知事の記者会見
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平成26年3月31日(月) 午前10時00分
1.

知事発言

(1)

二枚貝の出荷自主規制について

【知事】  皆さん、おはようございます。3月31日ということで、いよいよ平成25年度の年度末の、今年度最後の記者会見でございます。よろしくお願いいたします。
 県民の皆さんも関心が高いと思いますが、アサリについて、ちょっとご報告をさせていただきたいと思います。
 二枚貝、アサリ、トリガイなどの麻痺性貝毒が発生、検出をいたしましたので、今、蒲郡・豊橋海域、渥美半島海域におきまして出荷の自主規制をお願いしているところでございます。
 まず、月2回でありましたこの検査をですね、3月は3月4日と3月18日に採取して翌日に検査するということでやっておりましたが、2回目のところで、3月19日の蒲郡・豊橋の海域でアサリの貝毒が発生しましたので。
 この貝毒は、麻痺性貝毒の原因プランクトンが春ごろに増殖いたします。アレキサンドリウム・タマレンセというプランクトンでございますが、これを貝が取り込むので濃縮して出てくるということでございますが、暖かくなりますと消えますので、なくなりますので、ドンドン減ってきているということでございまして、一日も早く規制解除したいということで、先週も24日、25日でやったんですが、今度はですね、豊橋・蒲郡は規制値は下回ったんですけれども、渥美半島海域のほうでアサリとウチムラサキ、いわゆる大アサリというやつですね、これに出ましたのでこちらの方に自主規制をお願いして、豊橋・蒲郡はもう下回ったんですが、そういったこともありますので、引き続き自主規制をお願いして、今日に至っております。
 今後の段取りでございますが、実は原因のプランクトン、先ほど申し上げましたアレキサンドリウム・タマレンセという原因プランクトンがですね、3月4日時点では最大密度が9個/mlが、15日に7個/ml、19日も7個/ml、25日は3個/ml、ずっと減ってきておりまして、先週金曜日3月28日にプランクトン調査を行ったところ、貝毒原因のこのプランクトンは全く認められなかったということでございましたので、早期解除するために今週2回検査をやります。
 1回目はですね、今日3月31日にこの貝を、アサリとトリガイとウチムラサキというか二枚貝を採取して、明日検査すると。もう1回ですね、4月2日の水曜日に採って3日の木曜日に検査をし、その2回の検査を経てですね、4月4日金曜日の午前中にですね、愛知県貝類出荷自主規制解除判定会議を行いまして、そこでこの2回の結果を見てですね、規制値を下回って問題ないということになれば、そこで判定会議を行って、解除をしていきたいというふうに思っております。
 この判定会議は、学者さん、大学教授が2名、それから漁業者団体の代表1名、県職員5名で構成いたしております。
 ということで、2回検査やって、その判定会議を金曜日の午前中にやって、問題ないということであれば、直ちに解除ということをですね、金曜日の午後できるだけ早く、これは県民の皆様にお知らせができるようにしていきたいというふうに思っております。
 こういう春の行楽シーズンとか、春休みということもございますのでですね、何とか週末には間に合わせることができるのではないかと思っておりますが、これは検査をしてみないと分かりません。県民の皆さんも非常に関心の高い分野でもございますので、そういった念には念を入れてということで、今週2回やってですね、4日にまた学者さんも入れて判定会議をやって結論を出していきたいというふうに思っております。この点については、漁協、漁業関係者の皆様にもご理解をいただいております。
 ただですね、これ以外の海域のところは全く一切問題ありませんのでですね、検出していないところがほとんどでございますが、出てもほとんど問題ない、非常に低い数値でございますので、そういう意味では、今現在出荷されている、アサリ、トリガイ、ウチムラサキ、大アサリは何の問題もありませんので、県民の皆様には安心して食べていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 ちなみに、今回の、この麻痺性貝毒が出たのは、愛知県としては平成3年と平成13年がございます。ですから、今回13年ぶりに出たということでございます。たまたまということだと思いますが、そういったことでございます。
 まずはそういった形で、今週、念には念を入れてきっちりと、きめ細かく対応していきたいというふうに思っております。先週プランクトンは検出されませんでしたので、もうさすがにいいと思いますが、念には念を入れてやっていきたいというふうに思います。
  
(2)

