知事の記者会見
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平成24年8月27日(月) 午前10時
1.

知事発言

(1)

三河湾における新規コンテナ航路の開設について

【知事】  皆さんおはようございます。8月27日月曜日、8月最後の月曜日ということでございますが、定例の記者会見を始めさせていただきたいと思います。
 まずは、三河港における新規コンテナ航路の開設についてでございます。
 この度、新たに三河港とロシアのウラジオストク港を結ぶロシア航路が開設されることになりました。この航路は、トヨタ自動車田原工場で製造するランドクルーザープラドの部品をウラジオストクの組み立て工場へ運ぶというものでございます。ピーク時には月約1,000台分の自動車部品を三河港から輸出するということに聞いておりまして、三河港でのコンテナ取扱数は、20フィートコンテナに換算いたしまして、現在、年間約4万個でありますけれども、これが7万個、1.8倍に増えるという見込みでございます。ロシア向けの輸出は本年末頃から開始されまして、本格的には三河港が利用されるのは年明け以降ということでございますが、この新規航路の開設によりまして、三河港の外貿コンテナ航路は、これまでの韓国・中国航路に加えまして3カ国6航路、週6便ということになるわけでございます。
 なお、この新規航路は本県が昨年11月から実施をしております「新規コンテナ定期航路初入港から6カ月間、当該定期航路に投入される船舶の入港料と岸壁使用料を全額免除する」新規コンテナ定期航路誘致策の適用第1号となるわけでございまして、今回の航路の開設によりまして、三河港が完成自動車だけではなくて自動車部品も扱う港というふうになりますと、今後のこの三河港の発展に大きく寄与するものと考えております。
 2枚目がその資料(http://www.pref.aichi.jp/0000054100.html)でございます。平成25年度には約月1,000台分の自動車部品が輸出される見込みということでございます。
 それから、3枚目がロシア航路のイメージでございまして、三河港からグリグリッと行って、関門海峡を通ってウラジオストクに行く、もしくは津軽海峡を通ってウラジオストクに行くということでございまして、片道4日間ということでございます。
 現在は、韓国航路が週3便でございまして、これは、釜山、蔚山へ行って三河港に来るというコンテナ航路が週3便でございます。中国航路が週2便。これが上海、天津、青島、大連、煙台を回って三河港に来るというのが週2便で、5便だったんですが、これに1便のウラジオストク路線が来て、週6便のコンテナということになるわけでございます。
 この新規コンテナ航路の誘致策及び新規大口荷主への助成制度というのをやっておりまして、私ども愛知県は初入港から半年間岸壁使用料、入港料を免除いたします。この岸壁使用料はトン当たり3.25円と入港料がトン当たり2.2円を半年間免除いたしまして、これが概算の助成額で55万円となります。それから、三河港コンテナターミナルという、ガントリークレーンを扱う株式会社、第三セクターの株式会社がありますが、これは初入港から1年間ガントリークレーン使用料30%免除いたしまして、この概算助成額が大体500万円。そしてさらに大口集荷促進奨励金というのがこの三河港コンテナターミナル株式会社から出ますが、これが最大1,000万円の奨励金が出る予定でございます。それから、三河港振興会というのが周辺の自治体、経済界でできておりますが、これが新規輸出入コンテナ助成金というのが出ますが、これが最大100万円の助成金が出るということでございまして、そういう意味では、そういう助成金が今回適用になる可能性があるというか、適用になるわけでございます。昨年の9月議会に三河港のコンテナ航路を増やそうということで条例を出しまして、その適用の第1号ということでございます。
