知事の記者会見
メインメニュー
知事のマニフェスト 知事の発言・寄稿 知事記者会見 県議会知事提案説明 知事からのメッセージ 知事交際費の執行状況 プロフィール トップページ 写真で見る主な活動


平成24年11月5日(月) 午前10時
1.

知事発言

(1)

会見に先立って

【知事】  おはようございます。それでは、11月5日月曜日の定例記者会見を始めさせていただきます。
 この週末はたくさん行事がありましたので、いろいろ行ってきまして、3日の土曜日はラグーナ蒲郡の花フェスタ2012ということでスタートいたしました。まだやっております。今度の日曜日までなので、是非多くの皆さんにお越しいただければと思います。
 花フェスタは、ちなみに今年が東三河、来年は西三河、再来年は知多、それから2015年、3年後にモリコロパークで、ちょうど万博10周年を記念して都市緑化フェアをやるということでやっていきたいと思います。
 御案内のように愛知県は花の生産が日本一で、第2位の福岡県のちょうど3倍ぐらいあるんですね、花の生産。ところが、花の消費が少ないというか、真ん中ぐらいなんで、是非それを盛り上げたいと。要は、花の消費というのはいろいろ、全県のデータはなくて、県庁所在地での切り花の消費量というか、購入額というデータがありまして、名古屋市が大体全国で23番目ぐらい、47のうち。ということなので、作っている割には花をあんまり買ってくれないというのはどうかということなので、是非盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいというふうに思っております。
 それから、ESDのフェスタも土曜日やりました。
 県庁のオープンも土曜日やって、県庁の入場者が、来た人みんな入り口でカウントしていまして、4,172人で去年よりちょっと増えて、おかげで盛況でございましたので、ありがとうございました。そんなこともやりました。
 昨日は、新城ラリーというのに行ってきまして。9回目というの私知りませんで、今年初めて私が名誉大会長になったので、それもあれして行きましたけど、全日本ラリー選手権の9戦の最後の、最終大会ということで大いに盛り上がっておりまして。それよりも、豊田章男社長が自らラリーに参戦して運転したので、本当に事故が起きなくてよかったなと思いましたけど、無事完走しておりましたので、ありがたかったかなというふうに思っております。
 いずれにしても、そういったイベントをしっかりとやっていきたいというふうに思っております。
 でもって、今度の土曜日は、11月10日の土曜日は、渥美半島、田原市で津波避難の防災訓練をやります。渥美半島全域で4会場ぐらいでやりますので、是非多くの皆さんにお越しいただきたいというふうに思っております。
  
(2)

平成25年度国の施策・取組に対する愛知県からの要請について

【知事】  まず、平成25年度国の施策・取組に対する愛知県からの要請についてでございまして、お手元に、こういう赤いやつが置いてあると思いますが、これは毎年やっております。来年度の政府予算編成に向けまして、国の施策・取組に対する愛知県としての要請事項を取りまとめさせていただいております。(http://www.pref.aichi.jp/0000055284.html
 要請項目は、全部で38項目でございまして、新規項目は、25番目の「地方消費者行政に対する支援について」という1項目でございます。これは、地方消費者行政の充実が求められている中、消費者行政活性化基金による事業が、本年度末に期限を迎えるので、引き続きこの交付金事業、こうしたものをやって欲しいということでございます。例のぎんさんの娘さん4姉妹のキャンペーンガールも、この事業でやりましたので、是非こういったものをまた引き続きやりたいということでございまして、要望していきたいと思います。
 それからあと追加したものに、14番目の「森林の適切な管理と林道の活性化について」の項目の中で、これ、実は、福島第一原発事故を受けた、きのこ原木の流通使用の制限によりまして、愛知県でも、きのこ原木が不足いたしております。要は、東北というか福島の方からきのこの原木を買っているということなんですね。要は、あれは広葉樹に種を打ち込みますから、やっぱりあちらの、東北の方のものが多いことになっておりますが、それについても代替資材による栽培技術の開発とか、原木生産経費に対する助成などを要請内容に加えました。
 それから、28番目の「交通安全対策の推進」でございまして、通学路の緊急合同点検で抽出された危険箇所4,693カ所の早期整備を進め、通学路の環境整備を継続かつ計画的に実施できるよう、財政支援制度の創設などを要請するものでございます。
 最後に、30番目の「学校教育の充実」につきましては、いじめ事案の早期発見、早期対応のため、スクールカウンセラーの設置などに対する財政措置の充実を要請しているわけでございます。といったことを加えさせていただきました。
 要請活動につきましては、今月中、今月の終わりぐらいになろうかと思いますが、関係各省の大臣、政務三役に要請をしていきたいと思います。夏は、概算要求前は、8月の2日、3日でやりました。今年は11月の後半、終わりぐらいにやっていきたいと思っております。併せまして、自動車取得税・重量税の廃止を含めた円高デフレ対策、産業空洞化対策の充実もしっかりとやっていきたい。それから、地方財政措置の拡充、その他、道路、港湾といった交通インフラの整備などなど、これもしっかりと要請をしていきたいというふうに思っております。
  
