは11月には決めておかないと間に合わないということで、そういった形でちょっと急ピッチでこの議論、論点整理、議論をやっていければというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げたいというふうに思っております。
 
(4)

日中漫画交流事業について

【知事】  日中漫画交流事業について御報告をいたします。
 今年は日中国交正常化40周年ということでございます。この40周年を記念いたしまして、9月16日から30日までの15日間、愛知県が昭和55年以来32年間友好提携を結んでおります江蘇省におきまして、日中漫画展を開催いたします。
 この事業は、日中国交正常化40周年の記念事業実行委員会企画委員長であります作家の石川好先生、私も昔から親しくおつき合いいただいておりますが、石川好先生から御提案をいただいて、森田拳次さんとか、ちばてつやさんといった、まさに日本を代表する漫画家で構成する日本漫画事務局「八月十五日の会」の皆さんや、今回の企画に賛同いただいた愛知国際文化交流財団の皆さんとともに、日中の漫画家による作品展示会を開催するというものでございます。友好提携先である江蘇省さんの全面的な協力のもと、在名古屋中国総領事館、それから日中友好協会、それから東海日中貿易センターの後援を受けて実施をいたします。
 展示会には、森田拳次さんや、ちばてつやさんといった日本が誇る漫画家と中国の若手漫画家が、地球の未来の姿をユーモラスに描く作品を合同展示するということでございまして、併せて中国の若者と日本の漫画家の皆さんとの交流事業も行う予定でございます。
 この「八月十五日の会」というのは、日本の漫画家の皆さんが、日中の友好、日本と中国が先の大戦において戦ったと。そして中国側から見れば、日本に多大な迷惑を被ったということでございますが、一方で、日本の国民もこの戦争において大変傷ついたと、大変な戦争であったんだと。国民も辛酸をなめたんだということをわかっていただくということで、いわゆるちょうど終戦時、戦争時とか終戦時に子どもであった、幼少期であった漫画家の皆さんが、その方々が子どものころの戦争の悲惨さ、思い出といったものを漫画にして、日本で終戦の8月15日、日本もこんなに苦しい状況だったんだよということを漫画にして展示会を行ったというものでございます。
 それが2009年に南京で、2010年に北京で、そして2011年に瀋陽で、この「八月十五日の会」の皆さんが作った漫画が、日本の8月15日、終戦時の漫画を展示したという、そういう皆さんでございまして、その方々が今度は人類、社会のとか、地球の未来を描く、そういう漫画を書いて、そして日中の友好を図ろうじゃないかと、こういう企画でございます。
 この「八月十五日の会」の漫画展というのは、6月に高浜のかわら美術館でありまして、私も、もうそのときこれをやらないかんと思っていたんで見に行ってきました。大変にぎわっておりましたが、今年も全国4カ所ぐらいでやると言っていましたけれども、また是非皆さんも機会があれば見ていただきたいと思いますが、そういった形でもう既に中国側でこの漫画展示をやってきた実績がありますので、そういった皆さんと今度は協働して、この日中漫画交流事業を進めていきたいというふうに思います。
 私もこの主催者の一員といたしまして、この漫画展のオープニングセレモニーに出席をいたします。9月15日から17日まで江蘇省南京市を訪問することといたしました。また、旅行社とタイアップをいたしまして、広く県民の皆さんにこの江蘇省に一緒に行きましょうという訪問団を募って行きたいと思っております。オープニングセレモニーや漫画家の皆さんとの交流会に参加していただくなど、盛り上げを図っていきたいと思います。
 日本の代表的なポップカルチャーであります漫画を通じまして、江蘇省、中国との友好関係の一層の発展と交流促進を図っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 なお、具体的なものは資料(http://www.pref.aichi.jp/0000053608.html)でございまして、(3)の事業内容でございますが、漫画展の開催が9月16日から9月30日まで。会場は東南大学の建築館を、これ江蘇省さんの推薦、あっせんでお借りをし、作品点数は、日本側が75点、中国側が15点ということで、90点展示をいたします。
 セレモニーに一緒に行っていただく漫画家さんは、森田拳次さん、ウノ・カマキリさん、山根青鬼さん、ビッグ錠さん、辻下浩二さんといったそうそうたるメンバーにも御一緒いただくことになっておりますので、またよろしくお願いを申し上げたいと思います。交流会は翌日、16日の午後に予定をいたしております。
 ということでございまして、(4)ですけれども、県民の皆さんに広く募りたいのは、15人から30人ぐらいは一緒に行っていただくとありがたいかなということで、こういった形で募集したいと思いますので、よろしくお願いします。
 なお、次が、その漫画家さんと今回出展をしていただく漫画家の皆さんと作品でございます。それから、この漫画がもうできておりまして、例でございまして、森田拳次さんの漫画、ちばてつやさんの漫画、やなせたかしさんの漫画、山根青鬼さん、はせべくにひこさんなどなどの漫画ということでございまして、また御覧をいただければと思っております。
 また是非、みなさんにも、また多くの皆さんに是非一緒に御参加いただくとありがたいので、またよろしくお願いを申し上げたいというふうに思っております。 
  