 これ、どういうふうにやるかといいますと、いわゆるトヨタ自動車が、現地の会社はソラーズブッサン社というところでございまして、これは2010年8月に三井物産とロシア第2の自動車メーカーであるソラーズ社が設立した合弁会社でございまして、このソラーズブッサン社がウラジオストクに工場、建屋を建てまして、そこにこの部品を持ってきて現地で組み立てるというプロジェクトでございます。部品といいましても、実際はセミノックダウンということで、実際に一度組み立てたランドクルーザープラドという車をもう一回バラして、それをコンテナに詰めて現地へ持っていって、現地はただただもう一回それを、コンテナから部品を取り出して組み立てるということでございます。というのは、現地にまだ部品会社がありませんので、ですから、一度田原工場で組み立てたやつをもう一回組み立てる一歩手前というのかな、ものをもう一回入れて現地に持っていって組み立てるというプロジェクトでございます。ただ、月産1,000台でございますから、相当な量が予定されるということでございます。
 従いまして、そうなりますと、この三河港の神野ふ頭に今ガントリークレーンが、岸壁が二つと、8号岸壁と7号岸壁を使って、ガントリークレーンがそこに2基ありますけれども、そこにストックヤード、コンテナヤードは現在7万uですね、7haあるわけでございますが、それでは足らなくなるので、要は、1.8倍になるので足らなくなりますので、そこにさらに1ha、コンテナヤードを増やすということでございまして、これを、9月議会の補正予算にこの整備費を計上していきたいというふうに思っております。整備費用は2.1億円を考えております。これは港湾整備事業の特別会計ということでございまして、これは県費でございます。県に港湾整備特別会計というのがございまして、そこで港湾を整備する、そしてその使用料で回収していくという事業ということでございまして、これをこの9月議会に提案していこうというふうに思っております。
 去年、三河港を利用促進をして、岸壁使用料とかそういった入港料軽減をしましょうということで条例を出したんでありますが、もちろん、そのコンテナヤード7haで相当やれるということなんですが、一遍に8割増えますと、それはやっぱりなかなかということでございます。ある意味で嬉しい悲鳴と言ってもいいかもしれませんが、ありがたいことでございまして、これがさらに定着をしていきますと、もっともっと。今は完成車の輸出入で日本で有数の自動車関係の港ということになっておりますが、部品の関係も大いにこれは飛躍が期待できるということで、この三河港ウラジオ路線、トヨタのロシアプロジェクトと言ってもいいと思いますが、これが大いに発展することを期待したいというふうに思っております。
 背景は、ロシアは今月WTOに加盟いたしまして、WTOに加盟いたしますと、自動車の関税が今、非常に高いんですけど、だんだんだんだん何年かかけて下げていかなきゃいけない約束になっているわけでありますが、当座すぐは下がらないので、やっぱり完成車の輸出だと関税が高くなるということなので、部品にして現地で組み立て、ノックダウンすると関税が安いと。ウラジオで作ったものを、それをトヨタモータースロシアにさらにそのソラーズブッサン社が売って、ウラジオストクからシベリア鉄道に乗せてロシア全土に販売をしていくというプロジェクトの一環と。その根っこのところをこの三河港の整備でやっていくということでありますから、三河港の整備、豊橋、東三河の振興という点でも非常に大きいと思いますし、トヨタ自動車としても大変重要なプロジェクトだと聞いておりますし、愛知県としても、この三河港の振興という意味、そして東三河の振興という意味でも大変大きな一歩になるというふうに思っております。私の東三河マニフェストにあります三河港の機能強化という点でも大変大きな意義のあるプロジェクトだと思っておりまして、是非これはしっかりと進めていきたいというふうに思っております。よろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。 
  