(3)

豊田・岡崎地区の工事着手に伴う「くわ入れ式」について

【知事】  それから、豊田・岡崎地区の研究開発施設用地の造成事業のくわ入れ式を今度の日曜日、11月11日に行います。(http://www.pref.aichi.jp/0000055620.html
 平成19年度の計画作りからの着手以降ずっとやっておりまして、去年一年で用地買収が大きく進んで完了し、年初めから環境影響評価ですね、環境アセスメントの手続もこの2月に終わり、今、ほかにもいろんな許認可ですね、保安林の解除だとか、また開発許可だとか農地転用とか、いろいろやっておりますが、そうしたところ、整ったところからいよいよ本格造成にかかります。県の企業庁の事業費だけで1,100億円ということでございまして、企業庁が行う用地造成工事が、平成32年度までの8年間を予定いたしております。粗造成をした上からトヨタ自動車さんが研究開発施設の、例えばテストコースでいえば、バーっと粗造成をして引き渡して、舗装はトヨタがやるという形になります。もちろん、研究棟とか上物は全部トヨタ自動車がやるという形のすみ分け。全ての施設の完成は平成37年度、13年間で作るということになっておりますが、それはわかりません。それは前倒しということもあるかもしれませんが、私は是非できるだけ早くやって欲しいということを申し上げているわけでありますけれども、ということでございます。
 工事の実施に当たりましては、環境への影響を監視しながら、しっかりと進めていくと。環境の専門家で構成した環境監視委員会の御助言を得ながら、環境へ配慮して進めてまいります。また、豊田市、岡崎市と連携し、地元の対策委員会などを通じまして、地域の皆様への工事の計画や進捗状況の説明を丁寧に行いまして、これまで同様、御理解を得ながら進めていきたいというふうに思っております。
 とにかく、ここの造成650haのうち、もともとの計画は、改変が450haぐらい土地を改変するという計画だったんですけれども、これを大幅に見直して、山とか特に谷間の田んぼ、谷津田は、ほとんど残してビオトープも作るなどなどで、改変地は半分以下にして、約270ha改変ということまで、ぐっと抑えてあります。そういう意味では、環境に配慮した造成計画になっておりまして、そういう形でやっていきたいというふうに思っております。
 なお、これはこれでありますが、併せて我々は、これは豊田側から国道301号がダーっと、松平を通って下山に行くんですが、今、くねくね曲がっておりますので、毎朝、豊田側から3,000人、岡崎側から1,200人ぐらい、1,000人強通いますと、これは今の道路だとたどり着かないおそれがありますので、道路改良して真っすぐにしていくということは、これは県がやっていかなければいけませんので、引き続き地元の皆さんとしっかりと協議しながらやっていきたいと思っております。
 また、これは是非、三河山間地の定住の促進から地域の発展に、どうつなげていくかということは、大変大きなプロジェクトだと思いますから、しっかりと取り組んでいきたいというふうに思っております。  
  