2.

質疑応答

(1)

災害廃棄物の試験焼却の実施に関するアンケート調査結果について

【記者】  試験焼却を引き受ける意向のところがなかったとのことですが、県の方針として、可燃がれきの受け入れは難しいということですか。あくまで引き受けたいということでしょうか。   
【知事】  先ほど申し上げたとおりでございまして、私が最初、多くの市町村長さんに直接、全員の方に電話をしたり、直接会う機会があった方にはそこでお話をしたりといった時、5月の半ばでしたけれども、その時はとにかく400万トン強をどうにかしなきゃいけないということで、それも県全体で広く分かち合ってやっていければということでお話をし、御依頼した時、皆さん本当に「これはやってかなきゃいけない」ということで、皆さんに本当に真剣に検討いただきました。
 ただ、その後、大分状況が変わったということもありますし、今、可燃物についてはめどが立ってきたというのは国の方の通知のとおりなので、そういった状況。それから、御案内のように愛知県は焼却施設というか、廃棄物の焼却の仕事というのは、基本的にはこれは市町村ということでありますので、県は焼却施設を持っておりませんので、そういう意味では市町村にお願いをし、御依頼をしてやろうということでありましたけれども、なかなか今の状況からして難しいということであれば、この可燃物の焼却処理引き受けというのは、なかなか難しいということだと思います。
 ですから、私どもとしては3カ所を候補地として、今計画づくり、それから環境調査などをやっておりますが、不燃物につきましては引き続き、これは環境省のほうから要請がありますので、でもって今調整をしておりますので、そちらの方を中心に受入れに向けて取組を進めていきたいというふうに思っています。  
【記者】  アンケートは全て回答がありましたか。回答した市と事務組合の数はいくつですか。 
【知事】  回答は全部出てきました。市町村と一部事務組合合わせて31です。
 試験焼却は、今の段階では引き受ける、やるというところはなかったということです。
【記者】  試験焼却の予算措置がされていますが、この扱いはどうなりますか。 
【知事】  市町村、一部事務組合の皆さんで、試験焼却を引き受けるところはありませんでしたので、その費用は使わないということになります。 
(2)