愛知県スポーツ顕彰表彰式について

【知事】  愛知県スポーツ顕彰表彰式につきまして申し上げたいと思います。お手元に資料ございます。(http://www.pref.aichi.jp/0000070646.html
4月3日の木曜日に日本ガイシアリーナで開催されます「名古屋フィギュアスケートフェスティバル2014」の会場で、「ソチオリンピック」と、昨日終了いたしました「世界フィギュアスケート選手権大会」で優秀な成績を収められました浅田真央選手、鈴木明子選手、木原龍一選手に、愛知県スポーツ顕彰規程に基づきまして、「愛知県スポーツ功労賞」を授与いたします。表彰式は午後6時から、名古屋市の表彰と合同で行いたいと思います。
 フィギュアスケートでは、愛知・名古屋ゆかりの選手が大活躍しております。ソチオリンピック女子シングルのフリー演技では、日本ガイシアリーナでパブリックビューイングが行われまして、私も河村市長と観戦いたしました。夜中の12時過ぎから明け方といいますかね、4時までということでありましたが、深夜にもかかわりませず多くの方がご来場され、熱い声援を送っていただきました。ライブ中継で私も拝見いたしておりましたが、すばらしい演技で本当に感動いたしました。その場所でまた表彰式を行うということは、大変意義深いというふうに思っております。
 フィギュアスケートのイベント会場でありますから、今回はフィギュアスケートの選手だけ表彰いたしまして、ソチオリンピックで入賞した他のスピードスケートの選手などは、また別途日程を調整して表彰式を行いたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 2枚目はその関係の資料でございます。フィギュアスケートの3選手の表彰と、その裏面は、スケートとカーリングについての入賞の方についてはまた別途日程を調整して表彰したいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
  
(3)

