知事の記者会見
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平成25年2月12日(火) 午前10時
1.

知事発言

(1)

微小粒子状物質(PM2.5)の監視体制について

【知事】  皆さんおはようございます。2月12日の火曜日、昨日まで3連休でありましたので、火曜日ですが定例記者会見を始めさせていただきます。
 まずは、ここのところ全国的にも、特に西日本ですね、九州・福岡などなどで話題といいますか、注視をしておりますが、中国からの汚染物質といいますか、微小粒子状物質PM2.5の監視体制につきまして、私からも愛知県の体制などなど、御報告をしたいというふうに思っております。
 この冬、中国では微小粒子状物質PM2.5による深刻な大気汚染が続いておりまして、西日本などへの「越境汚染」が懸念されておりますことから、県内の大気汚染の監視体制につきまして、御報告をさせていただきたいと思います。
 PM2.5の監視体制につきましては、現在、県内23の測定局。県が設置しているのは八つ、国が二つ、名古屋市が八つ、豊橋市三つ、豊田市二つということで、24時間連続で測定をいたしております。また、その測定結果につきましては、県のウェブサイトにおきまして、1時間毎の測定結果を公表しております。そのウェブサイト、トップページの「トピックス」からアクセスをしていただきまして、「微小粒子状物質PM2.5の測定結果」を御覧いただければというふうに思っております。
 なお、ずっと環境部のサイトの方でやっておったんですが、なかなかわかりにくいと、どこだという話の問い合わせが結構ありまして、先週の2月7日木曜日から、僕が言いましてね、とにかくトップページに持ってこいということを言って、改善をいたしまして、見やすくするようにいたしましたので、御覧いただければというふうに思っております。
 なお、広域的な測定結果につきましては、環境省のウェブサイト、「そらまめ君」で御覧いただくことができるわけでございます。
 さて、この冬の県内の測定結果でございますが、基準値の日平均、1立方メートル当たり35マイクログラムを超える日はあったものの、前年度と、前の年と同程度ということでございました。報道によりますと、「九州、近畿地方で1月下旬から2月初旬にかけて、高濃度が記録された」ということでございまして、お手元に資料をお配りしておりますが、本県におきましても、2月1日におきまして、10の測定局で基準値を超過したという結果が出ております。
 1枚めくって別紙の1は、これは県内の23の測定局の位置図ということでございます。PM2.5というのは、Particulate Matter(パーティキュレート・マター)ということでございまして、この23カ所でやっております。
 それから、もう1枚めくっていただきますと、これが測定局の場所、住所でございます。それから、2月1日は網かけのところの10カ所が超えたということでございます。バラつきは若干ありますが、概して言うと、やっぱりあれですね、東三河までは行っていないのかなということですかね、ちょうど。ちょうど西三河と東三河で境、その辺がちょうど境なのかね。それはあんまり確定したことは言えませんが、数字上からすると、どうもそんな感じかなと思います。
 それから、もう1枚めくっていただきますと、一宮、東海、安城、豊川の4カ所のこういう今年のデータということでございまして、2月1日はやっぱり超えているんですね。でも、豊川のほうは全然超えてないということでございます。これは測定結果ということでございます。
 また1枚目へ戻っていただきますと、中国からの影響につきましては、広範囲な濃度、気象条件などのデータ解析が必要でありますけれども、黄砂の例にもありますように、何らかの影響が想像されるわけでありまして、健康への影響につきましては、環境省によれば、直ちに影響があるというレベルではないということでありますけれども、呼吸器系の疾患のある方は、濃度が高い日には御注意をいただきたい、ということだというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 なお、今後ともこの点につきましては、きちっと測定をし、リアルタイムで、県民の皆様には御報告をさせていただきたいと思いますが、環境省、国とも十分連絡をとりながら、連携をとりながら注視をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
  
(2)

