知事の記者会見
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平成26年2月24日(月) 午前10時
1.

知事発言

(1)

名古屋駅前の乗用車暴走事件について

【知事】  皆さんおはようございます。2月24日月曜日の定例記者会見でございます。2月最後の定例会見ということでございまして、よろしくお願いいたします。
 昨日名古屋駅前で起きました車の暴走事故でございますが、13人の方がけがをされたという大変痛ましい事故でございました。犯人は直ちに逮捕されましたが、おけがをされた方には心からお見舞い申し上げたいと思います。一日も早くご回復されることをお祈り申し上げたいというふうに思っております。
 そして、ただいま県警のほうでは特別捜査本部を中村署に設置し、県警の刑事部長トップに50人体制で捜査中ということをお聞きいたしております。一日も早く全容解明をしていただきたいというふうに思っております。
  
(2)

ソチ・オリンピック閉会について

【知事】  ソチ・オリンピックが昨日、日本時間の今朝ですかね、閉会式がありまして閉会いたしました。17日間の熱戦、熱闘、本当に選手の皆様にはお疲れさまでございました。心からねぎらい申し上げますとともに、とにかく国民、県民の皆さんに多くの感動を与えていただいた選手の皆さんには、心から敬意と感謝を申し上げたいというふうに思っております。
 愛知県の関係、ゆかりの選手でございますが、これはかねてから申し上げておりましたが、愛知県のゆかりの選手、関係の選手というのは今回10人でございます。スピードスケート・ショートトラックで4人、スケートのフィギュアで4人、カーリングで1人、スキー・アルペンで1人と、こういうことでございました。
 お手元にお配りをさせていただいておりますが、うち、8位以上の入賞された方をお配りをさせていただいております。スピードのショートトラックの伊藤選手、清水選手、そしてスケート・フィギュアでは、女子シングルで浅田真央選手、鈴木明子選手、そして団体ではこの2人に木原選手ということでございました。また、カーリングの小野寺選手も5位入賞ということでございました。これは愛知県スポーツ顕彰の表彰対象ということでございますので、また日程調整し、段取りをしていきたいというふうに思っております。
 いずれにしてもですね、本当に苦しい厳しい練習の上に、大いに活躍していただいた皆さんに心から感謝を申し上げたいというふうに思っております。
  
(3)

働く世代のがん対策シンポジウムの開催について

【知事】  「働く世代のがん対策シンポジウム」の開催でございます。(http://www.pref.aichi.jp/0000068839.html)
 我が国では、20歳以上65歳未満の方々で1年間に亡くなられる方の約41%に当たる6万6,000人の方が、がんで亡くなられております。ちなみにですね、国民全体で平成24年に、これ平成24年の数字ですが、がんで亡くなられた方は36万1,000人でございまして、全国で亡くなられた方は126万人でございますから、全体では29%でございますが、20歳から64歳という、生産年齢人口といいますかね、成人以降、また64歳までの方は6万6,500人が亡くなられ、41%の死亡原因ということでございます。
 そういう状況でございますが、全国有数の産業立県であります愛知県におきまして企業等で働いておられる方々は、愛知を支えるエンジン部分とも言える存在でありまして、働く世代の方々のがんの問題というのは、今まさに取り組むべき重要なテーマであると考えております。
 がんの治療法はこの数年で大きく進歩し、がんと診断されても治癒する方、また治療を継続しながら働き続ける方が増えてきております。しかし、一般には、がんは死に直結する病気、がんにかかった後に働き続けるのはとても無理、といった認識を持っている方が未だに多くいらっしゃる現状がございます。そこで、一般県民の方々を始め、企業の人事や福利厚生担当の方などを対象として、がんにかかっても働き続けることが可能であること、そして、企業内で意識改革や仕組みを整えていただくことが必要であるということを知っていただくため、こうしたシンポジウムを企画いたしました。これはですね、今年度の新規事業ということでスタートをさせていただいたものでございます。
 特にですね、今、申し上げたようにがんにかかりますと、もう治らないとか、なかなか働き続けるのがしんどい。治療を受けますと、やっぱり抗がん剤を受けますと熱が出ますしね、そういうことでなかなか難しいというようなことがございました。しかしながら、そうではないということで、ぜひですね、企業、関係の皆さんにおきましては、職場の復帰支援や就労継続といったことをぜひ続けていただけるように、そうした意味でのシンポジウムということでございます。
 これは今年度から始めまして、1年に2回、尾張部と三河部で1か所ずつやるということで、三河部では既に1月10日に刈谷におきまして行っております。今回尾張部ということで、名古屋で3月25日の午後3時から愛知県自治センターで開催いたします。シンポジウムは2部構成でございまして、前半にがんの予防や検診受診による死亡率の低減等をテーマとした愛知県がんセンター研究所の医師による講演、そして後半に企業内での支援の取組をテーマとしたトヨタ自動車の産業医による講演となっております。
 今後もこうした取組を継続していくことにより、がん治療と就労を両立できる社会づくりを推進していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 3枚目がその具体的なシンポジウムの内容ということでございますので、よろしくお願い申し上げます。
 なお、この事業は今年度からスタートいたしましたが、26年度も同様に、尾張部と三河部で1か所ずつ開催していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
  
