知事の記者会見
メインメニュー
知事のマニフェスト 知事の発言・寄稿 知事記者会見 県議会知事提案説明 知事からのメッセージ 知事交際費の執行状況 プロフィール トップページ 写真で見る主な活動


平成24年8月20日(月) 午前10時
1.

知事発言

(1)

「あいち花フェスタ2012」の開催概要について

【知事】  おはようございます。8月20日月曜日でございまして、定例の記者会見を始めさせていただきます。
 お盆休みも明けまして、オリンピックも終わって、高校野球が今真っ盛りということでございますけれども、まだまだ暑い日が続きますので、是非、皆さんお気をつけいただきたいと思っております。
 まず、あいち花フェスタ2012の開催概要について御報告をいたします。
 あいち花フェスタは、3年間で県内3地域、東三河、西三河、知多を回り持ちで開催をしたいということでございまして、そのやった後に全国緑化フェアということで大きいやつをやるということでございます。
 第1回となる今年度は東三河ということでございまして、会場は開業10周年を迎えるラグーナ蒲郡でやることにいたしております。開催期間は11月3日から11月11日までの9日間でございます。主な内容は、ヨーロッパを代表するフラワーアートで、色とりどりの花びらや鉢花を敷き並べて絵を描くインフィオラータ(花のじゅうたん)を、県民の皆様にも参加をしていただいてやると。県内最大級の規模のものを制作するということのほか、日本を代表する押し花作家の杉野宣雄さんによる押し花のワークショップなどを始め、ハンギングバスケットコンテストなど、県民の皆様と一緒になって作り上げていくイベントとして考えていきたいと思っております。
 また、東三河地域の市町村による展示や地元JAによる販売なども行い、東三河を広くPRしてまいります。多くの方々に御来場いただきまして楽しんでいただけるイベントになるように、開催に向けて内容を充実させ、愛知の花の消費拡大に繋げていきたいというふうに考えております。
 これがインフィオラータのイメージ(https://www.pref.aichi.jp/0000053610.html)なので、実際こうじゃないですよ。これはラグーナ蒲郡のプールね。ここにこういう花のじゅうたんというのをやるということで、一つのシンボルということでございます。こっちはラグーナ蒲郡の中にこういう形でブースをやって花フェスタをやっていくということでございます。多くの皆さんにお越しをいただければというふうに思っております。
 なお、この期間中ですが、去年のあいちの離島80日間チャレンジ!のPRスタッフの同窓会もやるというふうに考えておりまして、これは11月3日土曜日の予定ですけれども、久々にというか、1年ぶりなんでしょうけど、離島3人娘の3人の皆さんに来ていただきまして、トークショーもやって大いに盛り上げていきたいというふうに思っております。ということでよろしくお願いいたします。
  
(2)

「あいち中小企業応援ファンド助成事業」の追加公募について

【知事】  「あいち中小企業応援ファンド助成事業」の追加公募につきましてでございます。
 愛知県では、国や民間金融機関との連携の下、公益財団法人あいち産業振興機構に「あいち中小企業応援ファンド」として100億円の基金を造成いたしまして、その運用益で中小企業の皆様の新商品開発、販路開拓などの取組を支援いたしております。これまで毎年1回、1月に助成先を公募いたしまして、4月に47件、総額1億2,000万円余りの交付先を決定いたしております。しかしながら、足下の円高基調など、中小企業を取り巻く経営環境は依然として厳しいということで、当面の支援措置として、今年度は助成枠を4,000万円さらに増やしまして、本日から追加公募を行うことといたしました。これによりまして、年間を通じました助成金の交付額は、過去最大の1億6,000万円程度ということでございます。
 厳しい円高が続く中にありまして、価格競争に打ち勝つ高付加価値なモノづくりや海外を含めた新たな販路開拓などが期待されます。愛知県といたしましては、今回の追加公募を通じまして、こうした中小企業の皆様の挑戦をきめ細かく応援していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 2枚目以降は、その概要でございます(https://www.pref.aichi.jp/0000053757.html)。4のところに助成限度額等というのがあります。中小企業者の皆さんには助成率2分の1以内で、助成限度額は中小企業者が300万円、事業協同組合等が500万円ということでございます。是非よろしくお願いを申し上げたいというふうに思っております。
 財源は、この事業の繰越金が生じておりますので、それでやるということでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
   