第3回中京独立戦略本部の開催について

【知事】  続きまして、中京独立戦略本部の開催について、申し上げたいと思います。同時刻に名古屋市の方でも、河村さんの方から発表、同じ内容で発表していると思います。(http://www.pref.aichi.jp/0000053491.html
 中京独立戦略本部第3回の会議につきましては、本部員の皆様とのスケジュール調整を行いました結果、2月19日の火曜日の午前10時30分から開催することとなりましたので、御報告をいたします。
 今回は、名古屋市の方が事務局ということでございますので、設営ということでございますので、会場は名古屋市公館のレセプションホールということでございます。議題は「中京都のあり方」ということでありまして、河村さんからプレゼンがあって、本部員の皆さんに御議論をいただくことになると思います。中京都構想は、愛知と名古屋を一つにして、ベクトルを合わせて強力な大都市を作っていこうというものでありまして、そうした方向で談論風発、やりとりがなされることを期待していきたいというふうに思っております。
 2枚目以降はその資料ということでございますので、よろしくお願い申し上げます。会議は公開で行いますので、よろしくお願いいたします。 
  
(3)

東京における県産農産物のトップセールスについて

【知事】  続きまして、東京における愛知県産の農産物のトップセールスにつきまして御報告をいたします。(http://www.pref.aichi.jp/0000058653.html
 愛知県は、全国の3番手グループに位置する有数の農業県であります。これは、よく申し上げるんですが、1番が北海道で、農業生産額は9,000億円ですね、9,000億円ぐらい。それから2番手グループが、農業生産額4,000億円前後というのが、茨城、千葉、鹿児島ということでございます。で、3番手が愛知、宮崎、熊本で3,000億円から3,100億円ぐらいのグループ。それから、またちょっと下がりまして、2,500億円ぐらいというのが、栃木とか青森とかその辺になってきます。長野、新潟は、もうちょっと下ということでございまして、そういうことからいたしまして、中部地区で、もちろん最大の農業生産額を誇る農業県でございます。ということでございまして、毎年といいますか、去年もやりましたが、その一環といたしまして、今度、2月17日の日曜日に、愛知県の青果物及び花きの約3割を出荷しております首都圏におきまして、「あいちの農産物トップセールスin東京」を開催いたしまして、愛知の野菜、花をPRしていきたいというふうに思っております。
 会場は、全国トップクラスの量販店でありますライフコーポレーションの大崎ニューシティ店で行います。ここは、JR山手線の大崎駅に直結した複合商業施設内にあるものでありまして、23年5月にオープンした活気のある店舗だと聞いております。当日は、JAあいち経済連の皆さんを始めといたしまして、生産者の代表の方々にも御参加いただいて、戦国姫隊とともに、安全で安心、そして新鮮でおいしい愛知の農産物をしっかりと東京の消費者にPRしていきたいというふうに思っております。
 なお、これは、平成20年からやっておるということでございますが、昨年は、1月14日に東急ストアの二子玉川店でやりまして、4日間やりましたけれども、この期間で愛知の野菜を含む青果物全体の売り上げが、全体の売り上げが3割以上になったんだね、愛知県だけじゃなくて。私が行った14日は、普通の時の3倍売れたと言ってましたが、去年は、東急ストアの首都圏の82店舗で、愛知の春野菜フェアをやりました。今回は、ライフコーポレーションさんの関東の101店舗で、愛知県の農産物フェアをやるということでございますので、大いにPR効果はあると期待をいたしております。
 野菜が、特に全国一を誇りますキャベツですね、冬キャベツ、春キャベツ。キャベツや大葉、それからフキ、この辺が全国一でありますけれども、それからブロッコリー、トマト、ミニトマト、それから果物ではイチゴ、花ではカーネーション、スプレー菊、バラ、鉢花などをPRしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
2.

質疑応答

(1)

微小粒子状物質(PM2.5)の監視体制について

【記者】  PM2.5が2月1日に基準値を超えたとのことですが、今後警戒することはありますか。また愛知県独自に注意報を出すなどの考えはありますか。   
【 知 事 】   これは全国的な規模のですね、愛知県だけのというよりも、むしろ日本全体、特に西日本に飛来する、黄砂と同じようなことだろうと思いますので、県独自というよりも、むしろ国全体で連携をして。環境省さんが音頭を取って、今日、会議を立ち上げるんですか専門家のね、と聞いておりますが、これは全国的に連携をして、データをできるだけきめ細かくとって、何か環境省さん、全国今500ちょっとある測定局を倍以上にしようというふうにも、方針も聞いておりますので、そういう意味では、またできるだけきめ細かく測定できるような体制をしっかり作りましてね、その上で、県民の皆さんに常にリアルタイムに情報を提供していきたいというふうに思っております。その上で、どういうふうな対応が必要かは、これは専門家の皆さんの意見をよく聞かなきゃいけませんので、これは国、環境省とよくよく連携、相談をしながら、対応をしていきたいというふうに思っております。ですから、愛知県だけが特別に、ここだけに降りかかるなんていうことは多分ないので、そういう意味では、広域的な測定体制、それから連携をしっかりとやっていきたいというふうに思っております。 
(2)