(4)

財政制度等審議会の資料で示された「ラスパイレス指数」について

【知事】  それから、財政審議会等の資料に示されたラスパイレス指数、職員の給与についての資料について、これは事実と異なるものが出されておりますので、反論をしたいというか、正確なことを申し上げたいというふうに思っております。
 財務省は11月1日、平成24年度の地方公務員の平均給与が国家公務員を6.9ポイント上回って、9年ぶりに逆転するとの試算を財政審議会の分科会に出したと。その中で、本県のラスパイレス指数は111.8として、全国2位ということで報告をいたしておりますが、これは事実ではありませんので、誤解を招くということでありますので、正しい、正確なものを説明させていただきたいというふうに思っております。
 ラスパイレス指数は、総務省が4月1日現在における給与実態調査に基づき算出しているわけでありまして、毎年12月下旬に公表されるわけでございますが、今回、財務省が公表したラスパイレス指数については、財務省が仮定のもので計算したものでありまして、給与実態調査を踏まえて算出される総務省のラスパイレス指数とは別物でございます。今回のものは、本県の数字は23年4月を基準とするものを機械的にやったというものでございます。でありますけれども、御案内のように平成23年の4月1日というのは選挙の直後で、要は職員組合との交渉ができなかったということで、23年度の当初だけちょっと給与が、給与削減が戻っちゃった時期なんですね。ところが、我々愛知県は21年度、22年度、23年度、24年度と4年連続の一般職員給与カットを、3%の給与カットを行っております。従って、この給与抑制分をきちっと、実際にやっているこの給与抑制分を反映したというか正しい数字で計算をいたしますと、23年度の給与抑制、これも3%カットをやっておりますので、これをもとにやりますと、102.9というのが100.1ということになりまして、それをさらに財務省のこの計算式でやりますと107.6となりまして、本県の全国順位は32位ということでございます。これが正しい数字でありますので、このことは、きっちりと申し上げておきたいというふうに思っております。実態を十分反映しない数値を公表し、それを前提に議論するということは、議論を誤った方向に導くというものでありますので、これはいかがなものかというふうに思っております。
 さらに、財務省は今年度から初めて国が給与抑制を行った結果をもって、地方の給与は高いというふうにしておりますが、私ども地方の方は以前から給与抑制をやっておりまして、愛知県の場合も平成10年度の赤字決算の後、これまで給与抑制だけで1,400億円。給与カットですよ、給与カットだけで累計1,400億円行っておりまして、今年度も4年連続給与抑制をやっております。私が就任してからも、もう既に2年連続ということで給与抑制をやっているということを、これは強く申し上げておきたいというふうに思っております。
 今後どうするかは、これからまた職員組合の皆さんと、これは年明けになりますけど、予算編成の前になりますが、交渉していかなきゃいけませんが、なかなか厳しい財政状況だということを踏まえて、しっかりと交渉していきたいというふうに思っております。
   
(5)

地方交付税の先送りに伴う市町村への影響について

【知事】  それから、先週ちょっと質問を受けたものでございまして、地方交付税の先送りに伴う市町村の受ける影響についてという御質問をいただきました。
 県内市町村にずっと問い合わせをいたしました。県内市町村への普通交付税11月交付分の交付予定額は約251億円でございますが、特例公債法案の成立が遅れているため、交付時期が11月上旬の予定から遅れて、法案成立後速やかに交付するというふうにされております。ということは、法案が通らないと、通るまでダメよということでございまして、これにつきましては10月30日、地方六団体から極めて遺憾だと、地方交付税の執行抑制というのは、こんなことで、国会の混乱で全国にしわ寄せするのはおかしいということを申し上げておりますが、現時点では、交付時期は未定でありまして、県内市町村の資金繰りに影響が出る可能性がありますので、その問い合わせをしたところ、10月末時点ですが、仮に交付が11月末日までに延期されたとした場合の資金繰りへの影響について照会したところ、「影響が出ない」と見込む団体が32、「影響が出る」と見込む団体が22。県内市町村54ですから、32と22と。影響があるとした団体22のうち、基金などからの繰替運用が17団体ということで一番多くありまして、予定した財政調整基金取崩しの前倒しというのは一つ。予定をしていた地方債発行の前倒しが一つ。金融機関からの一時借入れというのは一つ。対応未定が二つということで、22ということでございます。県は資金繰りに影響はありませんが、県内市町村がそういうことになりますと、これは非常に遺憾なことでありますから、引き続きそういう影響が生じないように、十分お話を聞きながらしっかり対応していきたいというふうに思っております。 
   