(4)

「第4次愛知県環境基本計画 中間とりまとめ」に対する意見の募集について

【知事】  第4次愛知県環境基本計画 中間とりまとめ」に対する意見の募集についてでございます。
 愛知県では、環境の保全に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、愛知県環境基本条例に基づきまして、本県の環境政策の指針となる「愛知県環境基本計画」を策定しております。平成9年に第1次の計画を策定し、その後、平成14年に第2次計画、平成20年に現行計画となる第3次計画というように、おおむね5年ごとに改定を行い施策の充実強化を図ってきております。現行の第3次計画の策定から5年余りが経過し、本県の環境行政を巡る社会情勢の変化、地域の環境問題や複雑化する地球環境問題など環境政策の多様化などを背景といたしまして、計画の改定について平成24年11月に愛知県環境審議会に諮問し、ご検討いただいてまいりましたが、このたび、同審議会におきまして「第4次愛知県環境基本計画 中間とりまとめ」を行っていただきました。この中間とりまとめでは、計画の期間として、2030年の愛知の環境のあるべき姿を環境保全の目標と示した上で、その実現に向けて、2020年度までに取り組むべき施策の方向が提示されているわけでございます。
 その計画の目標の考え方について紹介をいたします。本県は、世界初の環境をテーマとした国際博覧会である愛・地球博と生物多様性保全のための新たな世界目標である愛知目標が採択をされました生物多様性条約第10回の締約国会議(COP10)の開催という、世界でも例のない経験を積み重ねたことから、地域全体に「持続可能な社会」への意識が高まるとともに、県民参加の機運が県民の皆様の間に根づいていると考えております。それとあわせまして、一方でといいますか、あわせまして本県には日本一のモノづくりの地域として世界に誇る厚い産業集積がございます。こうしたことから、本県は、その高い産業力・技術力や県民の皆様の高い環境意識を生かし、環境施策においてトップランナーである「環境首都あいち」として、「持続可能な社会づくり」に大きく貢献していくことを目指していくことといたしております。
 このため、県民生活の基盤となる「安全で快適な暮らし」を確保しつつ、経済・産業活動に常に環境配慮の視点が組み込まれる「環境と経済の調和」のさらなる進展を図ってまいります。さらに、本年11月に開催されます「ESDに関するユネスコ世界会議」を契機といたしまして、「環境首都あいち」の担い手の育成「人づくり」を進め、県民みんなが、省エネルギーや省資源といった環境の負荷を減らすよう行動することを目指してまいります。
 このように「環境と経済の調和のとれたあいち」、「安全で快適に暮らせるあいち」、「県民みんなが行動するあいち」の3つのあいちを基調とした地域づくりを進めることで、2030年に向けた計画の目標として、「県民みんなで未来へつなぐ『環境首都あいち』」の実現を目指すこととしております。
 そして、2030年の「環境首都あいち」の姿については、一つといたしまして、暮らし・地域・経済活動などあらゆる場面において、環境に配慮した行動が、意識しなくても自然になされており、二つ目として、その結果として、安全で快適な暮らしが確保されるとともに、経済と環境が高い水準で良好な状態に保たれた魅力のある地域となり、三つ目として、その魅力を、国内のみならず世界へと発信することにより、より多くの人や企業をこの地域へとひきつける、といったイメージが示されております。
 また、目標の実現に向けた環境施策展開の考え方として、一つとして、「安全・安心の確保」を最優先に取り組むこと、二つとして、分野横断的・総合的に施策を展開すること、三つとして、「環境首都あいち」を支える担い手の育成として「人づくり」を推進すること、四つとして、多様な主体間の連携・協働により施策を展開すること、の4つが示されております。
 この「第4次愛知県環境基本計画 中間とりまとめ」につきまして、愛知県県民意見提出制度、パブリックコメント制度に基づきまして、明日の25日から3月31日まで、県民の皆様から広くご意見を募集してまいります。よりよい計画になりますよう、皆様のご協力をお願いしたいと存じます。
 ということで、明日からこれをパブリックコメントかけますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 前回、平成20年に策定されました第3次計画は、平成17年が愛知万博でありましたので、それを受けまして、「自然の叡智に学ぶ持続可能な循環型社会づくり」というのを目標として掲げました。今回は、平成22年のCOP10、そして今年秋のESDユネスコ世界会議がございますので、そうしたのを踏まえまして、「県民みんなで未来へつなぐ『環境首都あいち』」を目標としていくということにしていきたいと思っております。
 そして、こうした環境基本計画を県民の皆様によくよく知っていただきますように、県のWebページでも掲載いたしますし、また、県内8か所の県民生活プラザでもPRをしていきたいと思いますし、また、3月18日の火曜日にウインクあいちで県民の皆様に向けたフォーラムを開催する予定ともいたしております。この3月18日のフォーラムでは、「中間とりまとめ」をまとめていただいた愛知県環境審議会の部会長であります青木先生、南山大学副学長さんから「中間とりまとめ」の概要についてご説明いただきますとともに、企業、大学、NPO関係など多様な方々にご登壇いただくパネルディスカッションも行うということといたしております。また、次世代を担う大学生にも発表していただく予定といたしております。
 ということで、これからご意見をお聞きしていきたいと思っております。
2.