(2)

「あいちの山里で暮らそう 80日間チャレンジ」チャレンジスタッフの決定について

【知事】  あいちの山里で暮らそう80日間チャレンジスタッフの決定につきまして御報告をいたします。
 あいちの山里で暮らそう80日間チャレンジスタッフでございますが、7月23日から8月14日まで募集いたしましたところ、39名の応募がありまして、8月20日に受託事業者、県及び地元市町村職員で構成する選考委員会において選考を行ったところ、この度スタッフが決定いたしましたので、お知らせをいたします。
 豊田市のスタッフは、岐阜県各務原市在住の小林久美子さんであります。新城市のスタッフは、名古屋市天白区在住の加藤夕沙さんであります。設楽町のスタッフは、安城市在住の沓名奈津子さんであります。東栄町のスタッフは、三重県四日市市在住の金城愛さんであります。豊根村のスタッフは、長久手市在住の鍋島のぞみさんであります。5人のスタッフの皆さんは、カメラや染織、マラソンや登山が趣味だったり、人との触れ合いや体力に自信があったりなど、それぞれ魅力や情報発信力をお持ちになった方々でありまして、個性を生かしたあいちの山里のPRに励んでいただきたいと存じます。8月30日には表敬訪問においでになると聞いておりまして、5人にお会いするのを楽しみにいたしております。
 2枚目がその詳しい資料(http://www.pref.aichi.jp/0000054011.html)でございますが、このプロジェクトは、三河の山里で生活しながら日々の暮らしでの発見や感動など、山里の暮らしの魅力やさまざまな地域資源を発信することにより、あいちの山里、三河山間地域の観光PRや、交流、移住の促進を図るために実施をするということでございます。チャレンジスタッフの名簿はその下にありまして、活動期間は今年の12月25日まで。そして、8月30日の10時45分に知事公館においでになるわけでございます。それが一つ。
 あと、その次ですが、ふるさと全国県人会まつりが再来週の土日ですね、9月の8日・9日にありますけれども、そこでブース出展及びサブステージでの出演も予定いたしておりますので、また是非お越しいただきたいというふうに思っております。
 その次が、この5人の方の写真と名前と年齢、今の居住地と、それから趣味・特技ということでございます。
 まず、小林久美子さんという方は、染織を趣味といたしておりまして、豊田市の過疎地域に伝わる産業をPRする。共同生活や山小屋暮らしを体験しているということでございまして、そういった形でPRをしていただきたい。これは豊田市の旭地区ですね。ということでございます。それから、新城市の旧作手村でありますが、加藤夕沙さんは名古屋市天白区の方でありますが、学生時代、準ミス日本という経験があられるそうでございますが、そうした形で是非、現地へ溶け込んでいただいてPRをしていただきたいと思います。設楽町は、沓名奈津子さんという方でありますが、情報発信の能力、スキルにたけており、いろんなメニューをPRするということでございます。それから東栄町は金城愛さんということでありまして、ヨーロッパ文化と比較して新しい視点での花祭の魅力を発信するという抱負を語っていただいております。それから豊根村、鍋島のぞみさんは、テレビ・ラジオ局のキャスター経験やカメラの腕前を生かした情報発信という抱負を語っていただいております。大いに情報発信をしていただきましてPRをしていただきたいというふうに思っております。
 このプロジェクトは去年、離島三人娘のプロジェクトをやらせていただきまして、今年は、海をやったら、次は山をやらないかんなと、こういう発想でございますが、去年と違うのは、去年は観光PRとかそういう本当の、魚とかそういう現地の特産物などなどのPR、観光とか交流というのをメインにやってきましたが、今回はやはり山里ということでございますので、そこに実際に住んでもらって体験をしてもらって、山里に住まう人たちの息遣いとかそういう、伝統とか文化を大いに発信していただいて、観光、交流だけでなく、定住促進に是非つなげていただきたい、そんな思いで今回このプロジェクトをさせていただきました。是非これは成功していくように頑張ってやっていきたいというふうに思っております。
  
2.

質疑応答

(1)