(6)

文部科学大臣の岡崎女子大学新設不認可について

【知事】  それから、岡崎女子短期大学が4年制の大学を申請する、岡崎女子大学を4月開校ということで申請していた問題について、私の方から申し上げたいというふうに思っております。
 先週金曜日、11月2日に、その前の日11月1日が文部科学省の大学設置・学校法人審議会の答申がございました。岡崎女子大学始め3大学の4月からの4年制大学への、短大が4年制大学への移行、新設開設というのが答申をされていたわけでありますが、翌2日の金曜日に、田中真紀子文部科学大臣が突如として認めないということを発表されました。私もそのことで初めてこのニュースを聞いたわけでございますが、私の感想というか私の考えでありますし、今後行動しますけれども、極めて遺憾だと言わざるを得ません。
 状況をお聞きいたしますと、これ、2年以上前からですから、3年前から文部科学省にこの岡崎女子短期大学さんですね、清光学園さんですか、岡崎女子短期大学さんは3年前から4年制の大学に移行しようということで相談をし、やってきたということでございます。で、もう既に大学、これ100人の定員で、それから短大の校舎改修や備品購入に2億7,000万円を充て、教員の方12人の採用内定を決めている。100人の定員にして、今月、11月末にその選抜試験ですか、今月は入試準備か、今月末の入試準備も進んでいる中で、これは審議会が、いわゆる審議会で審議をし、いろんな基準をクリアしてこれは適当であると、適切であると認めるという答申をしたにもかかわらず、それについて文部科学省、役所としては、それは尊重するということにもかかわらず、田中真紀子大臣1人が突如として、これをねじまげる、認めないということは、私は間違いなく裁量権の逸脱だと、そんな裁量はないと私は思います。従って、これを認めるわけにはいきません。断固これは撤回をしてもらわないといけないというふうに思います。
 というのはですね、100人の定員で、結局これまで短大ですから、この岡崎女子短期大学は、これまで地元で保育士さんとか幼稚園教諭の2種を養成し輩出し、地元に貢献しているわけです。今回4年制大学が設置されますと、幼稚園教諭の1種免許取得ができるようになるということなんですね。ですから、地元への幼児教育に、これは大きな貢献ができるというふうに地元も期待しておりますし、我々も、愛知の子どもたち、大学には県は権限ありませんが、高校生は、6万人を超える高校生に私は責任を持っているわけでありますから、その子たちが、例えば岡崎女子短期大学も、今日も何かテレビでインタビューか何かやっておりましたが、どこのテレビか忘れたけど。要は、4年制になるということを見込んで、前提にして短大に入って、さあ、この4月から4年制に編入しようという子がダメになっちゃうわけです。今日、僕インタビューを見とったけど、これはひどいでしょう、いくらなんでも。卒業せないかんわけでしょう。それはおかしいし、その100人の定員だから、もう希望者が、現場の岡崎周辺の高校に聞くと、やっぱり200人以上いるというふうにも聞いております。ですから、そういうことをずっと順、順、順とやってきたにもかかわらず、要は、大学の質が落ちているからとか何だとか言って認めないというのは、そういうのは総論で、また別途いろんな形で議論していただければいいんだと思いますが、今回、個別具体的なこうしたものを、地元の事情も全く念頭に置かずに、理解せずに一方的に、一方的にですね、審議会の答申も無視して、ねじまげて認可しないという権限は、私は田中大臣にはないというふうに思います。従って、通常の行政としての手続に則って速やかに、2日の金曜日の発言は撤回した上で、撤回した上で、関係者に謝罪をした上で、その上で認可を認めるべきだというふうに思います。
 岡崎女子大の皆さんが、この3大学の皆さんが連携をして文部科学省に強く申し入れていきたいというふうに言われておられるようでございますが、私も早速、事務方にはこの岡崎女子短期大学さんと連携をして、速やかに文部科学省、政府与党並びに国会に、私は強く働きかけをしていきたいというふうに思っております。そういう意味で、速やかに連絡を取るようにと、連携してやっていこうということを事務方には指示をいたしました。
 これはですね、正直僕は耳を疑いましたねこれは。これはやっちゃいかんことだと思いますよ。そりゃ好き嫌いがあるのはいいよ。それは大学をちょっと増やす過ぎじゃないかと言うんだったら、それはそれで、またその議論をすればいい。個別のことがもう進んでいるものまでひっくり返す、そんな権限は与えられてないと思いますね。まさに裁量権の逸脱。乱用というより逸脱ですね。やっちゃいかんことだと私は思います。従って、そういうふうなことを、これはしっかり通るように、私自身も行動していきたいというふうに思っております。 
  