質疑応答

(1)

ソチ・オリンピック女子フィギュアの結果について

【記者】  ソチ・オリンピック女子フィギュアのパブリックビューイングに知事も参加していましたが、特に浅田真央選手についての感想をお願いします。河村市長は大津通をパレードして選手をねぎらいたいと話しているようですが、これについてはどのように考えますか。
【知事】  ソチ・オリンピックは今朝方、閉会いたしました。先ほど冒頭申し上げましたように、本当に日本選手団、海外では最多のメダルを獲得していただいたということで、すばらしい活躍だったというふうに思っております。最年少のメダリスト、15歳の方から41歳の葛西さんまで、本当にそれぞれに、これまでの練習といいますかね、成果を発揮していただいた、すばらしい結果だと思いますし、それぞれの皆さんに、若い方から、レジェンドと言われる葛西さんから、本当にストーリーがありますので、すばらしい大会だったと思います。
 そういう中でも、メダルということではありませんでしたが、まさに今回のソチオリンピックでは国内外ともに一番感動を与えた選手は浅田真央選手だったんではないかなというふうに思いますね。ショートプログラムでのまさかの結果から、失敗から1日で立ち直って、自己ベストを更新する、すばらしい滑りを見せていただいた。本当に国民すべてに感動を与えていただいた、すばらしいオリンピックではなかったかなというふうに思いますね。
 人によればといいますか、評論家によれば、あれが多分、最終滑走のグループだったらもっと上だったんじゃないのと。あれは要は点数をつける種目ですからね、まさにフリーでは最高点を出していたんではないかとも言われておりますしね。私、日本ガイシアリーナでパブリックビューイングを見ておりまして、まさにリアルタイムで見ておりましたが、本当にジャンプもすべて決めますしね、すばらしい、感動的な演技だったというふうに思います。ですから、心から敬意と感謝を申し上げたいと思いますし、とにかくお疲れさまということで、ねぎらいを申し上げたいというふうに思っております。
 そういうことで、本当にフィギュアの3人娘の皆さんも、愛知3人娘の皆さんも本当に頑張っていただきましたし、先ほど申し上げた愛知の選手10人、本当に活躍をしていただいたと思いまして、心から感謝申し上げたいというふうに思います。
 それからパレードということですが、そういう声が自然とといいますかね、いろんな方から上がってくれば、関係の皆さんとはよくよくご相談をしてやっていければというふうに思いますね。ですから、そういう意味で、どういう声が上がってくるかですけどね。そうなると、今回のオリンピックに出た選手みんな入れないかんわねとか、いろいろな声が出てくると思いますんで、そういう意味では、また、いろんな皆さんのお声をよく聞いていきたいというふうに思っています。
 基本的に、私は、こういう4年に一回の機会ですから、そういう形で多くの皆さんからそういうお声が上がってくればね、ぜひこれは実現をさせたいなと。どうせなら、せっかくだから皆さんに喜びと感動を分かち合っていただくというのは、すばらしいことだというふうに思いますが、具体的にどうするか、いろいろそういう声が多くの皆さんから上がってくることも含めてですね、またよくよく関係の皆さんとご相談ができればというふうに思います。
【記者】  今回入賞した選手は愛知県スポーツ顕彰の対象とのことですが、浅田真央選手や鈴木明子選手には、これまでどのような表彰をされていますか。また愛知県スポーツ功労賞との違いはどうなっていますか。
【知事】  これは、浅田選手も鈴木選手も村上選手も、愛知県スポーツ功労賞というのはですね、オリンピック競技で8位以上で入賞した方、それから世界選手権で3位以上に入賞した方、アジア競技大会で1位になった方、また、世界的規模のスポーツ競技会において1位になった方、公認の世界新記録を樹立した方といった規定が元々ありましてね。ですから、これまでに浅田選手、鈴木選手は、ほぼ毎年差し上げていることになるでしょう。毎年世界フィギュアとか国際大会いろいろありますよね。ということになると思いますし、ほかのスポーツ選手もそういうことになっていると思います。これは愛知県スポーツ功労賞。
 それから、愛知県スポーツ栄誉賞というのは、オリンピックで1位となった者、金メダルになった方を愛知県スポーツ栄誉賞。それからもう一つ、愛知県スポーツ栄誉大賞というのがありましてね、これはオリンピック大会において2大会以上連続して1位となった方ということなので、吉田沙保里さんとか、ということでございますけれども、そういうことですね。3連覇だもんね。
(2)