三河湾における新規コンテナ航路の開設について

【記者】  航路開設の事業主体はどこになりますか。 
【知事】  これはですね、実際トヨタ自動車から委託を受けるのはソラーズブッサン社でありますから、ソラーズブッサン社が船会社とか港湾業者の入札をして決めるということになります。ですから、事業主体はソラーズブッサン社ということになります。
 ですから、トヨタが日本においてセミノックダウンの部品を一旦は三井物産に売るんだな。三井物産に売って、三井物産がソラーズブッサン社に売って、ソラーズブッサン社がそれを運んでいくということです。で、運んでいって現地で、ウラジオストクで組み立てて、契約上はだよ。それをさっき申し上げたトヨタモータースロシアに売って、トヨタモータースロシア、トヨタの現地での販売会社ですね、がロシア全土で売っていくと、こういう形になります。ですから、実際、船会社はチャーターすればいいわけでしょ。そりゃ事実問題、ソラーズブッサン社といったって三井物産の子会社ですから、三井物産さんがやるということでございます。  
【記者】  自動車部品を取扱うことが出来る港には、どういう意味合いがあると考えていますか。   
【知事】  結局ですね、今までは完成車を中心にという輸出入ということでありますが、部品まで扱えるということになりますとその分、やはり取扱量、取扱額が増えていくということにつながってくるというふうに思います。ですから、そういう意味では、三河港の利用がさらに幅広くなっていくと。利用が促進すると、拡大していくということは期待されますので、そういった意味で、これからの三河港の発展に大きく寄与するというふうに思っております。
 もちろん当面はセミノックダウンなのであれですが、これがセミノックダウンが成功して軌道に乗っていけば、現地のウラジオストクの工場というか事業所次第ですけど、そこがさらにセミノックダウンだけじゃなくて、もっと台数を増やしていくとなると、今度は本当の部品をもっと集めて組み立てていくということにつながってくるかもしれませんので、そうなれば、やっぱり航路もまたさらに増えていくということだと思っておりますので、そういう意味では、三河港の活用がさらに一歩前に進んだというふうに思っております。
 やっぱりなかなかコンテナというのは、コンテナの扱い数を増やすというのは結構大変でね。だから、そういう意味では今回一遍に1.8倍になるというのは、正直言って、そこまでドンと増えるというのは想定してなかったので、だからコンテナヤードを整備するということであります。コンテナヤードも、要はコンテナを置くそういう仕様にせないかんというのと、あとやっぱり埋立地なので地盤改良をやらないかんので、そういう意味で少しお金がかかりますが、単なる舗装すりゃいいというわけじゃないのでということで、9月議会に補正を出して、今年度中にそのコンテナヤードの整備をしていきたいというふうに思ってます。
【記者】  新規コンテナ航路の開設にあたって、コンテナヤードのかさ上げはしますか。また、道路渋滞などにどのように対応しますか。    
【知事】  かさ上げは、当面しないね。  
【建設
部長】
 ただ、周辺、流れないようにガードレールみたいな。     
【知事】  ガードレールみたいなことはする。
 だって、土地を上げるというのは、ばく大なお金がかかっちゃうんでできませんが、今言ったような、流れないような柵みたいなのでやるということと、今、言われた田原工場から行く道路はいろいろ渋滞が、1日中ということじゃなくて朝夕ですかね、ということは聞いておりますので、そういった点は地元とよく相談しながら、やれるところからやっていきたいというふうに思っています。
 いろいろ要望は聞いております。要望は聞いております。道路改良とか部分的な交差点改良は過去にもやりました。右折帯を増やしたりということで。一遍にはできないので、着実にやっていきたいと思います。 
(2)

「あいちの山里で暮らそう 80日間チャレンジ」チャレンジスタッフの決定について

【記者】  チャレンジスタッフは女性に限っての募集ではないと思いますが、全員女性になった理由はありますか。  
【知事】  私も経過の話しか聞いてないけど、今回応募者が39名おられまして、男性ももちろんおられました。39名をさらに書類選考で男女含む15名に絞って、その15名を面接してですね、応募者の特技、経歴、山里の魅力の発信に向けたアイデアなどについて聴取をし審査を行った結果、この女性の5名になったというふうに聞いております。
 面接を受けた男性応募者の中には、例えば現地に住むことが難しいという、要は、通うというような方もおられたようでございまして、そうするとちょっと今回のあれに合わないので、ということもあったというふうにも聞いております。
 先ほど申し上げましたようにというか、この資料、お手元の資料にもありますように、この2枚目の裏のところだな、選考委員を受託事業者から2名、それから愛知県の地域政策課山村振興室の職員が2名、それから市町村の各市役所の職員が1名ずつということで面接をして決めたということでございます。
【記者】  男性は何人応募がありましたか。    
【知事】  応募者はですね、男性は24名、女性が15名というふうでございます。   
【記者】  市町村からすると女性の方が良いということですか。    
【知事】  いや、それは私はわからない。それは選考過程だから、市町村だけで決めているわけじゃないのであれだと思いますが、結果そうなったということかなというふうに思っております。
 ちなみに、去年は島に通ってもよいという条件だったので結構たくさん来たというふうに聞いておりますが、今回は三河の山里に実際に住んで情報発信してもらうと、住んでもらうということもあってですね、住むのはなかなかという方もおられたというふうにも聞いております。
【記者】  書類選考された15名の男女の内訳を教えてください。 
【知事】  男性が5で、女性が10。ただ、これは結果としてこうですけど。選考委員会での厳正な審査の結果ということで御理解をと思います。  
(3)

