知事の記者会見
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平成25年1月15日(火) 午前10時
1.

知事発言

(1)

ESD広報強化月間について

【知事】  おはようございます。1月15日、昨日は成人の日だったので、火曜日でありますけれども、定例の記者会見を行わせていただきたいと思います。
 この法被はESDのPR活動のために作成をしたものであります。表が「成功させようESDユネスコ世界会議」になっております。後ろは、こういう形でESDのロゴマークでございます。こういうのぼりも作りました。「つながり、ひろがり、開花するESD フラワー」、それからキャッチフレーズとして「未来を創るわたしを育むESD」ということでございます。
 いよいよESD世界会議の前の年ということでございます。これを機会に開催機運を盛り上げるために、さらにPRをしていきたいというふうに思っております。それから、今日から3月末日までを「ESD広報強化期間」として位置づけまして、県と支援実行委員会の共催によりまして、県と包括協定を締結したスーパーやコンビニや市町村などの協力をいただきまして、県内全域でESDのPR活動を行っていきたいというふうに思います。ポスターも作りました。それからESDの特別展示、イベント会場等でのPRの3本立てで実施いたします。(http://www.pref.aichi.jp/0000057687.html
 「ポスター大作戦」は、県内のスーパー、コンビニ1,877店舗を始め、県の機関、県内54市町村の庁舎などにおきましてESDポスターの掲示によるPR活動を展開いたしたいと思います。御覧のポスターでありますけれども、強化期間中、このESD フラワーを県内随所で咲かせまして、周知を図っていきたいというふうに思っております。
 それから、「ESDの特別展示」でありますが、これはポスターに加えまして、ESDに関するパネル、のぼりを活用した、よりきめ細かな展示を行いたいと思っておりまして、県内8地域の県庁舎、それから協力の申し出をいただいた35市町村の庁舎などにおいて展示を行いたいと思っております。
 それから、「イベント会場などでのPR」でありまして、強化期間中、ショッピングセンターなどのイベント開催に合わせましてPR活動を行っていきたいというふうに思っております。でもって、これが法被ということであります。
 それから当面、今月の26、27日に豊橋市のこども未来館「ここにこ」で「あいちESDフェスタin三河」を開催いたします。前に、モリコロパークでやったと思いますが、今度は三河版ということで、初日の26日のキックオフイベントでは、私もこの法被を着て参加をしたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 なお、資料に、スーパー、コンビニの店舗数と期間も書かせていただいております。それから特別展示の市町村、それから県の機関などなどということでございます。それから、イベント名ですね。1月26、27日で東海3県1市のグリーン購入キャンペーン、リーフウォーク稲沢とかですね、その翌週は名古屋市主催のイオンナゴヤドーム前店などなどですね、こういったイベントで、しっかりとPRをしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
  
(2)