2.

質疑応答

(1)

文部科学大臣の岡崎女子大学新設不認可について

【記者】  知事が直接、文部科学省や国会に出向いて行動されるということですか。    
【知事】  行きたいと思います。こういうのは捨ておけない。こんなのを認めるような民主党政権だったら、こんなのいかんよこれ。こんなのあり得んだろう、これ。
 だって僕は、学校がね、学校の皆さんはもちろんだけど、実際に子どもたちをどうしてくれるんだね。そこでこうやって4年制大学ができるって3年前からあれして、だってもう準備しててさ、もう入試の準備までやって、入試情報まで配付して、さあ渡しにいこう。今在学している子が短大から4年制へ振りかえようって、そう思ってた子が進路を閉ざされるって、何のために閉ざされないかんのだね、これ。憤りを感じますね、これ。だから、とにかくこれを、岡崎女子短大さんとよく連絡を取りましてね、どういう形がいいのか。
 彼らも今まで文部科学省さんを信頼してやって、手続をちゃんちゃんちゃんと踏んでやってこられたはずですよ。だからどうやって、まさにあれじゃないですか、青天のへきれきというか何をしていいかわからないような感じじゃないですか。だから私は、だからこの地元の岡崎及びこの周辺、名古屋方面からも行かれるかもしれませんが、そりゃ子どもたち、幼児教育を目指している、子ども教育学部子ども教育学科ですから、幼児教育を目指しておられる若い人たちのこの思いを、これはやっぱりかなえてあげなきゃいけないと思いますから、どういうタイミングなのかはあれですけど、早速これは強く申し入れに行きたい、行動したいというふうに思ってます。
【記者】  北海道と秋田県でも同様のことが起きていますが、連携する考えはありますか。    
【知事】  まずは地元の岡崎女子短大さんと連絡を取りたいと思ってますが、当然、やっぱり同じ状況だと思いますから、状況を聞きながら、他県、秋田県、北海道さんともちょっと連絡を取ってみたいというふうに思っています。当然、行動するなら一緒に行動していこうということになろうと思いますよ。 
【記者】  受験ができなくなる人への相談窓口を設けるなどは考えていますか。    
【知事】  いや、まず撤回させますよこれ。これ撤回だって、絶対。見ててくれ、絶対撤回させてやるから、これ。絶対撤回させてやるよ、これ。 
【記者】  今回のことで、どれだけ影響が出ているかを把握することは考えていますか。   
【知事】  いや、まず撤回。絶対撤回して、通してみせる、これ。見ててよ。これ、このままだったら収まらないよ。国会審議よりでもだ。収まらんと思うな俺は。収まらないようにしようと思うけどさ。 
【記者】  申請している4年制大学では、幼稚園教諭の養成を行うのですか。    
【知事】  岡崎女子大短期大学は幼児教育学科と経営実務科というのがありまして、それを岡崎女子大学4年制にして、学部は子ども教育学部、仮称だけど子ども教育学部と学科は子ども教育学科、定員100名ということで、取得可能な資格は幼稚園教諭1種免許ということですね。ですから、子ども教育学部、幼児教育ですね。
 もちろん、だから保育士さんでもいいんだよな。もちろんもちろん、そりゃ全員が全員あれじゃなくて、保育士さんでもあれだと思います。
【記者】  知事が抗議されるのは、県が、高校生を含む中等教育に責任を持っている立場と、幼児教育にも関与しているということですか。    
【知事】  そうですね。だから、大学の権限は国ですからあれですけど、やっぱりそこに進むという高校生の子どもたちの教育は我々が責任を持っているわけだから、いきなりそれがシャットダウンされちゃうというのは、それは私はちょっと理解できないね。それとあと、やっぱりおかげでというか、愛知県、ちょっと地域もありますけど、子どもさんがまだまだそういう、幼稚園教諭とか保育士さんのニーズはあると聞いておりますから、そういった養成は是非これからもやっていただきたい。その二つですよね。 
【記者】  田中真紀子氏は自民党の国会議員でもありましたが、大村知事は近しく一緒に働いた間柄でしたか。   
