知事の記者会見
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平成26年5月19日(月) 午前10時00分
1.

知事発言

(1)

「あいち子育て女性再就職サポートセンター」の開設について

【知事】  おはようございます。5月19日月曜日の定例記者会見を始めさせていただきます。
 「あいち子育て女性再就職サポートセンター」の開設について、ご報告をいたします。
http://www.pref.aichi.jp/0000072014.html
出産や子育てで離職をされた女性の再就職を支援する「あいち子育て女性再就職サポートセンター」を、来週の5月27日の火曜日、名古屋駅前の愛知県産業労働センター(ウインクあいち)の17階に開設いたします。
 ここには、「あいち労働総合支援フロア」というのがございまして、お手元にお配りの資料の一番最後のところ、これは17階ワンフロアが労働相談コーナーとか職業相談コーナーとか、就労支援コーナーとか労働関係情報コーナーなどなど、そういったフロアになっておりますが、その一角に「あいち子育て女性再就職サポートセンター」を開設するということでございます。
 愛知県では、昨年9月に、「女性が元気に働き続けられる愛知」の実現に向けて、「あいち女性の活躍促進プロジェクトチーム」を設置し、女性の活躍促進に向けた課題、必要な施策等を検討してまいりました。今回、こうした取組のひとつとしてセンターを開設するものでありますが、その背景には、多くの女性の方が、出産、育児等で離職され、子育て世代で就業率が谷となる、いわゆるM字カーブが、愛知県では全国的にも深いということがございます。少子高齢化が進む中で「日本一元気な愛知」を目指していくためには、女性が社会の中で活躍していくということが不可欠でございまして、働く意欲のある女性が、生き生きと働き続けられる環境の整備が必要でございます。
 このセンターでは、キャリア・カウンセラーなどの資格を持つ専門職員が、再就職に向けた相談やカウンセリングに応じるほか、離職後のブランク等で再就職への不安や悩みをお持ちの方には、ワークショップや職場実習にご参加いただけるわけでございます。子育て支援に関する情報や、スキルアップを図るための各種セミナーの情報なども効果的に提供させていただくほか、「あいち労働総合支援フロア」内の就労支援コーナーやマザーズハローワーク等の職業紹介機関などとも連携を図って、再就職につながるよう努めていきたいと考えております。託児もできますので、お子様連れの方も安心してご利用いただきたいと思います。今後も、女性を始め、県民の皆さま誰もが生き生きと働き、活躍できる「人が輝く愛知」を目指して取り組んでいきたいと考えております。
 そして、開設セレモニーというのが、この資料の裏面に書いてありますが、5月27日火曜日、午前9時15分から9時30分まで、私が行って看板がけをするということでございますので、来週火曜日ということでございまして、よろしくお願いを申し上げます。
 これはですね、実は、女性の就労支援ということにつきましては、私が国会議員をやっておりまして、厚生労働副大臣をやっておりましたときに、国会議員のときからもずっと取り組んでおりましたが、2006年から全国に、女性の就労支援専門のマザーズハローワークというのを設けておりまして、これは、東京、名古屋など全国で18か所、愛知県では、名古屋駅からちょっと南の、住友生命ビルの中にありますが、駅からちょっと遠いというのがありまして、雨の日なんか結構大変だというようなお声もありますが、この「ウインクあいち」は地下でずっと行けますので、ぜひお気軽にご利用いただければというふうに思っておりますし、このマザーズハローワークと何が違うかといいますとね、マザーズハローワークというのは、まさに通常のハローワークの女性版ということなので、求人票がバババッとあって、自分の希望は、といってマッチングをするということでありますが、今回の、この「子育て女性再就職サポートセンター」は、そこに行く前段階の方を応援しようということでございます。
 出産、育児で離職した女性で、再就職に向けた希望はあるけど漠然としていて、仕事への不安とか、家庭との両立が本当にできるのかどうか、ちょっと迷っている方とかね、第一歩を踏み出せない方を、何でもいろいろ相談を受けて、そして背中を押してあげるような役割ということかなと思います。
 ですから、専門家の指導のもとのワークショップとか職場実習とか、再就職に向けて1人1人に寄り添いながら、不安解消、モチベーションアップを行うなど、きめ細かな支援を行って、そうした心の準備が整った方をマザーズハローワークにご紹介するというような形の、前段階のことを、きめ細かくやるということが今回の特徴でございます。
 なおですね、マザーズハローワークというのは、再就職支援の女性版、女性用のハローワークでありますが、全国18か所。それから、ハローワークの中にマザーズコーナーというのもつくっておりまして、これは全国161か所で、愛知県内は3か所ということでございます。そこは普通のハローワークと同じく、もう1回申し上げますが、求人票がダッとあって、こちらの希望を書いて、いつからいつまで働き、それと照らし合わせてマッチングをすると、こういうことでございますが、それに行く前のいろんな、子育ての悩みとか、家庭と両立できるかとか、私に合う仕事ありますかねとか、いろんなご不安とかをざっくばらんにお聞きして、心の整理をして、それから、そちらにつなげていくということ。いきなり、ポンとハローワークへ行っていただく、その方が早いかもしれませんが、まずは、そういった形で、いろいろ相談しながらやっていくということも大事だと思いますので、ぜひ多くの皆さんにご利用いただければというふうに思っております。
 主な業務は、相談・カウンセリング業務とかワークショップですね。講師を呼んできて、そういった悩みを聞くような業務。それから、職場の実習業務。働く感覚を取り戻すための希望の職場、こういう職場とあれば、行っていただいて、実習してもらうとかいうこと。それから、ハローワークとかの連携などなどを行うということにいたしております。
 ちなみに、この「あいち労働総合支援フロア」、17階のフロアは、平成25年度で7万人の利用がございました。従って、ぜひ、こういった形で、出産、子育て中、もしくは一息ついたという方の再就職に、きめ細かく応援をしていきたいと思います。
 また、ここは非常に名古屋駅から近くて便利がいいわけでございますが、他にも、どうしても名古屋へ来られないという方もおられますから、三河におきましても、専門家による臨時相談、また、再就職のためのセミナーを開催したいと思います。臨時相談は、西三河、東三河でそれぞれ各3回、再就職のセミナーは東三河で1回開催を予定いたしておりまして、詳細は今後詰めてまいります。
 ということでございますので、来週オープンをしますので、また、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
  