中国渡航の成果について

【知事】  続きまして、中国渡航の成果について御報告をさせていただきたいというふうに思っております。
 「愛知フェアin上海」につきましては、県産の農林水産物を使った加工食品や県内地場産品の輸出を促進するため、1月9日から今日15日まで1週間、上海の久光百貨、デパートですね、その地下1階の食品売場コーナーの一角をお借りして、「愛知フェア」を開催いたしております。
 久光百貨というのは、もともとというか、香港の「そごう」が地元資本に変わった後に、香港では「そごう」と名前を使っているんですけれども、中国国内では、ほかに名前が、北京の方にあるらしくて使えないということで、この久光百貨という名前にしたそうでありますが、非常に日本食品を売りにしているデパートでありまして、春節前ということもありまして、私、12日の土曜日に行ってPRして、販売のPRもやりましたけれども、大にぎわいでございました。その出展商品のPRも行いました。また、会場の久光百貨の経営責任者とも面談をいたしまして、県産品をより多く取り扱っていただくよう要請もさせていただきました。この商品の責任者は日本人で、日本の方でありまして、非常に好意的でございました。会場では大変多くのお客さんでにぎわっておりまして、私もいろいろ、みそおでん、せんべい、いろんなものをPRをさせていただきました。
 また併せまして、年内に中国1号店を開店する予定の上海ユニーさんとか、あと、日本食品を多く販売している現地の高級スーパー、GLジャパンの責任者ともお会いさせていただいて、県産品の取り扱いもお願いをしてまいりました。また、名古屋に本社がありますサガミさんの、上海サガミの社長さんともお会いいたしまして、またいろいろ御要請もしてまいりました。
 今後とも継続的にこうした「愛知フェア」を開催し、積極的にPRをしていきたいというふうに思っております。
 2枚目がそのときの模様の写真ということでございます。
 それから3枚目が出展したものということでありまして、食品では13事業者77品目、それから瀬戸の、瀬戸焼の事業者さんが2者25品目ということで、102品目ということでございます。
 なおですね、おとといまでの状況を、13日日曜日までの状況の集計をちょっといたしましたが、一応すべて毎日目標額を売上額が上回っております。それから、特に売れ行きのいいものはリキュール。これはリキュールというか、日本酒が80%で蒲郡のミカンジュース20%とか、あと桃のジュースを20何%まぜたやつで、本当にジュースみたいな飲みごたえ。私は全部、一口ずつ飲んできましたけど、岡崎の丸石醸造さんのやつですが、これは飛ぶように売れて、売り切れたと。関税が、リキュールが10%で日本酒が40%なんですね。日本酒は、やっぱり40%はちょっと高いなということなんですが、リキュールは非常に、飛ぶように売れておりました。あと、せんべい。せんべいはですね、目の前でもあれですが、試食をしてうまいなと思ったら、こんな1袋のせんべいが1,500円ぐらい、このぐらいのやつがね。それも何か値段を見ずに買っていくと。「あっ、これうまいわ」とか言って、パッと買っていくということで、むしろそれを3袋で箱に入れて5,000円ぐらいにしたら贈答用で使えるので、もっと高いものにしろとかいうふうに客に言われたと、こういう話もお聞きいたしました。あとはラーメン。私の地元の碧南のキリンラーメンですけど、キリンラーメンがよく売れたと言っていました。あとは招き猫。瀬戸の招き猫が、これも売り切れたということでございました。あとはきしめんですね、これも、蒲郡の金トビ志賀さんのきしめんもよく売れたということでありまして、あとは、みそ。赤みそが意外にこれも売り切れたと。これは武豊の伊藤商店さんだね、売り切れたということでございました。あと、みりん。みりんもよく売れたと、こういうことでございました。
 いずれにしても、非常に売れ行きがよくて、あと、この上海の久光百貨さんからは、ほかの自治体がいろいろこういうイベントをみんな止めていく中で、先頭切ってやっていただいて大変ありがたいということを言われましたし、今回のフェアで売り上げのよかったものは定番化したいということでございました。
 いずれにしても、こういった形のものを、またこれからもよろしくお願いしたいということで、非常に好意的でございました。こうした形で、またPRをしっかり進めていきたいというふうに思っております。
  
(3)

「愛知県陶磁美術館」の愛称・マスコットキャラクターの募集について

【知事】  続きまして、「愛知県陶磁美術館」の愛称、マスコットキャラクターの募集について御報告をいたします。(http://www.pref.aichi.jp/0000057767.html
 「愛知県陶磁美術館」におきましては、開館35周年を今年迎えます。平成25年6月1日に「陶磁資料館」を「陶磁美術館」に名称を変更したいというふうに思っております。これは去年の12月議会で条例も議決をいただいております。それに合わせまして、館の魅力を国内外へ発信し、より親しみのある施設にするために、愛称とマスコットキャラクターを広く皆様から募集したいと思います。応募期間は今日から、1月15日から3月15日までの2カ月というふうにしたいと思っております。愛称、マスコットキャラクターが採用された方の中からそれぞれ1名様に地元の著名陶芸作家加藤清之様の作品を贈呈しますので、奮って御応募をいただきたいというふうに思っております。今後は、愛称、マスコットキャラクターを活用し、さらに親しまれ、魅力あふれる「陶磁美術館」としてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  
(4)