【知事】  いや、それはあんまり。いろんな会合では一緒になったことありますけどね。そう一緒に何かあれしたという覚えはあんまりありませんけど。要は、接点はあんまりなかったかなと思います。 
【記者】  田中真紀子氏は、どんな印象でしたか。   
【知事】  私はね、田中真紀子さん、非常にはっきりものを言われるし、キャラクターも僕は好きなキャラクターというか、ズバズバものを言われるし。やっぱりあれだなと、我々とは育ちが違うなと思いましたけどね。だから愛すべきキャラクターだと思いますけど、今回のこの件はね、やっぱり他のあれと違って子どもたちに関することだから、そりゃやっぱり僕はちょっとね、ここはやっぱり一歩引いてもらわないかんと思いますね、そこは。
 これ突っ込むとね、彼女大変なことになるよ、これ。突っ込めないよ、こんなの。俺、国会どうなるか知らんぞ、これ。
【記者】  事務方への指示は、先週発言が出てすぐしたのですか。    
【知事】  違う違う。今朝今朝。昨日、だからちょっといろいろこういう話で情報あれしてくれという話をして、だって土日だったからね。さっきちょっと至急連絡取れって。 
【記者】  大学への連絡もこれからですか。    
【知事】  そうそうそうそう。正直言って、こういうのはできるだけ早くアクションしたほうがいいので、行くんだったら。わかんないよ、どういうふうにするかわかんないけど、とにかく早目に。早目にちょっとアクションを起こすぞって。それは文部科学省に行くんだよそれは、できるだけ早く。ということだと思いますよそれは。だって、何たって、僕はだからこんなの、こんなの泣き寝入りするような話じゃないよ、これ。ダメだよ、これ、絶対撤回させないかん。だから早い方がいいでしょう。 
【記者】  田中大臣は小泉内閣の時も外務大臣としていろいろ問題があった。その人を改めて起用した野田さん、また、官房長官も含めて今回の件を何ら問題視する発言をしていない野田政権についてどう思いますか。    
【知事】  いやいや、この件についても何か言ってるの。問題ないって言ってるの。というか、まだ聞かれてないんじゃないの。 
【記者】  官房長官は会見で、文部科学大臣の判断だと言って、特に問題視していないと発言していますが。    
【知事】  個別の話だから、まだ聞いてないって言ったんじゃない。それは全くあれだね、情報不足、認識不足じゃないですか。それも訂正してもらわないかんと思いますよ。訂正すべきじゃないの。もたないと思いますね、そんな姿勢なら。そんな姿勢なら、この後の国会審議も含めてもたないと思うね。もたないようにしてやるよ、俺が絶対に。
 だって、この話は、学校側に、要は粗相があったとか何か瑕疵(かし)があったとか、あと子どもたちに何か悪いことがあったとか、そんな話じゃないでしょ、これ。そらいかんぞ、これ。これはちょっとと思いますね。だから、動くなら早い方がいいと思いますから、至急いろいろ本当に考えないかんと思います。
【記者】  田中大臣は審議会のメンバーに大学関係者が29人中22人含まれていることも問題だと発言していますが、これについてはどう思われますか。   
【知事】  それは、だったら、これから変えていけばいいじゃない。もう既にやっている、手続を踏んできたものを、これっていうのは、僕はそれはちょっと話が違うんじゃないのというふうに思いますよ。それだったら、これから自分が入れ替えをするか、新しい審議会のあれをもう一回形づくるか、やり方を変えるかすればいいんであって、これは将来に向けての話であって、もう既に動いている、それも来年の4月開校でもう準備が進んでいる。それをバシッと止めるというのは、私はあれだと思いますよ。まさに裁量権の逸脱の典型的な例じゃないですか、これ。何でもできると思ったらいかんよ。手続中のこととかね何とかだったらいいけど、もう手続は、ほぼ終わりかけているところで、最後、ペタンと形式的にハンコをつくぐらいの時に、そこまでの権限は何とか大臣さんにはないと思いますね、私は。裁判やったら負けるよ、これ。でも、裁判なんかやったってしようがないじゃない。あと何カ月も後になって、来年4月に入ろうという子どもたちは救われないもん。だから、今すぐやって撤回させるんだよ、これ。それしかないと思う。 
(2)