中京維新の会について

【記者】  中京維新の会について、なぜ維新の会という名称を使うのですか。大阪維新の会との連携を念頭に置いているのですか。    
【知事】  政治団体でありますから、政治活動についてどういうふうにやっていくかについてはいろいろな考えを総合的に考えて、今回のこの中京維新の会という名前にさせていただいたということであります。
 それは御案内のように、私どもは昨年の2月のこの愛知・名古屋の選挙、それから11月の大阪の選挙、これはずっと、そのときに橋下さん、松井さん始め大阪維新の会の皆さんが去年の1月の終わり、バス2台を連ねて、「維新」という白いジャンパーと旗指物を持って応援に来てくれました。都合4カ所で街頭演説やって、うんと盛り上げてくれました。そのお返しということで、我々も11月に2回にわたって大阪に応援に行った。それでもって、その政策についても大阪都構想、中京都構想をひっ提げて、とにかくお互いに連合軍、盟友関係でずっとやってきたというふうに思っています。
 ですから、そういう意味では今後この政策を実現させていこうと、次のステップ、次のステージに向けていく時に、私が考えている次の大きな大きな国政の課題というのは、やっぱり徹底した地方分権で、大都市の自立、独立、それから道州制、そこまで踏み込んでいく。それから首相公選制、そういったことも訴えていく。それから、今のような消費税増税には反対。それから、成長戦略を描いていくといったことをテーマにやっていくということなので、そういったことを総合的に考えまして、私自身の政治活動の拠点として。
 特に日本一愛知の会は愛知の課題を進めていく地域政党であります。今度は私は東海ブロック4県を中心にエリアとして国政に足をかけて、候補者も擁立していきたいというふうに思っていますから、その拠点とする政治団体として中京維新の会という名前が一番いいと思って、そういうふうにつけさせていただきました。
【記者】  大阪維新の会と考え方が近いため、そういった名前を付けたという認識でよかったですか。  
【知事】  認識も政策も大体共通している部分は多いというふうに思いますし、これまで1年半以上にわたって、振り返れば一昨年の12月に大阪に行って維新の会の皆さんとも、そういった地方の独立などなど、大都市の独立で一緒にやっていこうということを確認して以来のそういった仲ですから、そういう意味では一緒にこういった国政について足をかけてやっていきたいと、いけるんではないかという思いも含めて、そういった名前をつけさせていただきました。
 なお、これにつきましてはちょっと、さらにちょっと進めて申し上げますと、今政策の最終的な詰めをやっておりまして、近々正式に発表をしていきたいというふうに思っております。ポイントは今、申し上げたことなんですが、国の形を変えるということ。それから、今のままの消費税の増税には、これはもう反対をしていくと。それから成長戦略、円高の是正、デフレの脱却などなどを中心に旗を立てていきたいというふうに思っておりますが、そういったことを政策とか理念を、綱領というんですか、政策、これを近々正式に発表したいと思っておりますが、その上で、その政策を発表した上で大阪維新の会の皆さんとか河村さんとか、あとほかにもいろんな方、いわゆる民主党、自民党ではない第三極の結集を目指しているような皆さんと政策をお互い出し合って、協議をして調整をしていくということが、これができるんじゃないか。これもオープンな場で、オン・ザ・テーブルでやっていきましょうと。
 これは先週、橋下さんもそういうふうに言っておられましたね。そういうふうに私も報告を聞いておりますが、「とにかく大村さんも早く政策を出してもらって、こうやって協議やりましょう」ということなので、その協議の場でしっかりやって、それで一致できれば一緒にやっていくと。そうでなければ、それぞれ別々に切磋琢磨(せっさたくま)していくと、こういうことになるんだろうと思いますが、そういった方向で取り組んでいきたいというふうに思っています。
【記者】  中京維新の会と日本一愛知の会とは、どういう関係になりますか。    
【知事】  だからさっき申し上げたように、日本一愛知の会は愛知の地域政党なんですよね。だから、私が日本一愛知の会のマニフェストを、去年の2月の選挙の前だから1月ですね、出しましたけど、あれを御覧いただければわかると思いますが、全部愛知のことのマニフェストなんですね。ですから、それはそれできっちりやっていこうと。
 ただ国政に足をかけていくという点においては、この日本一愛知の会というのは地域政党ですから、地域の課題を、愛知の課題をしっかりやっていこうということなので、それまで私はそこをベースにと言ってきましたが、今回は先ほど申し上げた日本の国の形を変えていく政策課題を実現していくためには国政に足をかけていく、候補者も広く募ってやっていくと。そのためには国政に臨むまさに政党になるような政治集団を立ち上げていく必要があるということに思いが至りましたので、今回、中京維新の会という政治団体、政治集団を立ち上げようということでございます。