(3)

ぎんさんの娘さん4姉妹への「あいち消費者被害防止キャンペーンガール」の任命について

【知事】  ぎんさんの娘さん4姉妹に「あいち消費者被害防止キャンペーンガール」の任命ということでございます。
 高齢者の消費者被害ですね、振り込め詐欺とかいろんなこともありますけれども、そういったことを防止するということで、敬老の日を含む9月にキャンペーンを実施することといたしておりますが、そのキャンペーンをより多くの県民の皆様に知っていただけるよう、今、健康長寿として全国的にも話題になっております、そして多くの人から親しまれておられます、ぎんさんの娘さん4姉妹の皆さんを「あいち消費者被害防止キャンペーンガール」に任命をすることといたしました。
 恐らくというか、間違いなく日本最高齢のキャンペーンガールになると思っております。キャンペーンでは、お年寄りが狙われやすい悪質商法の手口や高齢者の見守りのポイントなどについて、新聞折込み広告や交通広告、PRイベントなどにより注意喚起をすることといたしております。今後、この4姉妹の皆様には各種広告のキャラクターとして、また、イベントへの出演などを通じまして、高齢者の目線から被害の未然防止を広く呼びかけていただくことをお願いする予定でございます。任命式は8月29日の水曜日、午前10時30分から愛知県の公館で行います。
 被害を未然に防ぐためには、高齢者御本人への注意喚起はもちろんでありますが、その御家族や周りの人々の見守りも欠かせません。今回、この注目度の高い4姉妹の皆さんのお力、人気をお借りいたしまして、愛知県からのメッセージを一人でも多くの県民の皆様にお届けをしていきたいというふうに思っております。
 ということで、2枚目以降がその概要でございます(https://www.pref.aichi.jp/0000053626.html)が、来週の水曜日29日に4姉妹の方に来ていただきます。ここに書いてありますね、長女、三女、四女、五女ということで、矢野年子さんの長女98歳を先頭にいたしまして、一番妹さんが蟹江美根代さんで88歳、この蟹江さんが跡取り娘なんですな。ということでございまして、この4人の方に「任命状」と「たすき」を授与したいというふうに思っております。
 あと、いろんなイベントなどなど、9月16日にこういった三河地区、尾張地区、イオンモール岡崎とイオンモール東浦で、こういったPRイベントなども行うということでございますので、また是非よろしくお願い申し上げたいというふうに思っております。
 一番最後に写真がついております。非常におなじみのといいますか、ということでございまして、よろしくお願いをいたしたいと思っております。キャンペーンガールとしての活動は今回のこの企画が初めてということでございますので、よろしくお願いいたします。
  
2.

質疑応答

(1)

ぎんさんの娘さん4姉妹への「あいち消費者被害防止キャンペーンガール」の任命について

【記者】  ぎんさんの娘さん4姉妹の皆さんへお願いするのは、どういう理由からですか。   
【知事】  先ほど申し上げましたように、9月は敬老の日もありますから、高齢者のいろんな消費者被害、悪質商法とかそういったものが横行しておりますので、そういったことに引っかからないようなこと。それからまた、交通安全も含めたいろんなPR、そうしたことも含め、やっぱり一番知名度といいますか、話題性のあるこの4人の方、本当に仲良くて、仲良くにこにこ笑っているその雰囲気というか、大変素晴らしいと思いますので、是非この4人で大いにPRをしていただきたいというふうに思っております。
 この間ナゴヤドームで始球式もやって、あれ届いたのかな。コロコロコロか。それも話題になるぐらいですから、やっぱりこれから大いに愛知・名古屋をPRしていただけるんじゃないでしょうか。大いに期待したいと思います。
 きんさんぎんさんがブレークしたのはもう20年ぐらい、平成の頭ぐらいだったよね、確かね。平成元年ぐらいか、あれ、確か。だから、もう20年ちょっと前だよね。きんさんぎんさんが亡くなられて寂しいなと思っとったら、娘さんがこうやってまた出てきてくれたというのは、非常に嬉しいなと思いますけど、またよろしくお願いします。 
(2)