日本維新の会について

【記者】  先週末の紙面で、日本維新の会の松井幹事長が、東海地方全区に候補を立てるという話をしているようですが、大村知事にもこの情報は入っていますか。全区に候補を擁立する考えについての受け止めを伺います。
 また、河村名古屋市長の減税日本が候補者を立てようとしている区にも真っ向勝負をする旨の発言をしていますが、第三極の結集を目指す大村知事としてどのように働きかけていきますか。 
【知事】  松井さんは表では全国300全部立てるって言ってるから、その流れの中でという話だと思いますけど。あと個別に、今後個々にどうするかというのは相談してやっていきましょうという話は前からずっとしておりますから、それはそれで相談しながらやっていくということかなというふうに思ってますね。
 あと、河村さんとのどうのこうのというのは、選挙区に立てることが、どうのこうのというよりも、あれでしょう、前から言ってた、僕がとやかく言う話じゃないけど、私がコメントする立場ではないかもしれない、聞いてる話だけ申し上げますと、やっぱり減税日本に今回加わられた、前から言っていた小林興起さんについては、郵政民営化反対だし、ちょっと政策違いますよねということは前から、8月から言ってましたよね。それは松井さんというよりも、橋下さんがそう言ってたと思いますが。それと、今回入った熊田さんですか、やっぱり大阪1区で、橋下さん、松井さんにしてはやっぱり去年の11月の選挙で戦ったよなと、大阪市職労とか教員組合の皆さんと戦って、そこをまさにそこで同じ陣営の中で我々を攻撃してきたよねこの人という思いがやっぱり、前から言ってましたからね。そういうことが頭にあってのこういう話だと思いますが、なかなか一本調子でそういうふうにはならないと思いますから、そこはよくよく話をして、僕はよその地区までは言いませんが、東海地区の話は、よくよく相談しながら、それはまた河村さんとも、よくよく相談しながら調整しながら、やっぱり目指すべきは第三極の結集だと思いますから、それに向けてやっていけるように、やっていきたいなというふうに思っています。
 それにしても、ちょっと幹事長しゃべり過ぎだわ、これ。と思いますがね。
【記者】  松井幹事長が、愛知維新の会を大村知事に作ってもらいたい、日本一愛知の会とか中京維新の会とか地域政党が二つあるのはわかりにくい状況にあるのではないかと発言していましたが、大村知事はどのように対応しますか。  
【知事】  まだ決めてません。それは前から、何カ月前からそういう話があって、こっちは地域政党愛知の会、日本一愛知の会を作り、中京維新の会でいろいろ国政の活動をしようと思ってやってきて作ったと。だから、極端な話、中京維新の会に議員さんをバーっと入れれば、一つ維新の会だよね。となるんだけど、やっぱりそれは勝手にやるわけにいかないし、県議会はやっぱり河村さんの減税日本のところとコラボして共同でやっているから、そこをすぐヨッコラショというわけにいかないしね。という事情もあって、そこ、形を先にやるよりも、やっぱり衆議院選挙の候補者を発掘して養成してやっていった方がというか、やっていく方が先じゃないのということは申し上げておりますから、そこは、方向は一緒にやっていきましょうという方向なんで、維新の会の皆さんとは。だから、僕はもう顧問になっているようですけど、それは一緒の方向なんで、それはそれなんですけど、やり方、具体的な形として、形はちょっと今後どうするかはいろいろ考えさせてほしいということは申し上げてます。