第3回中京独立戦略本部の開催について

【記者】  中京独立戦略本部の会議では、河村市長からたたき台が出されるようですが、知事から対案を出す考えはありますか。     
【知事】  いや、私は、私の考えは、これまでずっとマニフェストに示してきたとおりでありますから、それのほかには何もありませんので、マニフェストに示し、そしてこれまで会議でも、去年示させていただいた資料どおりなので、これは協議しながら一つ一つ合意したものを示しておりますよね。
 例えば、去年の第2回資料で示したのは、中京都の将来像としては、日本屈指の産業集積地である愛知と大都市機能が集積する名古屋が合体し、一体となって自立独立を果たすとともに、強力で唯一の司令塔のもとに二重行政を徹底的に排除しながら、道州制も見据えつつ、世界と闘える大都市圏として発展をするんだというのが私の考え方でありまして、これは2年前の選挙のときにも、マニフェストのときにも示した、愛知、名古屋を合体して強力で唯一の司令塔のもとに二重行政、重複行政を排除して強力な大都市を作っていこうということでありますから、もう既に私の考えは、考えというか示しておりますので、それが変わるとか揺らぐというようなことはありません。そのことをずっと申し上げていきたいというふうに思っています。
【記者】  今後の議論の展開として、何回かけて、どのように形をつくっていくか、見通しはありますか。      
【知事】  それは、そんな先々のどうのこうのという話は、特に私が持っているわけではありません。私は、これまで申し上げてきたとおりなので、それをしっかりと実現に向けてやっていきたいということだと思っております。
 ですから、今後のスケジュールとか、見通しとかいうふうに言われても、それは、今私のあれがあるわけじゃなくて、私はさっき申し上げた考え方をできるだけ早く実現に向けて、一つ一つステップを踏んでいきたいということを申し上げていくということだけでございます。  
【記者】  河村市長はかねがね尾張名古屋共和国構想を唱えていますが、これも議題になりますか。    
【知事】  河村さんは、そういう感じのプレゼンをするんでしょう。それは皆さんの御意見を聞けばいいんじゃないでしょうか。私からコメントは特にありません。   
【記者】  その件について知事の賛否、考えはいかがですか。    
【知事】  いや、私は、特に考えはありません。皆さんの意見を聞くということです。ですから、私の考え方はさっき申し上げたとおりなんで、いささかも変わっておりませんし、ずっと申し上げているとおり、単純明快でございます。これからもずっとそういうことを言っていくということになると思います。
【記者】  本部会議は前回から1年ぶりの開催になりますが、これまでなかなか開催できなかったことについて、知事はどのようにお考えですか。    
【知事】  正直言って、委員の皆様も含めて、これだけ間があいたということは大変申しわけないなというふうに思っております。これは率直にね。
 ただ、いろいろ、なかなか難しいんだね。河村さんがやるって言ってもなかなか、中でうまく話が動いていかないという事情もあるやに聞いてますけどね。それは、あんまり私が言うのは適当じゃないと思いますけど。ですから、これ以上申し上げませんが、そういう意味では、もうちょっと早く、年内ぐらいには一回やって、また年明けにもやってという感じでやれればよかったかなと思いますが、それはしようがないですね。
 いずれにしても、今回やって、またその後、次のステップにというか、議論を積み重ねていくということになると思いますよ。ですから、次はスケジュール的に、いつがめどでどうのこうのというよりも、議論を積み重ねていくということになっていくというふうに思います。
(3)