(2)

ESDユネスコ世界会議半年前イベント「あいち・なごやESDフェスタ2014 in名古屋」の開催について

【知事】  ESDユネスコ世界会議の半年前イベントにつきましては、連休明け、5月11日にモリコロパークで、また、5月17日に穂の国とよはし芸術劇場プラットで実施をいたしまして、多くの皆様にお越しいただきました。ありがとうございました。5月11日にはSKE48の皆さん、また、5月17日にはBOYS AND MENの皆さんにも来ていただきまして、盛り上げていただきました。
 また、今度は名古屋のオアシス21におきまして、6月7日、8日の2日間、名古屋地区の半年前イベントを行いたいと思います。(http://www.pref.aichi.jp/0000072292.html
 2日とも、午前11時から午後5時までということでございまして、初日の7日土曜日は、最近CMなどで話題の橋本環奈さんが所属するアイドルグループRev.from DVLのトークライブステージのラジオ公開録音なども実施いたしますので、また奮ってご参加いただきたいと思っております。このほか、ユネスコスクール、NPO、企業など、ESDに係る取組団体によるステージ発表、ブース展示、ワークショップなどを実施いたしまして、ESDを身近に感じていただける内容となっております。11月の本番の会議に向けまして、さらに盛り上げていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
  
(3)

知事の海外渡航について

【知事】  私は明日、明後日で、上海に急遽行ってまいります。中部国際空港の路線を充実させるためのエアポートセールスを実施いたします。
 今回訪問するのは、上海を本拠とする吉祥航空でございまして、吉祥航空さんは2005年に設立され、2006年に運航を開始したフルサービスキャリアの航空会社でございまして、近年、積極的な路線展開を行っております。
 日本へは、今年1月に上海−那覇便、それから4月には上海−関空便を就航いたしました。4月に関空便を開設した際、次は福岡、中部を検討しているというお話がありまして、今回、吉祥航空さんが非常に前向きなので、ぜひ行ってほしいというご要請もいただいて、明日、上海へ参りまして、向こうの吉祥航空さんの社長さんの趙宏亮さんにお会いすることとなっております。明日の午後2時から3時まで、この吉祥航空本社でお会いして、中部空港、セントレア便の開設を要請したいというふうに思っております。いずれにしても、前向きに検討していただいているということでありますから、大いに期待をしたいと思います。
 吉祥航空さんはですね、中国国内に50路線以上、海外ではアジアの各国に就航しております。LCCではなくて、むしろ少し、ちょっとグレードの高いお客さんをという航空会社というふうに聞いております。親会社は食品会社と聞いておりますが、いずれにしても、上海を拠点にどんどん広げていくということでありますから。中国から日本に来る方々は、やはり中国の飛行機会社を使う方が多いようでございますので、これを機会に、大いに、また、この中部地区にもお越しいただけるように期待したいというふうに思います。
 ちなみに、大分、お客さんは増えてきておりまして、中部空港を利用した中国国籍の方の入国実績は、平成23年には一旦減少しましたが、平成24年は11.5%増え、平成25年は12.4%増えたんですが、今年に入ってからは、1月は前年同月比で70%近く増え、1月が68%増、2月が67%増ということでありますから、着実に増えておりまして、この機をしっかりとらまえて、大いに路線を確保し、さらに増やしていければというふうに思っております。
  