 だから、ちょっとすぐ急いでという話にはならんと思いますがね。
 というのは、やっぱり県議さん、市会議員もそうだけど、県議も名古屋市議も、ほかのところだと市町村会議員、僕もあえてたくさん募集してないからあれだけど、実際私のあれ結構たくさんいるわけですね、僕の選挙区でも。この名古屋の県議さん、名古屋市議さんの場合も、どちらがどっち、私の色が濃い人もおれば、河村さんの色が濃い人も、両方という人もいるんだから、そこを勝手にこっちへ持ってくるだ何とかって、そういうあんまり生産的でないことをやってもしようがないんでね、できたらそれは河村さんと一緒にやっていかないといけないので、そういう意味で、ちょっと交通整理どうするかとか、どういうふうにやっていくかということは、それはこっちにむしろ任せてもらわないと、やっぱりそれはなかなかうまく進んでいかないと思います。
 とにかく、そういう意味ではちょっとまだ、今すぐということじゃないのかなと思っています。 
(3)

中京独立戦略本部について

【記者】  先週金曜日夜の民放に知事が出演された時に、中京独立戦略本部会議を12月中旬にもやる方向だとの話がありましたが、日程は煮詰まってきましたか。   
【知事】  それは河村さんもそう言ってるでしょ。今、だから要は、12月議会の日程を読みながら、あんまり年末じゃいかんもんだからというところで、今その辺で日程調整しています。それは事務方で今やっています。  
【記者】  年内に開催できる目処はたっていますか。    
【知事】  中旬ぐらいで何とかということで。ちょっとメンバーを増やし過ぎたかなと思っているんで、なかなか日程調整するの大変なんだけど。ということなんで、あと、11月議会、名古屋市会と県議会でちょっとズレとるでしょう。半ばぐらいから始まるんだよな。名古屋市が16日ぐらいか。11月16日。うちが12月3日だもんだから、ちょっとズレとるもんで、それでなかなか日程が作れんかった。本当は11月中ぐらいにできんかなって言ったら、名古屋市がちょうど議会中だもんでとかいう話だったので、そうすると、12月の頭はこっちが議会だもんで、ぽんぽんといってその山を越えたぐらいの、本会議が終わればやれんことはないので、そうすると、その翌週ぐらいになっちゃうんだよね。10日ぐらいの週になっちゃうという感じなんだね。とにかく今詰めてます。   
(4)

県民税減税について

【記者】  県民税減税について、来年度の実施を考えると、そろそろ判断の時期かと思いますが、現時点での考えはいかがでしょうか。    
【知事】  12月議会に提案するということですから、議案の説明、提案はまだまだ先なので、まだ時間ありますから、しっかりと今議論、中で検討しているというところです。