政策協議等について

【記者】  昨日、橋下大阪市長が大阪維新の会の公約の維新八策に、衆議院議員定数半減を挙げましたが、これについてどのように思われますか。  
【知事】  基本的には私は国会議員の定数削減というの、私、衆議院選挙で5回選挙やりましたけれども、最初はそこまであれだったけど、毎回、国会議員の定数半減というのを、定数半減というのを、私、自分の公約、マニフェストに掲げておりますから、そういう意味では大いに歓迎したいというふうに思っております。
 私はもともと一院制論者なので、だからそういう意味で僕がいつも言ってたのは、衆議院もやめて参議院もやめて、新たな一院を作って定数を400にすると、ざっくり半分近くになるなんてことを。今が722なんでね。ということを申し上げておりましたが、そういう点からいたしましても、衆議院の半減、国会議員の定数の半減、私は大いに歓迎したいというふうに思っています。 
【記者】  今後、この国会議員定数削減を、中京維新の会の公約に盛り込むことは考えられますか。  
【知事】  それはこれから政策協議をみんなでやろうというふうに私からも声をかけたいと思いますし、橋下さんもこの間、先週末かな、政策協議を9月になってやるんだと、こういうふうに言っておられますんで、それはその場で私からも申し上げていきたいなというふうに思ってます。もちろん、そういう話があれば、私は賛成したいと思います。   
【記者】  減税日本の河村市長は、次の衆議院選挙では東海4県を含め候補者を積極的に擁立したいと話していますが、中京維新の会も東海地方で擁立するとなると、調整しないと重なることもあり得ます。候補者の調整はどうしますか。  
【知事】  候補者の調整というのは、またさらに先の話だと思いますが、前から申し上げておりますようにやっぱり政策の協議をやって政策が一致するかどうか、一致させられるかどうか。全部じゃなくても、大どころ、大きな柱で一致することができるかどうかをしっかりやって、協議をやって、そこを見極めていくことがまず先決だというふうに思っております。そこで一緒にやれるということになれば一緒にやっていけばいいし、そうでなければ、それぞれ切磋琢磨(せっさたくま)しましょうと、こういうことになるんだろうと思いますが、まずは政策協議をやって、そこでしっかり一致点を見出すような。私はやっぱり既成政党以外の皆さんはやっぱりできるだけ一緒にやったほうがいいというふうに思いますから、大いに政策協議をやってできるだけ一致点を見出して、できるだけ多くの仲間が、志というか方向を、同じ方向を向いている仲間ができるだけ一致点を見出して、一緒にやっていくということに持っていければというふうに思っていますので、まずそちらが最優先だというふうに思っています。   
【記者】  河村市長が積極的に擁立すると言っていることについては、どう思いますか。  
【知事】  それは河村さんの方針だろうから、私がとやかく言う話ではないんだろうというふうに思っております。
 ただ、一般論で言えばね、民主党、自民党さん以外の、いわゆる第三極と言われるところが幾つもバラバラ出せば、あんまり勢力が分散するということは、あんまり好ましいことではないんではないかと思いますが。まずは、だからそういう意味では、やっぱりどこかで調整は私はすべきだというふうに思いますけど、それより前に、まずはやっぱり政策を協議してできるだけ一致点を見出して、一緒にやっていけるように持っていくということが最優先、先決だというふうに思っています。 
【記者】  先週、橋下市長や石原知事から、従軍慰安婦に係る河野談話について発言がありましたが、大村知事の考えをお聞かせください。  
【知事】  私が申し上げる立場にはないんではないかなというふうに思いますが、私の個人的な考えで、感想ということであればね、私は、戦前の韓国、朝鮮半島の日本統治時代という、両国にとっては、友好関係にとって好ましいことではなかった時代があったというのは、私は、そういった意味では日本側もやはり韓国側に対してやはり反省すべきところはしっかり反省していくということは必要だというふうに思っておりますが、この従軍慰安婦問題について、本当にそういった事実があったかどうかということについては、私はやっぱりもっともっとそれはきちっと、事実関係に基づいた検証があってしかるべきではないのかなというふうに思います。
 一方的に何かそういうことがあったと韓国側は言われるんだろうけど、その具体的な証拠、軍当局が権力でもって、そういった韓国の女性を引っ張ってきてそういったことに就かせたということが、本当にあったかどうかということについての証拠に基づいた検証というものは、今、現段階ではありませんよね。私はそこのところをもっと、それを議論するのであれば、やはりしっかり具体的事実、証拠に基づいた検証があってしかるべきではないのかなというふうに思いますので。