大阪市長選挙について

【記者】  先週末、河村市長が大阪市長選の橋下陣営の応援に行きました。大村知事は応援の予定はありますか。また法定協で行き詰まったことで大阪都構想を選挙で問うということに対し、大村知事はどう思われますか。 
【知事】  今回の大阪での、この選挙はですね、ここに私が応援に行く予定はありません。これは前にも申し上げたとおりでございます。
 それと、もう一つのほうでありますけれども、橋下さんはね、大阪都構想を掲げ、統一地方選、それから自らのダブル選挙という形で府民市民の支援を得て、なったということ、そして法定協議会をつくってきたと。住民投票の形をつくり、住民投票に持っていって、有権者の皆さんの民意を問いたいと、こういうことを言っておられました。ですから、淡々とそういう形で進んでいくのかなというふうに思っておりましたが、前にも私申し上げたかと思いますが、その住民投票に問うときに議会で住民投票条例というのが必要になりますからね、そのとき、なかなか、これは容易ではないのかなと、そのときに橋下さんやめて、出直し選挙をやるのかなと、それは今年の秋ではないかなというような話はね、大阪の維新の関係者からも聞いておりましたんでね、まあそうだろうなと思ったんですが、このタイミングで、こんなに早く辞表を出して、出直し選挙をやられるというのは、ちょっと私も、これは想定外でございましたが、これまでの経過からして、何としても大阪の再生のために大阪都構想を打ち出してやってきたという経過からいたしますとね、私はやはり、例えば、この議会と協議が相整わないというときにね、国会であれば、国会の解散というのが総理大臣にはあるわけでありますけれども、地方自治体の首長、議会の間にはないということですから、そういう意味では、ほかにやりようがなければ、こういう形で民意を問うというのは、私はあってもいいのではないかというふうに思います。ただ、この秋だと思っていたんで、ちょっとこのタイミングというのは、正直言って随分早いなという感じはいたしますけどね。
 ですから、今回の橋下さんの行動というのは、私は、市民の、有権者の皆さんの意見を問いたいというお気持ちは十分わかるということは、これまでも申し上げてきたと思っております。