 ですから、その意思は表明をいたしましたが、その政党とか政治団体というのは政策が命ですから、その政策とセットで表明しないといけませんので、今最終的な、どういうプレゼンをしようかという最終的な詰めをやっておりますので、それを正式にさせていただいた上で、またそういったいろんな関係の方に声をかけていくということになるかと思います。
【記者】  中京維新の会の政策発表は月内ですか。    
【知事】  月内にはやりたいと思います。できるだけ早くと思っております。 
【記者】  松井大阪府知事と一昨日会われたと思いますが、そこではどういう話をされましたか。何か合意に達したことはありましたか。    
【知事】  一昨日、大阪におきまして大阪維新の会幹事長、大阪府知事の松井さんとお会いさせていただいて、一緒に飯食って酒飲みながら歓談したということなんですが、いろんなお話をさせていただきましたが、とにかく一昨日、土曜日も一部の社に申し上げたとおりなんですが、やっぱり我々の活動というのは、政治活動は政策が一番大事だと、政策が命だと。だから、お互いしっかり政策をつくり上げて、それを出し合って政策をとにかくしっかり協議していきましょうという話をさせていただきました。ですからそういった形で、私自身もそういう意味ではできるだけ早く政策をまとめて正式発表に持っていきたいというふうに思っています。 
【記者】  協議していきましょうと合意したということですか。    
【知事】  まあ協議をしていきましょうということの話になったということです。だから、実際に一緒になってやっていく、連携してやっていく、いろんなやり方があると思いますが、それをやるかどうかは、政策があくまでも一致しないと、これはできませんから。だから、まずは政策をきっちりお互い作って出し合って、それを公開の場で、オン・ザ・テーブルで、オープンの場でしっかり協議をやっていきましょうと。
 これは私も申し上げていますし、橋下さんが前から言っておられることその延長だと思っております。そういったことを改めてお話をし、確認をしたということだと思っています。
【記者】  中京維新の会が報道されたことについて、河村市長は反発するようなコメントを出していますが、今後の河村市長への説明、連携について、どのように考えていますか。    
【知事】  河村さんのコメントは私も拝見をしましたけども、正直言って、ちょっと驚きましたけどね。やっぱり政治活動というのは、本来といいますか、当たり前のことなんですけど、当たり前のことなんですけど、それぞれの政治家が自分の政治理念、信条に基づいて政策を展開していくということなので、それぞれみんなその立場なり、その自分の思いで自由に展開をしていくということだと思うんですね。だから、私は私の政治活動をしっかりやっていくと。河村さんは河村さんで減税日本という地域政党で、政治集団でしっかりやっていくということなんですね。
 だから、私は、河村さんが減税日本のいろんな活動をやられておられることについて、今度こうするからね、こうするでね、なんてことを聞いたこと、言われたことはこれまでありませんし、そういう性格のものでもないと思いますよ。やっぱりそれは河村さんが自分の思いでどんどんやっていけばいいことだと思うし、河村さんが減税日本の活動の中で、今度こういう会をやるから来て挨拶してくれ、エールを送ってくれと言われたら、それは喜んで「おお、わかったわかった、行くぞ、頑張れ」とかっていうことをこれまでずっとやってきました。だから、そういうもんだと思いますよ。
 だから、私は自分のスタンスで、自分の政治信条、理念、それから政策を打ち上げてやっていこうということなので、それについて何か、最後に特に「このような連携はありえない」という発言は、正直言って、僕がやることについて何でこういうことを言われるのか本当に理解できないですね。正直言って、大阪の方もびっくりしてましたね。何でこんなこと言うんですかねと、不思議だと言っていました。だから、そういう意味ではなんというんですかね。だから、私は私で、さっき申し上げたように自分なりの政策づくりをやっておりますから、それをきっちり、いずれ近いうちに正式に発表いたします。河村さんも既に減税日本で政策の骨子ですか、出しておられると思いますから、そういったことをみんなが持ち寄って、いや、それは一緒にやらないというんだったら、そういう協議はやらなきゃいいんですけど、一緒にやろうということであれば、一緒にやろうという面々がみんな集まって、それをお互いに出し合って協議をやっていくという場がいずれできると思いますから、私ももちろんそういったことを、労をとってくれと言うんなら、それは喜んでそういう場を作るのにね、やりたいと思いますが、そういったときに出てきて、みんなで協議をして、それが一致するなら一緒にやると。そうでなければ、さっき申し上げたように、それぞれ切磋琢磨(せっさたくま)しましょうということだと思いますから、そういうような形だろうと思っております。