「あいちビジョン2020」の策定について

【知事】  「あいちビジョン2020」についてご報告いたします。お手元に資料をお配りしておりますので、ご覧いただきながらお聞きいただきたいと思います。(http://www.pref.aichi.jp/0000070467.html
 今日、3月31日付で「あいちビジョン2020」を策定いたしました。
 これにつきましては、昨年12月25日に素案を発表させていただきました。その後、有識者懇談会を開催し、県議会にもご説明申し上げ、さまざまなご意見をいただいてまいりました。そして、今年の1月末からパブリックコメントを実施してまいりました。こうした皆様からのご意見に加えまして、また26年度予算で具体化をしたものもございますので、そうしたものを、内容を充実し、本日付で「あいちビジョン2020」を策定する運びとなりました。
 素案の段階で、ビジョンの骨格につきまして、私から説明させていただきましたが、その後、加筆した部分も含めまして、本日改めて、そのポイントを説明させていただきたいと存じます。
 お手元に用意させていただきましたA4縦の「あいちビジョン2020」概要版、これでもちょっと大部ですけど、後で関心のあるところをご覧いただくとして、ポイントだけを申し上げたいと思います。
 資料の1ページの下の囲みにですね、1枚開いていただきますと策定趣旨・目的というのがございますが、ここにですね、これはリニア開業後の2030年頃を展望し、2020年を目標とするというものでございます。
 それから、策定の背景は、2ページでございます。もう1枚開いていただきまして「2030年の社会経済の展望」にありますように、4つの大きな環境変化があるということでございます。1つはですね、「未曾有の超高齢社会・人口減少の進行」。2つ目が、「アジアが牽引する世界経済とグローバル化の進展」。3つ目が、「災害リスクの増大と環境・エネルギーリスク」、そして4つ目が、「リニア中央新幹線開業のインパクト」でございまして、このリニア開業を見据えた大都市圏づくりが、今回のビジョンの最大のテーマということでございます。
 そして3ページ、めざすべき愛知の姿でございます。3ページをご覧ください。
 3つの姿を掲げさせていただきました。1つ目が、「リニアを生かし、世界の中で存在感を発揮する中京大都市圏」ということでございます。
 下のイメージ図をご覧いただきたいと思いますが、2027年度のリニア開業によりまして、首都圏から中京圏に至る5,000万人規模の大交流圏が誕生いたします。特に、大阪まで開通するのが2045年と言われておりますから、この18年の間はこの地域がリニア大交流圏の西の拠点となるわけでございます。これを最大限に生かしていくため、名古屋を中心とした80キロから100キロ圏を「中京大都市圏」といたしまして、首都圏の吸引力に対して独自の機能を備えながら、北陸圏、関西圏にも後背圏を広げ、リニア大交流圏の中の一大産業拠点としての役割を担っていく姿をめざしていきたいと考えております。
 4ページをお開きいただきたいと思います。2つ目が、「日本の成長をリードする産業の革新・創造拠点」でございます。
 2030年頃のこの地域は、広域的な道路ネットワークの整備やリニアの開業によりまして、立地環境が格段に高まっております。その中で、企業や人が集まり、革新的な技術が次々と生み出されていくとともに、この地域の企業が世界の成長市場に積極的に展開し、モノづくりのグローバルな中枢性が高まっていくという姿をめざしております。さらに、首都圏が持つ高度なサービス業との連携による相乗効果で成長産業への展開などが進み、我が国の成長を力強くリードしていくという姿をめざしてまいりたいと考えております。
 続いて5ページをご覧ください。3つ目が、「安心安全で、誰もが夢と希望を抱き、活躍する社会」でございます。
 2030年、人口減少社会を踏まえますと、性別や年齢、そして障害の有無や国籍などにかかわらず、誰もがそのライフステージで活躍し、全員参加で支える社会をめざしていきたいと考えております。
 その下の絵が生涯の活躍を支援する社会のイメージでありますが、子どもから高齢者まで、人生のライフステージに沿って、前向きに挑戦する人づくり、子ども・子育て、女性の活躍、再チャレンジ、そして高齢者の活躍や暮らしを支える社会、そして、一番下の欄ですが、障害のある方、外国人の方の暮らし、活躍を応援する社会をめざしていきたいと考えております。
 またページをお開きいただきたいと思います。6ページでございます。「2030年に向けた地域づくりの戦略と基本目標」についてでございます。
 「中長期的な展望を持った地域づくり」でございます。愛知の地域づくりを取り巻く環境を考えますと、2020年頃には、広域的な道路網、道路ネットワークがほぼ完成いたします。名古屋2環も完成し、東海環状も相当いいところまで行くということでありまして、ほぼ完成いたします。そして2020年には東京オリンピック、そして2027年にはリニア中央新幹線ということで、この2020年、2027年を念頭に置きまして、戦略的な大都市圏づくりを進めていきたいと考えております。
 一方で2015年、そのころに人口がピークを迎え、さしもの、この愛知県、中京圏もピークを迎え、それから徐々に、ほぼ横ばいでいくと思いますが、そこから少しずつ減っていくということもあるかと思います。そして、2022年から2024年にかけて団塊世代が後期高齢者となることから、こうした人口構造の変化を念頭に置きながら、安心・安全に暮らせる地域社会をつくっていく必要がございます。
 次に、資料7ページをご覧いただきたいと思います。戦略の2つ目が、「経済活力と豊かな暮らしの好循環」でございます。
 第一に取り組むべきは、企業や人を呼び込み、経済活動を活発にしていく。そして財政を豊かにし、県民サービスの向上、そして県民の皆様の豊かな暮らしにつなげていくということでございます。活発な経済活動によって雇用が生み出され、国内外から人を呼び込み、また新たな市場や産業が生まれていく、こうした2つの好循環を実現させていくということが、戦略の2つ目でございます。
 8ページをご覧いただきたいと思います。
 このビジョンの基本目標でございますが、これまで説明させていただいた3つのめざすべき姿や、地域づくりの戦略を踏まえまして、「日本一の元気を暮らしの豊かさに」とさせていただきました、この一番下の基本目標でございます。
 そして、9ページ以降でございますが、それを具体化していくための重要政策課題と主な政策を12本の柱で整理させていただきました。具体的にはご覧いただきたいと思いますが、まず9ページの「中京大都市圏」におきましては、名古屋駅からの「40分交通圏」の形成や、空港・港湾機能の強化、さらには、自立した大都市圏に向けまして、中京都構想の推進などにも取り組んでいきたいというふうに思っております。