2.

質疑応答

(1)

「あいち子育て女性再就職サポートセンター」について

【記者】  「あいち子育て女性再就職サポートセンター」に関して、愛知県はM字カーブが全国的に見ても深いという説明がありましたが、具体的には、全国的にどの程度ですか。数値とか順位とか、分かるものがあれば教えていただけますでしょうか。
【知事】  M字カーブの数値は、例えば、30歳から34歳の30歳代前半の女性の就業率が、全国は68.2%ですが、愛知県は64.7%というふうに落ち込んでいると。35歳から39歳が、全国は67.1%ですが、愛知県は66.4%ということで、落ち込んでいるという数値があります。全国的に何位なのかは、また部局から聞いていただければと思いますが。
 25歳ぐらいから少しずつ下がり出して、40歳代の前半まで全国平均を下回る。残りは、愛知県は女性の就業率が全国平均を上回っているんです。24歳までは、みんな働いている。45歳以降も、全国よりも就業率が上回っている。そこの数字で見ますと、特に30代が、ぽこんとへこんでいるというのが、きれいに出てきますので、それだけ、結婚して子どもさんを産んで、やめちゃう人が多いんだろうなということなので、何とか、そこがへこまないようにやっていくということが、我々の大きな目標だというふうに思っています。
【記者】  「あいち子育て女性再就職サポートセンター」は、実際に何人の体制でやられますか。また、マザーズハローワークに行かれる前段階の方を対象にするとのことですが、そのような支援は、全国的に見て珍しいものですか。
【労政
 局長】
 スタートの体制は、キャリアカウンセラーが4名で、常時2名がその場に立ち会っているという状況です。
 マザーズハローワークに繋げるということに関しては、連携をしている所は全国にもあります。特に、先行事例としては、福岡県と埼玉県があります。
(2)

ESDユネスコ世界会議について

【記者】  ESDユネスコ世界会議についてですが、知事自身、名古屋駅前のSKEの看板のオープニングに行かれたり、豊橋の半年前イベントに足を運ばれたりされていますが、ESDに対する、みなさんの認知度・浸透度は、どのような印象でしょうか。
【知事】  大分、認知度は上がってきたのではないかというふうに思っておりますが、そうはいってもですね、やっぱり普通の日常の生活を考えて、ESDで何がどう変わって、関係するのかということになりますとね、どうしても、そこら辺のところの結びつきという点では、まだまだだと思いますから、そういうテーマでもありますしね。どうしても、ちょっと抽象的なテーマになりやすいし、そして、子どもたちの未来を中心に、環境とか世界平和、国際理解、とにかく非常に焦点が広いので、なかなか、1つのテーマにフォーカスしにくいということもありましてね、認知度を上げていく、そして多くの皆さんに知っていただいて、参加をしていただくというのは、最後まで苦労すると思いますよ、これは。
 だから、最後まで苦労すればいいということで、一生懸命、悩みながら、汗をかきながら、汗をふきふき、最後まで我々、全力で、苦労に苦労を重ねて、しっかりとPRをして、一人でも多くの方にご参加いただく、理解していただくという形で進めていければいいかなというふうに思っています。
(3)