地方公務員給与の削減について

【知事】  それから、地方公務員給与の削減について、私から所感を申し上げたいというふうに思っております。
 これは、今、国のほうが予算編成をやっておりまして、その中で一つの地方財政措置の、地方財政計画ですね、地方財政の関係の一つの議論のポイント、焦点になっているものでもありますけれども、これにつきまして、今日、国と地方の協議の場が行われると聞いておりますが、その際、国側、麻生財務大臣の方から、そういった発言があるやに聞いておりますが、この点について所感を申し上げたいと思います。
 国におきましては、地方公務員給与について、交付税の削減などにより給与削減を実質的に強制するような趣旨の議論が行われておりますが、これは極めて遺憾だというふうに思っております。国家公務員の給与削減は、国の財政状況、また大震災の復興財源を確保する必要性から、今回初めてですね、今回初めて人事院勧告ではなくてですね、人勧とは別に給与削減するのは今回初めて、この24年度と25年度2カ年に限り実施をするというものでございます。
 一方、本県におきましては、平成10年度以降財政事情を考慮して、ずっと給与抑制を実施しているところでありまして、これは人事委員会の勧告とは別にということでありまして、その抑制額は累計で1,400億円に上るものでございます。そして来年度につきましても、収支不足に対応するため、給与抑制の実施に向けまして、職員団体との交渉を始めているところでございます。
 こうした中で、国の方が今回、2カ年で7.8%ということでやったというふうに言っておりますが、これを愛知県に置き直しますと、7.8%を2カ年やりますと、2カ年で880億円ということになりますが、本県におきましては、これまで累計で1,400億円削減をいたしておりまして、既に国の1.6倍となる給与抑制を10数年間でやっているということでございます。臨時的な給与削減につきましては、この臨時特例法の趣旨、この給与抑制の臨時特例法というのに基づいてやったわけでありますけれども、そこには附則で、地方公務員の給与については、地方公務員法及びこの法律の趣旨を踏まえ地方公共団体において自主的かつ適切に対応するというふうに法律には書いてある。自主的かつ適切に対応する。それを、地方交付税を削減するというような強制的な形でやるということについては、これは私は極めて問題があると、地方分権の趣旨から極めて問題があるというふうに思っております。そういった趣旨、それからこれまで地方が行ってきた給与削減などを考えれば、各自治体の判断でやるべきだというふうに思っておりますので、今日はそのことをちょっと申し上げたいというふうに思っております。
 ちなみに、お手元に資料がございますが、この横のやつね、これをちょっと御覧いただきたいと思います。
 愛知県におきましては、自主的かつ主体的に給与の抑制や行革に取り組んでいるわけでありまして、平成11年度から24年度まで1,400億円の抑制をいたしました。25年度、今も職員団体と交渉を始めております。これは先ほど申し上げたものですね、2カ年を愛知県に当てはめると880億円で、もう既にそれを上回る給与抑制を既にやっております。それからさらに職員定数の見直しで531億円、職員給与の見直しで741億円、そうしたもの全体を合わせますと2,672億円の人件費の総額抑制を行っているわけでございます。そのことは強く申し上げていかなければならないというふうに思っております。
 それに加えまして全体の行革ですね、あと事務事業の廃止とか経費の節減合理化などなど、全体の行革で、いくらあれしたかといいますと、平成11年度から24年度で5,800億円の行革での削減も行っております。給与で2,670億円ということでございます。そういう状況であるということを、これはしっかりと申し上げていかなきゃいけないというふうに思っております。
 今回、国が初めて特例で2年間だけ給与削減を行うからといって、全国の自治体に対して一律に同様の措置を強制するということでは、我々が一生懸命やってきた努力が報われないということなので、そのことはしっかり踏まえて、来年度の予算編成で適切に対応していただきたい、そのことを強く申し上げていきたいというふうに思っております。
 これが給与に関すること、地方公務員給与の点についてということでございます。
  
(5)