 あと、ただ私はまだ、さっきも申し上げましたが、先週ああいう形で報道が出ましたので、私はこういう形でやっていきたいということを申し上げましたが、今最後の政策の詰めというか、本当にプレゼンをどうしようかというのでちょっとやっておりますので、その正式発表はまだなんですね。近いうちに正式発表しますから、その正式発表する前には河村さんにもこの点はお話をしていきたいと思っています。
 まだ正式発表前なので、私もまだちょっと説明する、皆さんに説明する材料を今、作っているところなので、そういう意味では、いずれ近いうちに正式発表いたします。その前には河村さんにもお話をしたいというふうに思っています。
【記者】  大村知事の政治集団と、河村氏の減税日本は別のものであり、それぞれ好きにやればいいということですが、大阪維新の会も別の政治グループだと思います。今回、橋下氏や松井氏には事前に言って、河村さんには言わないというのは、どうしてですか。    
【知事】  それは今までのいろんな経過と政策、政策面ということが大きいんじゃないでしょうか。やっぱり私は、特にこの大都市の自立、独立、中京都構想というのを一丁目一番地であれしてやってきましたし、大阪維新の会の皆さんも、やっぱり大阪都構想、大都市の自立、独立、地方分権というのが一丁目一番地のところでありましたから。
 そういう意味では、この大阪の皆さんと、あと愛知県政、大阪府政、この間脱法ハーブの規制についても発表させていただきましたが、そういった形で、やはり東京がやる、で三大都市圏として足並みをそろえたほうがいいということもあって、いろんな面で意見交換、情報交換をやってきましたので、そういう意味でこの件についてもこういった形でいろいろ、政策を今私作っていますから、こういったものも含めて協議をしてやっていこうということをお話をしているということ。
 特に維新の会という名前を使うということについては、やっぱり勝手にというわけにはなかなかいきませんからね、これは。だから、それはお話をしていくということは、それは自然な流れとしてあっていいんじゃないでしょうか。
 で、河村さんとは、まだ私は正式な発表をしておりませんので、そういったもの、その段階の、その前にはできたらお話ができればというふうに思っていますけど、その上で政策についていろいろ切磋琢磨(せっさたくま)していけばと、協議をしてやっていけばというふうに思っています。
【記者】  政策を詰めるということですが、大阪維新の会は2030年に原発をゼロにすると言っています。大村知事は原発政策はどうしますか。    
【知事】  それもこれからだと思いますよ。ただ、橋下さん、松井さん、維新の会の皆さんは、維新八策についてはまだ正式発表じゃないですよね。大体ある程度報道されていることについて、あれからあまり変わらないというふうにも聞いておりますが、正式発表じゃないので、それを見てということだと思いますが。
 原子力政策については、私これもこの間浜岡原発に行ったときも、その前からも申し上げておりますが、原子力発電所及び原子力政策は安全性が大前提ですよね。そういうことで我々も政策を、私も国会議員時代そういう電力エネルギー政策をやってきました。それがあの3・11でその前提が崩れたということですから、私はそういう意味では脱原発依存という方向は、これは採っていかざるを得ないことだというふうに思っています。
 ただ、じゃあ今日や明日とか、来年、再来年に全部ゼロにしちゃうかと、そうすると、やっぱり電力の供給という点ではなかなか難しいので。私は明確に脱原発依存の方向を出して、それに向かっていくべき具体的なロードマップをどう作っていくかという話だと思います。ですから、今、御質問にあったことについては、そういう政策協議の場ができれば、それはきちっと議論していく、そういう課題だというふうに思っています。
【記者】  2030年に原発ゼロは政府の選択肢にありますが、大村知事にとっては許容できる選択肢ですか。    
【知事】  というか、正式なというか、そういう政策協議の場でそこはしっかりと協議をしていく、そういう課題だというふうに思っています。
 維新だけじゃなくて、そういう場というか、維新だけじゃなくて、いろんな方々が来ると思いますよ。僕は大いにそういう第三極の結集を目指している皆さん、志を同じくする皆さんがいっぱい来て、そこを議論すればいいんじゃないかと思います。ですから、その場での協議の大きなテーマになるんじゃないでしょうか。
 ですから、その点も含めて大きなテーマ、柱で一致するかどうかだと思います。一致すれば一緒にやるし、一致しなければ、それはそれぞれ切磋琢磨(せっさたくま)すると、こういうことになるんじゃないでしょうか。大きなテーマだと思います。