 それから、10ページは「グローバル展開」でございまして、県内企業の海外展開支援、また海外とのパートナーシップの構築、グローバル人材の育成などに取り組んでまいります。
それから、11ページの「産業革新・創造」では、自動車産業の高度化・航空宇宙産業の振興、健康長寿、環境など次世代産業の育成、また戦略的な企業立地に取り組んでまいります。
それから、12ページは、「農林水産業」でございます。6次産業化や輸出の促進などによる市場拡大に向けた取組、農地の利用集積などによる生産性の向上、担い手の確保・育成などに取り組んでまいります。
 そして5番目、「文化・スポーツ・魅力発信」では、トリエンナーレなどの現代芸術、また全国・世界に打ち出せるスポーツ大会の育成・招致、「なごやめし」やポップカルチャーなどの独自の魅力の磨き上げ、さらには、東京オリンピックやリニアの開業を見据えたイベント、観光振興に取り組んでまいります。
 6つ目、「教育・人づくり」でございます。確かな学力の育成など、前向きに挑戦できる人づくりのほか、社会経済の変化に対応した県立高校の教育改革基本計画の策定、新たな高校入試制度の導入などに取り組んでまいります。
 そして7つ目が、「女性の活躍」でございます。女性の活躍を重要施策の一つとして位置付けまして、働く場における女性の定着、そして活躍の場の拡大、女性の再就職・起業支援、さらにはワーク・ライフ・バランスの一層の取組強化などを進めてまいります。
 そして8つ目が、「子ども・子育て応援」ということでございます。少子化の流れを変える社会に向けまして、保育サービスのさらなる充実や、放課後児童クラブの整備促進などに取り組んでまいります。
 9つ目の「健康長寿」では、生涯を通じた健康づくりや、地域包括ケアシステムの構築などに取り組んでまいります。
 そして10本目の柱が、「障害者支援」でございます。愛知の障害者施策を新しい時代にふさわしいものに変えていきたいということから、特別支援学校の過大化の解消など特別支援教育の充実、民間法人による重症心身障害者のための、そうした施設の整備。また、障害者アートや障害者スポーツの推進といった、障害者施策をパッケージとした施策を取り組んでまいります。
 そして11番目が、「防災・防犯」。南海トラフ巨大地震へのハード・ソフト両面からの対応や、交通安全対策、治安対策に取り組んでまいります。
 そして最後、12番目の柱ということで、「環境・持続可能なまちづくり」でございます。太陽光、小水力発電導入など、持続可能なエネルギー社会の構築や、ESDの取組促進、社会資本の長寿命化や計画的な維持管理などにも取り組んでまいります。
 そして、21ページからは、「地域別の取組方向」でございます。
 「地域編」は3つに分けまして、一つは、まずは22ページ、尾張地域でございますが、下の囲みにありますように、「リニア開業のインパクトを受け止め、世界に開かれた、人・モノ・情報が活発に行き交う大都市地域」をめざすということにいたしております。具体的な施策は23ページにございます。
 それから、西三河地域につきましては、この下の囲みにありますように、「愛知の成長を牽引する次世代のモノづくりと先進的な環境の取組が調和した活力ある地域」をめざしていくということで、25ページが具体的な施策でございます。
 そして26ページが東三河地域でございまして、「『ほの国』の魅力あふれる多彩な地域資源を生かし、豊かさが実感できる暮らしと多様な産業が展開する地域」を将来像といたしまして、具体的な施策は27ページでございます。
 というのが全体概要でございます。
 続きまして、1月29日からですねパブリックコメントを実施いたしまして、1か月ぐらいパブコメやりましたが、その修正部分について簡単にご説明いたします。
 もう一つのこの資料の2枚目のA3の紙を見ていただきたいと思います。別紙1と書いてあります。
 基本的にはですね、大きな柱は変わっておりませんが、いろいろな意見をいただきましたので、付加をいたしております。
 パブリックコメントを踏まえた意見は2のところでございまして、2の方から見ていただきますと、1月29日から2月27日まで30日間パブコメやりまして、74件の意見をいただきまして、主な変更点としては、例えば1つ目は「労働に関する法令や制度の知識の普及を図る」といったものを加えたり、ワーク・ライフ・バランスの取組についてもご意見をいただきました。これは既に入れてあります。
 それから、ファミリー・サポート・センターを生かした医療機関連携などの病児・病後時保育についてもですねご意見をいただきましたので、こうやって書き加えております。
 それから、この別紙1の1ですが、平成26年度の予算で具体化したものを書き加えております。「産業革新・創造」では、電気自動車・プラグインハイブリッド自動車による自動車税の課税免除を加えました。
 それから、5の文化・スポーツの欄では、「なごやめし」、これをブランド戦略として取り組んでいくということで、これも予算の中で取り組ませていただきました。
 それから教育ではですね、県立高校の教育改革基本計画を26年度以降取り組むということでありますので、それも加えさせていただきました。
 それから、公立学校の入試制度についても、2017年度から実施するということも加えさせていただきました。
 それから、7の「女性の活躍」では、26年度予算を踏まえまして、女性の人材強化や農業分野における活躍支援、女性の管理職への登用促進、職域の拡大といったことを書き込ませていただきました。
 そして8つ目の「子ども・子育て応援」では、2014年4月からの消費税率の引き上げに伴う影響を緩和する子育て支援減税手当の給付といったものを加えさせていただきました。
 それから10の「障害者支援」では、障害者福祉減税基金を活用した民間法人の重症心身障害児者の施設整備を加えさせていただきました。
 また同じく、東三河地域のところでは、今申し上げた重症心身障害児者施設も書き加えるとともに、特に設楽町の田口高校に特別支援学校の分教室、「山嶺教室」を設けるということも加えさせていただきました。
 以上がですね、新たな変更点ということでございますが、今後はですね、この26年度がこのビジョンのスタートの年となります。ただいま説明させていただきました事業も含めまして、先日ご議決いただいた来年度予算では、「中京大都市圏づくり」、そして「産業の革新・創造拠点づくり」、「安心安全で、誰もが活躍する社会づくり」の3点を重点施策として取り組むことといたしております。
 あわせてビジョンに位置付けた政策の具体化の道筋を示す3か年の実施計画を作成し、計画的にビジョンの推進を図ってまいります。県民の皆様と将来像や目標を共有しながら政策が展開できるよう、ビジョンのPR、普及にも積極的に取り組んでまいります。
 ビジョンの基本目標に掲げました「日本一の元気を暮らしの豊かさに」つなげられるよう、愛知の地域づくりにしっかりと取り組んでまいる所存でありますので、よろしくお願いいたします。
  