自動車諸税の抜本的な見直しを求める緊急声明について

【知事】  それから最後にですね、自動車諸税につきまして一言申し上げたいと思います。
 これは自動車税制の抜本見直し、自動車取得税・重量税の廃止・撤廃につきまして、先週11日にですね、11県の知事、それから浜松市長の、12人の首長の賛同を得て、連名での緊急声明、要請書を作りまして、11日金曜日は、政府では菅官房長官のところに参りました。それから、自民党の税制調査会では野田毅自民党税制調査会会長、それから額賀福志郎税制調査会の小委員長、自動車議員連盟の会長でもあります。それから高市政調会長に強く要請を行わせていただきました。いろいろ中身の話についてもさせていただきました。
 また、今日、明日と、この後上京いたしまして、またこの自動車諸税の問題につきまして要請を行わせていただきたいというふうに思っております。要請先はですね、もう既にお手元にといいますか記者クラブの方に御報告させていただいていると思いますが、今日、甘利経済財政政策担当大臣、それから麻生財務大臣、それから茂木経済産業大臣、それから太田国土交通大臣に御要請をさせていただくということにいたしております。明日は、石破自民党幹事長、それから野田聖子総務会長、それから細田幹事長代行にも御要請をすることにいたしております。それから公明党さんはですね、井上幹事長、石井政調会長、それから斉藤税調会長、これは明日御要請をさせていただくということにいたしております。
 税制改正の方向が決まるのが1月24日ではないかと聞いておりますが、来週半ばということだと思いますけれども、最終局面になってくると思いますので、何としてもこの自動車税の廃止・撤廃について方向をしっかり作る、結論を出すということで最終作業までしっかり頑張っていきたいというふうに思っております。 
2.

質疑応答

(1)