愛知県警の交通事故統計の訂正について

【記者】  先週、愛知県警の交通事故統計において、カウントが漏れていたとの発表があり、実質愛知県は10年連続全国ワーストワンであったことが明らかになりました。統計が漏れていたこと、これだけの期間ワーストワンが続いていることについて、知事はどのように考えますか。   
【知事】  一言で言うと、大変残念だということでありますし、統計というのは、我々行政が仕事をやっていく上におきまして、一番ベースになるものでありますから、その統計が正確なものでなかったということについては、極めて遺憾であります。
 県警本部長からは、昨年の11月の下旬に、どうも愛知県において交通死亡事故に本来計上すべきものが計上されていない旨の投書があって、現在、事実関係を県警の中で調査をしていると、警察本庁とも連絡をとりながらと、こういう報告がありました。従って、その際私からは、県民の非常に関心の高い事項でもありますし、可及的速やかに事実関係をしっかりと調査、解明をして、これは事実関係が把握できたら直ちに明らかにするようにという指示をいたしました。で、それが先週ということになったわけでありますが、とにかく遡れるまで遡れということで、20年、平成3年まで遡ったんですね。先週県警の方から発表したとおりでありますけれども、できるだけ遡って一つの事実関係を、数字でありますので、後でまた違ったなんて言ったらえらいことになっちゃうので、そういう意味では、正確を期したという意味で、少し時間がかかったのかもしれませんが、先週発表したということでありますが。やっぱり、もう一度申し上げますが、やはり特に県民の皆さんに関心の高い交通死亡事故の統計なので、これはやっぱり正確なものを作っていただかないと困ると。そういう意味では極めて遺憾であり残念だということなので、これは今後二度とこんなことがないように、しっかりやってもらわないかんということでございますが、そのことと併せまして、平成15年から、この訂正の数字でいきますとね、平成15年以降ずっと、これで10年連続全国ワースト1位ということになります。改めて私ども愛知県内の交通事故情勢が厳しいということだと思います。
 要因はですね、構造的なものがあるのは御案内のとおりなんで、大体道路延長の長い愛知と北海道がやっぱりずっとワーストの1位2位という感じでこの何年かというか、何十年間かやってきているわけですね。特に愛知県の場合は面積対比などなどでいけば、実質的な道路延長は日本一でありますしね、車の保有台数も日本一。人口よりも、企業、産業の集積があるということなので、東京のようなJRとか地下鉄とか公共交通機関ではなくて、やっぱり車社会でありますから、そういった道路が長くて広くて、交差点が広くてですね、やっぱりスピードが出しやすい、それから車の保有台数が多い、それから企業活動が活発で車がよく動くと、人も物も動くという、まさに構造的なことがあるのはもちろんでありますけれども、だからこそですね、やっぱり交通安全をしっかりと、我々は引き続きこれは取り組んでいかないかんと。よその地域、よその県以上にやっぱり交通安全に取り組んでいかないかんということだというふうに思います。
 大変残念な結果でありますけれども、是非、今年は何としてもワースト1位というこの不名誉な地位は返上すべく、しっかり取り組んでいきたいというふうに思っています。
 なおですね、12月議会で、交通安全について、いわゆる「名古屋走り」というような言い方を、予算の説明などで、これ、「名古屋走り」を根絶するんだということでやってきましたが、新年度の予算でも交通安全のPR、啓発の活動をしっかりやっていきますが、やはり私、最初から、ちょっと違和感があったんですけどね、やっぱり「特定の地名を挙げて言うのはいかがなものか」と言っていたら、やっぱり先月、1月に県議会の県議さんから「何でそんな名前をつけるんだ」というような御指摘があって、「ほれみろ」と、「やっぱりそうだろう」と。ただ、うちの部局も警察の方もですね、何か「名古屋走り」って全然違和感がないって言うから不思議だなと。普通そんな、自分のところを悪くいうような名前をつけたら怒るんじゃないかとかって思ったんですが、案の定そういう、名古屋の県議さんから、そういう御指摘いただいたので、これからそういう言葉は使わないということにいたしまして、新年度から、これからは、「法令に違反する悪質危険な運転」という形にいたしますので、皆さんも是非そういう形で、特定の名前を使わないように是非していただきたいというふうに思っております。ネットには出とるんだけどね。