フィギュアスケートの浅田真央選手の来季の動向について

【記者】  フィギュアスケートの浅田真央選手が、来季に休養する意向を固めたということが分かりまして、現役を続行するかどうかの判断を、今日の午後にでも会見で言うのではないかとの話もあります。浅田選手が休養の意向を固めたことについて、ご所感があればお伺いさせてください。 
【知事】  朝、出がけのニュースで流れとったね。来季は、とりあえず休養っていうことでしょ。ということは、きっと現役を続行するのかどうかは、その休養が明けてみてということなんでしょう。ですから、我々はとにかく、温かく見守っていきたいというふうに思います。
 地元出身で、地元の子で、国際大会からオリンピックから、これだけ頑張ってくれた選手ですから、そういう意味では、本当によくやっていただいたということと、本当に我々を感動させていただいたということで、心から感謝を申し上げたいというふうに思います。
 心身ともに、さぞ疲れたんだろうと思いますよ。だから、しばらくは、やはり自分自身を見詰めながら、休養しながら充電をしていくということも必要じゃないかと思いますね。ですから、来季休養ということで、大いに、本当に休養していただいて、また、スポーツ選手としてはもちろんですけれども、人間として、一回りも二回りも大きくなっていただけるように、大いに、その間充電をしていただければありがたいかなというふうに思います。
 私からはとりあえず、本当にお疲れさまでした、ご苦労さまでしたということを申し上げたいと思います。
(4)

愛知県動物保護管理センター職員の書類送検について

【記者】  捨て猫の引取りを拒否したということで、愛知県動物保護管理センターの職員が書類送検されたという事案について、知事はどう捉えられていますか。
 また、現場の職員は法律の狭間で悩んでいるようですが、それを解消する手立てなどについて、何か考えておられれば教えてください。
【知事】  これはですね、先週末から報道されておりまして、愛知県動物保護管理センターの知多支所の所長と、その管内の警察署の職員が、捨て猫を、これは、どこの飼い主かわからないから受け取れないからということで、元いた場所に置いておいてねということで、自活可能であれば放してくださいと、こういうことでやって、実際、警察署の署員の方が放したということを受けて、県警、警察の中で調べて、これが法律に触れるのではないかと、書類送検をしたという事案だというふうに聞いております。
 全国の自治体も全部そうだと聞いておりますが、動物の愛護及び管理に関する法律の解釈、運用ですけれども、猫については犬と異なりましてね、けい留義務とか登録制度はなく、外飼い、外で飼うことも認められている状況でありますので、本県におきましては、所有者の不明な猫につきましては、引取りの相談があった場合は、所有者が存在する可能性について相談者に説明し、元の場所に戻すように依頼をしているということでございます。
 この動物愛護法に規定する遺棄については、「故意に一般に危険な場所に置き去りにする行為」というふうに法律に書いてありますので、本県としては、自活可能な猫を元の場所に戻す行為は遺棄に当たるとは考えていないということで、従来から、同様の取扱いをしているところでありまして、当該職員の行為に違法性はないというふうに考えております。
 書類送検をされたということなので、今後、警察からの聞き取り調査というのが想定をされるわけでありますが、当該職員の行為に違法性はないということを、しっかり説明していくということになろうかと思っております。これは、全国の自治体も全て、同じ取り扱いをしているというふうにお聞きをいたしております。
 ただ、こうしたトラブルを未然に防止し、職員が適切に職務を果たしていくためにも、動物愛護法を所管する環境省は、こうした遺棄の定義などを明確にするということが必要ではないかと、そのことは、環境省の方には強く申し上げていきたいと思います。
 要は、曖昧だから、現場でこういうトラブルが、ずっとそういうことになるので、それでは現場の職員が対応できなくなりますので、こういう本来の趣旨というか、こういう法律・制度が運用できなくなりますので、そこはやはり、法律をつくった国会、これは確か議員立法だと思ったけどね、だとしたら国会、そして運用する環境省が、そこのところを明確に、明快にしてもらわないと、何か、ツケだけが、実行する都道府県なり市町村といいますかね、地方自治体の職員に回ってくるというのでは、いかがなものかという気が、私はいたしますね。
 いずれにしても、今申し上げた経過なので、国の方には、やはり、法律・制度をつくった以上は円滑に運用できるように、その枠組みもしっかり整備して欲しいということは、申し上げていきたいというふうに思っております。
【記者】  「違法性はないと考えている」ということですが、今回の書類送検に関しては、かなり違和感を感じている、もしくは、遺憾に感じているということですか。
【知事】  これは、捜査当局が、そういう判断をして書類送検をしたということなので、それはそれで、そういう報告が我々の担当部局のところにも来ていますから、いずれまた、担当部局に、そういう事実の説明、実態とか、運用の説明を、ということがあるんでしょうから、それはそのときは、いや、我々はこういう運用をしておって、違法性はないと考えてやっております、ということを、担当部局が言うということだと思っております。