地方公務員給与の削減について

【記者】  国からの地方公務員の給与抑制要請について、愛知県のこれまでの取組をしっかり国に伝えていくとのことですが、今日行われる国と地方の協議の場に、大村知事は出席しますか。    
【知事】  いや、私は出ません。それは地方六団体の代表が出てくんでしょ。ということだと思います。  
【記者】  具体的に、こういう場で言っていく、というのはありますか。   
【知事】  まあ個別にちょっと話をするということだと思いますけどね。 
【記者】  今日、知事は麻生財務大臣と会われますが、自動車二税についてですか。  
【知事】  自動車二税と県の要望ということです。この話までする時間があるかどうか、ちょっとわかりませんそれは。
 いずれにしても、この給与削減、給与抑制につきましてはね、今47都道府県のうち12です、12。通常のいわゆる人事委員会の勧告とか、通常のあれとは別に、職員組合と交渉して給与削減を行っているのは12の道府県ということでありますが、そういう意味で、その中でうちが一番きちっとやっているんだろうと思いますけどね。というのは、愛知県の税収構造が法人二税によるので、リーマン・ショックでガチャンと落ち込んだので、こういう形の、ジェットコースターとまで言いませんがね、非常にアップダウンの激しい税収構造になっていると、落ち込んだ時にはこういった形での臨時特例的な措置をやらざるを得ないということで、平成10年の赤字決算、金融危機の後の赤字決算、それから平成20年のリーマン・ショックの後の予算編成などなどでやってきたと思いますけど、地方の方はやるところはやっているということなので、それを強制的にやるということについては、私はやっぱり地方分権の観点からいかがなものかという思いがいたします。従って、その点については、重々これは踏まえた上で予算編成をやっていただきたい。そのことは、今日明日機会があるかどうかわかりませんが、そこは申し上げて、機会があればしっかりと申し上げていきたいというふうに思っております。
【記者】  来年度予算編成において1600億円の財源不足が見込まれ、職員の給与抑制も検討されるとのことですが、どのように対応しますか。給与抑制については知事、副知事など特別職はどのようにするお考えですか。 
【知事】  一つは、特別職のやつは、これは基本的には、予算編成は単年度単年度なので、毎年条例を出してということにいたしておりますけれども、基本的には、今のやっていることを継続していくということになるというふうに思っております。それが1点と、給与抑制は今ちょうど職員組合の皆さんと交渉に入ったところなんで、いろいろな状況を申し上げながらしっかり話し合いをしていきたいというふうに思っています。
 それから全体の財政、予算編成うんぬんは、これは全体の中での話なので、それは何たって作らなきゃいけませんからね予算は。それは最後はしっかり作るということだと思っております。
 ただ、その前提としてですね、国の予算措置といいますか、予算編成がある程度方向が決まっていかないといけないので、そこを両々にらみながらやっていくということになろうかと思います。国の予算が、1月24日税が決まって、28日国会が開かれるから、その前日には決めるんだろうと思いますがね。いずれにしても、それを並行的ににらみながらしっかりやっていきたいというふうに思っています。
【記者】  特別職の給与抑制の継続とは、今年度と同じ率ということですか。  
【知事】  そうですね。僕は30%カットしてるから、副知事が20%かな、だからそこはその継続ということかなと思っています。 
【記者】  職員の抑制幅はどのような見通しですか。 
【知事】  それは話し合いということだと思っています。