中京維新の会について

【記者】  中京維新の会の顧問に、東国原氏を起用と一部報道されました。起用の理由と期待についてお聞かせください。  
【知事】  今、準備しておりまして、今日午後、正式に記者発表したいと思っております。それは中京維新の会、今までお話もさせていただいておりましたが、正式に記者発表はいずれするということを申し上げておりましたが、今日の午後ですね。今、資料などなど準備しておりますので、正式に記者発表したいというふうに思います。その時に、私が代表を務め、東国原さんには顧問兼応援団長をお願いしております。そのことも合わせて発表させていただきたいと思っております。
 東国原さんは、その折にも申し上げますが、これまでいろいろ御縁がありまして、いろいろお話をしたりすることも多くて話をしておりました。地方分権に宮崎県知事として非常に実績を上げられ、まさに宮崎の一番のセールスマンとして大いにPRされて実績を上げられた東国原さん、国のかたちを変える地方分権については本当に熱い思いを持っておられます。そういう話をしていく中で、今月、8月の私の東海大志塾にも講師として来ていただきました。その後も2人でいろいろ話をいたしましたが、とにかくこの動きというか輪を大きくしていきたいということで、今回、御協力いただけるということになりました。
 是非タッグを組んで、そしてまた大阪も東京も、全国も含めて大いに輪を広げてやっていきたいというふうに思っております。そういう意味で大変心強い助っ人というか、一緒にタッグを組んでやっていくということだと思っています。そのことをまた午後にも正式発表させていただきたいと思います。
 それから併せて、今日の午後は政策も発表させていただきたいというふうに思っておりますので、その折にまた、ちょっとこれ模様替えしますけど、お話をさせていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 
【記者】  河村市長と近く会う予定はありますか。   
【知事】  どっかで会う機会はあるかもしれませんけど、今のところは特にありません。  
【記者】  河村市長には政策を呼びかけるとのことですが、今日の午後、政策発表の記者会見ということは、その前に河村市長に説明するということですか。   
【知事】  正式に発表する前に話はしたいということは申し上げておりましたので、そういうことも考えましたけど、どうもなかなか時間、折り合いがちょっとつかなかったみたいなので。資料などは事前に届けておきたいというふうに思っています。 
【記者】  いずれ行われる大阪の皆さんらとの政策協議の場に、河村市長にも参加を呼びかけたいという気持ちは変わりませんか。 
【知事】  声はかけます。どういう形の政策協議の場になるのか、それはよくわかりませんが、大阪維新の会の皆さんが声をかけるのか、それとも別の方が声をかけるのか、それは日時、場所とか相談してやることになると思いますが、私からも声をかけるのかそれはあれですけど、私からもしっかりとそれは声をかけていきたいというふうに思っています。
 要は、何度も何度も申し上げていますが、どういう政策を目指すのかということが一番基本なので、そういう意味では私が申し上げてきているように、大都市の自立、独立、道州制、完全な地方分権、徹底した地方分権をやっていくと、国のかたちを変えるんだということ。それから、今の形での消費税の増税は、これは認められないということも含め、いろんな政策がありますが、全部一緒じゃなくてもいいかもしれませんが、ベースは一緒にならないと、やっぱりそれは国政選挙ですから、それぞれ地域地域でバラバラというわけにはなかなかいかないと思いますから、そのためにはやっぱり政策の協議をして、政策が一致をしていくということが一番ベースだと思いますので、それをやれるようにしっかり協議をしていきたいというふうに思っています。
 ですから私の出すものが、言い分が全部通らなきゃダメなんて、そんなこと言うつもりありませんよ、そんなこと言ってたら連合軍組めないので。だから、それはいろんな協議、調整はあると思いますが、そういう協議を通じまして政策の一致を見て、そういった政策一致する面々としっかりとやっていきたいというふうに思っています。だから、協議するためにも、じゃ、おまえは一体何を考えているんだと。これは橋下さんとかにもメッセージもいただいていますが、私がどういう理念でどういうことをやりたいのかを出してもらって、みんなで出し合って協議していきましょうということなので、それはしっかり出してやっていきたい。
 今も準備していますけど、今日の午後、発表させていただくのは、私はこういうものを目指したいというものということなので、それを出した上で協議、調整だと。そういう意味ではとにかくエントリーするということだと思っています。 
【記者】  先週、河村市長は政策の骨子を発表しましたが、大村知事が同意できるところはいくつありますか。  
【知事】  というか、私はそのもの自身を見ていないのでですね。報道で拝見をしていますけど、それも含めて、どれがどれということじゃなくて、それも含めて、みんなで話し合いをして協議をしていくと。協議というのはそういうことじゃないでしょうか。誰と誰が対対でやるというよりも、国際交渉だとマルチとバイというんですけどね。2国間のものをバイの交渉というんですが、バイじゃなくてマルチで、複数の国、多くの国の間のマルチの協議になると思いますから、その折に皆さんでいろいろ意見を出し合ってやっていければというふうに思っています。  
(3)