2.

質疑応答

(1)

二枚貝の出荷自主規制について

【記者】  今日採取して明日結果が出た時に、基準値を下回っていた場合は、自主規制を解除されますか。金曜日まで待つことになりますか。 
【知事】  いろいろな意見がありまして、私は個人的には早くあれしたらいいじゃないかと思うんですが、やはり2回続けて、先々週と先週出たということもあり、やはり県民の皆様からも問い合わせもあるものですから、我が方の水産課がですね漁業者の皆さんとも相談といいますか、やはり、今週2回、異例ですけど2回やって、最後やるときに学識者の判定会議をやるということを申し上げておりましたが、判定会議をやった上で、念には念を入れてということにいたしたいというふうに思います。
 ですから、大変恐縮ですが、2日のことですから、今日採って、明日検査して、水曜日採って、木曜日検査して、金曜日の午前中に判定会議でそうなると思いますが、一切問題ないということになろうかと思いますがね。
 やはり食品の安全性のことですから、念には念を入れてやってですね、何とかこの週末に間に合えばいいかなというふうな感じで2回やって、金曜日の判定会議で高らかに安全宣言が宣言できればというふうに思っています。
【記者】  判定会議の結果は何時頃分かりますか。 
【知事】  午前中に終わると思います。午後一番で発表というか報告ということになろうかと思います。
 あとあれですね、その前にも、明日検査の結果が出れば、その時点でまた検査の結果は発表させていただくことになろうかと思います。それは2回目も一緒ですけどね。
(2)

消費増税について

【記者】  明日は消費増税を控えており、消費の落ち込みが懸念される中、県としてどのように取り組んでいきますか。
【知事】  1つはですね、この間、2月議会でも申し上げましたがね、答弁の中で言いましたが、1つは、やはり事業者の皆さんにね、5%が8%になるということで、いわゆる価格転嫁を円滑にやっていただくということが必要ではないかということで、そういったのを中部経済産業局、国と一緒にですね、価格転嫁Gメンといったものをつくってですね、これは丹念に、いろんな企業さん、流通団体の皆さんのご意見とか、苦情も含めてですけど、意見をお伺いしながらそういったことを丹念にやっていくというのが1つ。それが施行に向けての段取りというのは、そういった面があろうかと思います。
 そしてもう1つはですね、確かに、3月だんだんだんだん後半になってくると、昨日なんかもデパート、スーパーは相当な人だかりだったと聞いておりますが、やはり駆け込み的な需要が相当あるのは事実だと思いますから、それが4月以降ね、一旦は落ち込むと思いますが、できるだけ早く回復するように、我々としてはしっかり地域の産業、経済対策、これはやってかないかんというふうに思います。
 あと、申し上げておりましたが、今日の新聞の各紙面でも、4月からこうなるということに対してね、あれは国の施策だけなんで、消費税は上がるけれども、低所得者に対する臨時特例の給付金だとか、子育て支援世帯に対する給付金というのも書いてありましたが、2月議会で子育て支援減税手当も可決いただきましたので、国の給付金とあわせて愛知県独自で、子育て世帯にも、中学生までの方、お一人1万円給付をさせていただくということも、これも一番早いところで8月ぐらいじゃないかと思いますが、8月、9月、10月の段階でお届けできるということも、消費の落ち込みを防ぐ1つの手だてにはなるのではないかというふうに思っております。
 こればっかりはね、やはりどうしても消費課税を導入するときにつきものでありますから、この状況をよく見ながら、我々にできる、特に中小企業対策とか円滑な転嫁対策とか、また様々なそういった産業振興対策をきめ細かくやっていきたいというふうに思っています。
(3)