 だから、今回というか来年度また給与抑制をやれば、これで5年連続なので、私になってから3年連続なので、それは職員の皆さんに大変申し訳ないと思っておりますけれども、一方で、やっぱり税収がリーマン・ショックの後、思うように回復しないのも事実なので、やっぱり県民の皆さんに必要な予算、必要な事業をやっていくためには、やっぱり何らかの形で予算を組んでいかなきゃいけませんので、そのことはやっぱり真摯に話し合いしながら御理解をいただく努力をしていくということかなというふうに思っています。
 ただ、だから給与抑制、だから国が1月の末ぐらいに決めても、うちがようやく先週の末から組合との交渉に入っている状況なので、新たに、もしやるとなると、ほかの自治体は多分交渉なんか入れない。その後から入っても、多分2月議会とか3月議会に間に合わないんじゃないかという気はしますけどね。
 もちろん、それは途中ででも追っかけてやれんことはないけれども、そういう都道府県とか、特に市町村、1,700の市町村全部、職員組合との交渉をやって何とかということが全国でやれるのか、そこはちょっとよくあれですがね。だから、この間ちょっと京都の山田知事から電話があって、こういう状況なんで大変なんで、大村さんからも声を上げてくださいというような話を言われましたけど、一つのあれとして、そんなんだったら法律でやってくれと、一律にね、そのほうがあれじゃないかというようなことも言ってましたね。自治体にぶつけておいて、財源だけ切ってね、あとはおまえらやれとかいうのはちょっと、それはやり方としておかしいんじゃないかという言い方はしてましたけどね。ただ、法律で地方自治体の職員の何とかをやるというのは、それこそ地方分権に全く逆行するんで、それもちょっと変だなという気はしますけど、いずれにしても、なかなかこれは、来週には方向が出てくるんでしょうけど、なかなか大変な話だというふうに思っています。
【記者】  自治体が給与抑制することを前提に、国が交付税を強制的に削減することが決定した場合、現在職員組合へ提示している抑制幅について、改めて提示し直すことになりますか。  
【知事】  それはね、だから仮定の話はちょっと言っても、今ちょうど職員組合の皆さんと交渉しているところなんで、そこは、仮定の話を前提にしたことはちょっと申し上げないほうがいいと思いますが、我々としては、国並みの7.8%を2カ年でやると880億円なんだけど、もう既にやってきたと、その分以上のことをね。1,400億円なんで。それはやっぱり、こういうことを言うと怒られるけど、ほかの県とは違うよと。ほかの県なんか、やってないところほとんどなわけですよ。そういうところと一緒にはならんでしょうというふうに思いますけどね。うちはとにかく1,400億円ももう既に、国以上のことをもう既にやっているので、そりゃまあそのことは、やっぱりしっかり申し上げなきゃいかんのかなと思いますね。
 ただ一方では、来年度の予算を組むために財源がまだ、収支がまだ合わないので、そこのところは引き続き職員組合の皆さんには理解を求めるように話し合いをしていくということだと思います。
【記者】  愛知県に交付税がいくら来るのか、今月ぐらいにはっきりするのですか。気付いたら減っているということもありますか。  
【知事】  交付税って、総額があって、各県の配分っていうのはその後なんですね。決まるのは来年度に入ってからなんで、全体の額がね。だからと言ってというか、そういうことを言うと怒られるけど、うちへ来る交付税って言ったって、今年が五百何十億かな、24年度がね。だから、全体が15兆16兆のうち、うちは、そりゃ悪いとはいいながらも、財政力指数は東京に次いで2番目なので、そうすると、ちょっと税収が、この後円安になると戻ってくると、交付税が来ない可能性だってあるんですね、下手をすると。下手をするとと言うと怒られるけど。だから、そういう意味では、この全体のやり方、私は交付税を切って給与カットも、自治体ね、要は47都道府県と1,700市町村全部やれというふうに強制するやり方がおかしいと言っているんであって、じゃ愛知県にどのぐらい来るかと、どうなるかというのは、それはちょっとまだ、来年度になってみないとちょっとわからないので、それとこれとは別の話かなというふうに思います。 
(2)