ロンドンオリンピック 愛知県関係のメダリストへの顕彰について

【記者】  今日、東京でロンドンオリンピックのメダリストのパレードがありますが、愛知県関係のメダリストに対し、セレモニーなど考えていますか。  
【知事】  前、どっかの機会で申し上げたかと思いますが、愛知県にスポーツ顕彰規程というのがありまして、オリンピックだと8位の入賞以上の皆さんを表彰することになっております。全部で11人だったかな確か、8位以上の人はね。だから、その方々にお声かけをして全員というのは無理だと思いますけど、日程が合う方に来ていただいて表彰したいと思っております。
 ちなみに、この間、女子ソフトの世界大会で優勝した選手は、あれいつだったかな、近々だったよな、今週じゃなかったっけ、確か。7人いたはずだけどね。世界大会は3位以上だったかな、の方は表彰する、オリンピックは8位以上の方を表彰するということでございますので、どっかで時間を作って。どれだけの方が来ていただけるかわかりませんけど、何人かのメダルを取った人たちを中心に日程調整することになるんだろうと思いますけど。だから、そうすると金メダルの吉田さんかな。吉田さんの日程をメインに調整するのかもしれませんが、いずれにしてもそれはしっかりやっていきたいと思います。
 それから、24日に女子ソフトの金メダリストだよね、世界選手権の。全部あれなんだよ、トヨタグループのトヨタ自動車と(豊田自動)織機とデンソーの3社の選手で7人だと思いましたけどね。来ていただけるということになっておりますので、それはまた是非取材のほどお願いしたいと思います。
 オリンピックの種目だったら金メダル、と思って残念ですけど、女子ソフトも野球も早くオリンピックの種目に復活をしてもらいたいなと思っています。
(4)

中京独立戦略本部について

【記者】  中京独立戦略本部会議について、予定どおり開催すべきとお考えですか。いつ頃開催の見込みですか。 
【知事】  今回3回目だから、調整は名古屋市が事務方のメインとしてやっておりますから、そちらの方からというか、事務方から私にはまだその報告は上がっておりませんので、今調整しているところだと思っています。やるというふうに言って発表したわけですから、それは粛々とやっていくということなんだろうというふうに思ってます。