愛知県芸術劇場の舞台管理の公募について

【記者】  愛知県芸術劇場の舞台管理の公募を巡って、募集要項に定めた資格を一部欠く業者が受注しているという指摘があります。県の外郭団体が決めたことですが、県としてはどういう認識でいますか。 
【知事】  この報道がなされるちょっと前にですね、こういった話がありますということを文化振興事業団から報告を受けております。
 文化振興事業団は、明日の4月1日から芸術劇場を中心とした愛知芸術文化センターの指定管理者になるわけでございます。今までは県の直営で単なる管理だけだったというのがね、自らこれを運営していくということになりますので、そういう意味で、今までの舞台操作管理業務につきましても、いろいろな業務に関する提案も含めたプロポーザル方式にして、いろいろな客観的な、外部の方、いろいろなそういう芸術館とか劇場を運営している責任者の方に集まっていただいて、そういった会議をつくって点数を入れてもらって、その点数が高い方を選んだと、こういうふうに聞いております。
 こういった形での指摘がされたということは大変残念でありますけれども、事業団からは手続は適正に行っているというふうに報告を聞いております。
 今回、事業団の契約の中でのやり方ということでありますので、それで適正に進んでいるということではないかと思いますが、ただ、今後はこういう何か行き違いみたいなことがないようにですね、それはしっかりと事務執行を適切に行っていただきたいというふうに思います。
 いずれにしても、これは当事者間でね、文化振興事業団と入札に参加した方との間でね、それは協議して解決してもらえる案件だというふうに私は思っております。
(4)

中部国際空港の名称について

【記者】  今月の名古屋市会において、中部国際空港の名称を名古屋国際空港にしたらどうかという質問に対し、名古屋市が検討していきたいと答弁をされました。知事として、名称を変えることについてはどういうお考えですか。
【知事】  まさにいろんなご意見があるのは承知しておりますし、もともとこちらのね、通称「小牧」といいますかね、小牧、春日井、豊山に至る今の県営名古屋空港のところはね、あれは名前が「名古屋空港」だったですよね。ですから、国際コードネームもNGOになっているんですね。ですから、そういうご意見はもちろんあると思いますが、こちらから新たな場所に移すというときにですね、三重県さん、岐阜県さん、それから関係の皆さんも含めて相談をして。
 最初に向こうがね、大阪空港じゃなくて関西国際空港に、関西の名前を冠したから、それに倣ったんじゃないかなという感じはしますけど、中部国際空港という名前にしたものですから、当面はそれでね。これで来年10年ですか、当面はそれでいくんだろうと思いますけど、いろいろなご意見をいただく中で、関係者の中で協議していけばいいんではないかというふうに思っております。
 今現在、私自身、まだそこまでの考えはまとまっておりません。これからだと思います。
【記者】  河村市長にお聞きしたら、「信長空港」がいい、とおっしゃっていました。知事として、例えばこんな名称も可能性があるというのがあれば教えてください。
【知事】  いろんな意見があればねお聞きしていけばいいと思いますけど、なかなかそう簡単には、名前変えるって話は。ロゴもつくっちゃったしね、中部国際空港、セントレアというロゴもつくっちゃったし、いろんなキャラクターもつくっちゃったので、それは半年や1年でどうのこうのという話にはならんと思いますね。いずれにしても、いろんな方のご意見をお聞きしていく中で一番ベストな案がといいますかね、ベストな方向ができればというふうに思ってますけど。