学校での体罰について

【記者】  体罰について国から調査の指示が来ていると思いますが、大村知事としては、どのように調査していくべきとお考えですか。     
【知事】  報道ではあれですが、まだ国の文部科学省からこういう調査をしてくれというのはまだ来ておりません。来ておりません。そのうち来るのかもしれませんが。
 ただですね、今回、大阪でのああいう高校生が自殺するという大変痛ましい事件が起きてですね、大変残念でならないわけでありますけれども、愛知県では先週の金曜日、1月11日に地区校長会におきまして、すべての県立学校の校長さんに、各学校で体罰や体罰と受け取られるような指導があったかないかを改めて確認し、県の教育委員会に報告するように指示をいたしましたと。それは1月25日を報告期限にいたしております。県立学校はそういう形で県教委から。
 それから、今回の件を受けまして、同じく1月11日の金曜日に教育長協議会、これは市の教育長協議会と町村の教育長協議会、それから生徒指導担当の指導主事会がありまして、そこにおきまして、体罰はダメですよと、体罰禁止について各小中学校を指導するよう、市町村教育委員会に周知をしていくこととなったということでございます。
 いずれにいたしましても、そういったまずは県立学校の、県立学校って高校と特別支援学校ですけどね、障害を持った子の。そこにはそういった、改めて体罰についての確認を今いたしておりますし、また、市町村教育委員会にもそういった周知を今しているところでございます。いずれにしても、文部科学省の方からそういった形のものがあればですね、そこはしっかりと対応していくということになってまいります。
 確かに体罰って、私もスポーツの部活をやってましたので、正直言って、昔はあったわね。日常的にね。それはある意味でしようがないのかなというか、という思いもありましたけど、やっぱり変だなというふうに思いますね。
 何か昔の小学校、中学校というか、子どもの頃、部活でやってた、体罰もそうだし、あと何か昔、ウサギ跳びなんてやってたでしょう。あんなバカみたい、今考えると。あと、水を飲んじゃいけないっていうのもありましたでしょ。水を飲むとのどがかわく。汗をかくと疲れるから、飲んじゃいかんとかね、というようなことはありましたよね。あと、野球のピッチャーだと、ピッチャーというか野球部だと肩が冷えるから水泳しちゃいかんとかね。今なんか、みんな水泳でやっとるわね。僕は大学へ行ってまたスポーツクラブというか部活へ入ったら、そういうのは全部否定されて、ウサギ跳びなんてバカなことをするなとか、水なんか飲むに決まっていると。暑けりゃ飲むんだと。当時、スポーツドリンクがはしりだったので、そういうのを練習の合間にガバガバ飲んで、汗をかくんだから水分を補給しなかったら死んじゃうじゃないかと、そういう話がいっぱいあったので。あと、やっぱり大学、僕が入った部がそういう方針だったかもしれませんけど、一切なかったね体罰なんかね。みんな学生同士で自分たちであれしてとにかく。練習で10本、100メートルを10本走るやつを20本走れとか、そういうのはあったけど、蹴る殴るとか、そんなのはなかったので、そんなもんだなと。やっぱりそんな体罰をやって強くなるとかうまくなるなんていうことはないね。気合いを入れるっていうのも違うと思うな。ということはやっぱり思いましたね。
 だから、やっぱりちょっと行き過ぎてというか、行き過ぎじゃないかと思うねやっぱり。そういう意味では、やっぱり改めて体罰の禁止というのは注視をしていきたいというふうに思います。
 ただ、学校教育法で体罰は禁止するとなっているんですけど、懲戒はいいんだな。懲戒と体罰の境がどうなのかというのが、いつも問題になるんですけどね、なるんですけど、だからといって体罰というのはやっぱり認められるものではないということだと思いますから、そこはしっかり周知をしていきたいというふうに思っております。 
【記者】  今年度1件体罰に係る懲戒案件がありましたが、体罰に係る懲戒の基準を見直す考えはありますか。      
【知事】  最近の体罰に関する処分状況の報告は受けております。そういう中で、やっぱり体罰があったということを学校が把握する。それから、その時受けた生徒本人、それから親御さんね、御父兄の方からも話を聞いて、その状況で総合的に処分の判断を個別にしております。往々にしてあるパターンが、その御父兄が「うちの子どもがやっぱりいかんかった」ということなので、まあまあというような話が多いように聞いておりますが、いずれにしてもですね、その処分については、今回いろいろ改めてその実態、状況をもう一回確認した上で、個別にまたよく判断をしていくということだと思っております。もしそういう状況の中で必要があれば、その処分とか対応のあり方も含めて検討していくことも必要かもしれません。それはまたこれから状況を把握しながら考えていきたいと思います。 
【記者】  大村知事は部活は何をやっていましたか。    
【知事】  大学の時はアメリカンフットボール。高校はやってない。中学は、部活は野球だ。だから、ウサギ跳びをやらされたよ。何か「巨人の星」みたいに。草むしりもやらされたし、夏の暑い時。今考えると、バカみたい。あんな体に悪いものないよな。足首に悪いし、ひざに悪いしさ、腰に悪いしさ。ただただ根性つけるっていうだけだもんな。何にもいいことない。  
【記者】  野球部では殴られましたか。      
【知事】  殴られたな。バットがあるじゃん、けつバットとかさ。あれ、みんなやられただろう野球部のやつらって。サッカー部のやつらは、スパイクでよく踏んづけられてたような気がするけどな。 
【記者】  顧問にですか。    
【知事】  そういうのもあるよな。あと、上級生とかな。それはよくあったんじゃないの。
 だけど、大学へ行ってからなるほどなと。そりゃ、スポーツの種類によるかもしれないけど、やっぱりあれだよね、科学的合理的にさ。当時はアポロ・エクササイザーとか何とかあってさ、綱がゆっくりしか出ていかないやつ、あれを腰に巻いて走るとか、あと、ウエイトトレーニングをやっぱりコーチをつけてやるとかね。一切そんなものなかったな、蹴るも殴るもへったくれも。そんなもんかって。あとは、水を飲めと、水飲めと。真夏にヘルメットをかぶってやっているんだから、水を飲まないと死んじゃうんだよな。水を飲めと。だから、当時、はやった、スポーツドリンクのはしりのゲータレードなんかガバガバ飲んだ。そんなもんかって思ったけどね。今考えると、みんな当たり前でしょ。いかに日本の体育の指導というかスポーツの指導が戦後の30年間か30何年ぐらいおかしかったかという証拠だと思うけど。今、そんなことやるところはないと思うけど。ただ、体罰とか何とかはやっぱりあるんだな、まだな。残念だけど。
 あと、やっぱりあれだな、顧問の、指導者の言うことを聞かないと試合に出さないとか、キャプテンやってたやつを降格して、ずっと草むしりをやっているとか何とかって、そういうやつは体罰じゃないけど、そういうのはあるもんな、まだな。そこら辺ちょっと難しいけどね。だって、それしか言えないもんな、そういうのって。まあそれは個人的なつぶやきですけどね。