 これ、ちょっと話があれですけど、南京事件の問題とか何とかと歴史認識の問題について、日本と中国の間では、日中間で歴史学者、専門家が委員会を作って報告書まで出しましたよね。中国側はこう言っている、しかし日本側の学者さんの見解は、いわゆる南京事件については、いわゆる侵略行為とか殺りく行為とかそういったことは戦闘の中であったと。ただ、人数は2万人から4万人でしたっけ、確かあの報告書は。ではなかったのかということは日本側の専門家、学者の記述なので、そういった形での歴史認識とかそういった歴史の検証というのは、私はできたら両国のそういった専門家の歴史学者なりそういった専門家の皆さんが入った共同の歴史認識のところで、やっぱりしっかりやっていただく必要があるのではないか。確か韓国との間でもありましたよね確か。なかったかな。日中はやったけど、韓国はなかったのかね確か。ただ、この従軍慰安婦の問題ではやってないよね、これ確か。私はそれもやっぱり、一方がこういうことがあってけしからんと言い、片方は、いやいやそんなのあったという物的なあれ、証拠とかそういうのはないじゃないかと言うっていうのは、僕は、ずっとそういう状況が続くというのは好ましくないので、やっぱり両国の、両国でそういう歴史の専門家、歴史学者がやっぱり検証するということがまずあるべきではないのかなというふうに思います。  
【記者】  国民の生活が第一が、今日、オリーブの会の準備会を開くと聞いていますが、小沢氏との協力について、どうお考えですか。  
【知事】  今日、国民の生活が第一ですか、皆さんを中心にといいますか、いろんな会派の皆さんがお集まりになっての会合があるというのは、私は報道では聞いておりますけど、私のところには連絡というかそういうのはありませんので、報道なり何なりを見ているだけということでありますが、小沢先生との関係といっても、今後どういうふうに話をしていくかというのは、全く今の段階では白紙だと思っております。今、現在は具体的な連絡とか御相談というか、そういったことがあるわけではありませんので、これからだと思っております。現段階では白紙だと思っております。これからですね。   
【記者】  大村知事から声を掛けることはありますか。  
【知事】  というか、私さっき申し上げましたが、やっぱり政策を、民主党、自民党さんなりのこういう既成政党に対峙(じ)する第三極をできるだけ結集していきたいというふうに私自身思っておりますから、政策を一致できるかどうか。政策を一致できるかどうか、そういったところをやっぱり中心にしっかり、協議ができるんであれば協議をしていくし、そうでなければそれぞれ切磋琢磨(せっさたくま)すると、こういうことだと思っておりますから、今後の課題だと、これからだというふうに思っています。   
【記者】  橋下氏は来月にも政策協議をやると言っていますが、政策協議に先立って、大村知事が独自に候補者を立てたり、公募することはしないのですか。  
【知事】  政策協議を先にしようと思っています。   
【記者】  具体的な候補者がいなくて、政策協議ができるのですか。  
【知事】  現実にそうやってやろうという話にしているので、そう言っているんです。私が勝手に言っているわけじゃなくて。   
【記者】  橋下氏と二人でそう話しているのですか。  
【知事】  橋下さんとは言いませんが、大阪方面とはそういう話をしているので、そう申し上げておるんです。まず先に政策の協議を先にやって、候補者うんぬんはその後ですよねというか、その次の方がいいんじゃないですかという話をしているので、そう申し上げた。   
【記者】  東海大志塾は講演を聴くことだけだと思いますが、今後、具体的に候補者になってもらうとか予定はありますか。  
【知事】  私は、これは前にも申し上げたことあるかと思いますが、東海大志塾はしっかり政治を志す人を含めた勉強会をやっていこうということでありまして、国政選挙に臨むということであれば、それとは別途公募をして広く募りたいというふうに思っております。ですから、東海大志塾の面々の中でも国政に非常に意欲を持っている方はそのときに公募していただければいいと思っておりますので、そういう形でやっていければというふうに思います。 
【記者】  東海大志塾として、選挙の準備をするということは考えていませんか。  
【知事】  そこまでは、今のところ考えておりません。